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一年生
表彰式です!
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陛下との会見後、みんなからの質問攻めが大変だったが、なんとかごまかした。(リビングメイルでの優勝は初なので、間近で見たかったらしいと答えたら納得してくれた)
そして表彰式が開かれることとなり、俺たちはリングの上で整列をする。
「一年生優勝者!カイ選手!」
司会の人の声が会場内に響く中で、俺は大きく返事をして陛下が待つ場所へと向かう。
先ほどよりも近い距離にまでくると、またしても緊張で身体が硬直していく。
そんな時に、陛下はにこりと笑ってくれた。
それだけでふっと身体の無駄な力が抜けていくのを感じる。
「優勝おめでとう。来年もまた期待しているぞ」
「ありがとうございます!」
俺は表彰状と金でできたトロフィーを受け取った。
すると大きな拍手が沸き起こり、俺は感動で胸が満ちていく。
これほど人に祝福されることなんて、ルードリア学園に入らなければなかったことだろう。
俺の選択は間違っていなかったのだ。
そう思う出来事だった。
その後、レオン先輩、クリス先輩と表彰をされていき、式は無事に終了したことで、今年の学生グランプリは幕と閉じる。
今日はホテルに泊まり、明日王都を離れることになってしまうのが残念に思えるほどに王都には良い出会いがあった。
帰る前にもう一度セイロウさんとシルヴィさんに会いに行くとしよう。
これからは自由時間だからな。
ついでに親父たちとも会えるだろう。
そんなことを思いつつ、控え室に戻った。
そして帰りの準備をしていると、コンコンとノックの音が聞こえてくる。
それにルナ先生が対応すると、
「カイ君、お客様ですよ」
「えっ?俺?」
なぜか俺が呼ばれた。
誰なんだろうと部屋の外に出て見ると、アリシアがいた。
相変わらずの美貌で、俺は少しドキっとしてしまう。
「ど、どうしたんだ?」
「うふふ、帰る前に一度お会いしたいと思っていまして、会いにきました」
なんというか、こんなに綺麗な子にこうはっきりと言われると照れる。
「な、なんで俺に?」
「それはもちろん、心奪われたからです……」
ま、まさか俺に……!?
ど、どういう反応するべきだと思う!?
その挙動不審な態度をやめた方がいいですよ?
しょうがないだろう!
ピュアな男の子はこうなるんだよ!
「ちょっと待った!」
「それ以上の問答は許しません!」
「おことわり」
どうやらこっそりと話を聞いていたのか、フレアたちが俺とアリシアの間に挟まる。
「あらあら、勢揃いですことね。嬉しいわ……」
アリシアはフレアの頬を触ると、ゆっくりと撫でていく。
「さ、触るなぁ!」
「同性ですし、いいじゃありませんか?」
「貴様の触り方は……むず痒いのだ!」
「そんなことありません。リーナさんにサリアさん、触ってみてもいいですか?」
「ダメです!」
「だめ」
二人はフレアの後ろに隠れて、拒否した。
「はぁ……振られてしまいました……」
わざとらしくため息を吐くアリシアは再びにこりと笑う。
「そうそう、アルグランド学園の三年生の担任が退職されることになったそうですね」
ああ、あのボランド先輩を散々にこき下ろしていた人か。
「どうやらルードリア学園の教師の方が糾弾してくれたようで助かりました。あの方、担当違いの私にも指図するので大嫌いでしたの」
「そうか。それは良かったな」
「ええ、ですがそれも関係ないことになるでしょう」
「ん?どういう意味だ?」
「うふふ、いずれ知ることになるでしょう。その時まで楽しみにしておいてくださいね。それでは皆様、またお会いしましょうね?」
アリシアは意味深な言葉を残して去っていった。
「まったく……隙を見せては女とイチャイチャしおって」
「そうですよ!本当にカイ君はいけない人ですね!」
「間違いない」
その後、なぜか散々に怒られてしまうことに。
俺の何が悪かったのか教えてほしい。
さぁ?人徳ではありませんか?
おかしい。
それこそ溢れるほどにあるはずなのに……
俺はファーナの言葉に納得できないまま、部屋へと戻るのだった。
そして表彰式が開かれることとなり、俺たちはリングの上で整列をする。
「一年生優勝者!カイ選手!」
司会の人の声が会場内に響く中で、俺は大きく返事をして陛下が待つ場所へと向かう。
先ほどよりも近い距離にまでくると、またしても緊張で身体が硬直していく。
そんな時に、陛下はにこりと笑ってくれた。
それだけでふっと身体の無駄な力が抜けていくのを感じる。
「優勝おめでとう。来年もまた期待しているぞ」
「ありがとうございます!」
俺は表彰状と金でできたトロフィーを受け取った。
すると大きな拍手が沸き起こり、俺は感動で胸が満ちていく。
これほど人に祝福されることなんて、ルードリア学園に入らなければなかったことだろう。
俺の選択は間違っていなかったのだ。
そう思う出来事だった。
その後、レオン先輩、クリス先輩と表彰をされていき、式は無事に終了したことで、今年の学生グランプリは幕と閉じる。
今日はホテルに泊まり、明日王都を離れることになってしまうのが残念に思えるほどに王都には良い出会いがあった。
帰る前にもう一度セイロウさんとシルヴィさんに会いに行くとしよう。
これからは自由時間だからな。
ついでに親父たちとも会えるだろう。
そんなことを思いつつ、控え室に戻った。
そして帰りの準備をしていると、コンコンとノックの音が聞こえてくる。
それにルナ先生が対応すると、
「カイ君、お客様ですよ」
「えっ?俺?」
なぜか俺が呼ばれた。
誰なんだろうと部屋の外に出て見ると、アリシアがいた。
相変わらずの美貌で、俺は少しドキっとしてしまう。
「ど、どうしたんだ?」
「うふふ、帰る前に一度お会いしたいと思っていまして、会いにきました」
なんというか、こんなに綺麗な子にこうはっきりと言われると照れる。
「な、なんで俺に?」
「それはもちろん、心奪われたからです……」
ま、まさか俺に……!?
ど、どういう反応するべきだと思う!?
その挙動不審な態度をやめた方がいいですよ?
しょうがないだろう!
ピュアな男の子はこうなるんだよ!
「ちょっと待った!」
「それ以上の問答は許しません!」
「おことわり」
どうやらこっそりと話を聞いていたのか、フレアたちが俺とアリシアの間に挟まる。
「あらあら、勢揃いですことね。嬉しいわ……」
アリシアはフレアの頬を触ると、ゆっくりと撫でていく。
「さ、触るなぁ!」
「同性ですし、いいじゃありませんか?」
「貴様の触り方は……むず痒いのだ!」
「そんなことありません。リーナさんにサリアさん、触ってみてもいいですか?」
「ダメです!」
「だめ」
二人はフレアの後ろに隠れて、拒否した。
「はぁ……振られてしまいました……」
わざとらしくため息を吐くアリシアは再びにこりと笑う。
「そうそう、アルグランド学園の三年生の担任が退職されることになったそうですね」
ああ、あのボランド先輩を散々にこき下ろしていた人か。
「どうやらルードリア学園の教師の方が糾弾してくれたようで助かりました。あの方、担当違いの私にも指図するので大嫌いでしたの」
「そうか。それは良かったな」
「ええ、ですがそれも関係ないことになるでしょう」
「ん?どういう意味だ?」
「うふふ、いずれ知ることになるでしょう。その時まで楽しみにしておいてくださいね。それでは皆様、またお会いしましょうね?」
アリシアは意味深な言葉を残して去っていった。
「まったく……隙を見せては女とイチャイチャしおって」
「そうですよ!本当にカイ君はいけない人ですね!」
「間違いない」
その後、なぜか散々に怒られてしまうことに。
俺の何が悪かったのか教えてほしい。
さぁ?人徳ではありませんか?
おかしい。
それこそ溢れるほどにあるはずなのに……
俺はファーナの言葉に納得できないまま、部屋へと戻るのだった。
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