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第49話僕らのセーフハウス
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ドローンにて高い位置から建物の全貌をチェック中。
上空から赤い屋根と白い壁を舐めるように撮影からの、横に引いて全体を鑑賞。
ざっくりチェックを終えてドローンを着地させた僕らは、手を叩いて歓声を上げた。
「僕は無敵のスキルを手に入れてしまったようだよ……二人とも」
カーペンターのスキルは、建物を作ると言う点において素晴らしい性能を発揮した。
その成果がこのセーフエリアに生まれた2階建て拠点ハウスだ。
2階は宿泊施設。
1階は浦島先輩たっての希望でカフェスペースになっている、僕らの素敵なお家である。
「やるとは聞いてたけど……こんなのすぐ建つもんかね?」
「フッフッフッ……これがカーペンターの力ですよ。まぁ建物は観光地のカフェの見様見真似なんですが」
「建物のコピーまで出来るのか……すごいでござるな」
「マジですごい。気分は錬金術師だよ。素材は要求されるけど……アイテムボックスがあるとマジで真価を発揮するよ、このジョブ」
無理に戦闘に使うのなら中々癖のある戦い方をしないといけないだろうが、戦闘前の支援という意味では、これ以上の便利さはちょっと思いつかなかった。
「よし……では最後にカフェスペースに、我が愛しの愛豹を解き放つ! 念願の猫カフェだよ!」
そして最後の仕上げとばかりにそう叫んだ浦島先輩の影から黒豹は飛び出した。
黒豹のワカンダ君はノシノシ歩いてカフェの中に入っていったのだが……。
「……むぅ」
「……これは」
「きゃー! 最高でしょ! こんなの! かわいくない!?」
浦島先輩は大興奮だったが……僕と桃山君はカフェの中に踏み入るのを一瞬ためらった。
これは……癒されるのだろうか? むしろ緊張するのでは?
薄暗い室内から金色の目がこちらを向いている絵は、なんだろう? 逃げ場がない室内だからこそ独特の恐怖を感じた。
「なるほどぉ……これは外にいるよりでっかく見えますね!」
「うーん。なんというかドキドキするでござるな!」
めっちゃ言葉を選んだが、たぶん心臓の弱い人はショック死するレベルだと僕は思った。
気を取り直して、続いて僕らには一番大事なイベントが残っていた。
「じゃあ、拠点は完成したので。……食材の調達に行きましょう」
「ああ、じゃあいったん上に戻って……」
浦島先輩がそう言いかけたのを、僕は止めた。
「いや、上は上でも上の階に行きます。49階のモンスター狩りに」
「「ムリムリムリムリ」」
高速で首を振られて拒否されたが、僕は二人のセリフを否定しないといけなかった。
「そんなことないです。……僕らは実はもう結構強いんですよ?」
とは言いつつ、僕もすごく怖い。
確かに怖いのだが……冗談じゃないくらい深い階層において、攻略君の言葉は絶対なのだ。
上空から赤い屋根と白い壁を舐めるように撮影からの、横に引いて全体を鑑賞。
ざっくりチェックを終えてドローンを着地させた僕らは、手を叩いて歓声を上げた。
「僕は無敵のスキルを手に入れてしまったようだよ……二人とも」
カーペンターのスキルは、建物を作ると言う点において素晴らしい性能を発揮した。
その成果がこのセーフエリアに生まれた2階建て拠点ハウスだ。
2階は宿泊施設。
1階は浦島先輩たっての希望でカフェスペースになっている、僕らの素敵なお家である。
「やるとは聞いてたけど……こんなのすぐ建つもんかね?」
「フッフッフッ……これがカーペンターの力ですよ。まぁ建物は観光地のカフェの見様見真似なんですが」
「建物のコピーまで出来るのか……すごいでござるな」
「マジですごい。気分は錬金術師だよ。素材は要求されるけど……アイテムボックスがあるとマジで真価を発揮するよ、このジョブ」
無理に戦闘に使うのなら中々癖のある戦い方をしないといけないだろうが、戦闘前の支援という意味では、これ以上の便利さはちょっと思いつかなかった。
「よし……では最後にカフェスペースに、我が愛しの愛豹を解き放つ! 念願の猫カフェだよ!」
そして最後の仕上げとばかりにそう叫んだ浦島先輩の影から黒豹は飛び出した。
黒豹のワカンダ君はノシノシ歩いてカフェの中に入っていったのだが……。
「……むぅ」
「……これは」
「きゃー! 最高でしょ! こんなの! かわいくない!?」
浦島先輩は大興奮だったが……僕と桃山君はカフェの中に踏み入るのを一瞬ためらった。
これは……癒されるのだろうか? むしろ緊張するのでは?
薄暗い室内から金色の目がこちらを向いている絵は、なんだろう? 逃げ場がない室内だからこそ独特の恐怖を感じた。
「なるほどぉ……これは外にいるよりでっかく見えますね!」
「うーん。なんというかドキドキするでござるな!」
めっちゃ言葉を選んだが、たぶん心臓の弱い人はショック死するレベルだと僕は思った。
気を取り直して、続いて僕らには一番大事なイベントが残っていた。
「じゃあ、拠点は完成したので。……食材の調達に行きましょう」
「ああ、じゃあいったん上に戻って……」
浦島先輩がそう言いかけたのを、僕は止めた。
「いや、上は上でも上の階に行きます。49階のモンスター狩りに」
「「ムリムリムリムリ」」
高速で首を振られて拒否されたが、僕は二人のセリフを否定しないといけなかった。
「そんなことないです。……僕らは実はもう結構強いんですよ?」
とは言いつつ、僕もすごく怖い。
確かに怖いのだが……冗談じゃないくらい深い階層において、攻略君の言葉は絶対なのだ。
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