キャンピングカーで始める異世界スローライフ

まけない犬

文字の大きさ
9 / 12
キャンピングカーで始める異世界スローライフ

第9話「祈り」

しおりを挟む
「カバ……!? いや、いのししか……!?」

 あとに聞いた話だが、エルグランデにおいて動物と魔物モンスターの区別は曖昧らしい。
 神の使いとされる動物が、地域によっては害獣であるように、人の都合次第だそうだ。
 おおむね、人間の手に負えない獣が魔物モンスターと呼ばれるし、生息域が魔界だとしてもペットとして高値が付くやつもいる。

「ブルファングです。この場所には魔物モンスターは寄り付かないはずなのに……」

 この牛みたいにデカいいのししは、間違いなく魔物モンスターとして区分されるだろう。
 口から突き出し、大きく湾曲した牙が……ヤバい。人間なんて紙くずみたいに引き裂いてしまうに違いない。

「わたしにかれてやってきたんですね」
「ホントに自意識過剰じゃないか⁉ 生肉としてってことか!?」

 混乱している。そんなツッコミ入れてる場合じゃないだろう。
 美人は皆に好かれると思いこんでいる……とか、考えてる場合でもないんだ。

「とにかく逃げないとっ!」
「落ち着いてください。無闇に動くとあの子を興奮させてしまいます」

 馬みたいに立って前脚をバタつかせ、犬みたいに地面をガリガリ掘ってる。
 動物を、別の動物で例えるのはセンスがないが、いまの俺にはそれが精いっぱいだ。

 巨体に似合わないつぶらな瞳が、真っ赤に充血している。
 興奮させるなというが、手遅れなんじゃないだろうか。
 いまにも牙を剥いて、飛びかかってきそうだ。

「ブルファアアアッ!!」
「ひいっ!」

 ブルファングがえた。俺は腰を抜かした。

「安心してください。あの子の目的はわたしです」

 無様に座り込む俺の前に、ルミは立った。
 恐ろしい魔物から、俺をかばっているように見える。
 目線を合わせるために彼女は腰を折っていて……顔が近い。
 その視線は優しくて……揺れる金髪から甘い香りがする。

 途端に自分が情けなく感じた。

「ブルアアアアアッ!!」

 水面を揺らす咆哮ほうこうが近づいて来る。
 ドスドスと地面も揺れて、背中に悪寒が走った。

 ルミは振り向き、迫り来るいのしし対峙たいじした――

「ばかやろうっ!」

 咄嗟とっさの判断だったと思う。
 なにも考えていなかった。考えていたらこんな行動とっちゃいない。

 車に跳ねられるような衝撃を受けた。
 子供の頃に一度だけ交通事故にあったことがある。
 自転車に乗っていて、見通しの悪い路地での出来事だった。俺自身は無傷だったものの、前輪はぐにゃりと曲がって悲惨だった。

 だが、あのときとは桁が違う。

「うわぁああ!」
「ハンゾーさん!」

 押しのけたことでルミは転んだ。
 俺はその何倍もの距離を転がっていく。砂利や木片が体に食い込むのを感じた。

「大丈夫ですか!」

 ルミが駆け寄ってくる。
 長いスカートが邪魔になるのか、両手でつまみあげながら。
 その所作すらも気品に溢れあふれているが、なんでそんな格好で森に来たんだ?

「なんだこれっ⁉」

 腕がぐにゃりと曲がってる。
 もちろん、曲がっちゃいけない部分から、曲がっちゃいけない向きに。

「いってぇえええっ!!」

 折れていると気づいた瞬間に、強い痛みが襲って来た。
 脂汗か、冷や汗か、とちらかわからないが、とにかく大量に噴き出した。

「あああ、折れています!」
「知ってるよ!」

 これだけ痛いなら、死んではないってことだ、それだけはよかった。

「ブルアアアアアッ!!」

 なにもよくない。
 いのししが地面を踏み鳴らしながら、方向転換している。
 もう一発ぶちかまそうとしているのは明白だ。

「くそっ! 逃げろ! 逃げるんだ!」

 俺らが死ぬまで、何度だって繰り返すだろう。猪突猛進ちょとつもうしんというくらいなのだから。

「おい! 逃げるんだ!」
「……」

 ルミは動かない。動いちゃくれない。
 俺が逃げるまで、自分も逃げるわけには……なんて、考えてそうな顔をしている。

 なんだそれ。俺だってそうだ。順番なんてどうだっていいだろう。

「くそ! 逃げるぞっ!」

 俺は立ち上がり、ルミの手を引いた。
 折れた腕に激痛を感じるが、なんというか……情報として感じている、みたいな感触だった。

 絶体絶命のピンチで、アドレナリンが全開なんだろう。
 俺は、俺の底力に驚きつつも、辺りを見回した。

「逃げるってどこに⁉」

 開けた場所だ、隠れる場所なんてない。
 森に逃げ込むか、湖に飛び込むか……いずれにしろ、距離が遠い。

「ブルッ! ブルブル!」

 無理だ。ブルファングの速度を振り切ることはできない。
 俺かルミのどちらかがおとりになるくらいしないと無理だ。
 だがもう、俺はルミの手をつかんでいる。

 いまさら手を離すことはできやしない。

 ブッ、ブッブーーーー!!

「ブルファッ!?」

 大きなクラクションが鳴って、ハイビームがブルファングを照らした。
 驚いたのか、その場で跳ねて足をバタつかせた。

「エクラ!?」

 光はエクラのフロントライトから伸びていた。
 そして、手招きでもするかのように、ワイパーがウィンウィンと揺れている。

「こっちに来いって言ってるのか!?」

 なんで車がひとりでに。なんてことは今は考えないでおこう。
 車内に逃げ込むのはよい考えだ。そのまま運転して、この場から立ち去ることもできる。

「こっちだ!」
「ハンゾーさん!?」

 急いでエクラに駆け寄った。
 扉を開けようと腕を伸ばしたが、折れて曲がっているほうだったから上手くつかめなかった。

「こっちじゃないっ!」

 折れてない腕でドアを開け、車内に滑り込む。

「キミも乗れっ! はやくっ!」
「でも……」

 ルミは扉の前で立ち止まっている。
 戸惑っている様子だ、異世界に車はないのだろうか。

 しかし、そんな場合じゃないだろう。

「馬車みたいなものだよっ! はや――」

 はやくしろと言い終わる間もなく、強い衝撃が車内を揺らした。
 ブルファングが俺とルミの間に割って入ってきた。長い助走からの頭突きを見舞ってきた。

「うわぁ!」
「きゃあっ!」

 俺は車内で転がり、備えつけのテーブルで頭を打った。
 痛い。だが、折れた腕はもっと痛かった。

「ルミっ!」

 ドタバタと、寄りかかるものを探しながら立った。
 彼女の無事を確かめる為に、窓に目をやる。

 キャンピングカーはこういう場合に不便だ、外の様子がつかみにくい。
 車内からはルミの姿を捉えることはできなかった。

 恐る恐る半開きになったドアから顔を出した。

「ルミ! なにしてるんだっ! こっちに来るんだ!」

 彼女はブルファングと顔を見合わせながら、車からジリジリと遠ざかっていった。

「わたしは大丈夫です」

 俺の叫びに、ルミは笑顔で答えた。
 大丈夫って、何がだ?

「おいっ! ルミっ! こっちだって言っているだろ!!」

 苛立ちで口調が荒くなる。
 言い方が悪かったことが原因だとは思えないが、返事は無かった。

 ルミは、俺とエクラから距離を取っていく。
 被害がこちらに及ばないように、ブルファングを引き離そうとしている。そんな風に見えた。

 ――カッチ、カッチ、カッチ

「エクラ!?」

 ハザードランプが点滅した。

「なんだっ? 座れって言ってるのか!?」

 フロントガラスの向こう側で、ブルファングがあと脚を使って地面を削るのが見える。
 ガリガリという音がする。突進前の予兆に違いない。

「なんだってんだよっ!」

 俺はドライバーシートに飛び乗った。
 キーはつけたままだった。急いで回した。

 グォオオンッ!

 一発で点火した。エクラのエンジンがうなりをあげる。
 
「ブルアアアアアアッ!!」

 ブルファングも吠えほえた。

「あなたでは無理かもしれません」

 ルミは、祈りをささげるように両手を組んでいた。
 その目に恐怖はなく、むしろ、悲しみの色を帯びていた。

 ひづめが土をえぐり、巨体がロケットのように飛び出した。
 二本の牙でえぐるような角度で、ブルファングは前に進んだ。

「祈ってる場合かよっ!」

 折れた腕では、ハンドルを握れない。
 アクセルに体重を乗せ、肩口で抱き着くようにハンドルを回す。

 内臓がおいていかれるような感覚を覚えた。
 三トン越えの車体とは思えない加速で、エクラは奔った。

 グォオオオオオン――――――ドゴォーンッ!!

「~~~~~ッ!!」

 人身事故もこんな感触なのだろうか。
 ゾッとするような考えが脳裏を過った。派手な音の割に、対した衝撃がなかったからだ。

 ルミを襲う巨大ないのししの横っ面に、キャンピングカーでの体当たり。
 軌道が逸れるどころじゃない、直角に折れ曲がるように吹き飛んでいった。

「はやく乗ってくれっ! 逃げるんだっ!」

 俺は滑り落ちるように、車外に出た。

「ハンゾーさん!」

 ルミは吹き飛ぶブルファングを目で追っていたが、そのあとすぐにこちらに駆け寄ってきた。

「大丈夫ですか?」
「いまのところはな! だがすぐにそうじゃなくなるっ!」
「腕、やはり折れています」
「わかっているよ!」

 グズグズしないでほしい。
 ブルファンゴを仕留めてる自信はない。早くこの場から立ち去りたかった。

「動かずそのままで大人しくしていてください」

 こいつは、さっきからなんなんだ。
 逃げろ、逃げなきゃと、俺はずっと言っているのに――

「ドロル・レミッスス――」

 ルミは何かを口ずさんだ……詩? 違う、これは祈りだ。

「――カロ・サネトゥル・アニマ・パケム……癒しの光をっ!」

 折れた腕に添えられた彼女の掌から、黄金の光があふれた。
 森に差し込む木漏れ日よりも、強く、色濃く、暖かかった。

「動きますか?」
「えっ? うそだろ? 痛くない……折れてもない。治っている?」
「……癒しの祈りです」
「異世界すぎるだろっ!」

 もう少し気の利いたことを言いたかった。
 だが、それ以外に例えようがなかったんだ。

「異……世界……?」

 わけが分からないと、ルミは小首を傾げた。
 こんな至近距離で、その仕草はやはり反則ではないかと思う。
 しかも、美人でシスターで、ヒーラーってなにか狙っているのかとすら思う。

 異世界の住人に、転生がどうこうって話をしていいのだろうか。
 そんな疑問が過るが、悠長にしている時間などないことを思い出した。

「ルミ! 話はあとだ。車に乗ってくれ! 逃げるぞっ!」

 立ち上がり、彼女の肩に手を置いたのだが、キョトンとした表情を向けられた。

 この期に及んで、そのリアクションはなんだ。しゃらくさい。
 無理矢理にでも連れて行く。俺は彼女の手を引こうとした。

「ブ……ブ……ブルファアアアアアッ……!」

 跳ね飛ばしたブルファングが、ヨロヨロと立ちあがってくる。
 そんな気はしていた。エクラをぶつける瞬間に、俺はブレーキを掛けた。

 日和った俺が悪い――だが、立ってくるなよ。これが魔物モンスターって奴か。

「ルミ! はやくっ!」

 急かす俺に、やはり彼女は優しく微笑んだ。

「あなたを巻き込んでしまった以上、責任を取らないといけません」
「はぁ?」

 俺の疑問を他所に、彼女はまたも振り向き、一歩前に出た。

「ルミ――」
「大丈夫です」

 ルミは俺の言葉を遮るように、右手をスッと上げた。

「ノクティ・フィネム・ディク――」

 まただ、あの祈りだ。

 バリッ……バリバリバリバリバリッ!!

 雲ひとつない青空だが、雷が落ちた。
 彼女の小さな体からほとばしる雷光が、右手に収束していく。

「――ルクス・ドミニ・ウンブラス・デレト――」

 たわわに実った胸を天に向け、大袈裟おおげさに見えるほどに彼女は振りかぶった。
 野球の投手というよりは、やり投げのフォームに近い。

 光の奔流が風圧となって、ヴェールから金髪がこぼる。スカートもはためき肌が露わになる。
 修道服の下には、純白のストッキングにガーターベルト。それらと同じく純白の下着だった。

 普段であれば目を奪われるような光景だろうが、如何せん、いまはそれ所ではない。

 ド派手な電撃が空間にほとばしっているのだが、この場にいてもいいのだろうか。
 感電してしまうのではと、足がすくんだが、光は意思を持ち、俺を避けているようにも見えた。

「――強き光をっ!」

 ルミは腕を振り抜いた。

「ブギャアアアアアッ!!」

 断末魔は一瞬だった。
 光速――かどうかは分からないが、彼女が光のやりを投げた直後に終わっていた。

 閃光せんこうが、ブルファングを焼いた。

「……す、すごい……」

 ルミの背中に視線を移しながら言った。
 肉と空気が焦げる匂いが鼻を刺す。

「……」

 ルミは振り向くことなく、胸の前で両手を組んだ。
 そのまま、消し炭と化したブルファングの元に歩みを進め、立ち止まり、祈りをささげた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

RPGのストーリー開始前に殺されるモブに転生した俺、死亡フラグを回避してラスボス助けたら女主人公が現れてなぜか修羅場になった。

白波 鷹(しらなみ たか)【白波文庫】
ファンタジー
――死亡フラグのあるモブに転生した。なぜか男主人公の姿で。 王国に孤児院の子供達を殺された少女ミュライトがラスボスのRPG『プリテスタファンタジー』。 物語後半でミュライトと主人公は互いに孤児院出身であることが分かり、彼女を倒した主人公がその死を悲しむ絶望的なエンディングからいわゆる「鬱ゲー」と呼ばれているゲームでもある。 そして、そんなゲームの物語開始前にミュライトと同じ孤児院に住んでいた子供に転生したが…その見た目はなぜか男主人公シュウだった。 原作との違いに疑問を抱くものの、このままストーリー通りに進めば、ミュライトと主人公が戦って悲惨なエンディングを迎えてしまう。 彼女が闇落ちしてラスボスになるのを防ぐため、彼女が姉のように慕っていたエリシルの命を救ったり、王国の陰謀から孤児達を守ろうと鍛えていると、やがて男主人公を選んだ場合は登場しないはずの女主人公マフィが現れる。 マフィとミュライトが仲良くなれば戦わずに済む、そう考えて二人と交流していくが― 「―あれ? 君たち、なんか原作と違くない?」 なぜか鉢合わせた二人は彼を取り合って修羅場に。 こうして、モブキャラであるはずのシュウは主人公やラスボス達、果ては原作死亡キャラも助けながらまだ見ぬハッピーエンドを目指していく。 ※他小説投稿サイトにも投稿中

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません

下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。 横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。 偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。 すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。 兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。 この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。 しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚

熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。 しかし職業は最強!? 自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!? ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。

異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~

宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。 転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。 良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。 例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。 けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。 同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。 彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!? ※小説家になろう様にも掲載しています。

異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】

kujibiki
ファンタジー
異世界で第二の人生の大往生を迎えた僕は再びあの場所へ飛ばされていた。 ※これは『DNAの改修者』のアフターストーリーとなります。 『DNAの改修者』を読まなくても大丈夫だとは思いますが、気になる方はご覧ください。 ※表紙は生成AIで作ってみたイメージです。(シャルルが難しい…)

異世界へ行って帰って来た

バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。 そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。

処理中です...