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「なんて素晴らしい女なんだ!」
「そうです!カーリン様はすばらし、…は?」
男爵令嬢は口をぽかりと開けて、まの抜けた顔をしている。
「君とは政略結婚で、仕事も振る舞いも確かに王妃の素養だけれど、私を満たせるのか…それだけが不安だった。でも…」
殿下はカーリンの前で跪いて手を取る。
「カーリン、よければ次からは彼女ではなく私を踏みつけてくれないか?」
上気した顔で、王太子殿下は微笑んだ。
「豚畜生めと、頬を打って欲しい。望んで良いなら、縄で…縛って欲しい。
カーリン…私の…主…」
「あの、殿下」
男爵令嬢の顔は引きつっている。
彼女もこの展開は想定外だったようだった。
「殿下」
「なんだい、カーリン。君の望みを聞こう」
「では、婚約破棄してください」
「そうです!カーリン様はすばらし、…は?」
男爵令嬢は口をぽかりと開けて、まの抜けた顔をしている。
「君とは政略結婚で、仕事も振る舞いも確かに王妃の素養だけれど、私を満たせるのか…それだけが不安だった。でも…」
殿下はカーリンの前で跪いて手を取る。
「カーリン、よければ次からは彼女ではなく私を踏みつけてくれないか?」
上気した顔で、王太子殿下は微笑んだ。
「豚畜生めと、頬を打って欲しい。望んで良いなら、縄で…縛って欲しい。
カーリン…私の…主…」
「あの、殿下」
男爵令嬢の顔は引きつっている。
彼女もこの展開は想定外だったようだった。
「殿下」
「なんだい、カーリン。君の望みを聞こう」
「では、婚約破棄してください」
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