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5話
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喫茶店で過ごしたあと、僕たちは古本屋へと向かった。
歩きながら、僕はついつい天野さんの横顔を見つめてしまう。街を歩く他の人々の視線が、明らかに彼に向けられているのがわかる。外ではサングラスをしているから彼の正体に気が付いている人は少ないだろうが、それでも彼の持つ華やかなオーラは隠しようがない。
一方で僕はといえば、天野さんの隣を歩いているだけでまるで場違いな気分だった。普段よりマシな恰好をしているとはいえ、彼と並ぶと余計に自分の平凡さが際立って感じてしまう。
「さあ、着いたよ」
天野さんの明るい声で、僕は現実に引き戻された。目の前には見慣れた「月影書房」の看板が見える。古めかしい木製の扉に、年季の入った看板。僕にとっては心安らぐ場所だが、天野さんのような人が通う場所だとは思っていなかった。
扉を開けると、古本独特の匂いが鼻をくすぐった。奥から店主が顔を出す。六十代の温厚そうな男性で、僕がここに通い始めた頃から親切にしてくれている。
「いらっしゃい、天野くん……と、あれ?」
店長の視線が僕に向いた。
「君は確か……よく哲学書のコーナーにいる……」
「あ、はい。……黒澤です」
僕が小さく頭を下げると、店主は嬉しそうに手を叩いた。
「ああ、そうそう黒澤くん! 君たち二人は知り合いだったのかい?」
天野さんが嬉しそうに笑いながら答える。
「そうなんです。コンビニで知り合って、話してみたら偶然、ここの古本屋の話で盛り上がって」
「へえ、それは良かった。天野くんには前から言ってたんだ、同世代で本好きの友人がいるといいんじゃないかとね」
店長さんと天野さんが和やかに話し始める。
僕は二人の会話を少し離れたところから眺めていた。天野さんの社交性の高さには改めて感心させられる。年上の店長とも気さくに話し、時折冗談を交えながら会話を弾ませている。一方で書店の店長も、天野さんの人柄を気に入っているのが話し方からもよくわかる。
……やっぱり、コミュニケーション能力の高い人たちは住む世界が違うなあ。
僕はそんなことを考えながら、いつものように哲学書のコーナーに向かった。哲学系の文庫本が並ぶ棚を眺めていると、後ろから店長さんの声がした。
「黒澤くんは本当に本の選び方のセンスがいいんだよ。いつも感心してるんだ」
振り返ると、店長さんと天野さんが僕の方を見ていた。
「若いのに、古典から現代思想まで幅広く読んでるし、マイナーな詩人の作品なんかも目ざとく見つけてくる。天野くんも見習うといいよ」
店長さんの言葉に、天野さんは目を輝かせた。
「へえ。じゃあ黒澤くん、オレに何かお勧めの本を選んでもらえる?」
……え?
突然の提案に、僕は困惑した。天野さんにお勧めの本を勧めるなんて、そんな大それたことできない。でも、天野さんは期待に満ちた表情で僕を見つめている。
僕は慌てて天野さんの好みを頭の中で整理した。これまで観察してきた彼の嗜好を必死に思い出す。
古典文学、特に太宰治が好き。あと、雑誌で好きだと答えてたのは確かフランス映画にジャズピアノ……その辺りから察するに、彼の内面は華やかな見た目に反して繊細で、本当の自分を理解してくれる人を求めているのではないか。
棚を見回して、僕は一冊の文庫本を手に取った。
「……これは、どうでしょうか」
僕が差し出したのは、とある現代小説だ。表面的な人間関係に疲れた主人公が、本当の意味での理解者を探し求める物語になっている。
天野さんが本の表紙を眺めながら呟いた。
「タイトルは見たことはあるけど、読んだことはない本だな」
「とても……繊細で、でも力強い作品です。主人公の心の動きが……丁寧に描かれていて」
僕は言葉を選びながら説明した。内容についてはネタばれになるから詳しく話せないが、きっと天野さんの心に響く作品だと思った。孤独感と人への憧れ、そして自分自身との向き合い方……僕もこの本の主人公に強く共感したから、天野さんにも気に入ってもらえると思う。
「黒澤くんが選んでくれたなら、きっと面白い本なんだろうね」
天野さんはその本を大切そうに抱えながら、にっこりと微笑んだ。
その嬉しそうな表情を見て、僕の胸が温かくなった。同時に、憧れの天野さんに本を勧めるなんて、なんだか不思議な気持ちになる。
古本屋を出ると、既に午後の日差しは西に傾き始めていた。特に予定はなかったが、天野さんが振り返って提案した。
「もう一ヶ所、行きたいところがあるんだけど、時間大丈夫?」
僕が頷くと、天野さんは嬉しそうに「ついてきて」と言って歩き出した。
向かった先は、駅から少し離れた路地にある小さなミニシアターだった。「シネマ・ルミエール」という洒落た名前の映画館で、僕は存在すら知らなかった。
「今日はちょうど見たい映画があるんだ」
天野さんが窓口でチケットを二枚購入する。お金を払いますと言ったが、彼は受け取ってくれなかった。上映している映画は「風の記憶」という、あまり聞いたことのない日本映画だった。
「メジャーな作品じゃないけど、今度オレが主演する映画の監督さんの過去作品なんだ。予習のために見ておきたくて」
そう説明されて、僕は驚いた。天野さんの次回作の関係者の映画だなんて、なんだか特別な気分になる。
上映開始まで少し時間があったので、僕たちはロビーのソファに腰を下ろした。シアター内は照明が落とされ、静かで落ち着いた雰囲気だった。
「映画館って、落ち着くよね」
天野さんが小さく呟いた。
「黒澤くんは、どんな映画が好き?」
「……インディーズ系の、ヨーロッパ映画とか」
「へえ、映画の趣味もなんだかオレと似てるな。本当、君と話していると、なんだかずっと昔から友達だったような、そんな気分になってくるよ」
そんな会話をしているうちに上映時間になり、僕たちは薄暗い上映室に入った。
「風の記憶」は、地方の小さな町を舞台にした青春映画だった。派手な演出やアクションシーンはないが、主人公の青年が故郷を離れる時の心情と、幼馴染への切ない想いが丁寧に描かれている。
セリフよりも表情や間で心情を表現する演出に、僕はどんどん引き込まれていった。主人公が故郷の駅で電車を待つシーン、幼馴染と最後に交わす視線……胸が締めつけられるような切なさに、いつの間にか涙が頬を伝っていた。
映画が終わり、場内に明かりが戻る。僕は慌ててハンカチで目元を拭った。
シアターを出ると、天野さんが心配そうに僕を見つめていた。
「……すみません、恥ずかしかったですよね」
僕は恥ずかしさで顔を俯けた。まさか推しの前で泣いてしまうなんて。
「恥ずかしい? なんで?」
天野さんが首をかしげる。
「だって……こんな、映画館で男が泣くなんて……」
「そんなこと、全然恥ずかしいことじゃないよ。……君は本当に感受性が豊かなんだね」
そして、優しい声で続けた。
「オレは好きだな、黒澤くんのそういうところ」
……好き?
その言葉に、僕は動揺した。
彼の言う好きという言葉に、そう深い意味はないのだろう。だけど、推しからふいに言われた「好き」という言葉に、僕は自分でも驚くほど心が揺れ動かされていた。
空を見上げると、既に夕焼けが空を染め始めていた。時刻は午後五時を回っている。
「あーあ、もう今日が終わっちゃった。もっと黒澤くんと一緒にいたかったのに」
天野さんが残念そうに呟いた。
「……これからお仕事ですか?」
「うん、夜から撮影があるんだ。深夜までかかる予定だよ」
天野さんが苦笑いを浮かべる。
仕事があるのに、お昼の時間をずっと僕に付き合ってくれていたんだ。申し訳なく感じるのと同時に、なんだか無性に嬉しくなって、複雑な感情が胸の奥で混じり合う。
「あの……撮影、頑張ってください」
僕のつたない応援の言葉に、天野さんの表情がふわっと和らいだ。
「ありがとう! 黒澤くんに応援してもらったら、絶対にいい演技ができそうだ」
そう言いながら、天野さんは夕日に照らされた横顔を僕に向けた。
「それじゃあ、またね」
天野さんが手を振りながら去っていく。
また……。
その言葉に、僕は安堵を感じた。これからも彼との関係が続くということだ。しかし、それと同時に、言いようのない戸惑いが心の奥に残っていた。
歩きながら、僕はついつい天野さんの横顔を見つめてしまう。街を歩く他の人々の視線が、明らかに彼に向けられているのがわかる。外ではサングラスをしているから彼の正体に気が付いている人は少ないだろうが、それでも彼の持つ華やかなオーラは隠しようがない。
一方で僕はといえば、天野さんの隣を歩いているだけでまるで場違いな気分だった。普段よりマシな恰好をしているとはいえ、彼と並ぶと余計に自分の平凡さが際立って感じてしまう。
「さあ、着いたよ」
天野さんの明るい声で、僕は現実に引き戻された。目の前には見慣れた「月影書房」の看板が見える。古めかしい木製の扉に、年季の入った看板。僕にとっては心安らぐ場所だが、天野さんのような人が通う場所だとは思っていなかった。
扉を開けると、古本独特の匂いが鼻をくすぐった。奥から店主が顔を出す。六十代の温厚そうな男性で、僕がここに通い始めた頃から親切にしてくれている。
「いらっしゃい、天野くん……と、あれ?」
店長の視線が僕に向いた。
「君は確か……よく哲学書のコーナーにいる……」
「あ、はい。……黒澤です」
僕が小さく頭を下げると、店主は嬉しそうに手を叩いた。
「ああ、そうそう黒澤くん! 君たち二人は知り合いだったのかい?」
天野さんが嬉しそうに笑いながら答える。
「そうなんです。コンビニで知り合って、話してみたら偶然、ここの古本屋の話で盛り上がって」
「へえ、それは良かった。天野くんには前から言ってたんだ、同世代で本好きの友人がいるといいんじゃないかとね」
店長さんと天野さんが和やかに話し始める。
僕は二人の会話を少し離れたところから眺めていた。天野さんの社交性の高さには改めて感心させられる。年上の店長とも気さくに話し、時折冗談を交えながら会話を弾ませている。一方で書店の店長も、天野さんの人柄を気に入っているのが話し方からもよくわかる。
……やっぱり、コミュニケーション能力の高い人たちは住む世界が違うなあ。
僕はそんなことを考えながら、いつものように哲学書のコーナーに向かった。哲学系の文庫本が並ぶ棚を眺めていると、後ろから店長さんの声がした。
「黒澤くんは本当に本の選び方のセンスがいいんだよ。いつも感心してるんだ」
振り返ると、店長さんと天野さんが僕の方を見ていた。
「若いのに、古典から現代思想まで幅広く読んでるし、マイナーな詩人の作品なんかも目ざとく見つけてくる。天野くんも見習うといいよ」
店長さんの言葉に、天野さんは目を輝かせた。
「へえ。じゃあ黒澤くん、オレに何かお勧めの本を選んでもらえる?」
……え?
突然の提案に、僕は困惑した。天野さんにお勧めの本を勧めるなんて、そんな大それたことできない。でも、天野さんは期待に満ちた表情で僕を見つめている。
僕は慌てて天野さんの好みを頭の中で整理した。これまで観察してきた彼の嗜好を必死に思い出す。
古典文学、特に太宰治が好き。あと、雑誌で好きだと答えてたのは確かフランス映画にジャズピアノ……その辺りから察するに、彼の内面は華やかな見た目に反して繊細で、本当の自分を理解してくれる人を求めているのではないか。
棚を見回して、僕は一冊の文庫本を手に取った。
「……これは、どうでしょうか」
僕が差し出したのは、とある現代小説だ。表面的な人間関係に疲れた主人公が、本当の意味での理解者を探し求める物語になっている。
天野さんが本の表紙を眺めながら呟いた。
「タイトルは見たことはあるけど、読んだことはない本だな」
「とても……繊細で、でも力強い作品です。主人公の心の動きが……丁寧に描かれていて」
僕は言葉を選びながら説明した。内容についてはネタばれになるから詳しく話せないが、きっと天野さんの心に響く作品だと思った。孤独感と人への憧れ、そして自分自身との向き合い方……僕もこの本の主人公に強く共感したから、天野さんにも気に入ってもらえると思う。
「黒澤くんが選んでくれたなら、きっと面白い本なんだろうね」
天野さんはその本を大切そうに抱えながら、にっこりと微笑んだ。
その嬉しそうな表情を見て、僕の胸が温かくなった。同時に、憧れの天野さんに本を勧めるなんて、なんだか不思議な気持ちになる。
古本屋を出ると、既に午後の日差しは西に傾き始めていた。特に予定はなかったが、天野さんが振り返って提案した。
「もう一ヶ所、行きたいところがあるんだけど、時間大丈夫?」
僕が頷くと、天野さんは嬉しそうに「ついてきて」と言って歩き出した。
向かった先は、駅から少し離れた路地にある小さなミニシアターだった。「シネマ・ルミエール」という洒落た名前の映画館で、僕は存在すら知らなかった。
「今日はちょうど見たい映画があるんだ」
天野さんが窓口でチケットを二枚購入する。お金を払いますと言ったが、彼は受け取ってくれなかった。上映している映画は「風の記憶」という、あまり聞いたことのない日本映画だった。
「メジャーな作品じゃないけど、今度オレが主演する映画の監督さんの過去作品なんだ。予習のために見ておきたくて」
そう説明されて、僕は驚いた。天野さんの次回作の関係者の映画だなんて、なんだか特別な気分になる。
上映開始まで少し時間があったので、僕たちはロビーのソファに腰を下ろした。シアター内は照明が落とされ、静かで落ち着いた雰囲気だった。
「映画館って、落ち着くよね」
天野さんが小さく呟いた。
「黒澤くんは、どんな映画が好き?」
「……インディーズ系の、ヨーロッパ映画とか」
「へえ、映画の趣味もなんだかオレと似てるな。本当、君と話していると、なんだかずっと昔から友達だったような、そんな気分になってくるよ」
そんな会話をしているうちに上映時間になり、僕たちは薄暗い上映室に入った。
「風の記憶」は、地方の小さな町を舞台にした青春映画だった。派手な演出やアクションシーンはないが、主人公の青年が故郷を離れる時の心情と、幼馴染への切ない想いが丁寧に描かれている。
セリフよりも表情や間で心情を表現する演出に、僕はどんどん引き込まれていった。主人公が故郷の駅で電車を待つシーン、幼馴染と最後に交わす視線……胸が締めつけられるような切なさに、いつの間にか涙が頬を伝っていた。
映画が終わり、場内に明かりが戻る。僕は慌ててハンカチで目元を拭った。
シアターを出ると、天野さんが心配そうに僕を見つめていた。
「……すみません、恥ずかしかったですよね」
僕は恥ずかしさで顔を俯けた。まさか推しの前で泣いてしまうなんて。
「恥ずかしい? なんで?」
天野さんが首をかしげる。
「だって……こんな、映画館で男が泣くなんて……」
「そんなこと、全然恥ずかしいことじゃないよ。……君は本当に感受性が豊かなんだね」
そして、優しい声で続けた。
「オレは好きだな、黒澤くんのそういうところ」
……好き?
その言葉に、僕は動揺した。
彼の言う好きという言葉に、そう深い意味はないのだろう。だけど、推しからふいに言われた「好き」という言葉に、僕は自分でも驚くほど心が揺れ動かされていた。
空を見上げると、既に夕焼けが空を染め始めていた。時刻は午後五時を回っている。
「あーあ、もう今日が終わっちゃった。もっと黒澤くんと一緒にいたかったのに」
天野さんが残念そうに呟いた。
「……これからお仕事ですか?」
「うん、夜から撮影があるんだ。深夜までかかる予定だよ」
天野さんが苦笑いを浮かべる。
仕事があるのに、お昼の時間をずっと僕に付き合ってくれていたんだ。申し訳なく感じるのと同時に、なんだか無性に嬉しくなって、複雑な感情が胸の奥で混じり合う。
「あの……撮影、頑張ってください」
僕のつたない応援の言葉に、天野さんの表情がふわっと和らいだ。
「ありがとう! 黒澤くんに応援してもらったら、絶対にいい演技ができそうだ」
そう言いながら、天野さんは夕日に照らされた横顔を僕に向けた。
「それじゃあ、またね」
天野さんが手を振りながら去っていく。
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