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49.静かに動き出す
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翌日、ターニャの授業を受けた後、自室であれこれとマーシアに尋ねることが出来た。
ターニャは今日も相当厳しくエレインに振舞ったものの、エレインは愚痴も零さずなんとかその時間を過ごすことに成功をした。あまりにわかりやすい煽りに乗ることもなく、逆らうこともなく、けれども彼女を助長させることもなく、授業の内容に集中をした。
ターニャ自身もいくらかエレインが「案外と育て甲斐がある生徒」だと思ってくれてはいるようで、少しずつマナーや教養のレベルがあがって来たことをエレインは実感をしていた。とはいえ、それでも相変わらず、ターニャはわかりやすいほど「王太后派」であることを隠しもしなかったが。
「天恵は女児は測らないのではないかと思います。そのう……測る前に、殺してしまうとお伺いしております。バーニャ様も最初は生まれてすぐに問答無用で幽閉されていらしたので、この国を出る前に測り直したと聞いておりますが……」
困惑の表情で答えるマーシア。それは確かにそうか、と思うエレイン。
(なるほど。となると、王太后様が天恵持ちの可能性があっても、誰もそれを知らないと)
マーシアは慌てて
「天恵を測る石は、持ち出しが出来ないものですから……幽閉されてしまったら、そこに持って行くことも出来ませんし」
と付け加えた。それへ、驚きの声をあげるエレイン。
「はい。とても重たいものですから、安置されております」
「そうなのか。ふむ」
だから、幽閉されてしまった者が天恵のあるなしを判断されることはないのだとマーシアは言う。それも確かにそうだ。そもそも幽閉前に天恵を測定して、あると判断されたらどうなるんだろう。その天恵が役立つものかどうかを調べなければいけなくなるし、それには時間も金も必要だ。ゆっくりと、何かが自分の中で動きだして、何かが「使える」と感じ取れるまで。それまで、エレインもいくらか時間はかかった。
(天恵というものは、個人によって感じ方が違う。すぐに自分が何を出来るのか判断できる者、まったくわからない者、判断したが違った者など、様々だと聞いた)
それでは。天恵があるのかないのかを探る以前に「使える」と判断が出来る者がいたらどうなるんだろうか。
(王太后が天恵を使えるとしたら)
いや、天恵持ちは1000人に1人と言われている。そう思えば、確かに女児がみな天恵を使えるというのは考えすぎだな……エレインは、明日ターニャからの教育が終わったら、また図書室に行こうと思う。
今日は、仕立て屋がやってくる日だった。王城に出入りする仕立て屋はほぼ王室御用達として決まっているようだったが、実は女性用のドレスはその仕立て屋ではなく女性専用の仕立て屋に来てもらうことになっている。クリスティアンの妻や、王太后、そして多分ガリアナに向かったバーニャのためのドレスは、その仕立て屋が作っていたようだ。
最初に離れで与えられた数多くのドレスは、そもそもクリスティアンが自分の妻に好き放題にドレスを作らせていた、その余りだったのだと聞いた。今回でその仕立て屋を呼ぶのは3回目。1回目は婚姻式のドレスと祝宴のドレスを仕立てた時。そして、もう1回は光彩の棟に来てから改めて日常身に纏うドレスを仕立ててもらったのだ。
だが、実のところエレインはその仕立て屋があまり好きではない。自分がガリアナ王族だからなのか、敵意をなんとなく感じる。勿論、仕事はとてもきちんとしている。いつも素晴らしいものを作り上げてくれるのだが、なんとなく言葉尻に棘があるように感じるのだ。表面的には恭しく振舞っているけれども。
(身内を、戦ででも亡くしてしまった可能性もある。仕方がない)
我慢をして採寸をしてもらう。少し痩せたようだと言われて驚いた。むしろ、最近は何かにつけて茶を飲みながら菓子を食べているので太っているはずでは、と思っていたからだ。
しかし、考えれば光彩の棟にやって来てからは、鍛錬所を使えるようになった。朝、水だけを飲んで何も食べないまま鍛錬を行う。それが良かったのだろうか。それと、夜も眠るだいぶ前に食事を終えて、その後は茶を少し飲む程度。戦場では、姫と言う立場でありながらも夜番や深夜番などをこなしていたため、食事の時間は不規則で、食べてすぐ眠ったりもしていた。要するに、生活のリズムが整った状態で、鍛錬をしていたらなんとなく痩せたようだった。
毎回ドレスを脱いで肌着の状態で採寸をするのだが、今日採寸をする時に手首につけたブレスレットを仕立て屋は気にした。これをいつもつけているのですか。手首が見えるドレスを着用した場合、いつもこれが見えるのですか。色を合わせましょうか。少しテイストが……など、自分が仕立てるドレスとそれが合わないかもしれない、と心配をされる。
「いえ。長さを調整できますので、手首を出した方が良いドレスを着た時は、二の腕にでもつけますので」
素直にエレインはそう言った。要するに、ドレスのデザインに左右されるものでもなければ、左右するものでもないと。仕立て屋は「かしこまりました」と言って、それ以上は特に触れなかった。
仕立て屋が帰った直後、ランバルトがやって来た。少し疲れた顔をエレインが見せてしまっていたのか、彼はすぐさま「どうかしましたか」と尋ねて来た。
「いいえ、採寸をしたので、少し疲れただけです」
そう言いながら、採寸ぐらいで疲れを見せるとは……と自分を心の中で叱責するエレイン。これは、きっと精神的なものだと思う。ターニャの授業、そして採寸、といくらか気を張ることが続いてしまったからだ、と。
ランバルトはそれを聞くと、ぴくりと眉をあげた。
「仕立て屋が来ていたのですか」
「ええ。王族の女性が呼ぶ仕立て屋だと聞いていますが」
「……そうですね。ん……」
かすかに眉間を寄せるランバルト。その様子に気付かないエレインではない。
「何か?」
「多分なのですが、王太后様のところにも行っているようですね……回廊で会ったんですよ。ここだけに用事があるならば、回廊は使わず居館に戻って王城から出て行くでしょう?」
「……なるほど」
嫌な話だ、となんとなくエレインの表情が曇る。ランバルトは彼女の気持ちを察したのか「ご報告をしたいのですが、人払いをお願いできますか」と話を変えた。すぐにエレインは侍女に手をあげて部屋から出てもらう。
「例の蛇なんですけど」
「うん」
「やはり毒蛇でした」
「毒性はどれぐらいの強さかわかりましたか?」
「だいぶ。個人差はあるようですが、死に至る可能性が高いようです。一応王城で解毒剤は用意されてはいましたが」
「侵入経路は」
「さすがに、そこは無理でしたね」
そう言ってランバルトは「申し訳ございません」と言った。彼は別段王城の警備に携わっている立場ではない。だから、それはアルフォンスの副官、直属の部下という立場からの謝罪なのだろう。
「だいぶ暴れて、噛まれそうになりましたよ……ほんと、生きていてよかったです」
そう言ってランバルトは肩を竦める。エレインは小首を傾げて
「あなたにも天恵をかけたはずですけれど……あなたとわたしの2人にしか作用させなかったので、結構な時間大丈夫だったはずですよ」
と言った。それを聞いてランバルトは慌てる。
「あっ、はい、それはわかっていたんですが、それでも怖くてですね……」
まあ、ガーディアンの天恵をかけられたと言われてもピンと来ないのだろう。エレインはそう思って「何にせよ噛まれなかったならよかったです」と告げた。
「とはいえ、そう大きくもないサイズでしたから、袋に入れて持ち込むことが出来たんじゃないかと思います。居館からこちらの棟までの間ですから、棟の入口を守る護衛騎士たちは見ていないでしょうね……」
「わたしがあの庭園を使うようになったのは最近です。それを知る者といえば、そう多くはない。この棟の者、アルフォンス、あなた、それからターニャも知っていますね……」
先日、ターニャに庭園管理の話をふられた。大方、王太后からでも話を聞いたのだろう。そこで、エレインは庭園を今使っていることを迂闊に話してしまった。あれがよろしくなかったのかもしれない、と思う。
「その人々の中ではターニャが有力ではありますね」
「何にせよ、害がない庭師が巻き込まれる可能性もあったでしょう。それを呪いだと言われれば、王太后の命が次に危なくなる。けれども、アルフォンスはそういった手荒なことをしない。それを知っている、つまり逆に王太后側だとも言えるでしょうね」
エリーストを盾にしている王太后。彼女のやり口かどうかと問われれば、可能性が高くもない毒蛇を庭園に放ったことは、逆に「それぐらいしか出来ない」ことの表れでもないかと思う。この光彩の棟には手を出せない。だが、王城の中ならなんとかなる。そういう雰囲気をエレインは感じ取っている。
と、その時ドアの外にいる護衛騎士から声がかかった。
「宰相がご訪問をご希望していらっしゃいます。本日であればいつでも良いとのことですが、いかがいたしますか」
「おや」
と声をあげるのはランバルトだ。
「あれかな。来月の終戦条約についての話かな」
エレインはランバルトの許可をとって「今からでも」と告げる。
「ご一緒いたしましょうか?」
「いや。宰相と話をするのは初めてなので、一人で対応をしてみます」
「かしこまりました」
そう言ってランバルトは退出をした。
ターニャは今日も相当厳しくエレインに振舞ったものの、エレインは愚痴も零さずなんとかその時間を過ごすことに成功をした。あまりにわかりやすい煽りに乗ることもなく、逆らうこともなく、けれども彼女を助長させることもなく、授業の内容に集中をした。
ターニャ自身もいくらかエレインが「案外と育て甲斐がある生徒」だと思ってくれてはいるようで、少しずつマナーや教養のレベルがあがって来たことをエレインは実感をしていた。とはいえ、それでも相変わらず、ターニャはわかりやすいほど「王太后派」であることを隠しもしなかったが。
「天恵は女児は測らないのではないかと思います。そのう……測る前に、殺してしまうとお伺いしております。バーニャ様も最初は生まれてすぐに問答無用で幽閉されていらしたので、この国を出る前に測り直したと聞いておりますが……」
困惑の表情で答えるマーシア。それは確かにそうか、と思うエレイン。
(なるほど。となると、王太后様が天恵持ちの可能性があっても、誰もそれを知らないと)
マーシアは慌てて
「天恵を測る石は、持ち出しが出来ないものですから……幽閉されてしまったら、そこに持って行くことも出来ませんし」
と付け加えた。それへ、驚きの声をあげるエレイン。
「はい。とても重たいものですから、安置されております」
「そうなのか。ふむ」
だから、幽閉されてしまった者が天恵のあるなしを判断されることはないのだとマーシアは言う。それも確かにそうだ。そもそも幽閉前に天恵を測定して、あると判断されたらどうなるんだろう。その天恵が役立つものかどうかを調べなければいけなくなるし、それには時間も金も必要だ。ゆっくりと、何かが自分の中で動きだして、何かが「使える」と感じ取れるまで。それまで、エレインもいくらか時間はかかった。
(天恵というものは、個人によって感じ方が違う。すぐに自分が何を出来るのか判断できる者、まったくわからない者、判断したが違った者など、様々だと聞いた)
それでは。天恵があるのかないのかを探る以前に「使える」と判断が出来る者がいたらどうなるんだろうか。
(王太后が天恵を使えるとしたら)
いや、天恵持ちは1000人に1人と言われている。そう思えば、確かに女児がみな天恵を使えるというのは考えすぎだな……エレインは、明日ターニャからの教育が終わったら、また図書室に行こうと思う。
今日は、仕立て屋がやってくる日だった。王城に出入りする仕立て屋はほぼ王室御用達として決まっているようだったが、実は女性用のドレスはその仕立て屋ではなく女性専用の仕立て屋に来てもらうことになっている。クリスティアンの妻や、王太后、そして多分ガリアナに向かったバーニャのためのドレスは、その仕立て屋が作っていたようだ。
最初に離れで与えられた数多くのドレスは、そもそもクリスティアンが自分の妻に好き放題にドレスを作らせていた、その余りだったのだと聞いた。今回でその仕立て屋を呼ぶのは3回目。1回目は婚姻式のドレスと祝宴のドレスを仕立てた時。そして、もう1回は光彩の棟に来てから改めて日常身に纏うドレスを仕立ててもらったのだ。
だが、実のところエレインはその仕立て屋があまり好きではない。自分がガリアナ王族だからなのか、敵意をなんとなく感じる。勿論、仕事はとてもきちんとしている。いつも素晴らしいものを作り上げてくれるのだが、なんとなく言葉尻に棘があるように感じるのだ。表面的には恭しく振舞っているけれども。
(身内を、戦ででも亡くしてしまった可能性もある。仕方がない)
我慢をして採寸をしてもらう。少し痩せたようだと言われて驚いた。むしろ、最近は何かにつけて茶を飲みながら菓子を食べているので太っているはずでは、と思っていたからだ。
しかし、考えれば光彩の棟にやって来てからは、鍛錬所を使えるようになった。朝、水だけを飲んで何も食べないまま鍛錬を行う。それが良かったのだろうか。それと、夜も眠るだいぶ前に食事を終えて、その後は茶を少し飲む程度。戦場では、姫と言う立場でありながらも夜番や深夜番などをこなしていたため、食事の時間は不規則で、食べてすぐ眠ったりもしていた。要するに、生活のリズムが整った状態で、鍛錬をしていたらなんとなく痩せたようだった。
毎回ドレスを脱いで肌着の状態で採寸をするのだが、今日採寸をする時に手首につけたブレスレットを仕立て屋は気にした。これをいつもつけているのですか。手首が見えるドレスを着用した場合、いつもこれが見えるのですか。色を合わせましょうか。少しテイストが……など、自分が仕立てるドレスとそれが合わないかもしれない、と心配をされる。
「いえ。長さを調整できますので、手首を出した方が良いドレスを着た時は、二の腕にでもつけますので」
素直にエレインはそう言った。要するに、ドレスのデザインに左右されるものでもなければ、左右するものでもないと。仕立て屋は「かしこまりました」と言って、それ以上は特に触れなかった。
仕立て屋が帰った直後、ランバルトがやって来た。少し疲れた顔をエレインが見せてしまっていたのか、彼はすぐさま「どうかしましたか」と尋ねて来た。
「いいえ、採寸をしたので、少し疲れただけです」
そう言いながら、採寸ぐらいで疲れを見せるとは……と自分を心の中で叱責するエレイン。これは、きっと精神的なものだと思う。ターニャの授業、そして採寸、といくらか気を張ることが続いてしまったからだ、と。
ランバルトはそれを聞くと、ぴくりと眉をあげた。
「仕立て屋が来ていたのですか」
「ええ。王族の女性が呼ぶ仕立て屋だと聞いていますが」
「……そうですね。ん……」
かすかに眉間を寄せるランバルト。その様子に気付かないエレインではない。
「何か?」
「多分なのですが、王太后様のところにも行っているようですね……回廊で会ったんですよ。ここだけに用事があるならば、回廊は使わず居館に戻って王城から出て行くでしょう?」
「……なるほど」
嫌な話だ、となんとなくエレインの表情が曇る。ランバルトは彼女の気持ちを察したのか「ご報告をしたいのですが、人払いをお願いできますか」と話を変えた。すぐにエレインは侍女に手をあげて部屋から出てもらう。
「例の蛇なんですけど」
「うん」
「やはり毒蛇でした」
「毒性はどれぐらいの強さかわかりましたか?」
「だいぶ。個人差はあるようですが、死に至る可能性が高いようです。一応王城で解毒剤は用意されてはいましたが」
「侵入経路は」
「さすがに、そこは無理でしたね」
そう言ってランバルトは「申し訳ございません」と言った。彼は別段王城の警備に携わっている立場ではない。だから、それはアルフォンスの副官、直属の部下という立場からの謝罪なのだろう。
「だいぶ暴れて、噛まれそうになりましたよ……ほんと、生きていてよかったです」
そう言ってランバルトは肩を竦める。エレインは小首を傾げて
「あなたにも天恵をかけたはずですけれど……あなたとわたしの2人にしか作用させなかったので、結構な時間大丈夫だったはずですよ」
と言った。それを聞いてランバルトは慌てる。
「あっ、はい、それはわかっていたんですが、それでも怖くてですね……」
まあ、ガーディアンの天恵をかけられたと言われてもピンと来ないのだろう。エレインはそう思って「何にせよ噛まれなかったならよかったです」と告げた。
「とはいえ、そう大きくもないサイズでしたから、袋に入れて持ち込むことが出来たんじゃないかと思います。居館からこちらの棟までの間ですから、棟の入口を守る護衛騎士たちは見ていないでしょうね……」
「わたしがあの庭園を使うようになったのは最近です。それを知る者といえば、そう多くはない。この棟の者、アルフォンス、あなた、それからターニャも知っていますね……」
先日、ターニャに庭園管理の話をふられた。大方、王太后からでも話を聞いたのだろう。そこで、エレインは庭園を今使っていることを迂闊に話してしまった。あれがよろしくなかったのかもしれない、と思う。
「その人々の中ではターニャが有力ではありますね」
「何にせよ、害がない庭師が巻き込まれる可能性もあったでしょう。それを呪いだと言われれば、王太后の命が次に危なくなる。けれども、アルフォンスはそういった手荒なことをしない。それを知っている、つまり逆に王太后側だとも言えるでしょうね」
エリーストを盾にしている王太后。彼女のやり口かどうかと問われれば、可能性が高くもない毒蛇を庭園に放ったことは、逆に「それぐらいしか出来ない」ことの表れでもないかと思う。この光彩の棟には手を出せない。だが、王城の中ならなんとかなる。そういう雰囲気をエレインは感じ取っている。
と、その時ドアの外にいる護衛騎士から声がかかった。
「宰相がご訪問をご希望していらっしゃいます。本日であればいつでも良いとのことですが、いかがいたしますか」
「おや」
と声をあげるのはランバルトだ。
「あれかな。来月の終戦条約についての話かな」
エレインはランバルトの許可をとって「今からでも」と告げる。
「ご一緒いたしましょうか?」
「いや。宰相と話をするのは初めてなので、一人で対応をしてみます」
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そう言ってランバルトは退出をした。
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