26 / 57
19問題発生!
しおりを挟む
王宮調理場です。
困った事が1つ。
私はこちらの文字は読めたが、こちらの人は日本語が読めない。(分かってはいたよ)
レシピを見せてもチンプンカンプンなのは当然の事。
でもって、こちらの言葉で書き直さないと思い、ペンを持ったがどうやら私はこちらの文字は読めるが、まだ書くのは小学生並みという事が分かった。
なんてこった!
取敢えず、レシピを読み上げ、それをマクベスさんに清書して貰い、それを料理長に渡した。
文字がしっかり書けるように勉強しなくては駄目ね。
やることがまた一つ増えてしまった……
プリンの方はというと、私も説明しながら一緒にやったけど作ったのはデザート専門のパティシエさん。
陶器の器で綺麗に出来上がって来た。
試食したマチルダ妃は大絶賛!私のお披露目パーティーでプリンのお披露目もされることになった。
ドレスも出来上がってきた。ダンスも先生が来てくれて、一通り踊れることも分かって一安心。
そうしてお披露目の日を迎えるのですが……困ったことが。
露天風呂が完成してから殆ど毎日通い詰めていて、自室での入浴はしていなかった。
お披露目の準備でお肌の手入れをすると言われたのは良いんだけど。
久しぶりに侍女ズの二人に髪を洗われていると……
「ユリカ様、これは……」
メアリーアンの声が浴室に響いた。
「ン、どうかした?」
何だろうと首を反らしアンを見る。
「髪が黒く生えています!」
その言葉にドキリとしたのは言うまでもない。
あ―――!そうだった。旅行に行く前にサロンで髪を染めて。
この世界に来てひと月経つんだよね。
地毛が伸びて来て……うっ、このままではプリンになっちゃうじゃん!
「アン、この国の人たちは髪を染めないの?」
「えっ、髪をですか……」
「うん、もう見た目で分かる通り私のこの色は染めているの。この一か月で伸びたから元色が出て来ているのよ」
メアリーアンとクローディアが目を丸くしている。
「ユリカ様、髪色を変えることが出来るのは魔女や魔術師が作る薬だけです。ユリカ様は魔力をお持ちで!」
「ないない、魔力なんてある訳ないじゃん。これは染料で染めているの」
「そんな、ことが出来るのですか?」
「うん、みんなやってるわ」
「はぁー、驚きました。特別な薬を飲まなくても自由に髪色を変えることが出来るなんて。やはりユリカお姉さま様の世界は凄いですね!」
クローディアちゃんことディアも羨ましいとばかりに目を輝かせていた。
「そっか、簡単に髪を染められる薬は無いのね、どうしよう」
この髪が伸びるまでどのくらいかかるのか、それまで茶と黒ツートンのまま?
やだなー(汗)
「ユリカ様、そんなことよりもっと大変なことがあります!」
アンにとても困った顔をしながら告げられた。
「黒髪は聖女の証です!」
「へっ?」
それから大変なことになった。
メアリーアンは内密に陛下に報告に行き、クローディアが私の仕度を整え終わるころには陛下とキャステルさんが私の部屋に駆けつけて来たのだった。
「ユリカが黒髪だと言うのは本当のことか?」
珍しく息を切らせた陛下が訊いて来た。
「そうですよ。元は……少し茶が入ってるけど、基本黒髪だもん」
「黒髪に黒い瞳、ユリカは聖女なのか?」
「聖女って何ですか?癒しや治療とか浄化とかできるってやつですか?」
「ああ、そうだ」
普段冷静な陛下が興奮しているみたい。
「わたしそんな力は持ってませんから」
私の両肩を鷲掴みして伸びてきている1センチほどの黒髪を覗き込む陛下。
「しかし」
「陛下、魔導士のオルトランを呼び検証して貰ったらどうだ?」
キャステルさんの言葉に陛下もようやく平常心を取り戻した。
「ああ、そうか。うん、そうしよう。すぐにオルトランを呼ぶように」
陛下の言葉を受けキャステルさんが扉の向こうに控えていた侍従に指示を出しに行く。
「魔導士って怖い人?」
私はなんだか不安になって来た。
「否、オルトランは魔術師、魔導士どちらでも良いのだが怖くはない。が、ちょっと変人でもある」
「えっ、なにそれ?」
そんな話をしているといきなり扉の前に白い煙が立ち上りローブを羽織った男性が現れた!
「うっわ!」
心臓が止まるかと思ったじゃん!
「オルトラン、王宮内で転移は使うなと言ってあるだろう。ちゃんと扉から来い!」
びっくりしてよろけた私の肩を抱きながら陛下が叱り飛ばす。
「ん-、だって急用だっていうからさー」
何だか惚けた感じの人だ。
年は陛下よりも若い。魔導士なんて言うからお爺ちゃんが来るのかって想像してた。
「で、何の用?あれ、この娘が異世界人?」
「ああ、ユリカだ」
「ふーん。初めましてユリカちゃん、僕はジュノアール・オルトラン。魔導士だよ、よろしくね」
何だか私より年上だと思うけど、屈託のない笑顔で挨拶されてしまい、驚いた。
「友梨香です。よろしくお願いします」
「で、どうして僕が呼ばれたのかな?」
「実はユリカが召喚無しでこの世界に来たので、聖女ではないと思っていたのだが。
目が黒目の他に髪迄黒いと分かったのだ」
ユリウスの言葉にオルトランが大きな目を何度かパチパチと瞬きしてユリカの髪を凝視してきた。
「ユリカちゃんは魔力持ち?ナニコレ?魔法で髪色を変えてるの?」
不思議そうに友梨香の髪を一束取り眺めている。
「ちがいます。私の国には染める薬があり、みんな自由に色を変えて楽しんでるんです」
「へぇー、凄いな」
「それでだな」
ユリウスは添う言葉をかけながら、ユリカの髪を持っているオルトランの手を払う。
「ユリカが聖女なら歴代の聖女と同じく魔力もある筈だ。それを調べて欲しい」
「なるほねー、いいよ、見てあげる」
オルトランはユリウスに払われた手でユリカの両手を掴むとじっと彼女の瞳を見つめる。
「大丈夫、深呼吸して目を瞑っていてくれれば直ぐに終わるからね」
少し怯えたユリカにそう告げると少年のような笑顔で微笑む。
「はい」
友梨香は言われた通り深呼吸をして瞳を閉じた。
何だか暖かい物が彼の手から流れてくる。
不思議な気持ちに満たされ心地よさの後にいきなり目が回る様な感じが……
突然体の力が抜け崩れそうになるのをシリウスが慌てて支える。
友梨香は意識を失ったのだった。
**********
※お読み下さりありがとうございます。
本日は21時過ぎにもう1話アップ予定です。
困った事が1つ。
私はこちらの文字は読めたが、こちらの人は日本語が読めない。(分かってはいたよ)
レシピを見せてもチンプンカンプンなのは当然の事。
でもって、こちらの言葉で書き直さないと思い、ペンを持ったがどうやら私はこちらの文字は読めるが、まだ書くのは小学生並みという事が分かった。
なんてこった!
取敢えず、レシピを読み上げ、それをマクベスさんに清書して貰い、それを料理長に渡した。
文字がしっかり書けるように勉強しなくては駄目ね。
やることがまた一つ増えてしまった……
プリンの方はというと、私も説明しながら一緒にやったけど作ったのはデザート専門のパティシエさん。
陶器の器で綺麗に出来上がって来た。
試食したマチルダ妃は大絶賛!私のお披露目パーティーでプリンのお披露目もされることになった。
ドレスも出来上がってきた。ダンスも先生が来てくれて、一通り踊れることも分かって一安心。
そうしてお披露目の日を迎えるのですが……困ったことが。
露天風呂が完成してから殆ど毎日通い詰めていて、自室での入浴はしていなかった。
お披露目の準備でお肌の手入れをすると言われたのは良いんだけど。
久しぶりに侍女ズの二人に髪を洗われていると……
「ユリカ様、これは……」
メアリーアンの声が浴室に響いた。
「ン、どうかした?」
何だろうと首を反らしアンを見る。
「髪が黒く生えています!」
その言葉にドキリとしたのは言うまでもない。
あ―――!そうだった。旅行に行く前にサロンで髪を染めて。
この世界に来てひと月経つんだよね。
地毛が伸びて来て……うっ、このままではプリンになっちゃうじゃん!
「アン、この国の人たちは髪を染めないの?」
「えっ、髪をですか……」
「うん、もう見た目で分かる通り私のこの色は染めているの。この一か月で伸びたから元色が出て来ているのよ」
メアリーアンとクローディアが目を丸くしている。
「ユリカ様、髪色を変えることが出来るのは魔女や魔術師が作る薬だけです。ユリカ様は魔力をお持ちで!」
「ないない、魔力なんてある訳ないじゃん。これは染料で染めているの」
「そんな、ことが出来るのですか?」
「うん、みんなやってるわ」
「はぁー、驚きました。特別な薬を飲まなくても自由に髪色を変えることが出来るなんて。やはりユリカお姉さま様の世界は凄いですね!」
クローディアちゃんことディアも羨ましいとばかりに目を輝かせていた。
「そっか、簡単に髪を染められる薬は無いのね、どうしよう」
この髪が伸びるまでどのくらいかかるのか、それまで茶と黒ツートンのまま?
やだなー(汗)
「ユリカ様、そんなことよりもっと大変なことがあります!」
アンにとても困った顔をしながら告げられた。
「黒髪は聖女の証です!」
「へっ?」
それから大変なことになった。
メアリーアンは内密に陛下に報告に行き、クローディアが私の仕度を整え終わるころには陛下とキャステルさんが私の部屋に駆けつけて来たのだった。
「ユリカが黒髪だと言うのは本当のことか?」
珍しく息を切らせた陛下が訊いて来た。
「そうですよ。元は……少し茶が入ってるけど、基本黒髪だもん」
「黒髪に黒い瞳、ユリカは聖女なのか?」
「聖女って何ですか?癒しや治療とか浄化とかできるってやつですか?」
「ああ、そうだ」
普段冷静な陛下が興奮しているみたい。
「わたしそんな力は持ってませんから」
私の両肩を鷲掴みして伸びてきている1センチほどの黒髪を覗き込む陛下。
「しかし」
「陛下、魔導士のオルトランを呼び検証して貰ったらどうだ?」
キャステルさんの言葉に陛下もようやく平常心を取り戻した。
「ああ、そうか。うん、そうしよう。すぐにオルトランを呼ぶように」
陛下の言葉を受けキャステルさんが扉の向こうに控えていた侍従に指示を出しに行く。
「魔導士って怖い人?」
私はなんだか不安になって来た。
「否、オルトランは魔術師、魔導士どちらでも良いのだが怖くはない。が、ちょっと変人でもある」
「えっ、なにそれ?」
そんな話をしているといきなり扉の前に白い煙が立ち上りローブを羽織った男性が現れた!
「うっわ!」
心臓が止まるかと思ったじゃん!
「オルトラン、王宮内で転移は使うなと言ってあるだろう。ちゃんと扉から来い!」
びっくりしてよろけた私の肩を抱きながら陛下が叱り飛ばす。
「ん-、だって急用だっていうからさー」
何だか惚けた感じの人だ。
年は陛下よりも若い。魔導士なんて言うからお爺ちゃんが来るのかって想像してた。
「で、何の用?あれ、この娘が異世界人?」
「ああ、ユリカだ」
「ふーん。初めましてユリカちゃん、僕はジュノアール・オルトラン。魔導士だよ、よろしくね」
何だか私より年上だと思うけど、屈託のない笑顔で挨拶されてしまい、驚いた。
「友梨香です。よろしくお願いします」
「で、どうして僕が呼ばれたのかな?」
「実はユリカが召喚無しでこの世界に来たので、聖女ではないと思っていたのだが。
目が黒目の他に髪迄黒いと分かったのだ」
ユリウスの言葉にオルトランが大きな目を何度かパチパチと瞬きしてユリカの髪を凝視してきた。
「ユリカちゃんは魔力持ち?ナニコレ?魔法で髪色を変えてるの?」
不思議そうに友梨香の髪を一束取り眺めている。
「ちがいます。私の国には染める薬があり、みんな自由に色を変えて楽しんでるんです」
「へぇー、凄いな」
「それでだな」
ユリウスは添う言葉をかけながら、ユリカの髪を持っているオルトランの手を払う。
「ユリカが聖女なら歴代の聖女と同じく魔力もある筈だ。それを調べて欲しい」
「なるほねー、いいよ、見てあげる」
オルトランはユリウスに払われた手でユリカの両手を掴むとじっと彼女の瞳を見つめる。
「大丈夫、深呼吸して目を瞑っていてくれれば直ぐに終わるからね」
少し怯えたユリカにそう告げると少年のような笑顔で微笑む。
「はい」
友梨香は言われた通り深呼吸をして瞳を閉じた。
何だか暖かい物が彼の手から流れてくる。
不思議な気持ちに満たされ心地よさの後にいきなり目が回る様な感じが……
突然体の力が抜け崩れそうになるのをシリウスが慌てて支える。
友梨香は意識を失ったのだった。
**********
※お読み下さりありがとうございます。
本日は21時過ぎにもう1話アップ予定です。
45
あなたにおすすめの小説
元貧乏貴族の大公夫人、大富豪の旦那様に溺愛されながら人生を謳歌する!
楠ノ木雫
恋愛
貧乏な実家を救うための結婚だった……はずなのに!?
貧乏貴族に生まれたテトラは実は転生者。毎日身を粉にして領民達と一緒に働いてきた。だけど、この家には借金があり、借金取りである商会の商会長から結婚の話を出されてしまっている。彼らはこの貴族の爵位が欲しいらしいけれど、結婚なんてしたくない。
けれどとある日、奴らのせいで仕事を潰された。これでは生活が出来ない。絶体絶命だったその時、とあるお偉いさんが手紙を持ってきた。その中に書いてあったのは……この国の大公様との結婚話ですって!?
※他サイトにも投稿しています。
目が覚めたら異世界でした!~病弱だけど、心優しい人達に出会えました。なので現代の知識で恩返ししながら元気に頑張って生きていきます!〜
楠ノ木雫
恋愛
病院に入院中だった私、奥村菖は知らず知らずに異世界へ続く穴に落っこちていたらしく、目が覚めたら知らない屋敷のベッドにいた。倒れていた菖を保護してくれたのはこの国の公爵家。彼女達からは、地球には帰れないと言われてしまった。
病気を患っている私はこのままでは死んでしまうのではないだろうかと悟ってしまったその時、いきなり目の前に〝妖精〟が現れた。その妖精達が持っていたものは幻の薬草と呼ばれるもので、自分の病気が治る事が発覚。治療を始めてどんどん元気になった。
元気になり、この国の公爵家にも歓迎されて。だから、恩返しの為に現代の知識をフル活用して頑張って元気に生きたいと思います!
でも、あれ? この世界には私の知る食材はないはずなのに、どうして食事にこの四角くて白い〝コレ〟が出てきたの……!?
※他の投稿サイトにも掲載しています。
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
【完結】身分を隠して恋文相談屋をしていたら、子犬系騎士様が毎日通ってくるんですが?
エス
恋愛
前世で日本の文房具好き書店員だった記憶を持つ伯爵令嬢ミリアンヌは、父との約束で、絶対に身分を明かさないことを条件に、変装してオリジナル文具を扱うお店《ことのは堂》を開店することに。
文具の販売はもちろん、手紙の代筆や添削を通して、ささやかながら誰かの想いを届ける手助けをしていた。
そんなある日、イケメン騎士レイが突然来店し、ミリアンヌにいきなり愛の告白!? 聞けば、以前ミリアンヌが代筆したラブレターに感動し、本当の筆者である彼女を探して、告白しに来たのだとか。
もちろんキッパリ断りましたが、それ以来、彼は毎日ミリアンヌ宛ての恋文を抱えてやって来るようになりまして。
「あなた宛の恋文の、添削お願いします!」
......って言われましても、ねぇ?
レイの一途なアプローチに振り回されつつも、大好きな文房具に囲まれ、店主としての仕事を楽しむ日々。
お客様の相談にのったり、前世の知識を活かして、この世界にはない文房具を開発したり。
気づけば店は、騎士達から、果ては王城の使者までが買いに来る人気店に。お願いだから、身バレだけは勘弁してほしい!!
しかしついに、ミリアンヌの正体を知る者が、店にやって来て......!?
恋文から始まる、秘密だらけの恋とお仕事。果たしてその結末は!?
※ほかサイトで投稿していたものを、少し修正して投稿しています。
『異世界転生してカフェを開いたら、庭が王宮より人気になってしまいました』
ヤオサカ
恋愛
申し訳ありません、物語の内容を確認しているため、一部非公開にしています
この物語は完結しました。
前世では小さな庭付きカフェを営んでいた主人公。事故により命を落とし、気がつけば異世界の貧しい村に転生していた。
「何もないなら、自分で作ればいいじゃない」
そう言って始めたのは、イングリッシュガーデン風の庭とカフェづくり。花々に囲まれた癒しの空間は次第に評判を呼び、貴族や騎士まで足を運ぶように。
そんな中、無愛想な青年が何度も訪れるようになり――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる