姫様、国を買う〜亡国の姫は己の拳で金を稼ぐ〜

アジカンナイト

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第二話 二人の影

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 人と物資が行き交う巨大な交易国、ストロフ共和国。
 その中心に位置する広大なレース場は、熱狂的な歓声と金銭の匂いが漂う巨大な賭博は、興奮の坩堝と化していた。
 
 その最前列の柵にもたれかかるように、頭から黒いローブを深く被った、見るからに怪しげな二人組が並んで立っていた。
 彼らは、レース場を観察している。
 
「それで、あの乗り物の名前は何だって?もう一度説明してくれ」
 二人組の背の高い方がもう一人に聞いた。
 
「ブレイブ……聞いとけよ、三度目は言わねぇぞ。あれは、ドワーフが開発した、二つの車輪で動く新型の乗り物『ドライブ』だ」
 
「まだ話すな、ブルー。今、俺は勝利の方程式を組み立ててんだ」
 
「二度も聞いときながら……コイツ……!」
 ブルーと呼ばれた男は、怒りのあまり拳を振り上げそうになったが、周りの目を気にして、どうにか抑えた。
 
「で、どっちが賭ける? 表か、裏か」
 ブレイブは手のひらで銀貨を指に挟み、問いかける。
 
「裏だ」
 ブルーは、苛立ちを隠さずに即答した。
チィン。
 銀貨は軽やかな音を立てて空中に弾かれ、舞い上がった。
 
「残念、表だ。この賭けは、お前の奢りだな」
 ブレイブは、手の甲に見事に乗せた銀貨を、勝ち誇ったようにブルーに見せつけた。
 
「やってらんねぇよ!」
 ブルーは、目の前の鉄柵に乱暴に頬杖をつき、悪態をついた。
 
「おい、緑はあまりにも大穴だ。せめて赤に変更してくれねぇか?」
 自分の金が、ブレイブの気まぐれに賭けられることに、ブルーは極度の不安を感じていた。
 
「賭けに勝ったのは俺で、俺は緑に賭けると決めた。ご馳走さん」
 ブレイブは、ローブの裾を翻して受付へと走り出したが、不覚にもその裾に足を取られ、派手に転倒した。
 
「そのままくたばっちまえ!」
ブルーは、ブフと鼻息を荒くして毒づいた。
 
 レース開始前から、周囲から罵声や怒声が飛び交うのは、ここが賭博場である証拠だ。そして、その隣からも、新たな怒声が響く。
 
「負けんじゃねぇぞ、緑! 俺の全財産がかかってんだ!」
ブルーは、興奮のあまり唾を飛ばしながら、乗り物に乗り込む選手に怒鳴り散らした。
 
「勝ったら、まずあの酒場で……」
 ブレイブは、そんなブルーを完全に無視し、勝利後の皮算用に耽っていた。
 
 パァァン!
 
 空中で炎魔法が炸裂し、火花が舞い散った。
 その合図と共に、レースは始まった。
 ブオオオオオオッという風切り音と、金属の唸りを上げて、“ドライブ”と呼ばれる乗り物がトラックを周回する。
 
「そこだ! いま抜け! 抜け!」
「テメェ、気合を入れろってんだ!」
 
 全十車で争われるこのレースは三周で勝負が決まる。
 一周目、緑の車体が堂々の首位をキープした。
 
「今日は俺の日だ……絶対に……今日は俺の日なんだ……」
 ブレイブは、勝利の予感に興奮し、もはや呪文のようにその言葉を繰り返す。
 
「そのまま突っ走れ!」
 ブレイブは柵から身を乗り出し、緑の車体を応援した。
 最終周。首位の緑を、ダークホースの白が一進一退の攻防で追い詰めていた。
 
「いける、いけるぞ……!」
 
 ブレイブは、念仏のように勝利を祈願する。
 しかし――無情にも、最終コーナーで緑の『ドライブ』はバランスを崩し、スリップした。
 その隙に、白の車体が抜き去ると、歓声の中を駆け抜け、優勝を果たした。

「……そんなバカな……」
 肩を落とし、崩れ落ちるように地面に座り込むブレイブ。
「俺の金がァァァァァァァ!!」
 ブルーは、天を仰いで慟哭する。

 レースが終わり、集計が始まる。
 もちろん、彼らが手にするお金はゼロであった。
 二人は、客が去っていくレース場で黄昏ていた。
 
「お客様、お客様」
 
「大体よぉ、てめぇが俺の言う通り、白に賭けてりゃこんな事にはならなかったんだ!」
 隣で俯いていたブルーは顔を上げると、ブレイブを怒鳴った。
 
「お客様、お客様」
 
「聞き捨てならねぇな、ブルー。お前が言ったのは赤だった。赤だって負けてるだろうが」
 
「結局、どっちが賭けても負けだった。ただそれだけだ」
 
「お客様!!!!!」
 突然、耳が張り裂けそうな大声が響き渡り、二人の体がビクッと跳ねた。
 振り向くと、顔を真っ赤にして怒り心頭に発した、レース場の関係者が立っていた。
 
「まことに恐縮ですが、次の試合が始まりますので、会場からご退場いただけますでしょうか?」

 会場の外に続く裏口の薄暗い通路を、二人は肩を落として歩いていた。
「これでまた一文無しだ……」
 
「ジャドウィンの野郎に、また金を返せねぇな」
 ブレイブは、茶色の髪を掻きむしった。
 
「いつものことだろ、そんなの」
 
「お、ラッキー。もらい!見てくれ、銅貨だ!」
 ブレイブは、地面に落ちていた一枚の銅貨を拾い上げた。
「捨てとけよ、そんな端金」
 ブルーは、そんなブレイブを一瞥もせず吐き捨てる。
 
「しかし、あそこであんなスリップはねぇよな、やっぱり」
 
「まだ言ってんのかよ、負けは負けだ」
 ブレイブは、先ほど拾った銅貨をピン!と弾いて、手の甲に乗せる。
 
「表」
 
「残念、裏だ」
 
「チッ」
 ブルーは舌打ちをした。勝っても負けても、今日の運のなさを実感する瞬間だった。
 
 レース会場の外に出る。太陽は空の頂点に達し、容赦なく二人を照りつけた。ローブ内に熱がこもり、ブレイブは頭の痒さを感じていた。
 そのまま大通りを避け、薄暗い裏路地に入ると、二人は深く被っていたローブを脱ぎ捨てた。
 
「結局、あの『ドライブ』ってやつが、俺たちの足になるのか?」
 ブレイブと呼ばれた、齢三十近い男は、汗で張り付いた綺麗な茶髪をかき上げた。
 
「あれ、乗れても二人だろ? 到底、足にはならねぇな」
ブルーと呼ばれた男は、世にも珍しい人語を話すオークであった。茶色くて濃い体毛がさらされた。
 
「……つけられてるぜ」
 ブルーは、低い声でブレイブに耳打ちする。

 ブレイブはこくりと頷いた。
(もちろん、気づいている)
 
 ブレイブは、会場を出た瞬間から、背後に張り付いている者たちの存在に気づいていた。十中八九、高利貸しのジャドウィンの手下だろう。
 ブレイブは人目のつかない路地裏を進むと、振り返り、両手を広げてみせた。
 
「悪かったって! もうちょっとだけ待ってくれ、必ず返すから!」
ブルーは、ブレイブを無視して歩き続けたが、路地の出口で数人の男たちに行く手を遮られた。
 
 ――彼らは完全に囲まれていた。
 
「大体、ブレイブ。全部てめぇのせいだからな!」
 
「悪い、付き合ってくれ、ブルー」
 
「……貸し、な」
 
 ブルーはゴキゴキと骨を鳴らすと肩を回した。
 ブレイブの目の前に、スキンヘッドの大男、ジャドウィンとその部下たちが現れる。
 
「なぁ、ジャドウィン。俺とお前の仲だろ?」
 ジャドウィンは深くため息を吐いた。
 
「お前なぁ、これ何回目だ」
 
「でも、全部返してるだろ? 今回も必ず返すからさ」
 ブレイブは、悪びれる様子もなく答えた。
 
「お前は、今、自分の立場を分かってるのか?」
 ジャドウィンが、ポキポキと指の関節を鳴らす。
 
「あー、分かってる。不運に見舞われた、悲劇の男性ってところだ」
 ブレイブはニヤリと口角を上げると、ブルーに目配せする。
 
「それが、お前の答えなんだな」
 
「ああ」
 
「お前ら……やれ」
 ジャドウィンが命令すると、男たちが迫ってきた。
ブン!と飛んできた最初の拳を躱すと、ブレイブは殴ってきた相手の腹に一撃をぶち込む。
 
「おぇっ!」
 嗚咽と共に、男が一人倒れる。
 
「どうした? 来いよ!」
 ブレイブは、動きの止まった残りの男たちを、手で挑発した。
 
 ブルーの方でも、凄惨な戦いが始まっていた。
「気持ち悪ぃな!この豚が!」
 
 殴りかかってきた男を、ブルーは容赦なく蹴り飛ばす。
「豚じゃねぇよ、オークだ!」
 
「こいつ……喋ったぞ!」
 
「口がついてんだから、喋るに決まってんだろ!」
 ブルーは突っ込んできた男の頭を掴むと、壁に叩きつけた。

「そっちは終わったか?」
 ブレイブは、パンパンと砂埃を払いながら尋ねる。
 
「いい運動になったぜ。少し痩せた気がする」
 ブルーは、弛んだ自分の腹を摘まんでみせた。
 
「……てめぇら……」
 地面に這いつくばっていたジャドウィンが、ゆっくりと上体を起こす。
 
「今はこの通り、金がねぇんだ」
 ブレイブは、ズボンのポケットを裏返して見せる。
 
「これで許してくれ」
 ブレイブは、さっき拾った銅貨をピン!と弾き、ジャドウィンに投げつけた。
 
 ジャドウィンは、それをパシッと受け取る。
 
「ここまでやられて……銅貨一枚かよ……」
 そう呟くと、再び地面に倒れ伏した。
 
「それで、今何時だ」
 ブレイブは、ポケットから懐中時計を取り出し、蓋を開いた。
 
「一、二、三、四、五。いやいや、待て待て」
 何度数えても、針は五を指していた。
 
 (五、五時だと?)
 
「どうした? ブレイブ」
 
「今、何時だと思う?」
 
「三時とかか?」
 
「五だ」
 ブレイブは、手のひらを広げて見せた。
 
「は!? 五時!? 出発は……」
 
「出発は三時だ」
 
「なら……今更急いでも意味ねぇか」
 ブルーは、開き直ったようにため息をついた。
 
「遅れたのだって、ここで転がってるコイツらのせいだしな。俺たちは怒られないはずだ」
 
 (実際、ジャドウィン一味に襲われていなければ、時間には間に合っていたはずだ)
 
「怒られはするんじゃねぇかな……」
 ブルーは、頭の後ろで両手を組んで空を見上げた。
 
「本当、今日ついてねぇな」
 (賭けに負け、襲われ、そして待ち合わせに大幅に遅刻する。散々だった)
 
「ついてないのは、いつものことだろ」
 ブルーは吐き捨てる様に言った。

 待ち合わせ場所となっていた、路地裏にある場末の酒場。
 扉を開けると、「カラン、カラン」と侘しい音が俺たちを出迎えてくれた。
 裏路地にあるためか、店内は閑散としており、活気はなかった。そんな酒場の奥の部屋から、鋭い女性の声が響いてくる。
 
「アイツら、いつまで外で遊んでいるの?」
 
「分かりません。どうせ何処かで賭け事でもしているのでしょう」
 
(ああ、最悪だ)
 
 ブレイブは声の聞こえる扉の前に立つと、隣のブルーの顔を見る。ブルーは肩を竦めるだけだった。
 
「まぁ、ここは俺に任せとけ」
 
 ブルーを先頭に、キィと耳障りな音を立てる建て付けの悪い扉を開けた。
 
「あ、噂をすれば……」
 
 部屋の中には、女性二人と、部屋の片隅に座る鋭い龍の頭を持つ人間――龍人がいた。
 
「いやぁ、困った事に、実は――」
 ブルーが頭を掻きながら、わざとらしく言い訳をしようとした、その瞬間――
 
 ズゴオオオン!!
 ガラガラガラ……
 
 ブルーは、目にも留まらぬ速さの鉄拳を食らい、テーブルと椅子を巻き込み、派手に部屋の外に吹き飛んだ。
 
「おい、ブルー!」
 
「あんた達、今、何時か分かる!? 五時よ、五時!」
 彼女は、鋭い眼光でブレイブを睨みつけた。
 
 ブレイブは、すぐさま地面に平伏し、土下座をした。
 
 ブルーとブレイブの主である彼女こそ、ベルタ王国の元姫、カリーナ・マネニッタであった。以前、腰まであった長い髪はバッサリと切られ、今は潔い短髪になっている。
 ドレスや高価の服を脱ぎ捨て、動き易いズボンを履いた彼女を見て、誰も王女だったとは気づくまい。
 
「遅すぎよ!貴方達のせいで、目当ての馬車がもう無くなっちゃったじゃない!」
 
「聞いてくれ、遅れたのには、ちゃんと理由がある!」
 
「言ってみなさい」
 カリーナの鋭い眼光が、ブレイブを射抜く。
 
「途中、ジェドウィンの奴らに襲われたんだ。お前なら分かってくれるはずだ、サラマンダー」
 
 ブレイブは、腕に刀を抱え、静かに二人のやり取りを見守っていた龍人に助けを求めた。
 
「私を巻き込まないでくれ。大体、金を返してなくて襲われたとかだろ? どうなんだ?」
 
「そ、それは……」
 
 ガラガラガラ……
 
 机と椅子に埋もれていたブルーが、何事もなかったかのように立ち上がる。
 
「おい、アイ! カリーナをどうにかしろ!」
 
「ごめんなさい。私には、お二人を擁護できる事実が見当たらないので。貴方こそ、皆を待たせたのですから謝ったらどうですか?」
 アイの微笑みは、怒りを滲ませていた。
 
「くっ……!」
 
「まぁ、ここを出るのは明日にするとして……結局どうだったの? 『ドライブ』の調達は」
 カリーナは二人に尋ねた。
 
「いや、あれは無理だ。二人乗りだし、そもそも売り物でもなかった」
 ブレイブは床に胡坐をかいて座ると、質問に答えた。
 
「それなら、仕方ないわね。予定通り、ドワーフの国へ行きましょう。話はそれからよ」
 カリーナは立ち上がると、アイを連れて部屋を出ていった。
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