242 / 357
第13章 菜の花の新しい風
240話 Natsu Entertainment Group 誕生
しおりを挟む
「桐生さん、二人に本館での机は要らないのかな? あった方がいいなら場所を考えるけど」
「ああ~そうですよね。それは、あった方が理事室も近いから話が早いと思いますよ。
というか、芸能関係の仕事をする場所を決めた方がいいかもしれませんね。人が訪ねてくることも、これからはあるかもしれません。ここだったら、会議室を応接室にすることもできますし」
「それはいいね。とりあえず理事の個人事務所と、事務所の名前を考えた方が良くないかな?」
「そうですね! そこまで考えていませんでした」
理事「じゃあ、“Natsuオフィス”とか、“Natsuエンターテイメント”とか、どうかなあ?
今後は動画や音楽配信もするし、DVDの販売もそのうちにするかもしれないね。
案外、モデルクラブの人材派遣事務所もやるかもよ」
「えっ?」と、二人が固まったので、俺たちは爆笑した!!
桐生「じゃあ、今後の将来性を考えて、“Natsu Entertainment Group”ではどうでしょうか?」
「賛成!!」 ははっ、全員の声が揃った。これで決まりだ。
「あのねえ、二人ともびっくりしちゃったよね? 菜の花にはクラブ活動があって、土曜日の午後にみんなやってるんだよ。楽しいから、今度見に来るといいよ。夏、あとで説明してあげて」
理事「あっ、申し訳ない。俺この後は莉子と次のゲームのことで話し合いがある」
「そしたら、三枝君にお願いしようか?」
理事「それが良いかもしれない。クラブ活動も彼から説明を受けるといいよ。館内も案内してくれるしさ」
インカムですぐ都合を聞いたら、「昼食後にご案内します」とのことだった。
そうだ。もうお昼だね。
「じゃあ桐生さん、社長に二人のスペースを秘書室のそばに設置できるかどうか、相談してくれますか?
それと、2号館のオフィスにも芸能事務所として、アニメプラスに隣接したスペースがあった方がいいかもしれないから、建築事務所の人にも聞いてもらった方がいいよね?」
桐生「そうですね。そこまで考えていませんでした。そういえば、音楽事務所のスペースは別にあるべきでしたね。了解です。二人は社長に紹介がてら連れて行くつもりなので、お話しておきます」
「はい、ではお願いしますね」
*
ちょっと夏に用事があったんだけど、今は自宅にいるそうだ。
夏は莉子と次のゲームのことで話し合っていた。
帰宅すると、「お兄さん、なんかあったの?」と心配していた。
「大したことはないんだけどさ、エリナさんにも挨拶をした方がいいと思うんだよね。だって、問い合わせが殺到しているはずだよ」
「ああ~そうだった……」夏が頭を抱えた。
「それでさ、村瀬さんと佐伯さんの写真を何枚か撮って、サイズと一緒にエリナさんに渡したら?
それくらいしないと、殺到した洋服類は消化できないと思うよ」
夏「あーすごい、それ良いかも。でも、あの二人が良いって言ってくれるかな?」
「絶対良いと言うよ。今までさんざんインスタを見てきたなら、分かってるはずだよ。
これからは桐生さんも、あの二人も夏と一緒に出歩くんだから、見せるなら数を消化できると思わないか?」
夏「フフフ、お兄さんって天才! 負けたよ~」
クスクス笑っていた。
莉子「ええ? どういうこと? 私まだ会ってないよ。知らないし……」
夏「やべえ、ごめん、そうだった。早く紹介しないといけないね。すぐ呼ぼうよ」
インカムですぐ呼び出した。
今、三枝君と一緒に館内を回ってるんだって。一緒に来るよ。
その後、3分もしないうちにピンポーンと鳴った。
もちろん莉子が真っ先に走った。
「こんにちは」と現れると、莉子が「あーっ」と口を半分開けたまま笑っていた。
アハハハ。ハンサムすぎて驚いたか?
「ああ~そうですよね。それは、あった方が理事室も近いから話が早いと思いますよ。
というか、芸能関係の仕事をする場所を決めた方がいいかもしれませんね。人が訪ねてくることも、これからはあるかもしれません。ここだったら、会議室を応接室にすることもできますし」
「それはいいね。とりあえず理事の個人事務所と、事務所の名前を考えた方が良くないかな?」
「そうですね! そこまで考えていませんでした」
理事「じゃあ、“Natsuオフィス”とか、“Natsuエンターテイメント”とか、どうかなあ?
今後は動画や音楽配信もするし、DVDの販売もそのうちにするかもしれないね。
案外、モデルクラブの人材派遣事務所もやるかもよ」
「えっ?」と、二人が固まったので、俺たちは爆笑した!!
桐生「じゃあ、今後の将来性を考えて、“Natsu Entertainment Group”ではどうでしょうか?」
「賛成!!」 ははっ、全員の声が揃った。これで決まりだ。
「あのねえ、二人ともびっくりしちゃったよね? 菜の花にはクラブ活動があって、土曜日の午後にみんなやってるんだよ。楽しいから、今度見に来るといいよ。夏、あとで説明してあげて」
理事「あっ、申し訳ない。俺この後は莉子と次のゲームのことで話し合いがある」
「そしたら、三枝君にお願いしようか?」
理事「それが良いかもしれない。クラブ活動も彼から説明を受けるといいよ。館内も案内してくれるしさ」
インカムですぐ都合を聞いたら、「昼食後にご案内します」とのことだった。
そうだ。もうお昼だね。
「じゃあ桐生さん、社長に二人のスペースを秘書室のそばに設置できるかどうか、相談してくれますか?
それと、2号館のオフィスにも芸能事務所として、アニメプラスに隣接したスペースがあった方がいいかもしれないから、建築事務所の人にも聞いてもらった方がいいよね?」
桐生「そうですね。そこまで考えていませんでした。そういえば、音楽事務所のスペースは別にあるべきでしたね。了解です。二人は社長に紹介がてら連れて行くつもりなので、お話しておきます」
「はい、ではお願いしますね」
*
ちょっと夏に用事があったんだけど、今は自宅にいるそうだ。
夏は莉子と次のゲームのことで話し合っていた。
帰宅すると、「お兄さん、なんかあったの?」と心配していた。
「大したことはないんだけどさ、エリナさんにも挨拶をした方がいいと思うんだよね。だって、問い合わせが殺到しているはずだよ」
「ああ~そうだった……」夏が頭を抱えた。
「それでさ、村瀬さんと佐伯さんの写真を何枚か撮って、サイズと一緒にエリナさんに渡したら?
それくらいしないと、殺到した洋服類は消化できないと思うよ」
夏「あーすごい、それ良いかも。でも、あの二人が良いって言ってくれるかな?」
「絶対良いと言うよ。今までさんざんインスタを見てきたなら、分かってるはずだよ。
これからは桐生さんも、あの二人も夏と一緒に出歩くんだから、見せるなら数を消化できると思わないか?」
夏「フフフ、お兄さんって天才! 負けたよ~」
クスクス笑っていた。
莉子「ええ? どういうこと? 私まだ会ってないよ。知らないし……」
夏「やべえ、ごめん、そうだった。早く紹介しないといけないね。すぐ呼ぼうよ」
インカムですぐ呼び出した。
今、三枝君と一緒に館内を回ってるんだって。一緒に来るよ。
その後、3分もしないうちにピンポーンと鳴った。
もちろん莉子が真っ先に走った。
「こんにちは」と現れると、莉子が「あーっ」と口を半分開けたまま笑っていた。
アハハハ。ハンサムすぎて驚いたか?
4
あなたにおすすめの小説
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
網代さんを怒らせたい
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「なあ。僕たち、付き合わないか?」
彼がなにを言っているのかわからなかった。
たったいま、私たちは恋愛できない体質かもしれないと告白しあったばかりなのに。
しかし彼曰く、これは練習なのらしい。
それっぽいことをしてみれば、恋がわかるかもしれない。
それでもダメなら、本当にそういう体質だったのだと諦めがつく。
それはそうかもしれないと、私は彼と付き合いはじめたのだけれど……。
和倉千代子(わくらちよこ) 23
建築デザイン会社『SkyEnd』勤務
デザイナー
黒髪パッツン前髪、おかっぱ頭であだ名は〝市松〟
ただし、そう呼ぶのは網代のみ
なんでもすぐに信じてしまい、いつも網代に騙されている
仕事も頑張る努力家
×
網代立生(あじろたつき) 28
建築デザイン会社『SkyEnd』勤務
営業兼事務
背が高く、一見優しげ
しかしけっこう慇懃無礼に毒を吐く
人の好き嫌いが激しい
常識の通じないヤツが大嫌い
恋愛のできないふたりの関係は恋に発展するのか……!?
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
純愛以上、溺愛以上〜無愛想から始まった社長令息の豹変愛は彼女を甘く包み込む~
芙月みひろ
恋愛
保険会社の事務職として勤務する
早瀬佳奈26才。
友達に頼み込まれて行った飲み会で
腹立たしいほど無愛想な高原宗輔30才と出会う。
あまりの不愉快さに
二度と会いたくないと思っていたにも関わらず
再び仕事で顔を合わせることになる。
上司のパワハラめいた嫌がらせに悩まされていた中
ふと見せる彼の優しい一面に触れて
佳奈は次第に高原に心を傾け出す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる