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blue.13
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「本宮、違うよね!?」
翌朝、遅刻ギリギリで会社に滑り込んだら、顔を見るなり橙子さんに拉致られた。
あおくんと。青い鳥と。
和泉さんと。奏くんが。
ずっと頭から離れなくて何をしていても浮かんでは消えて
昨日は全然眠れなかった。
1人暮らしの部屋と独りぼっちのベッドが妙にさみしくて
昨日は全然眠れなかった。
気づいたら朝で、昨日と同じスーツだったけど構ってる暇もなく、とりあえず電車に飛び乗って会社まで走った。
なんとか間に合った―――と思ったら、橙子さんがすごい勢いで迫って来て。
「わ、…私ちゃんと資料まとめましたよ?」
殺されるのか。やっぱり殺されるのか。
じりじり後ずさると壁際まで追い詰められた。
いやあああ、人生初の壁ドンが橙子さん相手なんて嫌。
「来月発表予定の技術開発部の最新技術。コミネワンダーカンパニーが今朝発表した」
…は?
「会社の情報を外部に漏らした内通者がいるんじゃないかって。昨日、たまたま取材で技術開発部に出入りしたうちの課が疑われてる」
…え?
「もっと言えば、取材後怪しい動きをしたあんたが、社外で新聞社の男と密会してたって噂になってる」
「えええ―――――っ!」
つまり。
私が和泉さんの研究室から最新技術の情報を盗んで、ロンドン新聞に勤める奏くんに渡して、それをライバル会社に流した、ってこと!?
「ないないないない!」
壊れんばかりに手と首を横に振る。
ないわ―――、いくら何でもそれはないわ―――
「…だよね。あんたそんな頭なさそうだもんね」
橙子さんが顎に手を当てて考えるそぶりをするから、思いっきり何度もうなずいてからちょっと引っかかる。
…今、さりげなく人のことバカって言った?
翌朝、遅刻ギリギリで会社に滑り込んだら、顔を見るなり橙子さんに拉致られた。
あおくんと。青い鳥と。
和泉さんと。奏くんが。
ずっと頭から離れなくて何をしていても浮かんでは消えて
昨日は全然眠れなかった。
1人暮らしの部屋と独りぼっちのベッドが妙にさみしくて
昨日は全然眠れなかった。
気づいたら朝で、昨日と同じスーツだったけど構ってる暇もなく、とりあえず電車に飛び乗って会社まで走った。
なんとか間に合った―――と思ったら、橙子さんがすごい勢いで迫って来て。
「わ、…私ちゃんと資料まとめましたよ?」
殺されるのか。やっぱり殺されるのか。
じりじり後ずさると壁際まで追い詰められた。
いやあああ、人生初の壁ドンが橙子さん相手なんて嫌。
「来月発表予定の技術開発部の最新技術。コミネワンダーカンパニーが今朝発表した」
…は?
「会社の情報を外部に漏らした内通者がいるんじゃないかって。昨日、たまたま取材で技術開発部に出入りしたうちの課が疑われてる」
…え?
「もっと言えば、取材後怪しい動きをしたあんたが、社外で新聞社の男と密会してたって噂になってる」
「えええ―――――っ!」
つまり。
私が和泉さんの研究室から最新技術の情報を盗んで、ロンドン新聞に勤める奏くんに渡して、それをライバル会社に流した、ってこと!?
「ないないないない!」
壊れんばかりに手と首を横に振る。
ないわ―――、いくら何でもそれはないわ―――
「…だよね。あんたそんな頭なさそうだもんね」
橙子さんが顎に手を当てて考えるそぶりをするから、思いっきり何度もうなずいてからちょっと引っかかる。
…今、さりげなく人のことバカって言った?
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