姫様、国を買う〜亡国の姫は己の拳で金を稼ぐ〜

アジカンナイト

文字の大きさ
12 / 42

第十二話 報酬

しおりを挟む
「うるせぇよ、静かにしてろ。その膨れた腹を、俺が食い破るぞ。おい」
 
 地下迷宮から続く階段を登りきると、そんなブルーのドスの利いた声が聞こえてきた。
 
「ひっ……!」
 アリスはその声を聞き、カリーナの背中に顔をうずめて震え上がった。
 
「お、帰ってきたか。ん? その背中にいるのは誰だ?」
 
 地上の一階部分に戻ると、すでに全員が集合していた。ブルーの太い腕には、ビクビクと震えるジルが、まるで獲物に睨まれた小動物のように大人しく捕まっていた。
 
「ジルを捕まえてくれたのね、よくやったわ」
 カリーナはブルーを褒めた。
 
「すべて吐いてくれたこいつはもう用済みだが、その背中に背負ってるのは誰だよ」

「何を吐いたの?」

「盗賊団と共謀していたことと、その動機だな。度重なる盗賊団による被害で会長を失脚させたかったんだとよ」
 
 ブルーは、ジルをゴミ袋のように足元に転がすと、カリーナの背中に視線を移した。

「誰だ、それ」
 
「この子は、この盗賊団に捕まっていた子よ」
 アリスを紹介するも、彼女はオークであるブルーを怖がり、顔を背中に押し付けたままだった。
 
「おい、ジル!テメェも何とか言えよ」
 ブルーは急に静かになったジルの体を揺らしてみるが、うんともすんとも反応しなかった。

「なんだ、こいつ死んだのか?」
 ジルは、カリーナの背中にいるアリスを見て、目を見開くと全てを悟ったかのように押し黙っていた。

「その子、どうするつもりだ?」
 ブレイブが尋ねる。
 
「とりあえず、私たちの宿に連れて行くわ」
 
 カリーナは背中の温もりに向かって、小声で囁いた。
「大丈夫だからね、アリス」
 
「てな訳で、私はこの子を宿に連れて行くから、報告よろしくね。あ、アイも一緒に来て」
 
「分かりました」

 ◆◇◆◇
 
「行っちまったな……」
 ブルーは、用済み扱いされているジルをズルズルと引きずる。
「仕方ねぇ、俺たちで報告しに行くか」
 
「地下通路はそのままで良いのか?」
 サラマンダーは二人を呼び止めた。
 
「あー、それは……この国の兵にでも任せとけ」
 ブレイブは、面倒くさそうに適当に流してこの場から立ち去っていった。

 ◆◇◆◇

「バラガはいるかー?」
 ブルーが、ボコボコにされたジルを荷物のように引きずりながらロビーに入る。
 
「ジ、ジル副会長!?」
 受付の女性が、変わり果てた上司の姿に驚愕し、悲鳴を上げそうになった。
 
「おい、ブルー。そんなショッキングなもんを見せるな」
 ブレイブは、ジルを隠すように前に立つと、受付嬢に精一杯の爽やかな笑顔を作って誤魔化してみせる。
 
「手遅れだと思うぜ」
 ブルーはぼそりと呟いた。
 
 しばらくして、騒ぎを聞きつけたバラガが、階段を降りてきた。
 
「……そこでくたばっているのは、ジルか?」
 
「そうだ。コイツ、商会の地下に盗賊団のアジトを作って、しかも人まで攫ってたゴミ野郎だったぜ」
 ブルーは、ジルをバラガの足元に放り投げると、真実を告げた。
 バラガは目頭を強く押さえると、沈黙を貫いているジルの首根っこを掴み上げ、無理やり立たせる。
 
「……バカ野郎ッ!!」

 バギィッ!
 
 バラガの拳が、ジルの顔面にめり込んだ。
 
「貴様! どうしてこんなことを……答えろ!」
 バラガは、ジルの首から手を離すと、そのまま力無くその場に膝をついた。
 その背中からは哀しみが漂っていた。
 
 ジルは顔を腫らし、伏せたまま、最後まで何も言わなかった。
 やがて――駆けつけた街の警備兵に連行されていった。
 
「すまない……見苦しいところを見せてしまったな」
 バラガは老け込んだ顔で軽く頭を下げると、俺たちを応接室に案内した。

 ◆◇◆◇
 
 全員が椅子に座るのを確認すると、バラガは深呼吸をして話し合いを始めた。
 
「依頼を達成したから、報酬をくれ」
 ブレイブは、遠慮なくバラガに求めた。
 
「ああ、約束だ。何が欲しい?」
 
「その、何だ? 最新の飛行船? 何だっけ、サラマンダー」
 カリーナからふわっとした話しか聞いていなかったブレイブは、説明できずにサラマンダーに助けを求めた。
 
 そんなブレイブの代わりに、サラマンダーは答えた。
 
「『スターダッシュ号』。あの試作機を報酬にお願いしたい」
 
「『スターダッシュ号』か……」
 バラガは少し考えた後、顔を上げた。
 
「良いぞ」
 バラガはあっさりと承諾した。

 提案が却下されると考えていた三人は、お互いに顔を見合わせた。
 
「まだ一台しか出来ていなくてな、販売すらしていない代物なんだ。君たちが乗って世界を回ることで、良い宣伝にもなるだろう。喜んで差し上げるよ」
 バラガには、商人としての打算的な考えがあった。
 
「じゃあ、遠慮なく貰ってくぜ」
 ブルーがニヤリと笑う。
 
「どうぞ」
 
「どこにあるんだ?」
 
「倉庫に厳重に保管してある。最終調整も兼ねて、明日渡そう。場所はここだ。明日、取りに来てくれ」
 バラガは、保管場所が記された紙をブレイブに渡した。

「そうだ!あと、黒い爆発する球も出来るだけ沢山くれ」

「それは構わないが……何個だ?」

「500ぐらい。良いだろ?俺たちが解決しなかったら、多分、この商会潰れていたんだし」
 ブレイブは、笑顔でバラガに伝える。

「あ、ああ」

「よし、これで俺たちが頼む報酬は全てだ」
 ブレイブとブルーは、飛行船に飽き足らず、更に多くのものを報酬に頼んだ。

「君たち、遠慮というものを知らんのか……」
 バラガは小さく呟いた。

「じゃあな、バラガ」
 ブルーは席を立った。
 
「この件を解決してくれて、心から感謝している」
 バラガは、テーブルに頭がつくほど深く下げた。
 
「あいよ」
 ブレイブはその感謝を軽く受け取ると、紙をひらつかせながら応接室から出ていった。

 ◆◇◆◇
 
 宿屋にある風呂場で、アイとカリーナに洗われたアリスは、清潔な服に着替え、二人に髪を拭かれていた。
 
「綺麗な茶髪ですね」
 泥と油汚れを落としたことで、アリスの真っ直ぐで艶やかな茶髪が現れた。
 そんな髪を、アイが櫛で梳かしながら撫でる。
 
「見て、まつ毛もこんなに長いのよ」
 カリーナはアリスを後ろから抱きしめ、その愛らしさに頬を緩めた。
 アリスは、されるがままに身を任せていた。

「一緒に寝ようね」
 
「はい……」
 カリーナは、アリスと一緒に布団に入る。
 ふかふかの布団に包まれると、アリスはすぐに安らかな寝息を立て始めた。
 
「寝てしまいましたね」
 アイは、まるで気絶したように深く眠るアリスの寝顔を見て、微笑んだ。
 
「そうね……怖かったでしょうに」
 カリーナはアリスの頭を優しく撫でた。
 
 その時だった。
 
 バンッ!!!
 
「おい、カリーナ! 良い知らせだぞ!!」
 ブレイブが、勢いよく扉を開けて入ってくる。
 
「明日だぜ!明日だぜ!」
 それに続いて、興奮したブルーもドカドカと入って来た。
 その爆音にビクッと反応し、アリスが目を覚ましてしまった。
 カリーナは、ベッドから立ち上がると、入り口に立っている無神経な男二人の元へ向かった。
 
「聞いてくれよ、カリーナ!」
 ブレイブが何があったかを嬉々として説明しようとする。
 
「あんた達のせいで!アリスが起きたじゃないのよ!!」
 
「は? 知らねぇよ。てか誰だよ、アリスって」
 ブルーが間の抜けた声を出す。
 
「今日、保護した子の名前よ!」
 
「へー」
 ブルーは興味無さそうに反応した。
 
「はぁ……部屋の外で話しましょう!」
 カリーナは小さくため息を吐くと、ブルーとブレイブを強引に部屋の外に押し出し、扉を閉めた。
 
 廊下の薄暗い明かりの下で、四人は向き合う。
 
「で、何があったの?」
 カリーナが腕を組んで三人に尋ねる。
 
「目当ての報酬を貰えたぞ」
 ブレイブが、白い歯を見せて答える。
 
「……本当!? やったわね!」
 カリーナの表情が一変し、ブレイブとハイタッチをした。
 
「受け渡しは明日だそうだ」
 ブレイブは、バラガからもらった地図をカリーナに渡す。
 
「遂に……何処までも行ける、私たちの足を手に入れられるのね」
 カリーナは地図を広げて、満面の笑みを浮かべた。
 
「足じゃなくて、羽根だろ」
 ブルーは、そんなことを呟いた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~

きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。 前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。

スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜

東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。 ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。 「おい雑魚、これを持っていけ」 ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。 ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。  怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。 いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。  だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。 ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。 勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。 自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。 今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。 だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。 その時だった。 目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。 その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。 ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。 そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。 これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。 ※小説家になろうにて掲載中

神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました

向原 行人
ファンタジー
 僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。  実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。  そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。  なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!  そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。  だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。  どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。  一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!  僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!  それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?  待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ! ※第○話:主人公視点  挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点  となります。

転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜

ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。 アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった 騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。 今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。 しかし、この賭けは罠であった。 アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。 賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。 アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。 小説家になろうにも投稿しています。 なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~

名無し
ファンタジー
 突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。  自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。  もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。  だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。  グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。  人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。

【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】  スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。  帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。  しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。  自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。   ※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。 ※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。 〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜 ・クリス(男・エルフ・570歳)   チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが…… ・アキラ(男・人間・29歳)  杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が…… ・ジャック(男・人間・34歳)  怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが…… ・ランラン(女・人間・25歳)  優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は…… ・シエナ(女・人間・28歳)  絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……

魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡

サクラ近衛将監
ファンタジー
 女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。  シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。  シルヴィの将来や如何に?  毎週木曜日午後10時に投稿予定です。

処理中です...