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恋愛編① 冬ごもり
セシルへの思い
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セシルのピンク色の唇が真っ赤なイチゴの果実に触れた。
「どいつもこいつも、僕の顔を見て甘いものやフルーツを貢いでくるけど、頭にくる! この顔で串焼肉を齧るのが悪いのか? 山盛りの炒飯を掻っ込むのが醜いのか? なんで顔で好物まで決められなければならないんだっ! もう、僕は人前で絶対にイチゴは食べないっ!」
いつの日が愛しい彼が癇癪を起して喚いていたのを思い出した。彼は感情に任せるまま吐き出したその誓いを守り、俺以外の人の前でイチゴを食べるのをピタリと止めてしまった。
それなのに、いま、彼の口に齧られ果肉を滴らせている、赤いイチゴが目に映る。困らせるつもりはなかったが、ついイチゴの禁忌とともに自分への思いを捨てられた気がして、問い詰めていた。
そして、知る。俺の恋人セシル・オールポートが、その記憶をすべて失っていたことを……。
オールポート領では十五年以上禁止されていた冬まつりが解禁になった。なぜ、冬まつりを禁止していたのか理解できないが、セシルが領民のために解禁し、自らのアイデアで盛り上げようと奮闘している姿は愛らしい。
秋の社交シーズンに夜会で再会した友人たちには、セシルが変わりすぎて最早別人レベルだと暴言を吐かれたが、俺には何一つ変わらずに映る。例え、その記憶を失っていても。
ああ……でも、思いを素直に口に出すようになったかもしれない。昔は、自分の気持ちを素直に言えず、かえって厳しい言葉になり人が遠巻きになることも多々あった。俺はセシルの表情や唇のわななき、その美しい紫瞳からなんとなく感情を読むことができたけど、周りの学友たちのほとんどは言葉どおりに受け取るものだから、セシルの言葉で人が殺せるだの、顔は天使の口は悪魔だの、散々な評価だったと思う。
いまのセシルは、そのままの気持ちを吐き出していて、とっても精神状態がいいと思う。健康的だし、精神的余裕も感じられる。そのせいか、オールポート家との使用人たちとの距離もとても近いと感じられた。うん……近すぎるよね? ちょっと、ディーン君、近いよ、近い。従者でも近すぎるよ。
……自分でもわかっている。セシルは学園卒業間近に婚約を拒否し続けていたオールポート伯爵令嬢と婚姻し、俺の前から去っていった。俺たちの前に立ちはだかる最大の壁は俺の実家であるウェントブルック辺境伯家だと思っていたのに、実際はセシルの母親だった。実家との確執がなくなり、敬愛する兄の元で辺境伯家の騎士として領地に戻る道もあったが、俺はセシルと約束した王国騎士団へ入団した。
セシルを待っていたわけではない。ただ……添い遂げたいと求める人がセシル以外にいなかっただけだ。この歳まで独身でいたが、騎士には独身も多く、気にはならなかった。それよりも弱すぎる騎士たちを鍛えて魔獣討伐できるレベルへ押し上げることに夢中だったのだ。
それでも、この時期……冬まつりに教会へと向かう仲睦まじい恋人たちの姿に、思うことがなかったと言えば嘘になるだろう。俺が騎士として、セシルが文官として過ごす最初の冬まつりには、王都の教会へ一緒に行こうと約束していたから……。
なんとなく離れがたく、ヴァゼーレに出没した狼型の魔獣と、その仔狼を監視するという名目と溜まりに溜まった休暇を申請して、セシルと一緒にオールポート屋敷まできてしまった。そして、なし崩しで滞在の許可をとる。なんでもセシルとオールポート伯爵令嬢の婚姻を画策した者は既にほとんどが鬼籍に入っているのに、罪悪感を抱えた一部の使用人が俺に対して、罪滅ぼしとばかりに要望を通してくれる。
……セシルの身に起こったことは許しがたいことだった。俺が王国騎士団の副団長という立場でなく、もっと若いときに事実を知ったならばどうしていただろう。今でも腹の底から湧き上がる耐えがたい怒りの感情に全身の血が沸騰するようなのに……。
セシルが……。記憶を失ったからか、当人であるセシルが、周りの使用人と和やかに絆を繋いでいるのを見れば、俺は何も言えなかった。
でも、娘。セシルの娘。だまされてもうけた罪の子……いいや、子どもに罪はない。それでも、胸がざわめくのが止められない。
王都から帰ってきたセシルの娘、シャーロット嬢と会い挨拶を交わしたあとも、何とも言えない苦しさに喉が詰まった。
「愛する天使、セシルの娘」
セシルの兄であるハーディング侯爵は、シャーロット嬢のことをそう表した。罪の子でもなく、憎いオールポート伯爵令嬢の子でもなく、愛するセシルの子だと。ストンと何かが俺の胸に落ちてきた。そう……そうだ。この子はセシルの子だ。この子にはセシルの血が流れている。愛して愛したセシルの……。
不思議なことに、そう思えばシャーロット嬢のあちこちにセシルの欠片を見つけることができた。大丈夫、俺はこの子を大切に思うことができる。そんな確信が俺のセシルへの愛をさらに深めることになる。
「ルーカス? ちゃんと前を見て歩けよ。危ないだろうが」
俺の目の前をちょこちょこと白い毛玉が歩いている。白い毛皮のコートを着て、もっふりとしたセシルの姿だ。手には燭台を持ち、その蝋燭の灯りが優しく大聖堂を染めていく。
俺の手にも燭台が。大聖堂に祈りに来た人はすべて手に燭台を持ち、ぞろぞろと決められたルートで大聖堂内を歩く。大改築された荘厳な大聖堂はキラリと輝く不思議な白い布で飾られ、祭壇はその布で作られた白い花で埋め尽くされている。その布や造花に蠟燭の灯りが揺らめいて幻想的な情景が作られているのだ。
小さい子も大人に手を引かれ歩いているが、キョロキョロと視線が忙しない。
「セシル……。君は何をお祈りするんだい?」
前の君は俺たちの幸せな未来を祈るって言っていた。
「ああ? そんなの決まってんだろう、今夜は感謝の祈りの日だ、今までありがとうございます。これからもよろしくってな!」
ニカッと屈託なく笑う君の顔は、あの日とは違う率直さと、あの日と同じ愛しさで輝いている。
「どいつもこいつも、僕の顔を見て甘いものやフルーツを貢いでくるけど、頭にくる! この顔で串焼肉を齧るのが悪いのか? 山盛りの炒飯を掻っ込むのが醜いのか? なんで顔で好物まで決められなければならないんだっ! もう、僕は人前で絶対にイチゴは食べないっ!」
いつの日が愛しい彼が癇癪を起して喚いていたのを思い出した。彼は感情に任せるまま吐き出したその誓いを守り、俺以外の人の前でイチゴを食べるのをピタリと止めてしまった。
それなのに、いま、彼の口に齧られ果肉を滴らせている、赤いイチゴが目に映る。困らせるつもりはなかったが、ついイチゴの禁忌とともに自分への思いを捨てられた気がして、問い詰めていた。
そして、知る。俺の恋人セシル・オールポートが、その記憶をすべて失っていたことを……。
オールポート領では十五年以上禁止されていた冬まつりが解禁になった。なぜ、冬まつりを禁止していたのか理解できないが、セシルが領民のために解禁し、自らのアイデアで盛り上げようと奮闘している姿は愛らしい。
秋の社交シーズンに夜会で再会した友人たちには、セシルが変わりすぎて最早別人レベルだと暴言を吐かれたが、俺には何一つ変わらずに映る。例え、その記憶を失っていても。
ああ……でも、思いを素直に口に出すようになったかもしれない。昔は、自分の気持ちを素直に言えず、かえって厳しい言葉になり人が遠巻きになることも多々あった。俺はセシルの表情や唇のわななき、その美しい紫瞳からなんとなく感情を読むことができたけど、周りの学友たちのほとんどは言葉どおりに受け取るものだから、セシルの言葉で人が殺せるだの、顔は天使の口は悪魔だの、散々な評価だったと思う。
いまのセシルは、そのままの気持ちを吐き出していて、とっても精神状態がいいと思う。健康的だし、精神的余裕も感じられる。そのせいか、オールポート家との使用人たちとの距離もとても近いと感じられた。うん……近すぎるよね? ちょっと、ディーン君、近いよ、近い。従者でも近すぎるよ。
……自分でもわかっている。セシルは学園卒業間近に婚約を拒否し続けていたオールポート伯爵令嬢と婚姻し、俺の前から去っていった。俺たちの前に立ちはだかる最大の壁は俺の実家であるウェントブルック辺境伯家だと思っていたのに、実際はセシルの母親だった。実家との確執がなくなり、敬愛する兄の元で辺境伯家の騎士として領地に戻る道もあったが、俺はセシルと約束した王国騎士団へ入団した。
セシルを待っていたわけではない。ただ……添い遂げたいと求める人がセシル以外にいなかっただけだ。この歳まで独身でいたが、騎士には独身も多く、気にはならなかった。それよりも弱すぎる騎士たちを鍛えて魔獣討伐できるレベルへ押し上げることに夢中だったのだ。
それでも、この時期……冬まつりに教会へと向かう仲睦まじい恋人たちの姿に、思うことがなかったと言えば嘘になるだろう。俺が騎士として、セシルが文官として過ごす最初の冬まつりには、王都の教会へ一緒に行こうと約束していたから……。
なんとなく離れがたく、ヴァゼーレに出没した狼型の魔獣と、その仔狼を監視するという名目と溜まりに溜まった休暇を申請して、セシルと一緒にオールポート屋敷まできてしまった。そして、なし崩しで滞在の許可をとる。なんでもセシルとオールポート伯爵令嬢の婚姻を画策した者は既にほとんどが鬼籍に入っているのに、罪悪感を抱えた一部の使用人が俺に対して、罪滅ぼしとばかりに要望を通してくれる。
……セシルの身に起こったことは許しがたいことだった。俺が王国騎士団の副団長という立場でなく、もっと若いときに事実を知ったならばどうしていただろう。今でも腹の底から湧き上がる耐えがたい怒りの感情に全身の血が沸騰するようなのに……。
セシルが……。記憶を失ったからか、当人であるセシルが、周りの使用人と和やかに絆を繋いでいるのを見れば、俺は何も言えなかった。
でも、娘。セシルの娘。だまされてもうけた罪の子……いいや、子どもに罪はない。それでも、胸がざわめくのが止められない。
王都から帰ってきたセシルの娘、シャーロット嬢と会い挨拶を交わしたあとも、何とも言えない苦しさに喉が詰まった。
「愛する天使、セシルの娘」
セシルの兄であるハーディング侯爵は、シャーロット嬢のことをそう表した。罪の子でもなく、憎いオールポート伯爵令嬢の子でもなく、愛するセシルの子だと。ストンと何かが俺の胸に落ちてきた。そう……そうだ。この子はセシルの子だ。この子にはセシルの血が流れている。愛して愛したセシルの……。
不思議なことに、そう思えばシャーロット嬢のあちこちにセシルの欠片を見つけることができた。大丈夫、俺はこの子を大切に思うことができる。そんな確信が俺のセシルへの愛をさらに深めることになる。
「ルーカス? ちゃんと前を見て歩けよ。危ないだろうが」
俺の目の前をちょこちょこと白い毛玉が歩いている。白い毛皮のコートを着て、もっふりとしたセシルの姿だ。手には燭台を持ち、その蝋燭の灯りが優しく大聖堂を染めていく。
俺の手にも燭台が。大聖堂に祈りに来た人はすべて手に燭台を持ち、ぞろぞろと決められたルートで大聖堂内を歩く。大改築された荘厳な大聖堂はキラリと輝く不思議な白い布で飾られ、祭壇はその布で作られた白い花で埋め尽くされている。その布や造花に蠟燭の灯りが揺らめいて幻想的な情景が作られているのだ。
小さい子も大人に手を引かれ歩いているが、キョロキョロと視線が忙しない。
「セシル……。君は何をお祈りするんだい?」
前の君は俺たちの幸せな未来を祈るって言っていた。
「ああ? そんなの決まってんだろう、今夜は感謝の祈りの日だ、今までありがとうございます。これからもよろしくってな!」
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