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普通科の彼女と特進科の彼。
お待ちのお客様、お待たせいたしました!
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「もしかして高校デビュー?」
そんな単語が飛び込んできたのはお昼すぎの忙しい時間帯だった。
満席となった店内は在校生、外部からのお客さんでいっぱいとなった。時間制限を設けてなんとか回転数をあげようと奮闘しているときにそんな単語を吐き出した人物がいたのだ。
なんだぁ? と思いながら、お客さんが去った後の席を片付けていると、入口付近に他校の制服を着た集団の姿。それに対峙しているのはクラスメイトの女子だった。結構失礼なことを言われた彼女は顔真っ赤になって固まっている。
へぇあの子、高校デビューだったのか。だけど高校生になったらおしゃれに目覚めてガラリと変わる人がたくさんいると思うけどなぁ。それの何が悪いのだろうか。
なかなか大きな声で発言した他校生は集団でクスクスと笑い合っていた。そこにいる集団全員顔見知りなのかな。
……感動の再会はいいんだが、他のお客さんも見てるじゃないの。そういうふうに晒し上げにするのは止めて差し上げて。
「別にいいじゃん。変わろうと前向きなのはいいことだよ。気持ちも一新して自信もついて、勉強にも力が入るじゃない」
お盆に乗っけた使用済みの食器を片手で持ち上げた私はクラスメイトの前にずずいと立って、集団を見上げた。
「女の子が可愛いことはいいことだよ。この間クラスの男子が佐藤さん可愛い、優しいから好きだって話してたし」
変わったことで彼女に好意を抱く男子がいる。いいことだろう。
見た目ってのは第一印象だ。綺麗に見せようと努力するのはいいことであると私は思う。それなのに何故それを笑うのだ君たちは。
私はなんとかこの場を穏便に落ち着かせようと思って口を挟んだ。
「森宮てめぇ!」
なのだが気に入らないのか、怒鳴りつけてくる男子がいた。
相手は顔を真っ赤にした調理担当である。
「…名指しはしてないじゃん」
私は誰が佐藤さんに好意を抱いているとは一言も言ってないぞ。
そこで男子は墓穴を掘ったことに気づき、顔を真っ赤にして黙り込んでいた。佐藤さんはその男子を見て何やら恥ずかしそうな、照れくさそうな満更でもない反応を示していた。
カップル成立の予感である。別に成立させるつもりは露ほどなかったのだが。
「青春は他所でしてくれないか」
「誰のせいだと…!」
「自滅したのあんたでしょ」
知らんがな。人のせいにしないでくれないか。
それはそうと来客対応せねば。
「あ、お客様。申し訳ございませんが当店他にもお待ちのお客様がいらっしゃって、待ち時間30分程度となっております。お待ちになりますか?」
私は仕事モードに切り替えて集団に声をかけたのだが、相手は微妙そうな顔をして、「いいです…」と退いて行った。いいって言うならまぁいいか。去る者は追わずである。
受付の待ち客名簿を確認すると、私は廊下に向けて声を出した。
「お待ちの田中さま御一行様ーお待たせいたしましたー! お席にご案内いたしまーす」
はぁ、これが賃金発生するバイトならいいのになぁ。そんなことを考えながら私はもりもり働いた。
□■□
無賃労働のお仕事を終えた私はユニフォームから制服に着替えて、文化祭を見て回っていた。あいにく友人らは遅番に入ってしまったので、寂しく一人で、だ。
「森宮さん、ひとりか?」
ぐるぐる宛もなく文化祭を見て回っていると、元生徒会長に声かけられた。
「生徒会長」
「……俺にも名前ってものがあるんだが…もしかして名前知らないのか?」
そんなことはないぞ。ただ先輩は生徒会長なイメージが強くて。今は【元】ではあるが。
「……緑谷先輩ですよね」
私が呼び直すと、彼はコクリと頷いていた。呼称なんて何でもいい気がするけど、もう生徒会長と呼ばれたくないのだろうか。
「今日は随分と雰囲気が違うな」
「うちのお店飲食店なんです。雰囲気に合わせて友達が化粧してくれて」
「そうか、よく似合ってるぞ」
「ありがとうございます」
最近の男子は目の前の女性を褒めるのが主流なのだろうか。褒められたのでお礼を言う。
「──教頭先生が嘆いていた。特進科出身のお姉さんと同じく優秀なのに頑なに普通科にしがみつく君のことを」
元生徒会長から言われた言葉に私は眉をひょこっと動かしてみせた。見るからに優等生な彼を使って説得作戦にでも出るつもりなのかな。私が先輩を見上げると、相手も私を静かに見下ろしていた。
「…どんな目的があるんだ?」
「…多分言っても、理解されないと思いますよ」
人によってはお遊びだろうと笑われてしまうかもしれない。私の目指す目的は、生きる上で絶対に必要なことではないから。
だから信頼できる相手にしか話したくないのだ。
私が答えたくないと遠回しに返すと、先輩はあっさり諦めていた。
「…君のクラスはチャイナカフェだったか? 評判を聞くよ」
「あ、台湾風カフェです」
どっちも中華圏だが、微妙に違うのでそこんところよろしく。台湾風は台湾風なんだよ、わかってくれ。
「普通科はこういう行事ごとに夢中になれる余裕がある。その辺は正直羨ましく思うところもあるよ」
普通科と特進科の間には学力差もあるが、自由時間の差もある。
普通科の人間だって怠けているわけじゃないが、時間に余裕があるのは明らかである。
「…特進科の出し物って手抜きというかお手軽ばかりで正直退屈ですもんね」
「それを言ってくれるな。…特進科で学ぶ道を選んだのだからそればかりは諦めているさ」
特進科のほうが進学には有利だ。彼らは時間を犠牲にしてでも勉学に励む理由がある。
私が普通科を選んだ理由と異なっていても、なにかの目的があるのは変わらない。
「…私だって勉強は大事だと思っています。だけど、私はお姉ちゃんじゃありませんし、物事にメリハリを付けたいんです」
勉強するときはするし、行事ごとは楽しみたい。バイトで汗流して稼ぎたい。それが私のやり方なのだ。
それで満足するか後悔するかは私が最終的に判断する。今の私はこれでいいと思っているのだ。
「まぁ君はそういう人だからな、俺がどうこう言おうと考えは変わらないと思っていた」
小さく笑う緑谷先輩。
やっぱり教頭先生からの差し金か。
受験生をこき使うなよ先生。受験目前で忙しいだろうに先輩も大変だな。
その後はよくわからんが、先輩と一緒にあてもなく文化祭を見て回っていた。
私がたこ焼きを購入すると、先輩は焼きそばを購入していた。なんかそのままどこかで一緒に食べる流れになって、中庭に出てきた。
ベンチに並んで腰掛けると大した話題もなく、私達は食事をする。
なんだこれ。
「…森宮さんは悠木のことをどう思う」
沈黙を破るかのような問いかけに私は咀嚼を止めて固まった。
先程姉と3人娘に悠木君との仲を冷やかされて否定してきたばかりなのにまたこの話題かと少しうんざりしている。
「友達ですねぇ」
「俺にはそれ以上の関係に見える」
「多分私と悠木君が異性同士だからそう見えるだけですよ」
もしも私が男だとして、今まで同じ行動起こしていたらそれも特別な間柄に見えちゃうのか?
なんかそういうの、のちのち彼と気まずくなるから止めてほしいんだけどなぁ。
「ふむ、男女の仲というものは難しいものだな」
そう言って先輩は焼きそばをすすっていた。
この先輩は私と悠木君を観察して楽しんでいるつもりなのか? 一癖ある先輩だとは思っていたが、いい性格している……恋愛ごとに興味あるなら自分で恋愛したらいいのに…
「好きなの。私と付き合ってくれないかな?」
新たなたこ焼きを頬張った私の耳に聞こえてきた告白の声。
私があちこち視線を動かしてその声の主を探していると、緑谷先輩は焼きそばを咀嚼しながら、声のした方に顔を向けていた。……反応が早い。先輩、やっぱり他人の恋愛観察するのにハマってるんじゃないかあんた。勉強ばかりで青春していなかったから今になって恋愛に関心持ち始めたんじゃないのか。
「ごめん。そういう対象で見たことない」
「今から知ってくれたらいいから…」
「…ごめん」
なんということでしょう。
告白されているモテ男はいま話題になった悠木君ではありませんか。
「…告白ラッシュと言うのだろう。文化祭前からずっとああらしいぞ」
声を潜めながら緑谷先輩が言う。
だけど悠木君がモテるのは今更だし、私は別にびっくりせんぞ。
しかし悠木君、振り方が優しくなった気がする。初めて彼が告白されてる姿を見た時は突き放すような振り方だったのに……なにか心境の変化でもあったのかな。
女の子が肩を落としてとぼとぼ立ち去っていくのを見送っていた悠木君は疲れた様子でため息を吐いていた。
そしてくるりと踵を返し、こちらをむいた。悠木君のパッチリ二重の瞳がこっちを見た。
思いっきり目が合ってしまったので、私はそっと目をそらして何も見てませんよアピールをしてみた。
「なんで目ぇ逸らすんだよ」
しかしあからさますぎたか。悠木君は少し不機嫌になってしまった。気まずいかなと思って気を遣って損した。
彼はこちらに向かって速歩きで近づいてくると、なぜか緑谷先輩の前に立ちはだかった。顔は不機嫌なままだ。
「ていうか…なんで先輩は森宮と一緒なんですか?」
…どうした、なんでそんな威圧的な聞き方をしているんだ悠木君。仮にも先輩だぞ。
そんな単語が飛び込んできたのはお昼すぎの忙しい時間帯だった。
満席となった店内は在校生、外部からのお客さんでいっぱいとなった。時間制限を設けてなんとか回転数をあげようと奮闘しているときにそんな単語を吐き出した人物がいたのだ。
なんだぁ? と思いながら、お客さんが去った後の席を片付けていると、入口付近に他校の制服を着た集団の姿。それに対峙しているのはクラスメイトの女子だった。結構失礼なことを言われた彼女は顔真っ赤になって固まっている。
へぇあの子、高校デビューだったのか。だけど高校生になったらおしゃれに目覚めてガラリと変わる人がたくさんいると思うけどなぁ。それの何が悪いのだろうか。
なかなか大きな声で発言した他校生は集団でクスクスと笑い合っていた。そこにいる集団全員顔見知りなのかな。
……感動の再会はいいんだが、他のお客さんも見てるじゃないの。そういうふうに晒し上げにするのは止めて差し上げて。
「別にいいじゃん。変わろうと前向きなのはいいことだよ。気持ちも一新して自信もついて、勉強にも力が入るじゃない」
お盆に乗っけた使用済みの食器を片手で持ち上げた私はクラスメイトの前にずずいと立って、集団を見上げた。
「女の子が可愛いことはいいことだよ。この間クラスの男子が佐藤さん可愛い、優しいから好きだって話してたし」
変わったことで彼女に好意を抱く男子がいる。いいことだろう。
見た目ってのは第一印象だ。綺麗に見せようと努力するのはいいことであると私は思う。それなのに何故それを笑うのだ君たちは。
私はなんとかこの場を穏便に落ち着かせようと思って口を挟んだ。
「森宮てめぇ!」
なのだが気に入らないのか、怒鳴りつけてくる男子がいた。
相手は顔を真っ赤にした調理担当である。
「…名指しはしてないじゃん」
私は誰が佐藤さんに好意を抱いているとは一言も言ってないぞ。
そこで男子は墓穴を掘ったことに気づき、顔を真っ赤にして黙り込んでいた。佐藤さんはその男子を見て何やら恥ずかしそうな、照れくさそうな満更でもない反応を示していた。
カップル成立の予感である。別に成立させるつもりは露ほどなかったのだが。
「青春は他所でしてくれないか」
「誰のせいだと…!」
「自滅したのあんたでしょ」
知らんがな。人のせいにしないでくれないか。
それはそうと来客対応せねば。
「あ、お客様。申し訳ございませんが当店他にもお待ちのお客様がいらっしゃって、待ち時間30分程度となっております。お待ちになりますか?」
私は仕事モードに切り替えて集団に声をかけたのだが、相手は微妙そうな顔をして、「いいです…」と退いて行った。いいって言うならまぁいいか。去る者は追わずである。
受付の待ち客名簿を確認すると、私は廊下に向けて声を出した。
「お待ちの田中さま御一行様ーお待たせいたしましたー! お席にご案内いたしまーす」
はぁ、これが賃金発生するバイトならいいのになぁ。そんなことを考えながら私はもりもり働いた。
□■□
無賃労働のお仕事を終えた私はユニフォームから制服に着替えて、文化祭を見て回っていた。あいにく友人らは遅番に入ってしまったので、寂しく一人で、だ。
「森宮さん、ひとりか?」
ぐるぐる宛もなく文化祭を見て回っていると、元生徒会長に声かけられた。
「生徒会長」
「……俺にも名前ってものがあるんだが…もしかして名前知らないのか?」
そんなことはないぞ。ただ先輩は生徒会長なイメージが強くて。今は【元】ではあるが。
「……緑谷先輩ですよね」
私が呼び直すと、彼はコクリと頷いていた。呼称なんて何でもいい気がするけど、もう生徒会長と呼ばれたくないのだろうか。
「今日は随分と雰囲気が違うな」
「うちのお店飲食店なんです。雰囲気に合わせて友達が化粧してくれて」
「そうか、よく似合ってるぞ」
「ありがとうございます」
最近の男子は目の前の女性を褒めるのが主流なのだろうか。褒められたのでお礼を言う。
「──教頭先生が嘆いていた。特進科出身のお姉さんと同じく優秀なのに頑なに普通科にしがみつく君のことを」
元生徒会長から言われた言葉に私は眉をひょこっと動かしてみせた。見るからに優等生な彼を使って説得作戦にでも出るつもりなのかな。私が先輩を見上げると、相手も私を静かに見下ろしていた。
「…どんな目的があるんだ?」
「…多分言っても、理解されないと思いますよ」
人によってはお遊びだろうと笑われてしまうかもしれない。私の目指す目的は、生きる上で絶対に必要なことではないから。
だから信頼できる相手にしか話したくないのだ。
私が答えたくないと遠回しに返すと、先輩はあっさり諦めていた。
「…君のクラスはチャイナカフェだったか? 評判を聞くよ」
「あ、台湾風カフェです」
どっちも中華圏だが、微妙に違うのでそこんところよろしく。台湾風は台湾風なんだよ、わかってくれ。
「普通科はこういう行事ごとに夢中になれる余裕がある。その辺は正直羨ましく思うところもあるよ」
普通科と特進科の間には学力差もあるが、自由時間の差もある。
普通科の人間だって怠けているわけじゃないが、時間に余裕があるのは明らかである。
「…特進科の出し物って手抜きというかお手軽ばかりで正直退屈ですもんね」
「それを言ってくれるな。…特進科で学ぶ道を選んだのだからそればかりは諦めているさ」
特進科のほうが進学には有利だ。彼らは時間を犠牲にしてでも勉学に励む理由がある。
私が普通科を選んだ理由と異なっていても、なにかの目的があるのは変わらない。
「…私だって勉強は大事だと思っています。だけど、私はお姉ちゃんじゃありませんし、物事にメリハリを付けたいんです」
勉強するときはするし、行事ごとは楽しみたい。バイトで汗流して稼ぎたい。それが私のやり方なのだ。
それで満足するか後悔するかは私が最終的に判断する。今の私はこれでいいと思っているのだ。
「まぁ君はそういう人だからな、俺がどうこう言おうと考えは変わらないと思っていた」
小さく笑う緑谷先輩。
やっぱり教頭先生からの差し金か。
受験生をこき使うなよ先生。受験目前で忙しいだろうに先輩も大変だな。
その後はよくわからんが、先輩と一緒にあてもなく文化祭を見て回っていた。
私がたこ焼きを購入すると、先輩は焼きそばを購入していた。なんかそのままどこかで一緒に食べる流れになって、中庭に出てきた。
ベンチに並んで腰掛けると大した話題もなく、私達は食事をする。
なんだこれ。
「…森宮さんは悠木のことをどう思う」
沈黙を破るかのような問いかけに私は咀嚼を止めて固まった。
先程姉と3人娘に悠木君との仲を冷やかされて否定してきたばかりなのにまたこの話題かと少しうんざりしている。
「友達ですねぇ」
「俺にはそれ以上の関係に見える」
「多分私と悠木君が異性同士だからそう見えるだけですよ」
もしも私が男だとして、今まで同じ行動起こしていたらそれも特別な間柄に見えちゃうのか?
なんかそういうの、のちのち彼と気まずくなるから止めてほしいんだけどなぁ。
「ふむ、男女の仲というものは難しいものだな」
そう言って先輩は焼きそばをすすっていた。
この先輩は私と悠木君を観察して楽しんでいるつもりなのか? 一癖ある先輩だとは思っていたが、いい性格している……恋愛ごとに興味あるなら自分で恋愛したらいいのに…
「好きなの。私と付き合ってくれないかな?」
新たなたこ焼きを頬張った私の耳に聞こえてきた告白の声。
私があちこち視線を動かしてその声の主を探していると、緑谷先輩は焼きそばを咀嚼しながら、声のした方に顔を向けていた。……反応が早い。先輩、やっぱり他人の恋愛観察するのにハマってるんじゃないかあんた。勉強ばかりで青春していなかったから今になって恋愛に関心持ち始めたんじゃないのか。
「ごめん。そういう対象で見たことない」
「今から知ってくれたらいいから…」
「…ごめん」
なんということでしょう。
告白されているモテ男はいま話題になった悠木君ではありませんか。
「…告白ラッシュと言うのだろう。文化祭前からずっとああらしいぞ」
声を潜めながら緑谷先輩が言う。
だけど悠木君がモテるのは今更だし、私は別にびっくりせんぞ。
しかし悠木君、振り方が優しくなった気がする。初めて彼が告白されてる姿を見た時は突き放すような振り方だったのに……なにか心境の変化でもあったのかな。
女の子が肩を落としてとぼとぼ立ち去っていくのを見送っていた悠木君は疲れた様子でため息を吐いていた。
そしてくるりと踵を返し、こちらをむいた。悠木君のパッチリ二重の瞳がこっちを見た。
思いっきり目が合ってしまったので、私はそっと目をそらして何も見てませんよアピールをしてみた。
「なんで目ぇ逸らすんだよ」
しかしあからさますぎたか。悠木君は少し不機嫌になってしまった。気まずいかなと思って気を遣って損した。
彼はこちらに向かって速歩きで近づいてくると、なぜか緑谷先輩の前に立ちはだかった。顔は不機嫌なままだ。
「ていうか…なんで先輩は森宮と一緒なんですか?」
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