18 / 47
Ⅴ 突然の転落
④
しおりを挟む
リンが起き上れるようになり数日が経過した。毎朝リンの部屋にドーラ殿下が訪室する。
「やあ、リン。おはよう。少しは動いている?」
「ドーラ王子殿下。おはようございます。日中は室内を歩くようにしております。ご心配、感謝いたします」
声をかけに立ち寄ってくれるドーラ殿下に丁寧にお礼を伝える。この人に失礼が無いように細心の配慮をリンは心がけている。ここで捨てられたらリンは生きて行けない。
「今日、体調が良ければ十時のお茶を一緒にどうかな?」
「はい。喜んで」
痛みは改善している。熱も引いた。今後について話をしなくてはいけない。リンは覚悟を決めて左腕に輝くブレスレットを握りしめた。
リンは十時に温室に来るよう指示を受けた。寝巻の様な室内着から、用意してもらった服に着替えた。服はアローラ国のものと変わりなかった。ザザ国とアローラ国は領土問題で戦争をしたことがあり国交が途絶えているため、互いに警戒している。そんな状況のザザ国に居ることがリンの緊張を高ぶらせる。
「こちらでございます」
案内してくれる侍女に従い城の中を移動した。アローラ国の王城に比べてこじんまりした城。もしかしたら別荘程度の場所かもしれないと想像する。
一階に温室があった。その中に入るよう促される。
「失礼します」
「どうぞ。リン、こちらに」
温かな温室に様々な花。瑞々しい緑が花の美しさを際立たせている。その中心に東屋のように豪華なテーブルセット。テーブルの上には洋菓子とフルーツが並ぶ。リンが席に着くと侍女が温かいお茶を注いでくれる。
「さて、リン。城内を歩いても息切れや苦しさ、痛みは出ない?」
「はい。大丈夫です」
背中の痛みは我慢できないほどではない。
「では、少し長く話しても大丈夫だろうか?」
「はい」
一度紅茶を飲むドーラ王子。リンも一口いただく。温かくて渋みの少ない、飲みやすい味だ。
「リンが今後どうしたいか、聞きたい」
ドーラ王子の言葉にリンは深呼吸して答える。
「はい。僕はアローラ国を国外追放になりました。罪状は良く理解できませんでした。僕とカロール殿下は愛し合っていましたが、侯爵家の令嬢に嵌められたのだと思います。僕が居なければ侯爵家がカロール殿下の婚約者になれると言っていました。カロール殿下不在の時に侯爵家の権限で罪人とされました。本来ならカロール殿下に会いに行きたいです。でも、背中の罪人の焼き印。それに鞭の痕。これを背負ってカロール殿下に会うなど出来ません。もう、僕はアローラ国に戻ることは、出来ないと思っています」
悔しくて苦しくてリンは唇を噛みしめた。
「そうか。大変だったね。では、リン・ジャルルの名を捨てて、このザザ国で生きるか? そうだな。この国で生きるのならば、侍女や侍従などの下働きでも出来るかな?」
「はい。何でもします」
どうせ伯爵家にもアローラ国にも戻れない。名を捨てても構わなかった。
「いや、冗談だ。さすがに首に金の保護帯をつけた者を下働きなど、絶対無理だ。金の保護帯はどの国でも上級貴族と王族しか身につけない。さらに着けている間は王家や貴族に身を置く者である証だ。通常離縁や勘当、罪人となれば保護帯は外される。それを外されていないとなるとリンはまだ王家縁の者となる。今のはリンの覚悟を知りたかっただけだ」
あはは、と笑うドーラ殿下。リンは心の中でつぶやく。
(冗談に聞こえなかった……)
気を取り直してドーラ殿下に声をかける。
「保護帯は侯爵家の者では外せなかっただけです。この鍵はカロール殿下が所持していますから」
「そうか。ま、我が国に居ればいい。客人一人養えないほど貧困国ではないよ。リンは俺の客人だ。将来的に行くあてがなければ、この城の管理監督でもしたらいい。ここは国境近くに去年建てた別荘だ。なぜ、ここに建てたと思う?」
「え? 国境警備のため、ですか?」
「違うよ! セレスがいるからだよ!」
突然興奮したように大きな声を出すドーラ殿下。
「いやぁ、あれはよく晴れた春の日だよ。狩りで森を駆け抜けていたら、知らないうちにアローラ国に入ってしまっていた。そのことに気が付いて隠れるようにザザ国に戻る道を探していたら、天使に出会ったのだ。あの茶色の髪の毛。フワフワした癖毛にドングリの様な大きな瞳。白い肌がまた愛らしくて。知っているか? セレスは片頬に笑窪ができるのだぞ。はぁ、天使だ」
うっとりと頬を染めるドーラ殿下。リンは口を開けて呆けてしまった。
「もしかして、セレスが言っていた『一度だけ会ったアルファ』ってドーラ殿下ですか?」
「はあぁあ! セレスが俺の話題を、幼馴染に、したのかぁ! もう、嬉し死にする! もう、興奮で鼻血が止まらん」
椅子から立ち上がりグネグネ身もだえする姿にリンは静止してしまった。この人、ちょっと気色悪いかもしれない。これまで出会ったことがないタイプだ。
「笑窪は左頬の下ですよね」
「そうそう! 愛らしいよね。口角下ってのがまた良い」
悦に入っているドーラ殿下が面白くて可笑しくて、リンはクスリと笑った。
「うん。リンも笑っているほうが良い。ここはアローラ国ではない。リンは俺の客人だ。ゆっくり静養すればよい」
優しい王子顔に戻るドーラ殿下。くるくると表情が変わる面白い人だ。
「ありがとうございます。助けてくださり、心から感謝申し上げます。それに今後のことまで考えてくださりありがとうございます。僕にできる事は何でも致します」
ドーラ殿下に深く頭を下げる。
「では、今後、詳しくアローラ国の事を教えてくれ」
「はい。僕は男性オメガであり国政に関与しておりません。地方貴族の領地管理としての税金管理と産業収益管理の手伝い程度しか知識がありません。それでよければ全面的にご協力します」
「リン、それ本気で言っているの?」
「はい」
「もしかして、リンってクソ真面目? 今の話はさぁ、『アローラ国の事を教えてくれ』ってカッコつけて言っているけどさ、毎日暇さえあればセレスの話をしようって意味じゃないか」
半目でリンを睨んでいるドーラ殿下。貴族や王家でこんな人は見たことが無い。可笑しくて小さく笑って「それでしたら、喜んで」とお伝えした。
リンが笑うとドーラ殿下も笑ってくれた。笑うと少し心が晴れた。
「やあ、リン。おはよう。少しは動いている?」
「ドーラ王子殿下。おはようございます。日中は室内を歩くようにしております。ご心配、感謝いたします」
声をかけに立ち寄ってくれるドーラ殿下に丁寧にお礼を伝える。この人に失礼が無いように細心の配慮をリンは心がけている。ここで捨てられたらリンは生きて行けない。
「今日、体調が良ければ十時のお茶を一緒にどうかな?」
「はい。喜んで」
痛みは改善している。熱も引いた。今後について話をしなくてはいけない。リンは覚悟を決めて左腕に輝くブレスレットを握りしめた。
リンは十時に温室に来るよう指示を受けた。寝巻の様な室内着から、用意してもらった服に着替えた。服はアローラ国のものと変わりなかった。ザザ国とアローラ国は領土問題で戦争をしたことがあり国交が途絶えているため、互いに警戒している。そんな状況のザザ国に居ることがリンの緊張を高ぶらせる。
「こちらでございます」
案内してくれる侍女に従い城の中を移動した。アローラ国の王城に比べてこじんまりした城。もしかしたら別荘程度の場所かもしれないと想像する。
一階に温室があった。その中に入るよう促される。
「失礼します」
「どうぞ。リン、こちらに」
温かな温室に様々な花。瑞々しい緑が花の美しさを際立たせている。その中心に東屋のように豪華なテーブルセット。テーブルの上には洋菓子とフルーツが並ぶ。リンが席に着くと侍女が温かいお茶を注いでくれる。
「さて、リン。城内を歩いても息切れや苦しさ、痛みは出ない?」
「はい。大丈夫です」
背中の痛みは我慢できないほどではない。
「では、少し長く話しても大丈夫だろうか?」
「はい」
一度紅茶を飲むドーラ王子。リンも一口いただく。温かくて渋みの少ない、飲みやすい味だ。
「リンが今後どうしたいか、聞きたい」
ドーラ王子の言葉にリンは深呼吸して答える。
「はい。僕はアローラ国を国外追放になりました。罪状は良く理解できませんでした。僕とカロール殿下は愛し合っていましたが、侯爵家の令嬢に嵌められたのだと思います。僕が居なければ侯爵家がカロール殿下の婚約者になれると言っていました。カロール殿下不在の時に侯爵家の権限で罪人とされました。本来ならカロール殿下に会いに行きたいです。でも、背中の罪人の焼き印。それに鞭の痕。これを背負ってカロール殿下に会うなど出来ません。もう、僕はアローラ国に戻ることは、出来ないと思っています」
悔しくて苦しくてリンは唇を噛みしめた。
「そうか。大変だったね。では、リン・ジャルルの名を捨てて、このザザ国で生きるか? そうだな。この国で生きるのならば、侍女や侍従などの下働きでも出来るかな?」
「はい。何でもします」
どうせ伯爵家にもアローラ国にも戻れない。名を捨てても構わなかった。
「いや、冗談だ。さすがに首に金の保護帯をつけた者を下働きなど、絶対無理だ。金の保護帯はどの国でも上級貴族と王族しか身につけない。さらに着けている間は王家や貴族に身を置く者である証だ。通常離縁や勘当、罪人となれば保護帯は外される。それを外されていないとなるとリンはまだ王家縁の者となる。今のはリンの覚悟を知りたかっただけだ」
あはは、と笑うドーラ殿下。リンは心の中でつぶやく。
(冗談に聞こえなかった……)
気を取り直してドーラ殿下に声をかける。
「保護帯は侯爵家の者では外せなかっただけです。この鍵はカロール殿下が所持していますから」
「そうか。ま、我が国に居ればいい。客人一人養えないほど貧困国ではないよ。リンは俺の客人だ。将来的に行くあてがなければ、この城の管理監督でもしたらいい。ここは国境近くに去年建てた別荘だ。なぜ、ここに建てたと思う?」
「え? 国境警備のため、ですか?」
「違うよ! セレスがいるからだよ!」
突然興奮したように大きな声を出すドーラ殿下。
「いやぁ、あれはよく晴れた春の日だよ。狩りで森を駆け抜けていたら、知らないうちにアローラ国に入ってしまっていた。そのことに気が付いて隠れるようにザザ国に戻る道を探していたら、天使に出会ったのだ。あの茶色の髪の毛。フワフワした癖毛にドングリの様な大きな瞳。白い肌がまた愛らしくて。知っているか? セレスは片頬に笑窪ができるのだぞ。はぁ、天使だ」
うっとりと頬を染めるドーラ殿下。リンは口を開けて呆けてしまった。
「もしかして、セレスが言っていた『一度だけ会ったアルファ』ってドーラ殿下ですか?」
「はあぁあ! セレスが俺の話題を、幼馴染に、したのかぁ! もう、嬉し死にする! もう、興奮で鼻血が止まらん」
椅子から立ち上がりグネグネ身もだえする姿にリンは静止してしまった。この人、ちょっと気色悪いかもしれない。これまで出会ったことがないタイプだ。
「笑窪は左頬の下ですよね」
「そうそう! 愛らしいよね。口角下ってのがまた良い」
悦に入っているドーラ殿下が面白くて可笑しくて、リンはクスリと笑った。
「うん。リンも笑っているほうが良い。ここはアローラ国ではない。リンは俺の客人だ。ゆっくり静養すればよい」
優しい王子顔に戻るドーラ殿下。くるくると表情が変わる面白い人だ。
「ありがとうございます。助けてくださり、心から感謝申し上げます。それに今後のことまで考えてくださりありがとうございます。僕にできる事は何でも致します」
ドーラ殿下に深く頭を下げる。
「では、今後、詳しくアローラ国の事を教えてくれ」
「はい。僕は男性オメガであり国政に関与しておりません。地方貴族の領地管理としての税金管理と産業収益管理の手伝い程度しか知識がありません。それでよければ全面的にご協力します」
「リン、それ本気で言っているの?」
「はい」
「もしかして、リンってクソ真面目? 今の話はさぁ、『アローラ国の事を教えてくれ』ってカッコつけて言っているけどさ、毎日暇さえあればセレスの話をしようって意味じゃないか」
半目でリンを睨んでいるドーラ殿下。貴族や王家でこんな人は見たことが無い。可笑しくて小さく笑って「それでしたら、喜んで」とお伝えした。
リンが笑うとドーラ殿下も笑ってくれた。笑うと少し心が晴れた。
320
あなたにおすすめの小説
黒とオメガの騎士の子育て〜この子確かに俺とお前にそっくりだけど、産んだ覚えないんですけど!?〜
せるせ
BL
王都の騎士団に所属するオメガのセルジュは、ある日なぜか北の若き辺境伯クロードの城で目が覚めた。
しかも隣で泣いているのは、クロードと同じ目を持つ自分にそっくりな赤ん坊で……?
「お前が産んだ、俺の子供だ」
いや、そんなこと言われても、産んだ記憶もあんなことやこんなことをした記憶も無いんですけど!?
クロードとは元々険悪な仲だったはずなのに、一体どうしてこんなことに?
一途な黒髪アルファの年下辺境伯×金髪オメガの年上騎士
※一応オメガバース設定をお借りしています
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
伯爵家次男は、女遊びの激しい(?)幼なじみ王子のことがずっと好き
メグエム
BL
伯爵家次男のユリウス・ツェプラリトは、ずっと恋焦がれている人がいる。その相手は、幼なじみであり、王位継承権第三位の王子のレオン・ヴィルバードである。貴族と王族であるため、家や国が決めた相手と結婚しなければならない。しかも、レオンは女関係での噂が絶えず、女好きで有名だ。男の自分の想いなんて、叶うわけがない。この想いは、心の奥底にしまって、諦めるしかない。そう思っていた。
釣った魚、逃した魚
円玉
BL
瘴気や魔獣の発生に対応するため定期的に行われる召喚の儀で、浄化と治癒の力を持つ神子として召喚された三倉貴史。
王の寵愛を受け後宮に迎え入れられたかに見えたが、後宮入りした後は「釣った魚」状態。
王には放置され、妃達には嫌がらせを受け、使用人達にも蔑ろにされる中、何とか穏便に後宮を去ろうとするが放置していながら縛り付けようとする王。
護衛騎士マクミランと共に逃亡計画を練る。
騎士×神子 攻目線
一見、神子が腹黒そうにみえるかもだけど、実際には全く悪くないです。
どうしても文字数が多くなってしまう癖が有るので『一話2500文字以下!』を目標にした練習作として書いてきたもの。
ムーンライト様でもアップしています。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
【完結】完璧アルファな推し本人に、推し語りするハメになったオレの顛末
竜也りく
BL
物腰柔らか、王子様のように麗しい顔、細身ながら鍛えられた身体、しかし誰にも靡かないアルファの中のアルファ。
巷のお嬢さん方を骨抜きにしているヴァッサレア公爵家の次男アルロード様にオレもまたメロメロだった。
時に男友達に、時にお嬢さん方に混ざって、アルロード様の素晴らしさを存分に語っていたら、なんとある日ご本人に聞かれてしまった。
しかも「私はそういう人の心の機微が分からなくて困っているんだ。これからも君の話を聞かせて欲しい」と頼まれる始末。
どうやら自分の事を言われているとはこれっぽっちも思っていないらしい。
そんなこんなで推し本人に熱い推し語りをする羽目になって半年、しかしオレも末端とはいえど貴族の一員。そろそろ結婚、という話もでるわけで見合いをするんだと話のついでに言ったところ……
★『小説家になろう』さんでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる