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Ⅵ リンの願いと導き
①
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リンは少しやせた。春が穏やかに訪れ、暖かな気候が続いている。草木が緑になり花が咲き乱れている。そんな自然の風景と真逆にリンは疲れていた。
先が分からない毎日。城の敷地内に閉じこもる日々。嫌でもやってくる発情期。繰り返す毎日が徐々にリンの心を孤独にさせた。
リンは『生きる』ことが辛くなっていた。優しい風を肌で感じれば、セレスと笑い合って過ごした伯爵邸での日々を思い出し涙が流れた。城内の侍従の仕事を手伝えば、カロール殿下と過ごした王城を想い泣き崩れ塞ぎ込んだ。爺と話すのが面倒になって会話が減った。
散歩はしなくなり食事量が減った。空腹を感じなくなっていた。そうなると顔は青白くなり、身体が薄くなったのが自分で分かった。それもどうでも良くなっていた。日中は何をするでもなく椅子に座って空を眺める。机の上にはやりかけの刺繍。やりたくなくても、やっている振りをしないと爺や侍女が心配する。
「リン様、刺繍はどうですか? どこかお困りのところはありますか? また執事の仕事をなさってみますか?」
爺の優しい声。リンは執事の仕事も侍従の仕事も手につかなくなっていた。今日は刺繍している姿を見せることが出来た。もうベッドに戻っていいだろう。最近は起きているのがしんどい。
「もう、休みます」
爺を見ずにベッドルームに引きこもるべく立つと、大きな影がリンを包む。
「これは、亀? いや、花?」
やりかけの刺繍をひょいっと持ち上げて眺めている困った顔が懐かしい。相変わらずだ。久しぶりにドーラ殿下に会えてリンの頬が緩む。
「鳥です。フクロウ、です」
リンの言葉に心底驚いた顔をして、もう一度じっくり刺繍を見つめるドーラ殿下。そっと刺繍をテーブルに戻し、ドーラ殿下が満面の笑みでリンを見る。
「人には苦手ってあるよな!」
励ましとは言えないような一言にリンは吹きだして笑った。笑うのが久しぶりだった。
「……お元気そうで何よりです。お久しぶりです」
「うん。久しぶり。リンは、痩せたね」
返答に困ってしまいリンは下を向く。
「分かった。ちょっと厨房に怒鳴り込んでくるよ。食事が不味かったのだろう? それか、食事抜きにでもされたのか?」
これには少し笑った。相変わらず的外れだ。だけど、全て分かった上でわざとしている的外れ。ドーラ殿下の優しさにリンの鼻がツーンとする。
「食事は大変美味しく作っていただきました。ここの皆さんに優しくしていただきました。ただ、僕の食欲が落ちてしまっただけです。冬から色々とありすぎて、今更ながらに疲れが出たようです」
「そうか。それならば仕方がない。少しのんびりするか、と言いたいところだが」
殿下がニッカリと笑う。これはイタズラや冗談を考えている時の顔だ。セレス関係だろうとリンは構えたが。
「リン、アローラ国へ行くぞ!」
思ってもいなかった言葉にリンはドーラ殿下の顔を見つめながら「はぁ?」と声に出してしまっていた。「その顔が見たかった」とドーラ殿下が声に出して大笑いした。
「俺はセレスに会いたいからアローラ国との国交開始にむけて取り組んできた。そこにリンが来て『こんなに幸運なことは無いかも』と喜んでいた。で、努力の結果、友好的外交条約を結ぶ運びになった。それでアローラ国の終戦記念祝賀祭に招待いただいたってワケ。だから、リンもいくぞ!」
言われたことが頭で理解できない。
「え? 僕が、アローラ国に、行くのですか?」
呟いてみて背中の傷跡と焼き印がズキンと痛む。リンはぐっと唇を噛みしめる。
「僕は、行けません。僕は国外追放されています」
「クソ真面目だな。いいんだよ。俺の侍従か侍女で付き添え。首の保護帯さえ隠せば何とでもなる」
「いけません。バレた時に殿下やザザ国に迷惑が掛かります」
「ばれたら、記憶喪失の振りをしろ。リンの事は森で拾った哀れな者とでもする。そんな万が一の心配などどうでもいい。正直に言え。アローラ国に行きたいのか、行きたくないのか。リンの心はどっちだ?」
ドーラ殿下のストレートな言葉にリンは涙が流れる。言ってもいいだろうか。
「会いたい、です。カロール殿下に、会いに行きたいです。遠目に一目見るだけでもいいです。連れて行って、ください」
リンは言葉にして泣いた。もう二度と会えないと諦めていた。もう一度だけ、一目見られたら、と何度も願っていた。ずっと抑えていたリンの望み。本当はアローラ国に帰りたかった。
「それでいい。リン、運命の相手を忘れることなど出来ない。それでいいのだ」
リンの頭をポンポン撫でるドーラ殿下。悲しい顔をしている。
(ドーラ殿下もセレスを想い、苦しいのかな)
リンが見つめていると、ドーラ殿下はすぐに笑顔に変わる。
「じゃ、リン。すべきことは分かるな?」
「はい。侍従の仕事は……」
「ちがーう! 太ることだろうが! ザザの王国代表として行くのだぞ? 俺の従者は健康的な状態でなければ連れて行かん。こんなヒョロヒョロは、駄目だ」
ドーラ殿下から言われてリンは自分を見る。もともと逞しいわけではない。以前より首の保護帯が緩くなっている。
「わかりました。根性で体力戻します! やる気がおきました!」
「その意気だ。出国は一ヶ月後だぞ? ギリシャ彫刻のようにとは言わんが、何とかしろよ?」
「はい。頑張ります」
先ほどまでの絶望感はどこかに吹き飛んでいた。
カロール殿下に会える。遠くから見るだけで良い。諦めていた願いが叶う。もう一度カロール様を見たら、それだけでもう十分だ。それが叶ったら、この生きていても仕方がないリンの人生を終わりにしよう。最期に自分の望みを叶えて、すべてを終わりにしたい。その思いがリンの心を明るく照らした。
その日から毎日散歩に出かけた。室内でも筋トレをした。動くと空腹感が戻ってきて食事はできるだけ多く食べた。自分の人生の幕引きのためだと思うと必死に取り組めた。
「うん。元に戻ったね。愛らしいリンになった」
ドーラ殿下が戻ってから二週間。この二週間でリンはすっかり元の風貌に戻った。
そしてカロール殿下を見るのに最高のコンディションでいたいから、お肌の手入れも髪の手入れも念入りにしている。旅の途中で発情しないよう抑制剤を増量した。副作用による身体の負担などどうでも良かった。この旅さえ乗り切れればいいと思えた。
「急に表情が変わったな。やはりカロール王子に会えるからか?」
「はい。それに、もう二度とアローラ国には行けないと思っていました。アローラ国に行けるのが嬉しいです」
それを聞いて、すこし微妙顔のドーラ殿下。
「なぁ、リン。リンが追放されて半年がたつ。時間が経つというのは、少し残酷なこともあるかもしれん」
意味が分からずリンはドーラ殿下を見つめる。
「今回、わが国の一員としてアローラ国に行くから帰れるわけではない。リンとして行くことはできない。そして、カロール殿下には新しく婚約者や妃殿下がいるかも、しれん」
ドーラ殿下の言葉にリンは驚きが隠せない。何を言われているのか、もう一度頭で言葉を繰り返す。
カロール殿下に、新しい婚約者? そうだ。カロール殿下は王太子だ。妃殿下が居なくてはいけない方だ。罪人になったリンのことは過去のことだろう。カロール殿下の横に知らない誰かが並ぶことを考えて、リンは何も言えなくなる。リンはもう二度とカロール殿下の横には並べない。もう、戻れないのだ。悲しみに沈み込みそうになるリンの心。そんな自分の心に必死にリンは言い聞かせる。
(もう、最期って決めたじゃないか。見るだけで良い。人生最期の自分の願いを叶えに行くだけ。僕の生きた道に、別れを告げに行くだけ)
深呼吸してドーラ殿下に微笑む。
「はい。大丈夫です。僕は行くことが出来るだけで幸せです」
「リン……」
殿下が悲壮な顔をしている。どうしたのだろうと首をかしげると、リンの頬から涙が落ちた。手で触ると頬に涙が伝っていた。ちゃんと微笑んでいるのに、涙はホロホロと流れ落ちていた。
「リン様」
爺がそっとハンカチを手渡してくれる。
「泣くつもりなど無かったのに、すみません」
白く清潔なハンカチで涙を拭く。
「泣いてもいい。リン。泣いても良いから、前を見て生きろ。諦めるな」
冗談ばかり言うドーラ殿下の言葉とは思えない、凛とした一声だった。
先が分からない毎日。城の敷地内に閉じこもる日々。嫌でもやってくる発情期。繰り返す毎日が徐々にリンの心を孤独にさせた。
リンは『生きる』ことが辛くなっていた。優しい風を肌で感じれば、セレスと笑い合って過ごした伯爵邸での日々を思い出し涙が流れた。城内の侍従の仕事を手伝えば、カロール殿下と過ごした王城を想い泣き崩れ塞ぎ込んだ。爺と話すのが面倒になって会話が減った。
散歩はしなくなり食事量が減った。空腹を感じなくなっていた。そうなると顔は青白くなり、身体が薄くなったのが自分で分かった。それもどうでも良くなっていた。日中は何をするでもなく椅子に座って空を眺める。机の上にはやりかけの刺繍。やりたくなくても、やっている振りをしないと爺や侍女が心配する。
「リン様、刺繍はどうですか? どこかお困りのところはありますか? また執事の仕事をなさってみますか?」
爺の優しい声。リンは執事の仕事も侍従の仕事も手につかなくなっていた。今日は刺繍している姿を見せることが出来た。もうベッドに戻っていいだろう。最近は起きているのがしんどい。
「もう、休みます」
爺を見ずにベッドルームに引きこもるべく立つと、大きな影がリンを包む。
「これは、亀? いや、花?」
やりかけの刺繍をひょいっと持ち上げて眺めている困った顔が懐かしい。相変わらずだ。久しぶりにドーラ殿下に会えてリンの頬が緩む。
「鳥です。フクロウ、です」
リンの言葉に心底驚いた顔をして、もう一度じっくり刺繍を見つめるドーラ殿下。そっと刺繍をテーブルに戻し、ドーラ殿下が満面の笑みでリンを見る。
「人には苦手ってあるよな!」
励ましとは言えないような一言にリンは吹きだして笑った。笑うのが久しぶりだった。
「……お元気そうで何よりです。お久しぶりです」
「うん。久しぶり。リンは、痩せたね」
返答に困ってしまいリンは下を向く。
「分かった。ちょっと厨房に怒鳴り込んでくるよ。食事が不味かったのだろう? それか、食事抜きにでもされたのか?」
これには少し笑った。相変わらず的外れだ。だけど、全て分かった上でわざとしている的外れ。ドーラ殿下の優しさにリンの鼻がツーンとする。
「食事は大変美味しく作っていただきました。ここの皆さんに優しくしていただきました。ただ、僕の食欲が落ちてしまっただけです。冬から色々とありすぎて、今更ながらに疲れが出たようです」
「そうか。それならば仕方がない。少しのんびりするか、と言いたいところだが」
殿下がニッカリと笑う。これはイタズラや冗談を考えている時の顔だ。セレス関係だろうとリンは構えたが。
「リン、アローラ国へ行くぞ!」
思ってもいなかった言葉にリンはドーラ殿下の顔を見つめながら「はぁ?」と声に出してしまっていた。「その顔が見たかった」とドーラ殿下が声に出して大笑いした。
「俺はセレスに会いたいからアローラ国との国交開始にむけて取り組んできた。そこにリンが来て『こんなに幸運なことは無いかも』と喜んでいた。で、努力の結果、友好的外交条約を結ぶ運びになった。それでアローラ国の終戦記念祝賀祭に招待いただいたってワケ。だから、リンもいくぞ!」
言われたことが頭で理解できない。
「え? 僕が、アローラ国に、行くのですか?」
呟いてみて背中の傷跡と焼き印がズキンと痛む。リンはぐっと唇を噛みしめる。
「僕は、行けません。僕は国外追放されています」
「クソ真面目だな。いいんだよ。俺の侍従か侍女で付き添え。首の保護帯さえ隠せば何とでもなる」
「いけません。バレた時に殿下やザザ国に迷惑が掛かります」
「ばれたら、記憶喪失の振りをしろ。リンの事は森で拾った哀れな者とでもする。そんな万が一の心配などどうでもいい。正直に言え。アローラ国に行きたいのか、行きたくないのか。リンの心はどっちだ?」
ドーラ殿下のストレートな言葉にリンは涙が流れる。言ってもいいだろうか。
「会いたい、です。カロール殿下に、会いに行きたいです。遠目に一目見るだけでもいいです。連れて行って、ください」
リンは言葉にして泣いた。もう二度と会えないと諦めていた。もう一度だけ、一目見られたら、と何度も願っていた。ずっと抑えていたリンの望み。本当はアローラ国に帰りたかった。
「それでいい。リン、運命の相手を忘れることなど出来ない。それでいいのだ」
リンの頭をポンポン撫でるドーラ殿下。悲しい顔をしている。
(ドーラ殿下もセレスを想い、苦しいのかな)
リンが見つめていると、ドーラ殿下はすぐに笑顔に変わる。
「じゃ、リン。すべきことは分かるな?」
「はい。侍従の仕事は……」
「ちがーう! 太ることだろうが! ザザの王国代表として行くのだぞ? 俺の従者は健康的な状態でなければ連れて行かん。こんなヒョロヒョロは、駄目だ」
ドーラ殿下から言われてリンは自分を見る。もともと逞しいわけではない。以前より首の保護帯が緩くなっている。
「わかりました。根性で体力戻します! やる気がおきました!」
「その意気だ。出国は一ヶ月後だぞ? ギリシャ彫刻のようにとは言わんが、何とかしろよ?」
「はい。頑張ります」
先ほどまでの絶望感はどこかに吹き飛んでいた。
カロール殿下に会える。遠くから見るだけで良い。諦めていた願いが叶う。もう一度カロール様を見たら、それだけでもう十分だ。それが叶ったら、この生きていても仕方がないリンの人生を終わりにしよう。最期に自分の望みを叶えて、すべてを終わりにしたい。その思いがリンの心を明るく照らした。
その日から毎日散歩に出かけた。室内でも筋トレをした。動くと空腹感が戻ってきて食事はできるだけ多く食べた。自分の人生の幕引きのためだと思うと必死に取り組めた。
「うん。元に戻ったね。愛らしいリンになった」
ドーラ殿下が戻ってから二週間。この二週間でリンはすっかり元の風貌に戻った。
そしてカロール殿下を見るのに最高のコンディションでいたいから、お肌の手入れも髪の手入れも念入りにしている。旅の途中で発情しないよう抑制剤を増量した。副作用による身体の負担などどうでも良かった。この旅さえ乗り切れればいいと思えた。
「急に表情が変わったな。やはりカロール王子に会えるからか?」
「はい。それに、もう二度とアローラ国には行けないと思っていました。アローラ国に行けるのが嬉しいです」
それを聞いて、すこし微妙顔のドーラ殿下。
「なぁ、リン。リンが追放されて半年がたつ。時間が経つというのは、少し残酷なこともあるかもしれん」
意味が分からずリンはドーラ殿下を見つめる。
「今回、わが国の一員としてアローラ国に行くから帰れるわけではない。リンとして行くことはできない。そして、カロール殿下には新しく婚約者や妃殿下がいるかも、しれん」
ドーラ殿下の言葉にリンは驚きが隠せない。何を言われているのか、もう一度頭で言葉を繰り返す。
カロール殿下に、新しい婚約者? そうだ。カロール殿下は王太子だ。妃殿下が居なくてはいけない方だ。罪人になったリンのことは過去のことだろう。カロール殿下の横に知らない誰かが並ぶことを考えて、リンは何も言えなくなる。リンはもう二度とカロール殿下の横には並べない。もう、戻れないのだ。悲しみに沈み込みそうになるリンの心。そんな自分の心に必死にリンは言い聞かせる。
(もう、最期って決めたじゃないか。見るだけで良い。人生最期の自分の願いを叶えに行くだけ。僕の生きた道に、別れを告げに行くだけ)
深呼吸してドーラ殿下に微笑む。
「はい。大丈夫です。僕は行くことが出来るだけで幸せです」
「リン……」
殿下が悲壮な顔をしている。どうしたのだろうと首をかしげると、リンの頬から涙が落ちた。手で触ると頬に涙が伝っていた。ちゃんと微笑んでいるのに、涙はホロホロと流れ落ちていた。
「リン様」
爺がそっとハンカチを手渡してくれる。
「泣くつもりなど無かったのに、すみません」
白く清潔なハンカチで涙を拭く。
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