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第40話 イライアスの提案
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私のことを逃がさないといったように、第二王子イライアスが体を詰めてきました。
細身のくせに意外と筋肉があるようで、この場から離れることは難しそう。
仕方ないからと、私は現状の体勢を受け入れることにしました。
それに、この銀髪の男から手紙を奪い返すまでは、私もここから離れるわけにはいかない。
だから強気で、イライアスを睨みつけます。
「私を助けるって、どういう意味? 別に私は困っているわけではないのですが」
「とぼけても無駄だよ。僕は君が竜茶を飲んだあの会議から、ずっと君のことを手に入れたいと考えていたんだ。だから君の故郷であるカレジ王国に密偵を放っていたのさ。あの国の最新情報については、僕がこの国で一番よく知っている」
いま話した内容については、嘘をついていないと私の直感が言っています。
イライアスは、カレジ王国の現状を把握しているのでしょう。
「君の故郷、このままだと滅ぶみたいだね。もしかしてその手紙は、ルシルの大切な人からの救援の手紙なんじゃないかい?」
「私の故郷がどうなるかは、わかっていたことです……」
「でも、お友達が国と一緒に消えていくのは忍びないよね」
イライアスは私の耳元で囁くように誘ってきます。
「でも安心して。僕が救ってあげるよ」
「……え?」
「さっき言っていただろう。アイザックの背に乗れば、あちらまで一日とかからないって。竜になったアイザックに乗って、カレジ王国に行くつもりだったんだろう?」
考えていたことを見抜かれて、動揺してしまいます。
もしもアイザックがいれば、このままカレジ王国へ連れて行ってもらうつもりだったのは事実でした。
「カレジ王国はいま、大変みたいだね。国土は荒れ果て、川も干上がり、大地は割れ、しまいには山が大噴火! 伝承によるとこの次はたしか、魔物が大量発生して国民は食い散らかされるんだっけ」
「なんでイライアス様が、その伝承をご存知なのですか?」
「これでも僕は、この国の王族だからね。カレジ王国との盟約、そして守護竜のお勤めのことはきちんと知っているんだ」
カレジ王国は、守護竜がいないと国が滅んでしまう。
なぜそんなふうになっているのかはわからないけど、実際そうなのだから仕方ない。
守護竜がいるおかげで、カレジ王国は大陸のどの国よりも豊かで平和な国だった。
他国では魔物が多く出没するらしく、どの国も魔物に頭を悩ませていると聞く。
そんな心配がいっさいなかったのがカレジ王国であり、ひいては守護竜であったアイザックのおかげだったのだ。
アイザックが守護竜として身を犠牲にしていたおかげで、あの国はかりそめの平和を謳歌することができた。
「カレジ王国の国民は、明日にでも全滅してしまうかもしれない。ルシルの大切な人も、きっと大災害や魔物の襲撃に巻き込まれてしまうんだろうね」
平和が長く続いたカレジ王国は、魔物対策がまったくできていない。
魔物との戦闘経験がある者もほとんどいないため、きっとすぐに蹂躙されてしまう。
「だからルシルは、お友達を助けに行こうとしているんだろう? でも陸路と船旅で一か月はかかる。きっとついた頃にはカレジ王国は滅亡しているだろうね」
「……イライアス様、何が言いたいんですか?」
「僕がルシルをカレジ王国に連れて行ってあげるよ。なにせ僕も、竜だから」
彼の右腕が、変化する。
人の腕だったものが、鱗に覆われた強靭な竜の腕になりました。
「部分変化は初めてみたかな? 僕は優秀だからこんなこともできるのさ」
イライアスの右腕が、私の眼前へと移動してきました。
私はその腕を触りたいという欲求を押さえながら、イライアス殿下へと視線を戻します。
「本当に、私を連れて行ってくれるのですか?」
「ああ、もちろんだ。ルシルのお友達を僕が助けてやろう──ただし」
不敵な笑みを浮かべながら、イライアス殿下が取引を持ち掛けてきます。
「僕の願いを聞いてくれるのが条件だ」
「……条件?」
「それは、向こうに着いてからのお楽しみということで」
どうすればいいんだろう。
このまま黙って、祖国が亡びるのを待っていることはできない。
なにせ、あそこには私の大切な人が、まだ残っているのだから。
元侍女であるセシリアの手紙によれば、山が大噴火し、国境付近ではすでに魔物が発生しているのだとか。
そのせいで民たちは国内に取り残されている。
しかも食糧難のせいで食べ物がないうえに、飲み水も干上がっているらしい。
このままでは飢え死にするか、火山の噴火に巻き込まれて命を落とすか、さもなければ魔物に食い殺されるしか未来はないのだという。
でも、カレジ王国は私を殺そうとした国。
本来であれば、二度と立ち入るつもりはなかった。
けれども、それでいいのだろうか。
もしもここで祖国を見殺しにしたら、私は私を処刑しようとしたあの人たちと同じになってしまうきがする。
それに祖国には大切な人が残っているのが、気がかりだ。
セシリアは私の元侍女で、サンセット子爵と結婚したのは、私がきっかけだった。
珍しく恋愛結婚をした彼女らを、私は結婚式で祝福したんだっけ。
せめて身近な知り合いだけでも助けられるのであれば、私は行動を起こしたい。
もしもこのまま祖国の友人を見捨てることがあれば、きっと私はこのことを死ぬまで後悔するだろうから。
事態は一刻を争う。
悩んでいる暇はない。
「わかりました。イライアス様の提案、お受けいたします」
「それでこそ、僕の愛するルシルだ」
「……この際だからはっきりと言っておきますが、私はイライアス様の恋人にはなりません。私はアイザックの恋人であり婚約者であり、そして妻になるのですから」
「ああ、わかっているとも。さっきの付き合っているって話は冗談だから、安心するといいよ」
「……とにかく、約束ですからね」
こうして私は、もう二度と見ることはないと思っていカレジ王国へと旅立つことになりました。
そして変わり果てた祖国を、この目で見ることになるのです。
細身のくせに意外と筋肉があるようで、この場から離れることは難しそう。
仕方ないからと、私は現状の体勢を受け入れることにしました。
それに、この銀髪の男から手紙を奪い返すまでは、私もここから離れるわけにはいかない。
だから強気で、イライアスを睨みつけます。
「私を助けるって、どういう意味? 別に私は困っているわけではないのですが」
「とぼけても無駄だよ。僕は君が竜茶を飲んだあの会議から、ずっと君のことを手に入れたいと考えていたんだ。だから君の故郷であるカレジ王国に密偵を放っていたのさ。あの国の最新情報については、僕がこの国で一番よく知っている」
いま話した内容については、嘘をついていないと私の直感が言っています。
イライアスは、カレジ王国の現状を把握しているのでしょう。
「君の故郷、このままだと滅ぶみたいだね。もしかしてその手紙は、ルシルの大切な人からの救援の手紙なんじゃないかい?」
「私の故郷がどうなるかは、わかっていたことです……」
「でも、お友達が国と一緒に消えていくのは忍びないよね」
イライアスは私の耳元で囁くように誘ってきます。
「でも安心して。僕が救ってあげるよ」
「……え?」
「さっき言っていただろう。アイザックの背に乗れば、あちらまで一日とかからないって。竜になったアイザックに乗って、カレジ王国に行くつもりだったんだろう?」
考えていたことを見抜かれて、動揺してしまいます。
もしもアイザックがいれば、このままカレジ王国へ連れて行ってもらうつもりだったのは事実でした。
「カレジ王国はいま、大変みたいだね。国土は荒れ果て、川も干上がり、大地は割れ、しまいには山が大噴火! 伝承によるとこの次はたしか、魔物が大量発生して国民は食い散らかされるんだっけ」
「なんでイライアス様が、その伝承をご存知なのですか?」
「これでも僕は、この国の王族だからね。カレジ王国との盟約、そして守護竜のお勤めのことはきちんと知っているんだ」
カレジ王国は、守護竜がいないと国が滅んでしまう。
なぜそんなふうになっているのかはわからないけど、実際そうなのだから仕方ない。
守護竜がいるおかげで、カレジ王国は大陸のどの国よりも豊かで平和な国だった。
他国では魔物が多く出没するらしく、どの国も魔物に頭を悩ませていると聞く。
そんな心配がいっさいなかったのがカレジ王国であり、ひいては守護竜であったアイザックのおかげだったのだ。
アイザックが守護竜として身を犠牲にしていたおかげで、あの国はかりそめの平和を謳歌することができた。
「カレジ王国の国民は、明日にでも全滅してしまうかもしれない。ルシルの大切な人も、きっと大災害や魔物の襲撃に巻き込まれてしまうんだろうね」
平和が長く続いたカレジ王国は、魔物対策がまったくできていない。
魔物との戦闘経験がある者もほとんどいないため、きっとすぐに蹂躙されてしまう。
「だからルシルは、お友達を助けに行こうとしているんだろう? でも陸路と船旅で一か月はかかる。きっとついた頃にはカレジ王国は滅亡しているだろうね」
「……イライアス様、何が言いたいんですか?」
「僕がルシルをカレジ王国に連れて行ってあげるよ。なにせ僕も、竜だから」
彼の右腕が、変化する。
人の腕だったものが、鱗に覆われた強靭な竜の腕になりました。
「部分変化は初めてみたかな? 僕は優秀だからこんなこともできるのさ」
イライアスの右腕が、私の眼前へと移動してきました。
私はその腕を触りたいという欲求を押さえながら、イライアス殿下へと視線を戻します。
「本当に、私を連れて行ってくれるのですか?」
「ああ、もちろんだ。ルシルのお友達を僕が助けてやろう──ただし」
不敵な笑みを浮かべながら、イライアス殿下が取引を持ち掛けてきます。
「僕の願いを聞いてくれるのが条件だ」
「……条件?」
「それは、向こうに着いてからのお楽しみということで」
どうすればいいんだろう。
このまま黙って、祖国が亡びるのを待っていることはできない。
なにせ、あそこには私の大切な人が、まだ残っているのだから。
元侍女であるセシリアの手紙によれば、山が大噴火し、国境付近ではすでに魔物が発生しているのだとか。
そのせいで民たちは国内に取り残されている。
しかも食糧難のせいで食べ物がないうえに、飲み水も干上がっているらしい。
このままでは飢え死にするか、火山の噴火に巻き込まれて命を落とすか、さもなければ魔物に食い殺されるしか未来はないのだという。
でも、カレジ王国は私を殺そうとした国。
本来であれば、二度と立ち入るつもりはなかった。
けれども、それでいいのだろうか。
もしもここで祖国を見殺しにしたら、私は私を処刑しようとしたあの人たちと同じになってしまうきがする。
それに祖国には大切な人が残っているのが、気がかりだ。
セシリアは私の元侍女で、サンセット子爵と結婚したのは、私がきっかけだった。
珍しく恋愛結婚をした彼女らを、私は結婚式で祝福したんだっけ。
せめて身近な知り合いだけでも助けられるのであれば、私は行動を起こしたい。
もしもこのまま祖国の友人を見捨てることがあれば、きっと私はこのことを死ぬまで後悔するだろうから。
事態は一刻を争う。
悩んでいる暇はない。
「わかりました。イライアス様の提案、お受けいたします」
「それでこそ、僕の愛するルシルだ」
「……この際だからはっきりと言っておきますが、私はイライアス様の恋人にはなりません。私はアイザックの恋人であり婚約者であり、そして妻になるのですから」
「ああ、わかっているとも。さっきの付き合っているって話は冗談だから、安心するといいよ」
「……とにかく、約束ですからね」
こうして私は、もう二度と見ることはないと思っていカレジ王国へと旅立つことになりました。
そして変わり果てた祖国を、この目で見ることになるのです。
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