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サイドストーリー・妹の冒険
話の通じない男
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「まぁ、日を決めて上がれ、良いな?」
いいな?じゃねぇよっ
従僕さん、片手で顔を覆って俯いてるやん。大きなため息、聞こえてるやん。丸無視か??
「恐れ多い事です。ご辞退申し上げますわ」
「そう遠慮するな」
……ブ チ ノ メ ス ゾ ?
っっは、いかんいかん。腐ってもアレは王族。ここは落ち着かな。スーハースーハーーー。おっし。
「申し訳ございません、決して遠慮してお断り申し上げているのではございませんの。日々忙しくしておりますゆえ、此方に上がるのは“無理”なので、心よりお断り申し上げておりますの」
「なっ……ジゼル、俺の誘いが嫌だというのか!」
「殿下、落ち着いてっ」
ガタッと音をならせて立ち上がりかけたエディオンを、従僕さんは慌てて押し留める。
はーぁ。可哀想に従僕さん。しゃーないし、きっちり線引きしたろかな。
いいな?じゃねぇよっ
従僕さん、片手で顔を覆って俯いてるやん。大きなため息、聞こえてるやん。丸無視か??
「恐れ多い事です。ご辞退申し上げますわ」
「そう遠慮するな」
……ブ チ ノ メ ス ゾ ?
っっは、いかんいかん。腐ってもアレは王族。ここは落ち着かな。スーハースーハーーー。おっし。
「申し訳ございません、決して遠慮してお断り申し上げているのではございませんの。日々忙しくしておりますゆえ、此方に上がるのは“無理”なので、心よりお断り申し上げておりますの」
「なっ……ジゼル、俺の誘いが嫌だというのか!」
「殿下、落ち着いてっ」
ガタッと音をならせて立ち上がりかけたエディオンを、従僕さんは慌てて押し留める。
はーぁ。可哀想に従僕さん。しゃーないし、きっちり線引きしたろかな。
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