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そうだ、明日は工事に携わってくれている人たちに、何かを振る舞おう。
アウトドアと言えばカレー!
カレールーはキャンちゃんの中にある。六人分二回くらい作れる。問題はご飯か。
お米はあるけど、いっぺんに職人さんと私たちを含め十人分は炊飯器では無理。ダッチオーブンで足りない分を炊く事にして。
カレー鍋は陛下にお願いして、厨房から鍋を借りて貰おう。
さっそく、ルードさんにお願いして、陛下の執務室に連れて行って貰うことにした。
陛下の執務室を訪ねると、宰相のドミニクさんが応対してくれました。
一見怖そうなんだけど、小娘である私の目を見て聞いてくれる。
職人さんたちを労いたいので、炊き出しがしたいと言うと、最初は驚かれていたけど、最後はノリノリで(笑)
下で働く人たちを思える良い宰相さんだなと思った。
そしてすぐに厨房に炭と鍋、そして食材を用意してくれるように指示を出してくれた。
俄然とやる気が出て来た私でありました。
翌日、キャンちゃんの小屋の前には鍋と炭、それと差し入れの肉と野菜が置かれてあった。
宰相さん、ありがとう~♪
すぐにジーパンに着替える。
ルードさんと、侍女ズに手伝って貰いキャンちゃんに乗せて、露天風呂工事の現場へと向かった。
工事に携わっている職人さん達はキャンちゃんの登場に驚いていたが、それ以上に驚いていたのは、車に同乗させた三人だ。
魔法の乗り物だと説明して無理やりに納得させたけどね(笑)
現場に着いたら職人さん達にも手伝って貰って、セッティングと炭をおこして貰った。バーベキューコンロにはカレー鍋二つ。ダッチオーブンは焚火三脚に吊るして炊く。車の中では炊飯器も稼働中だ。
私の手際の良さに三人は驚いているよ。特に侍女ズは先日の話で、私がお嬢さまと思っているから料理をするなどとは思ってもいなかったんだろうね。
お肉も野菜も柔らかくなったので、細かく刻んだカレールーを投入する。
辺りに食欲をそそるカレーの香りが漂っていくよ。
まあ、ここは王宮の裏手からもかなり離れているから、気付く人もいないだろうけど。
カレーとご飯が炊きあがった頃、陛下とキャステルさんが馬でやって来た。
「いい匂いがする」
「でしょう?カレーライスよ。丁度出来上がったから職人さん達も呼んでもらえる?」
「分かりました」キャステルさんが、職人さんたちに声を掛けに行ってくれた。
「はい、順番に並んでね。一人一皿分くらいしかないけど、足りない分は自分のお弁当で賄って下さいね」
カレーは大好評だった。
あっという間にカレーの鍋が空になった。
職人さんの一人が自分の昼食用に持って来たパンで鍋にへばりついているカレーをこそぎ取るようにして食べている。
あっ、カレーパンも人気が出そうかも。
陛下が私に異世界の料理を振る舞われたことは公表しないようにとみんなに釘をさして、それぞれも持ち場へ帰らせた。
後片付けはご馳走になったお礼だと言って、何と陛下も手伝ってくれましたよ。
みんなでやれば早いね~♪
カレーのおもてなしで喜んでくれた職人さんたちのピッチも早まり、露天風呂の完成は予定よりも早くなりそうだ。
何だか高校時代を思い出して懐かしく思えた。
中高一貫のお嬢様学校だったけど、あの頃は本当に楽しかったな。
彼氏作るぞって、男子校の文化祭にも行ったよね。
我が家はかなり自由だったけど、厳しい家の子がいて、門限破って一緒に怒られてあげたこともあったな……
大学に入ってからはサークルでキャンプに行ったけど、結局夜はそれぞれペアになって消えていく。
残ったメンバーでバカ騒ぎもしたな。
みんなどうしてるだろう……多分変わらない日常を過ごしているんだ。
ふふ、そう思うと私。あっちの世界では死んじゃったけど、今凄くない?
物語のような異世界で生きていて、こんな優しい人達に囲まれているんだよ。
イケメン多いし。その中でも陛下は別格!カッコイイと云うよりも綺麗なんだもの。
何かキラキラしちゃってるし(笑)
そんな凄い人達に普通に接して貰えていることがすごく嬉しい。
何か恩返しできる事ってあるのかな?
私にできる事。
うん、これから探していこう。
露天風呂が完成したらゆっくりと浸かりながらね。
私は完成を楽しみにしながら、マクベス女官長から紹介された家庭教師の元でこの国の事や習慣なども学んでいった。
それがある教育の一環だとも知らずに……。
アウトドアと言えばカレー!
カレールーはキャンちゃんの中にある。六人分二回くらい作れる。問題はご飯か。
お米はあるけど、いっぺんに職人さんと私たちを含め十人分は炊飯器では無理。ダッチオーブンで足りない分を炊く事にして。
カレー鍋は陛下にお願いして、厨房から鍋を借りて貰おう。
さっそく、ルードさんにお願いして、陛下の執務室に連れて行って貰うことにした。
陛下の執務室を訪ねると、宰相のドミニクさんが応対してくれました。
一見怖そうなんだけど、小娘である私の目を見て聞いてくれる。
職人さんたちを労いたいので、炊き出しがしたいと言うと、最初は驚かれていたけど、最後はノリノリで(笑)
下で働く人たちを思える良い宰相さんだなと思った。
そしてすぐに厨房に炭と鍋、そして食材を用意してくれるように指示を出してくれた。
俄然とやる気が出て来た私でありました。
翌日、キャンちゃんの小屋の前には鍋と炭、それと差し入れの肉と野菜が置かれてあった。
宰相さん、ありがとう~♪
すぐにジーパンに着替える。
ルードさんと、侍女ズに手伝って貰いキャンちゃんに乗せて、露天風呂工事の現場へと向かった。
工事に携わっている職人さん達はキャンちゃんの登場に驚いていたが、それ以上に驚いていたのは、車に同乗させた三人だ。
魔法の乗り物だと説明して無理やりに納得させたけどね(笑)
現場に着いたら職人さん達にも手伝って貰って、セッティングと炭をおこして貰った。バーベキューコンロにはカレー鍋二つ。ダッチオーブンは焚火三脚に吊るして炊く。車の中では炊飯器も稼働中だ。
私の手際の良さに三人は驚いているよ。特に侍女ズは先日の話で、私がお嬢さまと思っているから料理をするなどとは思ってもいなかったんだろうね。
お肉も野菜も柔らかくなったので、細かく刻んだカレールーを投入する。
辺りに食欲をそそるカレーの香りが漂っていくよ。
まあ、ここは王宮の裏手からもかなり離れているから、気付く人もいないだろうけど。
カレーとご飯が炊きあがった頃、陛下とキャステルさんが馬でやって来た。
「いい匂いがする」
「でしょう?カレーライスよ。丁度出来上がったから職人さん達も呼んでもらえる?」
「分かりました」キャステルさんが、職人さんたちに声を掛けに行ってくれた。
「はい、順番に並んでね。一人一皿分くらいしかないけど、足りない分は自分のお弁当で賄って下さいね」
カレーは大好評だった。
あっという間にカレーの鍋が空になった。
職人さんの一人が自分の昼食用に持って来たパンで鍋にへばりついているカレーをこそぎ取るようにして食べている。
あっ、カレーパンも人気が出そうかも。
陛下が私に異世界の料理を振る舞われたことは公表しないようにとみんなに釘をさして、それぞれも持ち場へ帰らせた。
後片付けはご馳走になったお礼だと言って、何と陛下も手伝ってくれましたよ。
みんなでやれば早いね~♪
カレーのおもてなしで喜んでくれた職人さんたちのピッチも早まり、露天風呂の完成は予定よりも早くなりそうだ。
何だか高校時代を思い出して懐かしく思えた。
中高一貫のお嬢様学校だったけど、あの頃は本当に楽しかったな。
彼氏作るぞって、男子校の文化祭にも行ったよね。
我が家はかなり自由だったけど、厳しい家の子がいて、門限破って一緒に怒られてあげたこともあったな……
大学に入ってからはサークルでキャンプに行ったけど、結局夜はそれぞれペアになって消えていく。
残ったメンバーでバカ騒ぎもしたな。
みんなどうしてるだろう……多分変わらない日常を過ごしているんだ。
ふふ、そう思うと私。あっちの世界では死んじゃったけど、今凄くない?
物語のような異世界で生きていて、こんな優しい人達に囲まれているんだよ。
イケメン多いし。その中でも陛下は別格!カッコイイと云うよりも綺麗なんだもの。
何かキラキラしちゃってるし(笑)
そんな凄い人達に普通に接して貰えていることがすごく嬉しい。
何か恩返しできる事ってあるのかな?
私にできる事。
うん、これから探していこう。
露天風呂が完成したらゆっくりと浸かりながらね。
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それがある教育の一環だとも知らずに……。
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