[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった

花と石鹸5

 亮は拒否しなかった。
 戸惑いながらも素直に従う亮が愛しい。

 ゆっくりと下着が下ろされると半起ちしたペニスが顔を出す。亮が膝をついてそれを咥える。舌で亀頭を捏こねつつ、口を上下させた。

「いいね……」

 優璃は両手で亮の髪をすく。
 小さな口の中で、ペニスがむくむくと膨れ上がって硬くなる。
 亮も男だけあってどうすれば相手を喜ばせるのかは心得ている。もっと奥に含んで根元から裏筋を責め立てた。頭上から優璃の吐息が漏れる。
 髪を撫でていた手が顎を掴み亮の顔を反りかえらせた。
 上目遣いの顔に例えようのない興奮を覚える。

 優璃はひざまづいた亮の腹の下を足でまさぐる。足の甲が膨らんだ陰部に当たる。

「いやらしいな」

「人のをしゃぶって……もうこんななの」

 優璃は足の先で亮の根元を撫で上げる。
 
「……ん……っ」

亮の体が一瞬ひくついて口のの動きがに疎おろそかになる。もっと股の奥に足をつくと亮が腰を浮かせた。
 そのタイミングで足の先を尖らせ向こう側まで突いてやる。また腰が反応して亮の棍ぶりが揺れる。

「高瀬……っ」

 堪えきれずに亮が優璃の足に自分のを擦り付ける。口を使いながらも腰をくねらせた。
 
「………ん」

 亮が尻を擦り付けて自分からねだってくる。
 今度は部屋着の下に足の指を入れ陰部をじかに触る。
 こうまですると亮が堪えきれず顔を上げた。上気した顔が美しい。

  優璃は満足げに亮の顎を掴んで顔を向かせる。すると亮がその指を咥えてきた。悪い娼婦のように優璃の親指を口淫する。

「どこで覚えたの」

 これ以上の誘惑はなかった。
 少し前までウブだった恋人が今は飢えた目をしている。