人類最強は農家だ。異世界へ行って嫁さんを見つけよう。

久遠 れんり

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第2章 異世界開拓

第62話 攻略モデル1 その3

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 ちびっ子軍団を、先頭集団で引き連れ。
 駆け足で、ダンジョンを攻略していく。
 適当な階層で、宿舎に戻り。
 朝は続きから攻略する。

 無理せず、攻略して。わずか3日目。
 ここまで、1日60kmから、100km程度しか移動していないが、目の前にある60階のドアを開けると、デュラハン君が驚いていた。
 前はもっと深いところで出会ったはずだが、有無を言わさず。聖魔法で浄化する。

 鎧で顔は見えないが、小脇に抱えた兜の中で、彼はきっと満足して逝っただろう。

 クリスタルが、ホールの中心に浮かぶ。
 つかんだだけで、情報が流れ込む。
 ダンジョンを掌握し、消滅させる。

 その瞬間、皆は地上へ放り出される。

「これで、一つ」
「さっき60階のドア前に、石板が2つあったな」
「ああ一つは、日本側だろう」
「それじゃあ。レベルアップの状態を確認しつつ。次に行くぞ」

 目の前にあった、宿舎が収納される。

 次は、2日目の昼には一つ潰せた。
 階層は中途半端な70階。
 モンスターは、三つ首だから。
 ケルベロスだな。

 日本では、一部で外れモンスターと、なぜか名高い。
 ぺる姉さんとか、お父さんという言葉がセットで使われる。
「中途半端だな、リセットされたのか?」
「今の奴は、リセット天井無いだろう?」
 と、まあ一部の人間しか、分からない会話をしながら、ワンころを倒す。

「+10だろうなあ」
 真一がぼやく。

「この前行って、負けたのか?」
「ああ。わざわざ、市内まで行って。負けてきた。よい子はパチスロなど、しちゃ駄目だぞ。やるなら、ほどほどにな」
「誰に言ってんだよ」
 そう言いながら、クリスタルをつかむ。

「少し早いから、もう少し進めるか」
 宿舎を収納して、次のダンジョンへ移動する。

 ダンジョンの選択は、俺たちのダンジョンがある所。その周辺から順に消していく予定。
 魔王の放った爆心地から、同心円状に、マークしていく。
「この範囲までかな?」
「一個、ギリギリにあるな。行ってみようよ」
「それで、円が決定できるか」

 少し外れだが、外側へ行ってみる。

 その日は、30階まで進み終業。
「あー。今日も走っているだけだけど、大分。体が丈夫になった気がするね」
「うん。でも筋肉が付いたとか、そんな変化は無いね」
 ペヌエル達の入っている子供達の集団。
 元々の生活環境のため、恥ずかしげも無く、見せ合いをしている。
 シャワーを使い、その後、アバドンが見せびらかし始めたのが最初。

 女の子達は別の部屋。
 こちらはこちらで、盛り上がっているようだが。
「真一さんが、意外と乗ってくれない」
「ダンジョン攻略中だしね」
「でもお姉さん方の方には、結構付いて行っているみたいよ」
「やっぱり、おっぱいじゃない」
「うーん。そうかなあ。ダンジョン攻略で増えるかなあ」
「そのうち増えるんじゃない」

「うん? どうした真一」
「いや。なんだか寒気が?」
「うん? 特にゴーストとかも周囲には居ないぞ? 浄化するか?」
「ああいや。大丈夫だろう」

 皆を、宿舎へ放り込んだ後、少し確認のため。ダンジョンへ3人で来ていた。
「なあ。さっき。ドアの前。石板二つあったか?」
「いや。なかった」
「じゃあ、以外と範囲は小さいな」
 目の前には、クリスタル。

 モンスターは蜘蛛だった。
 上におねーさんが乗っていたが。
 アラクネーとか言われる奴。

 部屋に入り、ブラをしていない立派な胸が、揺れた瞬間。
 理由は不明だが、美咲から瞬時に放たれた炎に包まれた。
 さながら、地獄の業火に包まれたかのようだった。さようなら。

 放り出される感覚と、暗い屋外。
 同心円30kmあるかないかだな。

「ここが、影響を受けていないなら。この範囲だな」
 地図に、円を書き込む。
「うわ。うちのダンジョン。結構ギリギリ?」
「そうだな。まあこれで、範囲は分かった」
「じゃあ。帰って寝ましょ」

 帰った夜。
 なぜか、美咲が俺に向かい。胸を見せつける。
 手で寄せ、うりうりと。
 俺はそっと抱きしめ、頭をなでる。

 モンスターと比べて、どうするんだよとも思ったが。口には出さない。

 翌日、一個ダンジョンを潰し。
 翌々日。
「さて諸君。時は来た。うぬらの力。見せて貰おう」
 真一がなぜか、覇王モードで宣言をしている。

 真一が班の半数を率いて、ダンジョンに入ったのをみて、俺たちも半数を従え、別のダンジョンへ飛ぶ。
 一応ここから、ダンジョン攻略は、フェーズ2へ移行する。

 俺たちは手を出さず、後ろで見守る。
 棍棒を握りしめ。皆が突進していく。

 即死攻撃などを食らいそうな時は俺たちが出るが、今の階層で、そんなモンスターはいないし。手放しで、殲滅者達を後ろから眺める。

「おーお姉さん方。容赦ないなあ。複数で囲み。たこ殴りだ」
「初手が、必ず急所から行くのは、経験かしら?」
「ああまあ。住んでいた所がなあ。身の危険は多かったと思うよ。集まったとき、治療をしたけど、結構病気を貰っていた人が多かったもの」
「そうなんだ」
「まあ襲われただけじゃなく、生活のためにと言うのも、あったかもしれないが」

「じゃあ。この試みは、きっと良い方に行くよね」
「まあ、見て分かるように。彼女たちは強くなった」
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