【完】姉の仇討ちのハズだったのに(改)全7話

325号室の住人

文字の大きさ
7 / 7

   3 (終)

しおりを挟む

下半身はジュークのモノに擦り付けながら、両手で持って一緒に扱く。
ジュークの胸の突起は、僕の胸の突起と合わせて刺激し合った。

お互いの胸の突起が固くなってくると、

「んっ」

ジュークの声が漏れるとともに唇が離れた。

その時のジュークの顔がすごく色っぽくて…
僕は立ち上がるとジュークの手を引き、シャワーブースへと向かった。



けれど、手を引いて歩いていたハズなのに、シャワーブースに入る時には僕を先にしてジュークが後から入ってくる順番になっていた。

僕は、ジュークの表情を見ながらシたくてくるりと向きを変えると、ポンプの頭を押す。
出てきたのは紫色のぷるぷる。
僕は手早く自分に塗りつけると、扉を閉めて振り返ったジュークに抱き付く。

胸も腹も下半身も、僕の体に塗り付けた紫色のぷるぷるを共有すると、興奮が高まってきた。

ジュークもそうなのか、男らしく反り返らせたモノが苦しげに張り詰めている。

僕が指先で先端の小さな孔に触れると、あっと言う間に白濁が弾けて僕の顔にも掛かった。

頬に掛かった分を自分の舌を伸ばして舐め取ると、口内にジュークの香りがして、これを腹の中に受けたいということ以外、何も考えられなくなってしまう。

ジュークは白濁の掛かった僕の顔を一瞬嬉しそうに見たけれど、僕の顔を擦ってシャワーで洗い流してしまうと言った。

「あの女が触れた場所を教えて。僕の精液で消毒したい。」

僕達はベッドへ移動した。






少しの時間で清掃が入ったようで、シーツが替えられ、上掛けも整えられている。

僕達はベッドに上がると、僕は仰向けのまま膝を抱えてジュークの来訪を懇願し、ジュークはそれに応えて最初から激しく僕を慾る。

「ぁぁああああ~~~!!…………」

激しくて、まるでジュークに押されたから出たかのように、僕の先端から白濁が飛び出し、僕の両足はピンッと伸びた。

その後は喘ぎっぱなしで、ものすごく気持ち良かった。

ジュークは、宣言通りに僕の全身が体の外も中もグッチャグチャになる程、精液を掛けてくれた。

僕はジュークの匂いに包まれて、とても幸せだった。


それから…
またシャワーブースで体を洗い流されながらシて、
お湯に浸かりながらシて、
のぼせそうになりながら部屋に戻ってくると、テーブルの上には様々なジャンルの食べ物が並んでいた。

「さっきは、この用意を指示していたんだ。
シューの好きなモノがわからなくて…
とにかく食べてくれ。」

「「いただきます。」」

僕らはそれなりにまだ若いので、どんどん食べた。
どの料理もとても美味しかった。






手触りの良い夜着を身に纏ってベッドに入った。

そういえば……と、あの女がどこから来たのか訊ねると、
「隣国からだ。」
とジュークは答えた。

「私の母は、隣国の姫でね。従兄弟が隣国で王太子をしていて……ほら、アリーに惚れているので、アリーに手紙を持たせて向かわせたんだ。
すると、あの女が代わりにやって来たらしい。
で、ちゃんと送り届けなかった私のところに、苦情がてら魔法で届けたのだそうだ。
けれど、こちらとしても大事なシューが襲われたんだ。魔法で送り返してやったさ。まぁ、隣国の座標はよく知らないけどな。」
と言った。

僕としては、あの女よりも気になるのは姉の行方だ。

「ジューク、アリーはどうしたのだ? 朝の手紙にはと!」

「あぁ。ついさっき魔法で連絡が届いて、婚姻を果たしたそうだ。
…となると、今夜は初夜。
私達は好みがが似ているからな。しかも、アイツはアリーへの初恋をかなり拗らせてるから……アリーが無事なら良いが……」

「アリー、幸せになるといいな。」
「では、私は負けじとシューを幸せにすることにしよう。」

僕達はお互いの幸せを願いながら、キスを交わしたのだった。


     おしまい
しおりを挟む
感想 1

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(1件)

smnkste
2025.04.19 smnkste

男爵の父が亡くなったらシューが継承しますので彼は平民ではありません。爵位は領地の有無は関係ないです。
それにお姉さんは貴族に嫁げば平民にはなりません。子爵令嬢としてもっと高位の爵位家に奉公に行くことはありますが、それも貴族として行きます。
だからふたりはまだ貴族ですよ。

2025.04.22 325号室の住人

smnksteさま

感想、ご指摘ありがとうございました。
不備または勉強不足があったこと、申し訳ありませんでした。

当時を振り返りますと…
頭の中には、貧しいことを理由として爵位を返上してしまおうとシューの姉が考えていた─という設定があり、でも(作品を連動させておきながら)どちらにもきちんと記載しておりませんでした。
見直しもお直しも何度もしたのに、お恥ずかしい限りです。

それでは、引き続き楽しい読書の時間をお過ごしいただけたら幸いです。


    2025/04/22 325号室の住人 拝

解除

あなたにおすすめの小説

何故か男の俺が王子の閨係に選ばれてしまった

まんまる
BL
貧乏男爵家の次男アルザスは、ある日父親から呼ばれ、王太子の閨係に選ばれたと言われる。 なぜ男の自分が?と戸惑いながらも、覚悟を決めて殿下の元へ行く。 しかし、殿下はただベッドに横たわり何もしてこない。 殿下には何か思いがあるようで。 《何故か男の僕が王子の閨係に選ばれました》の攻×受が立場的に逆転したお話です。 登場人物、設定は全く違います。 ※ショートショート集におまけ話を上げています。そちらも是非ご一読ください。

「レジ袋はご利用になりますか?」

すずかけあおい
BL
仕事帰りに寄る、いつものコンビニで五十嵐 歩(いがらし あゆむ)はイヤホンをつけたまま会計をしてしまい、「――――?」なにかを聞かれたけれどきちんと聞き取れず。 「レジ袋はご利用になりますか?」だと思い、「はい」と答えたら、実際はそれは可愛い女性店員からの告白。 でも、ネームプレートを見たら『横山 天志(よこやま たかし)』…店員は男性でした。 天志は歩に「俺だけのネコになってください」と言って…。

BL「いっぱい抱かれたい青年が抱かれる方法を考えたら」(ツイノベBL風味)

浅葱
BL
男という性しか存在しない世界「ナンシージエ」 青年は感じやすい身体を持て余していた。でも最初に付き合ったカレシも、その後にできたカレシも、一度は抱いてくれるもののその後はあまり抱いてくれなかった。 もうこうなったら”天使”になって、絶対に抱かれないといけない身体になった方がいいかも? と思ってしまい…… 元カレ四人×青年。 天使になってしまった青年を元カレたちは受け入れるのか? らぶらぶハッピーエンドです。 「抱かれたい青年は抱いてもらう方法を考えた」の別バージョンです。

婚活アプリのテスト版に登録させられたら何故か自社の社長としかマッチング出来ないのですが?

こたま
BL
オメガ男子の小島史(ふみ)は、ネットを中心に展開している中小広告代理店の経理部に勤めている。会社が国の補助金が入る婚活アプリ開発に関わる事になった。テスト版には、自社の未婚で番のいないアルファとオメガはもちろん未婚のベータも必ず登録して動作確認をするようにと業務命令が下された。史が仕方なく登録すると社長の辰巳皇成(こうせい)からマッチング希望が…

先生と合体しながらテスト勉強してたら翌朝にベッドに卵がありまして!?

ミクリ21 (新)
BL
家庭教師獅子獣人×鳥獣人の話。

屈強冒険者のおっさんが自分に執着する美形名門貴族との結婚を反対してもらうために直訴する話

信号六
BL
屈強な冒険者が一夜の遊びのつもりでひっかけた美形青年に執着され追い回されます。どうしても逃げ切りたい屈強冒険者が助けを求めたのは……? 美形名門貴族青年×屈強男性受け。 以前Twitterで呟いた話の短編小説版です。 (ムーンライトノベルズ、pixivにも載せています)

一夜限りで終わらない

ジャム
BL
ある会社員が会社の飲み会で酔っ払った帰りに行きずりでホテルに行ってしまった相手は温厚で優しい白熊獣人 でも、その正体は・・・

獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果

ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。 そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。 2023/04/06 後日談追加

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。