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第1章 サテライトオープン
15話 私には見えている?
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まずは看護部長たちを説得するのが最優先だ。
夏と桐生さんと三人で待ち構えていた。
入ってきた部長と師長は、開口一番「な、何なんですか?こわい……」と怯えた様子。
ははっ、こっちの気迫に押されたか?
「ようこそ。忙しいところ悪いね。ちょっとこの履歴書たちを見てくれる?」
……二人はしばらく黙って、パラパラと履歴書に目を通していた。
そして、同時に深いため息をついた。
そのタイミングがぴったりすぎて、思わず笑ってしまった。
山科部長「もう言われなくても意図は分かりました。私は賛成します」
宮本看護師長「私も分かりました。すべて賛成します。でも、これだけじゃなさそうですね?」
皆でニタニタと笑った。
「分かる?さすがだよ。順を追って説明すると、この素晴らしい外科医が来てくれる予定だから、それに見合う環境を整えようと思ってるんだ」
理事「この履歴書にあるような、救急や外科に慣れた優秀なナースたちを至急サテライトに入れたい。
だから、今のナースたちには申し訳ないけど本館に移ってもらって、救急に耐えられる組織を作っていこうと思ってる」
部長「それだけじゃないでしょう?私には見えてますよ~」
「アハハハ、すげえなあ~、見えてた?さすがだよ」
お腹が揺れるほど笑ってしまった。
「二人とも初日のパニックを経験してるから、改善点も分かると思う。
今のサテライトは看護師長が1人だけでは、事故や夜間対応はとても厳しい。……それで~__」
部長「西村さんを説得しましょうか?」
皆でくすくす笑った。
「こちらは本当に、できる範囲でいいんですよ。
まず西村さんには、寮で朝食を作ってもらいたい。寮生がすごく楽しみにしてるんです。
そのあと、片づけや買い出しなどを2時間ほどお願いして、物流に行って指示だけしてもらう。
それからサテライトに移動して、何もしなくていい。
トリアージと指示だけで十分なんです。
履歴書にある救急や小児科に強いナースや助手を揃えるので、振り分けてもらえればいい。
朝7時から始めて、14時か15時には上がってもらって構いません。
その後は師長が監視カメラを見ながら、インカムでチェックしてもらえればいい。
今、監視カメラの充実を手配しているので、どこからでも見られるようになります。
西村さんはもう夜間コールの心配はありません。
夜間専従のスタッフが揃いましたからね。
どうでしょうか?何とか1階に降りてきてもらえないでしょうか?」
部長「はい、承知しました。説得します。
でも物流の指示って何ですか?他に担当者を入れるんですか?」
理事「鋭い!実はですね、ここには持ってきていないんですが、物流の管理が得意な男性看護助手と、クリニックの物品管理が得意な若い女性の看護助手から応募が来ているんです。
物流がある時だけ交代で担当してもらってもいいし、例えば循環器内科などは週2日しかないですしね。
うまくシフトを組んで3人で回せば、西村さんには負担をかけずにチェックだけしてもらえればいいと思うんです。
どうでしょう?」
部長「なるほどね。いいでしょう。その線で話してみます。
ただし、二人の面接には西村さんにも立ち会ってもらえますか?彼女も興味を持っていたので。
何と言うかは分かりませんが」
「ではまたトランプを足して作ってくださいね」
部長「はーっ……いっそ、応募者の履歴書のコピーを私にも貸してもらえますか?
師長や主任、西村さんにも見せて、会議を開きたいんです。会議室を使ってもいいですか?」
理事「どうぞどうぞ、お願いします。コピーはすぐ作成しておきます。出来次第、連絡します。
部長「振り分けはこちらでやらせていただいてもいいでしょうか?
あまりにも募集人数が多いので、院長や理事も混乱するかもしれませんからね」
「フフフ、よく知ってるね。その通り!じゃあお願いしますね。よろしく~」
助かった……。
夏と桐生さんと三人で待ち構えていた。
入ってきた部長と師長は、開口一番「な、何なんですか?こわい……」と怯えた様子。
ははっ、こっちの気迫に押されたか?
「ようこそ。忙しいところ悪いね。ちょっとこの履歴書たちを見てくれる?」
……二人はしばらく黙って、パラパラと履歴書に目を通していた。
そして、同時に深いため息をついた。
そのタイミングがぴったりすぎて、思わず笑ってしまった。
山科部長「もう言われなくても意図は分かりました。私は賛成します」
宮本看護師長「私も分かりました。すべて賛成します。でも、これだけじゃなさそうですね?」
皆でニタニタと笑った。
「分かる?さすがだよ。順を追って説明すると、この素晴らしい外科医が来てくれる予定だから、それに見合う環境を整えようと思ってるんだ」
理事「この履歴書にあるような、救急や外科に慣れた優秀なナースたちを至急サテライトに入れたい。
だから、今のナースたちには申し訳ないけど本館に移ってもらって、救急に耐えられる組織を作っていこうと思ってる」
部長「それだけじゃないでしょう?私には見えてますよ~」
「アハハハ、すげえなあ~、見えてた?さすがだよ」
お腹が揺れるほど笑ってしまった。
「二人とも初日のパニックを経験してるから、改善点も分かると思う。
今のサテライトは看護師長が1人だけでは、事故や夜間対応はとても厳しい。……それで~__」
部長「西村さんを説得しましょうか?」
皆でくすくす笑った。
「こちらは本当に、できる範囲でいいんですよ。
まず西村さんには、寮で朝食を作ってもらいたい。寮生がすごく楽しみにしてるんです。
そのあと、片づけや買い出しなどを2時間ほどお願いして、物流に行って指示だけしてもらう。
それからサテライトに移動して、何もしなくていい。
トリアージと指示だけで十分なんです。
履歴書にある救急や小児科に強いナースや助手を揃えるので、振り分けてもらえればいい。
朝7時から始めて、14時か15時には上がってもらって構いません。
その後は師長が監視カメラを見ながら、インカムでチェックしてもらえればいい。
今、監視カメラの充実を手配しているので、どこからでも見られるようになります。
西村さんはもう夜間コールの心配はありません。
夜間専従のスタッフが揃いましたからね。
どうでしょうか?何とか1階に降りてきてもらえないでしょうか?」
部長「はい、承知しました。説得します。
でも物流の指示って何ですか?他に担当者を入れるんですか?」
理事「鋭い!実はですね、ここには持ってきていないんですが、物流の管理が得意な男性看護助手と、クリニックの物品管理が得意な若い女性の看護助手から応募が来ているんです。
物流がある時だけ交代で担当してもらってもいいし、例えば循環器内科などは週2日しかないですしね。
うまくシフトを組んで3人で回せば、西村さんには負担をかけずにチェックだけしてもらえればいいと思うんです。
どうでしょう?」
部長「なるほどね。いいでしょう。その線で話してみます。
ただし、二人の面接には西村さんにも立ち会ってもらえますか?彼女も興味を持っていたので。
何と言うかは分かりませんが」
「ではまたトランプを足して作ってくださいね」
部長「はーっ……いっそ、応募者の履歴書のコピーを私にも貸してもらえますか?
師長や主任、西村さんにも見せて、会議を開きたいんです。会議室を使ってもいいですか?」
理事「どうぞどうぞ、お願いします。コピーはすぐ作成しておきます。出来次第、連絡します。
部長「振り分けはこちらでやらせていただいてもいいでしょうか?
あまりにも募集人数が多いので、院長や理事も混乱するかもしれませんからね」
「フフフ、よく知ってるね。その通り!じゃあお願いしますね。よろしく~」
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