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サイドストーリー・妹の冒険
成程、これが オレ様⭐︎王子様
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「何でもいい、普段する事でも何でも話せ」
でた。命令形。
何でも命令すりゃいいってもんじゃないやろうに。
「はぁ、本当に何もございませんが。
そうですね…この国では彫金や、細工師の技術職人が多いので、我が商会で扱っている、化粧品などの入れ物に何か良いものがないかと、方々の工房へお邪魔しております」
「ふむ、そうか。『この国』と言うことは、他にも行くのか?」
「ええ。暫くは(多分)此方におりますが」
本拠地はあっちやしなと、微笑んで応えればエディオンは、ムッと口元を小さく尖らせよる。
「では、話相手として毎日あがれ」
「ほほ、ご冗談を。本日はサンプルを幾つかお贈りいたしますので、宜しければお使いくださいませ」
「フッ…やはり、君は珍しいな。この私が誘えば、普通は皆頬を染めて喜んで侍ると言うのに」
そりゃ、王子サマ大好物な肉食系令嬢ならそうでしょーよ。
「権力?ナニソレ美味しいの?」がモットーのウチの家には、微塵も刺さらん誘いやで。
「お可愛らしいご令嬢が多いのですね。是非そちらの方々にお声掛けされては如何でしょう?」
「つまらんのは要らん。ジゼルが良いと言っている」
「殿下……」
小声で発した従僕さんは、鬱陶しそうに振り向いたエディオンに首を振って咎めた。それをエディオンは「ッチ」と舌打ち。
……行儀悪いな王子サマ。
こう言うの、「オレ様」って言うんだっけ?と、恋愛小説にハマっている女性従業員の熱すぎる解説を、チラッと思い出してげんなりとした。
でた。命令形。
何でも命令すりゃいいってもんじゃないやろうに。
「はぁ、本当に何もございませんが。
そうですね…この国では彫金や、細工師の技術職人が多いので、我が商会で扱っている、化粧品などの入れ物に何か良いものがないかと、方々の工房へお邪魔しております」
「ふむ、そうか。『この国』と言うことは、他にも行くのか?」
「ええ。暫くは(多分)此方におりますが」
本拠地はあっちやしなと、微笑んで応えればエディオンは、ムッと口元を小さく尖らせよる。
「では、話相手として毎日あがれ」
「ほほ、ご冗談を。本日はサンプルを幾つかお贈りいたしますので、宜しければお使いくださいませ」
「フッ…やはり、君は珍しいな。この私が誘えば、普通は皆頬を染めて喜んで侍ると言うのに」
そりゃ、王子サマ大好物な肉食系令嬢ならそうでしょーよ。
「権力?ナニソレ美味しいの?」がモットーのウチの家には、微塵も刺さらん誘いやで。
「お可愛らしいご令嬢が多いのですね。是非そちらの方々にお声掛けされては如何でしょう?」
「つまらんのは要らん。ジゼルが良いと言っている」
「殿下……」
小声で発した従僕さんは、鬱陶しそうに振り向いたエディオンに首を振って咎めた。それをエディオンは「ッチ」と舌打ち。
……行儀悪いな王子サマ。
こう言うの、「オレ様」って言うんだっけ?と、恋愛小説にハマっている女性従業員の熱すぎる解説を、チラッと思い出してげんなりとした。
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