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第2章 魔法の使える世界
第34話 初めての県外遠征 第二夜 その5
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奥へと進み20階に到着すると、また4人いた。
地面でへたり込んでいるようなので、エアクッションを取り出しながら、聞いてみる。
「お疲れ様です。うちの社長は奥でしょうか? それとこれを使ってください」
「私たちを救出した後。奥へ行きました」
そう教えてくれた。
「わかりました。これもどうぞ」
ジュースと、お菓子を渡す。
あの子たち、若いのに、アイテムボックスを使っている。
神崎さんの力なのか、何かのアイテムなのかわからないけれど、決めた婚約者がいても良い。入社させてもらおう。神地玲己は決心をする。
芳雄と一翔は奥へ入ってみる。
中は蜘蛛の糸による白い世界。びっしりと繭が並んでいるのが、気持ち悪い。なぜかフレイヤさんが、繭から繭へ飛び回っている。
「フレイヤさん。社長は奥ですか?」
〈そうだけれど、今はそっとしてあげるにゃ〉
「何かあったんですか?」
〈今変態の最中だから?〉
「変態?」
〈またクリスタルを取り込んじゃって、3つ目だから耐えられるかな。耐えられれば無敵になるかもね。あっ秘密だった。まあこいつらならいいか。それじゃあ、起きてくる前にモンスター退治しないといけないから、私は忙しいのにゃ〉
また、飛び跳ねに戻った。
〈3つ目じゃと、たいへんじゃ。あるじ~〉
猛然とフェンさんは、駆けだしてしまった。
「とりあえず、奥へ行くか」
奥へ行くと、社長は床で丸まって苦しんでいた。
その周りをなぜかフェンさんがぐるぐる回っている。
突然頭に、社長からの念話が響いてきた。
〈フェン。周りで回るのは、やめてくれ。うっとうしい〉
「ああ。二人とも来たか。一翔ええと…… あそこだな、壁を壊すから、中のクリスタルを持ってきてくれ」
ああ。あれか。一翔も驚くだろう。
芳雄は少し喜んだ。しかし社長は今。目、鼻、耳から血が流れて大変そうだけど、大丈夫かな?
「あーまいった。いきなりだものな。手をかざすでもなく飛び込んできやがって、死ぬかと思った。浄化。でも2回目の時よりましだな」
うわ、社長が浄化した瞬間。部屋中が浄化された。
「ありゃ? また力がおかしなことになったな」
〈おい、フレイヤ外に出ると俺死ぬかな?〉
〈大丈夫じゃないかにゃ。まあ出てみればわかるにゃ〉
〈ひでえ〉
そういえば、あいつはどうなった?
一翔は、クリスタルを持ったまま固まっていた。
「おーい。一翔、理解したか?」
「はっはい」
「ならいい。自分で亜空間庫が使えるはずだ。クリスタルはしまっとけ。それと情報は外部には流すなよ」
「はい」
「よし帰ろう」
実は、この時俺は、3人分の骨と、それに関係がありそうな荷物を回収していた。
外から、このダンジョンへたどり着いたこの特殊個体の蜘蛛。
そいつはここで、モンスターや人間を狩りながら進化して、最後にダンジョンボスを倒し、このダンジョンを乗っ取ったんだろう。しかし、ダンジョンが死ぬとモンスターは再発生しない。餌が無くなって、ダンジョンから這い出して来る前でよかった。
20階で待っている4人と、本来のクリスタルを回収して、残りの6人の所に移動する。
全員が集まった所で、帰ろうとすると、
「すいません。奥に装備とかはありませんでしたか?」
と聞かれたが、見ていないと答えるとがっくりとしていた。
帰り道で、探しながら帰ろうと相談しているが俺はそんな気はない。
俺たちは早く探査を済ませて、遊ばなければいけないという使命がある。
無言で外へのゲートを開き、全員を放り出す。
外に出た所で、周りはパニックになっているが、ダンジョンを操作して、荷物を取り出しダンジョンを閉じた。
荷物は、ザックがボロボロにされていたため、下着や何かがばらまかれて、場は少し騒然としたが。後で仕分けをするようだ。
なぜか、ただひたすらおろおろしている伊庭さんを捕まえ。
このダンジョンで3人行方不明になっていないか聞く。
すると3週間前に行方不明になっている人たちが居た。
それの探査もありダンジョン駆除部隊Aに依頼したそうだ。
その後。伊庭さんとダンジョン駆除部隊Aのメンバーを連れて、お近くの警察署に行き事情の説明と、遺体と言っても骨だが、渡して今回の仕事は終了した。
伊庭さんは、良い感じでいろんな常識が壊れ、非常に素直でいい人になっていた。
私は、静岡県○○役場特別指定外来種対策室、伊庭義明だ。
社会人で構成されたグループ3人の行方不明を受けて、懇意にしているダンジョン駆除部隊Aに依頼を出した。
彼らは大学生を中心に構成されているグループだが、まじめで実績もある。ところがその10人が帰ってこない。
彼ら以上に優秀なチームは地元にはなく、警察や自衛隊に連絡して依頼を出したが、装備がなくてとか準備が間に合わないとか言って二の足を踏まれた。実際はこの3か月でほぼ予算を使い切ったのだろう。
初期は国民の命が大事と速やかな対応をしてくれたが、それがあだになったのかもしれない。
困った私はふと思いつき、近くではあるが、最近のダンジョン対策の舵を取っている役所の存在を思い出した。
担当者の環境政策課、課長の高梨さんに連絡を取った。
「それは大変ですね」
嬉しい言葉を頂き、速やかにチームに連絡を取り、予定を折り返してくれることとなった。
ほどなく連絡があり、温泉宿をホームとして6人週末まで確保してほしい事。
今日中にチームは、そちらに向かうとの2点を伝えてきた。
データーベースでの実績トップのスペシャルクラス。今回策定されるランクはなぜかS,A,B,C,D,Nと分類されている。
Sがスペシャルランク、ABCDと普通にランク分けをして最後が初心者Nである。
そのSランク予定の株式会社 特別指定外来種対策会社 代表の神崎さんは夕方には宿についたと連絡が入り会いに行く。
宿の方に連絡をつないでもらうと、部屋にどうぞと言われて、案内されていく。
部屋に到着して、挨拶はするが、社長本人もまだ若く。
周りも女の方が一人と後は、どう見ても中高生。
まあ本人は、目の前でビールも飲んでいるし明日突入か。
もう夜だしな。
だが予想を覆し、明日には帰ると言い残す。
高校生2人を連れて、今からダンジョンへ行くことになってしまった。
現場に到着すると、何かの準備をするわけでもなく、ダンジョンの前でぶつぶつ言っている。
少し目を離したすきに、高校生を連れて散歩にでも行くように潜ってしまった。
書類の提出もせずに。
あれから1日。私はダンジョン前の対策室のテントで待つことしかできず、やきもきしていると外から「さっさと出ろ」と声が聞こえる。
様子を見に出ると、ダンジョン横に黒い渦ができている。
そこから、行方不明だったダンジョン駆除部隊Aが、ころころと転がり出てきた。
「ひどいな、神崎さん」
「さっさと、出ないからだ」
そう言うと、ダンジョン入り口に向かい何かをすると、ダンジョンが閉じはじめ、それと同時に荷物が押し出されてきた。
それを見た女の子が騒いでいるが、彼はそれを無視して再び壁に手をつく。今度はいつの間にか居た、犬と猫を放り込んだ。
そうして私を見つけると、彼らの発見と、見てのとおりダンジョンの封鎖。その他に遺骨の回収について報告された。
今回、後日落ち着いたところでダンジョン駆除部隊Aに救出情報を聞くと、かれらは犬と猫をダンジョン攻略に使っている。
彼らはアイテムボックスを持っている。
彼らの前に行くと魔物が勝手に消滅する。
彼らは魔法を手足のように使う。
そして私も見た、ダンジョン内からの脱出ゲートである。
神崎さんは宇宙人。魔王。神。婚約者なんか関係ない、私は神崎さんの妻になる。
等々返答が来た。
私みたいな凡人の常識は、ダンジョンが絡む世界では、無力だと理解することにした。
地面でへたり込んでいるようなので、エアクッションを取り出しながら、聞いてみる。
「お疲れ様です。うちの社長は奥でしょうか? それとこれを使ってください」
「私たちを救出した後。奥へ行きました」
そう教えてくれた。
「わかりました。これもどうぞ」
ジュースと、お菓子を渡す。
あの子たち、若いのに、アイテムボックスを使っている。
神崎さんの力なのか、何かのアイテムなのかわからないけれど、決めた婚約者がいても良い。入社させてもらおう。神地玲己は決心をする。
芳雄と一翔は奥へ入ってみる。
中は蜘蛛の糸による白い世界。びっしりと繭が並んでいるのが、気持ち悪い。なぜかフレイヤさんが、繭から繭へ飛び回っている。
「フレイヤさん。社長は奥ですか?」
〈そうだけれど、今はそっとしてあげるにゃ〉
「何かあったんですか?」
〈今変態の最中だから?〉
「変態?」
〈またクリスタルを取り込んじゃって、3つ目だから耐えられるかな。耐えられれば無敵になるかもね。あっ秘密だった。まあこいつらならいいか。それじゃあ、起きてくる前にモンスター退治しないといけないから、私は忙しいのにゃ〉
また、飛び跳ねに戻った。
〈3つ目じゃと、たいへんじゃ。あるじ~〉
猛然とフェンさんは、駆けだしてしまった。
「とりあえず、奥へ行くか」
奥へ行くと、社長は床で丸まって苦しんでいた。
その周りをなぜかフェンさんがぐるぐる回っている。
突然頭に、社長からの念話が響いてきた。
〈フェン。周りで回るのは、やめてくれ。うっとうしい〉
「ああ。二人とも来たか。一翔ええと…… あそこだな、壁を壊すから、中のクリスタルを持ってきてくれ」
ああ。あれか。一翔も驚くだろう。
芳雄は少し喜んだ。しかし社長は今。目、鼻、耳から血が流れて大変そうだけど、大丈夫かな?
「あーまいった。いきなりだものな。手をかざすでもなく飛び込んできやがって、死ぬかと思った。浄化。でも2回目の時よりましだな」
うわ、社長が浄化した瞬間。部屋中が浄化された。
「ありゃ? また力がおかしなことになったな」
〈おい、フレイヤ外に出ると俺死ぬかな?〉
〈大丈夫じゃないかにゃ。まあ出てみればわかるにゃ〉
〈ひでえ〉
そういえば、あいつはどうなった?
一翔は、クリスタルを持ったまま固まっていた。
「おーい。一翔、理解したか?」
「はっはい」
「ならいい。自分で亜空間庫が使えるはずだ。クリスタルはしまっとけ。それと情報は外部には流すなよ」
「はい」
「よし帰ろう」
実は、この時俺は、3人分の骨と、それに関係がありそうな荷物を回収していた。
外から、このダンジョンへたどり着いたこの特殊個体の蜘蛛。
そいつはここで、モンスターや人間を狩りながら進化して、最後にダンジョンボスを倒し、このダンジョンを乗っ取ったんだろう。しかし、ダンジョンが死ぬとモンスターは再発生しない。餌が無くなって、ダンジョンから這い出して来る前でよかった。
20階で待っている4人と、本来のクリスタルを回収して、残りの6人の所に移動する。
全員が集まった所で、帰ろうとすると、
「すいません。奥に装備とかはありませんでしたか?」
と聞かれたが、見ていないと答えるとがっくりとしていた。
帰り道で、探しながら帰ろうと相談しているが俺はそんな気はない。
俺たちは早く探査を済ませて、遊ばなければいけないという使命がある。
無言で外へのゲートを開き、全員を放り出す。
外に出た所で、周りはパニックになっているが、ダンジョンを操作して、荷物を取り出しダンジョンを閉じた。
荷物は、ザックがボロボロにされていたため、下着や何かがばらまかれて、場は少し騒然としたが。後で仕分けをするようだ。
なぜか、ただひたすらおろおろしている伊庭さんを捕まえ。
このダンジョンで3人行方不明になっていないか聞く。
すると3週間前に行方不明になっている人たちが居た。
それの探査もありダンジョン駆除部隊Aに依頼したそうだ。
その後。伊庭さんとダンジョン駆除部隊Aのメンバーを連れて、お近くの警察署に行き事情の説明と、遺体と言っても骨だが、渡して今回の仕事は終了した。
伊庭さんは、良い感じでいろんな常識が壊れ、非常に素直でいい人になっていた。
私は、静岡県○○役場特別指定外来種対策室、伊庭義明だ。
社会人で構成されたグループ3人の行方不明を受けて、懇意にしているダンジョン駆除部隊Aに依頼を出した。
彼らは大学生を中心に構成されているグループだが、まじめで実績もある。ところがその10人が帰ってこない。
彼ら以上に優秀なチームは地元にはなく、警察や自衛隊に連絡して依頼を出したが、装備がなくてとか準備が間に合わないとか言って二の足を踏まれた。実際はこの3か月でほぼ予算を使い切ったのだろう。
初期は国民の命が大事と速やかな対応をしてくれたが、それがあだになったのかもしれない。
困った私はふと思いつき、近くではあるが、最近のダンジョン対策の舵を取っている役所の存在を思い出した。
担当者の環境政策課、課長の高梨さんに連絡を取った。
「それは大変ですね」
嬉しい言葉を頂き、速やかにチームに連絡を取り、予定を折り返してくれることとなった。
ほどなく連絡があり、温泉宿をホームとして6人週末まで確保してほしい事。
今日中にチームは、そちらに向かうとの2点を伝えてきた。
データーベースでの実績トップのスペシャルクラス。今回策定されるランクはなぜかS,A,B,C,D,Nと分類されている。
Sがスペシャルランク、ABCDと普通にランク分けをして最後が初心者Nである。
そのSランク予定の株式会社 特別指定外来種対策会社 代表の神崎さんは夕方には宿についたと連絡が入り会いに行く。
宿の方に連絡をつないでもらうと、部屋にどうぞと言われて、案内されていく。
部屋に到着して、挨拶はするが、社長本人もまだ若く。
周りも女の方が一人と後は、どう見ても中高生。
まあ本人は、目の前でビールも飲んでいるし明日突入か。
もう夜だしな。
だが予想を覆し、明日には帰ると言い残す。
高校生2人を連れて、今からダンジョンへ行くことになってしまった。
現場に到着すると、何かの準備をするわけでもなく、ダンジョンの前でぶつぶつ言っている。
少し目を離したすきに、高校生を連れて散歩にでも行くように潜ってしまった。
書類の提出もせずに。
あれから1日。私はダンジョン前の対策室のテントで待つことしかできず、やきもきしていると外から「さっさと出ろ」と声が聞こえる。
様子を見に出ると、ダンジョン横に黒い渦ができている。
そこから、行方不明だったダンジョン駆除部隊Aが、ころころと転がり出てきた。
「ひどいな、神崎さん」
「さっさと、出ないからだ」
そう言うと、ダンジョン入り口に向かい何かをすると、ダンジョンが閉じはじめ、それと同時に荷物が押し出されてきた。
それを見た女の子が騒いでいるが、彼はそれを無視して再び壁に手をつく。今度はいつの間にか居た、犬と猫を放り込んだ。
そうして私を見つけると、彼らの発見と、見てのとおりダンジョンの封鎖。その他に遺骨の回収について報告された。
今回、後日落ち着いたところでダンジョン駆除部隊Aに救出情報を聞くと、かれらは犬と猫をダンジョン攻略に使っている。
彼らはアイテムボックスを持っている。
彼らの前に行くと魔物が勝手に消滅する。
彼らは魔法を手足のように使う。
そして私も見た、ダンジョン内からの脱出ゲートである。
神崎さんは宇宙人。魔王。神。婚約者なんか関係ない、私は神崎さんの妻になる。
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