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第3章 本格的侵攻開始 か?
第16話 久々の松沼家 その2
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ダンジョンの管理クリスタルは、悪用されるとまずい気もするし、言ってもいいもの何かあるかな? と思案をしていると木村さんから質問が来た。
「そう言えば今朝、突然現れて、また突然消えたよね。あれも魔法かね?」
そういえば、当然見られたと言うか、最近は気にせず使っていたな。
「そうです。あれはゲートと言います。今のところ俺しか使えません。たぶんですが……」
「今のところと言うことは、これから使える人間が増えると言う事だね」
「そうですね。簡単ではないと、思いますけどね」
「セキュリティ的には困った問題だね。対応を考えないと」
「そう言うときには、魔道具でブロックをしてください」
木村さんが身を乗り出して来た。
「まだ作っていませんけれど、たぶん大丈夫ですよ」
「魔道具って最近出てきている、なんか長い名前のバリアとかだよね」
「ああ、あれ作っているのは、うちの会社です」
「そうなのかい?」
ほう、商品名『魔道具個人用バリア、魔法の世界から女性に優しいお届け物。モンスターも痴漢も近づけません。中からは攻撃可能。ほぼ10回使用可能お得バージョン』も順調に広がっているな。やはり名前は何とかしよう。
「作れたら、松沼さんを経由でご連絡しましょう」
「いや、そんなことで、松沼さんのお手を煩わすわけにはいかない。これが私の名刺だから連絡をしてくれ」
と名刺をもらったが、
「金額とか購入の手続きとかもあるしな、私が入った方が、面倒事が減るだろう。どうせ上の方で製品検査だ。性能がどうのと、文句を言うやつも出て来るだろうしな」
「そうですね。どうやって、チェックするんでしょうか?」
「だよな。魔道具を作った本人が、唯一の能力者なら回避もできそうだしね。どうかね?」
「それは、信じてくださいとしか…… ははっ」
そうだよな、俺しかいないイコール何かあれば俺が怪しい。
そんな人間が、作った魔道具なんか信用は出来ないよね。
「美月は色々とあれだが、人を見る目はあるから、一司くんなら大丈夫」
「ああまあ、ありがとうございます」
美月、親にまで色々とあれと言われているぞ。
「羨ましいな。その年で社長か、業績も、唯一の魔道具作成企業なら安泰だろう。役所の永瀬課長の信用もあるようだし」
おおう、なんだか慣れない。褒め殺しか? 恐ろしい。尻がむず痒くなってくる。
「それで松沼さん。先ほどの話。ダンジョンから、モンスターが出てくると言うのはどこまで出します?」
木村さんが、ちょっと真面目な顔をして、話を松沼父に振る。
「そうだな、管区いや、県警レベルでは警戒させておくか」
「所轄からの情報で、件数が増えれば通知できる体制を取っておきますか?」
「そうだな、所轄も署長には通達をしておくか、未確認のタグをつけて」
「そうですね、聞いていないと騒ぐバカもいますからね」
そんな話を俺の前でしていいのか、ふと周りを見回し、聞き耳を立てるとやばそうな話が飛び交っている。ここは派閥の秘密サロンなのか?
「そう言えば、警察も自衛隊もダンジョンでのモンスター退治。業務の一環としてでも組み込んだ方が良いですよ。力、俊敏性、その他一気に上がります。それに測る物差しはありませんけれど、魂の階位も上がるらしいですよ」
しれっと、爆弾を投げ込んでみる。
「魂の階位? 魂の階位とは何だね?」
「さあ、そのうち神にでもなれるのか…… 寿命位、延びるんじゃないですか?」
お気楽にさらっと投げてみる。
「それが本当なら、世界的レベルの情報じゃないか」
「そうですね」
心の中で舌を出す。
松沼さん。あなたの娘は、すでに火炎魔人です。
「しかし、いくらでも、びっくり情報が出て来るね」
すでにこの時、結構飲んで俺は酔っていた。
びっくりする二人が面白くて、つい言ってしまった。
「このダンジョン事件。異世界からの侵略で、犯人は今も月からのぞいて、惑星改造を地球に仕掛けています。犯人は、神と呼ばれる者の1柱です」
「「はあっ?」」
二人が驚き、顔をこちらに向ける。
「一司くん、君その話はどこからの情報だ?」
と詰められて、やばっと思ったが。
まあいい、
「味方の神様から。聞きました」
と、流す。
家で、魔石をかじってころころしているが、一応神だ。
「神と、コンタクトを取ったのか?」
「ええまあ、そういう機会がありまして」
毎日ですけどね。報酬は魔石です。
「いやはや、どうしましょう?」
「さすがにこの話は、わしでも扱いに困るな…… よし知り合いに丸投げしよう。久々にあいつが慌てふためく姿が見られそうだ。ふっふっふ」
松沼父さんが、悪人顔して笑っている。
木村さんが、ちょっと引きつっていますぜ。
「いやちょっと、君って世界レベルのトップシークレットの情報を、どれだけ持っているんだい」
「さあ、どうでしょうね」
などと言っていたら、酔っ払いの馬鹿が、さらに爆弾を落とす。
「こんな所で、何の悪だくみをしているんですか?」
色々あれな、美月が登場。
「ああ、美月ちゃん。あけましておめでとう。お邪魔しています」
「木村のお兄さん1年ぶりぃ」
「木村のお兄さん?」
「うん、従兄なの」
「そうなんだ」
「それで、何の話?」
「ああちょっと、神様について話をしていて」
「ああフレイヤちゃんの話? ちょっと生意気だけど、かわいいのよ」
あっ。やばいと松沼父を見ると、目が合ってしまった。
「フレイヤと言うと、一司くん君の家に居た、ねこの話かな?」
「当たり前じゃない。何を言っているの、お父さん」
俺は思わず、手で顔を覆ってしまった。
「そう言えば今朝、突然現れて、また突然消えたよね。あれも魔法かね?」
そういえば、当然見られたと言うか、最近は気にせず使っていたな。
「そうです。あれはゲートと言います。今のところ俺しか使えません。たぶんですが……」
「今のところと言うことは、これから使える人間が増えると言う事だね」
「そうですね。簡単ではないと、思いますけどね」
「セキュリティ的には困った問題だね。対応を考えないと」
「そう言うときには、魔道具でブロックをしてください」
木村さんが身を乗り出して来た。
「まだ作っていませんけれど、たぶん大丈夫ですよ」
「魔道具って最近出てきている、なんか長い名前のバリアとかだよね」
「ああ、あれ作っているのは、うちの会社です」
「そうなのかい?」
ほう、商品名『魔道具個人用バリア、魔法の世界から女性に優しいお届け物。モンスターも痴漢も近づけません。中からは攻撃可能。ほぼ10回使用可能お得バージョン』も順調に広がっているな。やはり名前は何とかしよう。
「作れたら、松沼さんを経由でご連絡しましょう」
「いや、そんなことで、松沼さんのお手を煩わすわけにはいかない。これが私の名刺だから連絡をしてくれ」
と名刺をもらったが、
「金額とか購入の手続きとかもあるしな、私が入った方が、面倒事が減るだろう。どうせ上の方で製品検査だ。性能がどうのと、文句を言うやつも出て来るだろうしな」
「そうですね。どうやって、チェックするんでしょうか?」
「だよな。魔道具を作った本人が、唯一の能力者なら回避もできそうだしね。どうかね?」
「それは、信じてくださいとしか…… ははっ」
そうだよな、俺しかいないイコール何かあれば俺が怪しい。
そんな人間が、作った魔道具なんか信用は出来ないよね。
「美月は色々とあれだが、人を見る目はあるから、一司くんなら大丈夫」
「ああまあ、ありがとうございます」
美月、親にまで色々とあれと言われているぞ。
「羨ましいな。その年で社長か、業績も、唯一の魔道具作成企業なら安泰だろう。役所の永瀬課長の信用もあるようだし」
おおう、なんだか慣れない。褒め殺しか? 恐ろしい。尻がむず痒くなってくる。
「それで松沼さん。先ほどの話。ダンジョンから、モンスターが出てくると言うのはどこまで出します?」
木村さんが、ちょっと真面目な顔をして、話を松沼父に振る。
「そうだな、管区いや、県警レベルでは警戒させておくか」
「所轄からの情報で、件数が増えれば通知できる体制を取っておきますか?」
「そうだな、所轄も署長には通達をしておくか、未確認のタグをつけて」
「そうですね、聞いていないと騒ぐバカもいますからね」
そんな話を俺の前でしていいのか、ふと周りを見回し、聞き耳を立てるとやばそうな話が飛び交っている。ここは派閥の秘密サロンなのか?
「そう言えば、警察も自衛隊もダンジョンでのモンスター退治。業務の一環としてでも組み込んだ方が良いですよ。力、俊敏性、その他一気に上がります。それに測る物差しはありませんけれど、魂の階位も上がるらしいですよ」
しれっと、爆弾を投げ込んでみる。
「魂の階位? 魂の階位とは何だね?」
「さあ、そのうち神にでもなれるのか…… 寿命位、延びるんじゃないですか?」
お気楽にさらっと投げてみる。
「それが本当なら、世界的レベルの情報じゃないか」
「そうですね」
心の中で舌を出す。
松沼さん。あなたの娘は、すでに火炎魔人です。
「しかし、いくらでも、びっくり情報が出て来るね」
すでにこの時、結構飲んで俺は酔っていた。
びっくりする二人が面白くて、つい言ってしまった。
「このダンジョン事件。異世界からの侵略で、犯人は今も月からのぞいて、惑星改造を地球に仕掛けています。犯人は、神と呼ばれる者の1柱です」
「「はあっ?」」
二人が驚き、顔をこちらに向ける。
「一司くん、君その話はどこからの情報だ?」
と詰められて、やばっと思ったが。
まあいい、
「味方の神様から。聞きました」
と、流す。
家で、魔石をかじってころころしているが、一応神だ。
「神と、コンタクトを取ったのか?」
「ええまあ、そういう機会がありまして」
毎日ですけどね。報酬は魔石です。
「いやはや、どうしましょう?」
「さすがにこの話は、わしでも扱いに困るな…… よし知り合いに丸投げしよう。久々にあいつが慌てふためく姿が見られそうだ。ふっふっふ」
松沼父さんが、悪人顔して笑っている。
木村さんが、ちょっと引きつっていますぜ。
「いやちょっと、君って世界レベルのトップシークレットの情報を、どれだけ持っているんだい」
「さあ、どうでしょうね」
などと言っていたら、酔っ払いの馬鹿が、さらに爆弾を落とす。
「こんな所で、何の悪だくみをしているんですか?」
色々あれな、美月が登場。
「ああ、美月ちゃん。あけましておめでとう。お邪魔しています」
「木村のお兄さん1年ぶりぃ」
「木村のお兄さん?」
「うん、従兄なの」
「そうなんだ」
「それで、何の話?」
「ああちょっと、神様について話をしていて」
「ああフレイヤちゃんの話? ちょっと生意気だけど、かわいいのよ」
あっ。やばいと松沼父を見ると、目が合ってしまった。
「フレイヤと言うと、一司くん君の家に居た、ねこの話かな?」
「当たり前じゃない。何を言っているの、お父さん」
俺は思わず、手で顔を覆ってしまった。
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