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第3章 アミサム王国 動乱
第113話 最新技術
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「何? その報告は本当か?」
「はい。実際に乗り、月まで行ったそうです。これが写真付きの報告書です」
ここは日本の某所。会議室。
日本側の隊員などから上がってくる、地下資源調査報告書。
その中に紛れ込んでいた異物。
「古代遺跡。それが生きていて、現在の地球を凌駕した技術?」
「ええ加速のGも無く快適。全方位のスクリーンシステムにより、空中に浮いているような感覚で移動が出来るようです。それも、月まで日帰りだと言うことです。それと、月全体に未知のエネルギープラントが設置されており、無限とも言えるエネルギーが供給されているようです」
「どれもこれも欲しいな」
「それとこれを」
印刷された写真が、机の上に出される。
「これは。ユーラシアからヨーロッパ。日本は無し? アメリカ大陸も穴だらけ。何だこれは?」
「これが向こうの世界で、その船から撮ったものだそうです。この壊れた世界は爆弾の影響で、その船にも同種の物が搭載されているとのことです」
「爆弾? 凄いな」
「他にもエネルギー砲。これは星を破壊できるとのことで、理論は理解不能だそうです」
「と言うことは、爆弾の方は分かったのか?」
「ええ。強力な爆弾が、炸裂前に地殻まで転移して動作するそうです」
「最高の抑止力だな。使えば滅ぶ」
「ですが抑止なら、それを証明しないと、世界は現実として認めないでしょう」
「それはそうだ。人間。自分の想像できない物は、理解できないからな」
「使うなら、地球の簒奪者になれか」
「それなら後で、賠償を求められませんから」
「外では、そんなことを言うなよ」
「分かっていますよ」
「冗談はさておき、見たいし乗りたいな」
「話しはしておきます」
「頼む」
そして、それは密かに実行される。
〈マザーシステムと通信が行えません。転移等は座標の計算が出来ないため使用不能。攻撃システムも随時計算が必要です〉
「分かった」
「何かあったのかね」
聞いてくるのは土門さん。平林さんや当然美咲も居る。
「こっちじゃ、ステラと繋がらないので、機能が制限されるらしいですね」
「普通の運行は、大丈夫なのだろう? じゃあ行こう。ステルス全開で、富士の演習場へ。ポイントは此処だ」
機体のAIに地球のマップを読み込ませ、座標を指定。
上空に上がって、現実とマップのずれを補正。キャリブレーションを行ってくれるようだ。
危険を、除外するため。一度、成層圏まで上昇して下降してくる。
〈補正終了。目標へ向かいます〉
ステルス機能全開で、目標地点。富士演習場の一角に着陸する。
外では、その姿を見て、どよめきと驚きの声が出る。
なだらかな曲線を持つ車のような形。それが全長30m位。
それが、地面よりわずかに浮いて静止する。
一部からタラップが伸び。その奥。機体にドアが出現をする。
「「「おおっ」」」
広大達が、全く普段着で登場をしてくる。
1人の大臣が近寄ってくる。
「わざわざ済まないね」
「いやまあ。依頼でしたし。ただこちら側だと、機能に制限があるのと演算に少し時間が掛かるようです」
「それはまあ。仕方が無いね」
すると、そこに外国人。それも軍人さんが近寄ってくる。
「君がパイロット?」
「ええまあ」
「ふーん。鍛えているなあ。今日はよろしく頼むよ」
見回すと、色々な国の軍関係者がいるようだ。
乗ろうとして、シールドにはじかれる。
〈登録されていません〉
「ああそうか。すみません。登録をしますので、光が当たったら名前を言ってください」
そう言って、タラップの所で登録をしていく。
壁面モードは、最初から全面展望にしてある。
「ほう凄いな」
至る所でそんな声が聞こえる。
今日は、客室タイプでは無く。ラウンジのようなタイプにしてある。
これは日本からの要望。
サポートスタッフも、乗り込む。
コースは、地球一周から月へ。くるっと回って帰ってくる。
何故か、アメリカやフランスとかの空軍機を見つけたら、編隊飛行つまり少し並んで飛んでくれと言われている。
AIに、大きな飛行機には、あまり近くに寄らないようにお願いして、東に向かう。
飛び始めに少し声が出たが、静かなもので皆周りを見ている。
途中アメリカ大陸に入ったが、周囲で混乱が発生している感じも無かった。
言われたとおり、少し米軍機を見つけ横に並ぶが何も起こらず、置き去りにする。
大西洋を渡り、ヨーロッパを抜けた辺りで上昇を開始して、宇宙空間へ移動。
そのまま、月へと向かう。
「これは凄い。途中空軍機も全く認識していなかった。恐ろしい」
そんなささやき声が、至る所で聞こえる。
途中空軍機と並んで飛んだのは、事実確認を飛行記録と照らし合わせるつもりだろうと、聞いた。
なるほど、飛んでも感覚が無ければ、単なるシアターの可能性がある。
月に関しては、月だなと言う感じで今イチな反応。
ただ時間を考え、スピードには驚いていた。
「日本が秘密裏に同盟に対し公開した飛行機。いや宇宙船。ステルス性能はすぐ近くを飛んだパイロットに聞いたが、視認もしていなかった。そして軽々と追い抜き宇宙へも行ける。航空機としては異次元だ。無論市民に声を聞いたが、飛んでいた音も報告は無し。未確認情報だが、武器も搭載。それと飛行理論は空間をゆがめて飛んでいるそうだ」
「実にクールだな。いつから日本は、イギリスを追い越し、そんなファンタジーな技術を手に入れたんだ?」
「さあ?」
「はい。実際に乗り、月まで行ったそうです。これが写真付きの報告書です」
ここは日本の某所。会議室。
日本側の隊員などから上がってくる、地下資源調査報告書。
その中に紛れ込んでいた異物。
「古代遺跡。それが生きていて、現在の地球を凌駕した技術?」
「ええ加速のGも無く快適。全方位のスクリーンシステムにより、空中に浮いているような感覚で移動が出来るようです。それも、月まで日帰りだと言うことです。それと、月全体に未知のエネルギープラントが設置されており、無限とも言えるエネルギーが供給されているようです」
「どれもこれも欲しいな」
「それとこれを」
印刷された写真が、机の上に出される。
「これは。ユーラシアからヨーロッパ。日本は無し? アメリカ大陸も穴だらけ。何だこれは?」
「これが向こうの世界で、その船から撮ったものだそうです。この壊れた世界は爆弾の影響で、その船にも同種の物が搭載されているとのことです」
「爆弾? 凄いな」
「他にもエネルギー砲。これは星を破壊できるとのことで、理論は理解不能だそうです」
「と言うことは、爆弾の方は分かったのか?」
「ええ。強力な爆弾が、炸裂前に地殻まで転移して動作するそうです」
「最高の抑止力だな。使えば滅ぶ」
「ですが抑止なら、それを証明しないと、世界は現実として認めないでしょう」
「それはそうだ。人間。自分の想像できない物は、理解できないからな」
「使うなら、地球の簒奪者になれか」
「それなら後で、賠償を求められませんから」
「外では、そんなことを言うなよ」
「分かっていますよ」
「冗談はさておき、見たいし乗りたいな」
「話しはしておきます」
「頼む」
そして、それは密かに実行される。
〈マザーシステムと通信が行えません。転移等は座標の計算が出来ないため使用不能。攻撃システムも随時計算が必要です〉
「分かった」
「何かあったのかね」
聞いてくるのは土門さん。平林さんや当然美咲も居る。
「こっちじゃ、ステラと繋がらないので、機能が制限されるらしいですね」
「普通の運行は、大丈夫なのだろう? じゃあ行こう。ステルス全開で、富士の演習場へ。ポイントは此処だ」
機体のAIに地球のマップを読み込ませ、座標を指定。
上空に上がって、現実とマップのずれを補正。キャリブレーションを行ってくれるようだ。
危険を、除外するため。一度、成層圏まで上昇して下降してくる。
〈補正終了。目標へ向かいます〉
ステルス機能全開で、目標地点。富士演習場の一角に着陸する。
外では、その姿を見て、どよめきと驚きの声が出る。
なだらかな曲線を持つ車のような形。それが全長30m位。
それが、地面よりわずかに浮いて静止する。
一部からタラップが伸び。その奥。機体にドアが出現をする。
「「「おおっ」」」
広大達が、全く普段着で登場をしてくる。
1人の大臣が近寄ってくる。
「わざわざ済まないね」
「いやまあ。依頼でしたし。ただこちら側だと、機能に制限があるのと演算に少し時間が掛かるようです」
「それはまあ。仕方が無いね」
すると、そこに外国人。それも軍人さんが近寄ってくる。
「君がパイロット?」
「ええまあ」
「ふーん。鍛えているなあ。今日はよろしく頼むよ」
見回すと、色々な国の軍関係者がいるようだ。
乗ろうとして、シールドにはじかれる。
〈登録されていません〉
「ああそうか。すみません。登録をしますので、光が当たったら名前を言ってください」
そう言って、タラップの所で登録をしていく。
壁面モードは、最初から全面展望にしてある。
「ほう凄いな」
至る所でそんな声が聞こえる。
今日は、客室タイプでは無く。ラウンジのようなタイプにしてある。
これは日本からの要望。
サポートスタッフも、乗り込む。
コースは、地球一周から月へ。くるっと回って帰ってくる。
何故か、アメリカやフランスとかの空軍機を見つけたら、編隊飛行つまり少し並んで飛んでくれと言われている。
AIに、大きな飛行機には、あまり近くに寄らないようにお願いして、東に向かう。
飛び始めに少し声が出たが、静かなもので皆周りを見ている。
途中アメリカ大陸に入ったが、周囲で混乱が発生している感じも無かった。
言われたとおり、少し米軍機を見つけ横に並ぶが何も起こらず、置き去りにする。
大西洋を渡り、ヨーロッパを抜けた辺りで上昇を開始して、宇宙空間へ移動。
そのまま、月へと向かう。
「これは凄い。途中空軍機も全く認識していなかった。恐ろしい」
そんなささやき声が、至る所で聞こえる。
途中空軍機と並んで飛んだのは、事実確認を飛行記録と照らし合わせるつもりだろうと、聞いた。
なるほど、飛んでも感覚が無ければ、単なるシアターの可能性がある。
月に関しては、月だなと言う感じで今イチな反応。
ただ時間を考え、スピードには驚いていた。
「日本が秘密裏に同盟に対し公開した飛行機。いや宇宙船。ステルス性能はすぐ近くを飛んだパイロットに聞いたが、視認もしていなかった。そして軽々と追い抜き宇宙へも行ける。航空機としては異次元だ。無論市民に声を聞いたが、飛んでいた音も報告は無し。未確認情報だが、武器も搭載。それと飛行理論は空間をゆがめて飛んでいるそうだ」
「実にクールだな。いつから日本は、イギリスを追い越し、そんなファンタジーな技術を手に入れたんだ?」
「さあ?」
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