34 / 38
第34話 どんなことでもできる(前編)
しおりを挟む
新は、実家である中野家の応接室で父の忠彦を待っていた。すっかり指定席にされた直樹の膝の上で、夫にもたれかかる。
互いに愛を確認しあったあとの交歓は激しかった。ベータなのにアルファに亀頭球で栓をされたまま、お腹の中に濃厚な精液を大量に出され、亀頭球が萎えたあとも硬度の残る長大なペニスで腸壁に子種を塗り込まれた。
アルファってみんな、こんなに愛が深いものなんだろうか。
これまでを取り返すかのような愛の営みだった。明かりをつけたままさまざまな体位で愛されて、新は女を抱けない体にされてしまった。
精液が残っていると腹痛になるからと丁寧に後始末されたあとも、どれほど新を愛しているかを熱く語られて、嬉しいけれど恥ずかしい。経験値がなさすぎて「俺も愛してます」しか言えなかったけれど、心をこめて伝えたら優しく微笑まれて、それだけで新の心は温かくなった。
ずっと直樹と一緒だったからよく知らないけれど、おそらく兄と拓海は無事に番になれたのだろう。「発情期明けの食事を用意してやれ。中野家に連絡して、迎えが来たら丁重にお見送りしろ」という直樹の指示を、夢うつつに聞いた気がする。
「ん?」
新が見ていることに気づいて、直樹が目元を和らげる。新は今でも気になっていることを尋ねた。
「本当に俺で良かったんですか。世の中の人は、『アルファにとって、運命の番の首筋を噛んで番の契約を結ぶのが一番の幸せ』と考えます。ベータの俺を配偶者として世間に紹介したら、あなたが侮られるのではありませんか?」
直樹は少し考えて言った。
「そうかもしれない。だが世間から評価されれば、人は幸せになれるんだろうか」
それは――なれないと思う。新が答えると、直樹は頷いた。
「アルファがオメガの首筋を噛めば、それだけで番の契約がなされてオメガは自分だけのものになる。素晴らしい、万々歳だ。……俺もそう思っていた。相手に愛され続けるための努力なんていらない、相手のことを知る手間も必要ない、相手に心変わりされる不安もフェロモンはすべて省いてくれる。とても楽で、でも、いびつだ」
「はい」
「それを俺は気持ち悪いと感じる。そう感じるようになってしまった。新を愛してから。お前の心を繋ぎ止めるために、努力し続けたくなった」
そうだ。この人は俺にひどいことを言ってしまったのを、悔やんで悔やんで、悔やみ続けてくれた。そして俺の心を開かせるために言葉を惜しまなくなった。
「新は自分がベータであることを引け目に感じているようだが、そんなふうに思う必要はまったくない。お前はそのままで完璧な、至高の存在だ。決して誰にも渡さない。新を失わないためなら、俺はどんなことでもできる」
この人は本気だ。中野家と全面戦争をすると言われたときの、恐怖と痺れるような甘美がよみがえった。
「どんなことでも?」
「ああ。どんなことでも」
「嬉しい」
大切な人の頬を撫でたとき、応接室の扉が開いた。
「待たせてすまなかった」
新の父親はニューヨークから帰国したばかりとは思えないぐらい、エネルギッシュだった。ニューヨークと東京の時差は十四時間だというのに、時差ボケした様子もない。優れた能力を持つアルファの中でも、彼は群を抜いている。『経済界の怪物』中野忠彦ならではの、超人的な体力だった。
そっと新を膝から下ろしソファに座らせた直樹は、直立して深々と頭を下げた。
「本日はお時間を取っていただき、ありがとうございます」
「木南くんには律のことで迷惑をかけたね」
そう言って中野忠彦は一人掛けのソファに座った。相手にも座るよう手振りで伝えたが、直樹は頭は上げたものの座らなかった。
「いえ、新のマンションよりも我が家のほうが警備が厳重と判断しました」
「そのとおりだ。律を狙った中国マフィアは壊滅させたが、新の家は割れてしまった。新、今のタワーマンションは引き払いなさい。新しい物件は私のほうで手配する」
「そのことでお話があります」
直樹が声を大きくする。忠彦の顔から見せかけの笑顔の仮面が剥がれ落ち、無表情になった。新は不安な気持ちで二人の優れたアルファを交互に見た。
「聞こう」
「俺は亀頭球除去手術を受けるつもりです」
その言葉に一番に反応したのは新だった。
「どうして!」
「オメガのフェロモンに反応したくないからだ。律に出会ってはっきりとわかった。フェロモンは嗅覚だけで感じるんじゃない、複数の感覚器で受容している。感覚というのは最終的には脳で受け取るから、脳に障害を負わせたらフェロモンは感知できなくなるが、それは困る」
「当たり前だよ」
新は真っ青になって夫に取りすがった。さっきの、自分のためならどんなことでもできるという言葉が脳裏に去来する。直樹は新を見つめて唇をつりあげた。
「感覚器を損なうことができないなら、運動器を機能不全にすればいいんだ」
この人は本気だ。新はどう説得すればいいかわからなかった。男女関係なくアルファにしか存在しない亀頭球、そのせいでアルファはオメガのフェロモンを感知すると、激しい性衝動に見舞われる。亀頭球を切除しても男性機能は衰えないし、アルファとしての能力も低下しないけれど、フェロモンに反応することはなくなってしまう。
新は激しく首を振った。
「病気でもないのに手術するなんて。そんなことしなくたって、俺は直樹のこと信じてる」
「新が信じてくれても、オメガと『事故』が起きたら? そして相手が俺の子どもを孕んだら?」
ショックを受けている新ではなく、その父親を直樹が睨みつける。
「あなたはそうやって、新の人生から俺を『排除』するつもりだ。……そうですね、お義父さん」
木南直樹の告発に、中野忠彦は薄笑いを浮かべた。
「面白いことを言う。続けなさい」
忠彦の穏やかさは不気味だったが、直樹は一歩も引こうとしなかった。
「そもそもあなたは、俺と律を結婚させるつもりなんてなかった」
その言葉に否とも応とも言わず、忠彦は薄笑いを浮かべたまま尋ねた。
「どうしてそう思った」
年上のアルファから挑発されても、若いアルファは深く息を吐いて誘いに乗らなかった。
「俺は第一報で律が親友と駆け落ちしたと聞いた。だが新から聞いた話は違う。律と同い年の拓海は、側仕えで、護衛で、家族みたいなもので、常に一緒に過ごしていたと教えてくれた。昔から側にいて公の場でも離れない、そんな『親友』がいるわけがない。彼こそが、あなたの用意した律の番の相手だ」
「まさか! だって彼には経営の才能なんてない。金持ちの息子でもない。律を彼と結婚させても、なんのメリットもありません」
新の反論に直樹は首を振った。
「違う。俺も勘違いしていたが、君の父親が律の番に求めるのは企業の経営能力じゃない。律をいかなる危険からも、運命の番からも守り抜く強さと深い愛だ」
新はハッとした。そのとおりだ。父は自分たち兄弟を深く愛してくれている。そんな父が、息子の幸せを願わないはずがない。
「大切な、大切な息子を政略結婚の駒にするなんて、あなたに限ってありえない。園遊会に俺を招待したあなたは、俺が律と会うこともできなかった時点で、俺を見限ったはずだった。あなたの誤算は、新が俺を好きになったことだ」
「新、もう満足しただろう。そんな男は捨てて、我が家に戻ってくるんだ!」
中野忠彦はソファから立ち上がった。その目は直樹への敵意と憎悪で輝いていた。
「そんな、お前を律の身代わり扱いするような男! お前がどうしてもこの男を諦めないから、一度結婚させてやったら気が済むかと思って認めた。そうしたらどうだ、週末婚だと! このアルファが本当にお前のことを愛しているなら、片時もお前と離れられないはずだ。そんな奴を、私の大事な新の配偶者として認められるか!」
忠彦の怒号は凄まじかった。けれど直樹は怯まなかった。
「申し訳ありませんでした」
直樹は応接室の床に座ると、忠彦に向かって深々と土下座した。
互いに愛を確認しあったあとの交歓は激しかった。ベータなのにアルファに亀頭球で栓をされたまま、お腹の中に濃厚な精液を大量に出され、亀頭球が萎えたあとも硬度の残る長大なペニスで腸壁に子種を塗り込まれた。
アルファってみんな、こんなに愛が深いものなんだろうか。
これまでを取り返すかのような愛の営みだった。明かりをつけたままさまざまな体位で愛されて、新は女を抱けない体にされてしまった。
精液が残っていると腹痛になるからと丁寧に後始末されたあとも、どれほど新を愛しているかを熱く語られて、嬉しいけれど恥ずかしい。経験値がなさすぎて「俺も愛してます」しか言えなかったけれど、心をこめて伝えたら優しく微笑まれて、それだけで新の心は温かくなった。
ずっと直樹と一緒だったからよく知らないけれど、おそらく兄と拓海は無事に番になれたのだろう。「発情期明けの食事を用意してやれ。中野家に連絡して、迎えが来たら丁重にお見送りしろ」という直樹の指示を、夢うつつに聞いた気がする。
「ん?」
新が見ていることに気づいて、直樹が目元を和らげる。新は今でも気になっていることを尋ねた。
「本当に俺で良かったんですか。世の中の人は、『アルファにとって、運命の番の首筋を噛んで番の契約を結ぶのが一番の幸せ』と考えます。ベータの俺を配偶者として世間に紹介したら、あなたが侮られるのではありませんか?」
直樹は少し考えて言った。
「そうかもしれない。だが世間から評価されれば、人は幸せになれるんだろうか」
それは――なれないと思う。新が答えると、直樹は頷いた。
「アルファがオメガの首筋を噛めば、それだけで番の契約がなされてオメガは自分だけのものになる。素晴らしい、万々歳だ。……俺もそう思っていた。相手に愛され続けるための努力なんていらない、相手のことを知る手間も必要ない、相手に心変わりされる不安もフェロモンはすべて省いてくれる。とても楽で、でも、いびつだ」
「はい」
「それを俺は気持ち悪いと感じる。そう感じるようになってしまった。新を愛してから。お前の心を繋ぎ止めるために、努力し続けたくなった」
そうだ。この人は俺にひどいことを言ってしまったのを、悔やんで悔やんで、悔やみ続けてくれた。そして俺の心を開かせるために言葉を惜しまなくなった。
「新は自分がベータであることを引け目に感じているようだが、そんなふうに思う必要はまったくない。お前はそのままで完璧な、至高の存在だ。決して誰にも渡さない。新を失わないためなら、俺はどんなことでもできる」
この人は本気だ。中野家と全面戦争をすると言われたときの、恐怖と痺れるような甘美がよみがえった。
「どんなことでも?」
「ああ。どんなことでも」
「嬉しい」
大切な人の頬を撫でたとき、応接室の扉が開いた。
「待たせてすまなかった」
新の父親はニューヨークから帰国したばかりとは思えないぐらい、エネルギッシュだった。ニューヨークと東京の時差は十四時間だというのに、時差ボケした様子もない。優れた能力を持つアルファの中でも、彼は群を抜いている。『経済界の怪物』中野忠彦ならではの、超人的な体力だった。
そっと新を膝から下ろしソファに座らせた直樹は、直立して深々と頭を下げた。
「本日はお時間を取っていただき、ありがとうございます」
「木南くんには律のことで迷惑をかけたね」
そう言って中野忠彦は一人掛けのソファに座った。相手にも座るよう手振りで伝えたが、直樹は頭は上げたものの座らなかった。
「いえ、新のマンションよりも我が家のほうが警備が厳重と判断しました」
「そのとおりだ。律を狙った中国マフィアは壊滅させたが、新の家は割れてしまった。新、今のタワーマンションは引き払いなさい。新しい物件は私のほうで手配する」
「そのことでお話があります」
直樹が声を大きくする。忠彦の顔から見せかけの笑顔の仮面が剥がれ落ち、無表情になった。新は不安な気持ちで二人の優れたアルファを交互に見た。
「聞こう」
「俺は亀頭球除去手術を受けるつもりです」
その言葉に一番に反応したのは新だった。
「どうして!」
「オメガのフェロモンに反応したくないからだ。律に出会ってはっきりとわかった。フェロモンは嗅覚だけで感じるんじゃない、複数の感覚器で受容している。感覚というのは最終的には脳で受け取るから、脳に障害を負わせたらフェロモンは感知できなくなるが、それは困る」
「当たり前だよ」
新は真っ青になって夫に取りすがった。さっきの、自分のためならどんなことでもできるという言葉が脳裏に去来する。直樹は新を見つめて唇をつりあげた。
「感覚器を損なうことができないなら、運動器を機能不全にすればいいんだ」
この人は本気だ。新はどう説得すればいいかわからなかった。男女関係なくアルファにしか存在しない亀頭球、そのせいでアルファはオメガのフェロモンを感知すると、激しい性衝動に見舞われる。亀頭球を切除しても男性機能は衰えないし、アルファとしての能力も低下しないけれど、フェロモンに反応することはなくなってしまう。
新は激しく首を振った。
「病気でもないのに手術するなんて。そんなことしなくたって、俺は直樹のこと信じてる」
「新が信じてくれても、オメガと『事故』が起きたら? そして相手が俺の子どもを孕んだら?」
ショックを受けている新ではなく、その父親を直樹が睨みつける。
「あなたはそうやって、新の人生から俺を『排除』するつもりだ。……そうですね、お義父さん」
木南直樹の告発に、中野忠彦は薄笑いを浮かべた。
「面白いことを言う。続けなさい」
忠彦の穏やかさは不気味だったが、直樹は一歩も引こうとしなかった。
「そもそもあなたは、俺と律を結婚させるつもりなんてなかった」
その言葉に否とも応とも言わず、忠彦は薄笑いを浮かべたまま尋ねた。
「どうしてそう思った」
年上のアルファから挑発されても、若いアルファは深く息を吐いて誘いに乗らなかった。
「俺は第一報で律が親友と駆け落ちしたと聞いた。だが新から聞いた話は違う。律と同い年の拓海は、側仕えで、護衛で、家族みたいなもので、常に一緒に過ごしていたと教えてくれた。昔から側にいて公の場でも離れない、そんな『親友』がいるわけがない。彼こそが、あなたの用意した律の番の相手だ」
「まさか! だって彼には経営の才能なんてない。金持ちの息子でもない。律を彼と結婚させても、なんのメリットもありません」
新の反論に直樹は首を振った。
「違う。俺も勘違いしていたが、君の父親が律の番に求めるのは企業の経営能力じゃない。律をいかなる危険からも、運命の番からも守り抜く強さと深い愛だ」
新はハッとした。そのとおりだ。父は自分たち兄弟を深く愛してくれている。そんな父が、息子の幸せを願わないはずがない。
「大切な、大切な息子を政略結婚の駒にするなんて、あなたに限ってありえない。園遊会に俺を招待したあなたは、俺が律と会うこともできなかった時点で、俺を見限ったはずだった。あなたの誤算は、新が俺を好きになったことだ」
「新、もう満足しただろう。そんな男は捨てて、我が家に戻ってくるんだ!」
中野忠彦はソファから立ち上がった。その目は直樹への敵意と憎悪で輝いていた。
「そんな、お前を律の身代わり扱いするような男! お前がどうしてもこの男を諦めないから、一度結婚させてやったら気が済むかと思って認めた。そうしたらどうだ、週末婚だと! このアルファが本当にお前のことを愛しているなら、片時もお前と離れられないはずだ。そんな奴を、私の大事な新の配偶者として認められるか!」
忠彦の怒号は凄まじかった。けれど直樹は怯まなかった。
「申し訳ありませんでした」
直樹は応接室の床に座ると、忠彦に向かって深々と土下座した。
84
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
2026/01/23 19:00 アルファポリス版限定SS公開予定
累計で6300♡いいねと累計ポイント285000突破の御礼SSになります
僕はあなたに捨てられる日が来ることを知っていながらそれでもあなたに恋してた
いちみやりょう
BL
▲ オメガバース の設定をお借りしている & おそらく勝手に付け足したかもしれない設定もあるかも 設定書くの難しすぎたのでオメガバース知ってる方は1話目は流し読み推奨です▲
捨てられたΩの末路は悲惨だ。
Ωはαに捨てられないように必死に生きなきゃいけない。
僕が結婚する相手には好きな人がいる。僕のことが気に食わない彼を、それでも僕は愛してる。
いつか捨てられるその日が来るまでは、そばに居てもいいですか。
公爵家の五男坊はあきらめない
三矢由巳
BL
ローテンエルデ王国のレームブルック公爵の妾腹の五男グスタフは公爵領で領民と交流し、気ままに日々を過ごしていた。
生母と生き別れ、父に放任されて育った彼は誰にも期待なんかしない、将来のことはあきらめていると乳兄弟のエルンストに語っていた。
冬至の祭の夜に暴漢に襲われ二人の運命は急変する。
負傷し意識のないエルンストの枕元でグスタフは叫ぶ。
「俺はおまえなしでは生きていけないんだ」
都では次の王位をめぐる政争が繰り広げられていた。
知らぬ間に巻き込まれていたことを知るグスタフ。
生き延びるため、グスタフはエルンストとともに都へ向かう。
あきらめたら待つのは死のみ。
回帰したシリルの見る夢は
riiko
BL
公爵令息シリルは幼い頃より王太子の婚約者として、彼と番になる未来を夢見てきた。
しかし王太子は婚約者の自分には冷たい。どうやら彼には恋人がいるのだと知った日、物語は動き出した。
嫉妬に狂い断罪されたシリルは、何故だかきっかけの日に回帰した。そして回帰前には見えなかったことが少しずつ見えてきて、本当に望む夢が何かを徐々に思い出す。
執着をやめた途端、執着される側になったオメガが、次こそ間違えないようにと、可愛くも真面目に奮闘する物語!
執着アルファ×回帰オメガ
本編では明かされなかった、回帰前の出来事は外伝に掲載しております。
性描写が入るシーンは
※マークをタイトルにつけます。
物語お楽しみいただけたら幸いです。
***
2022.12.26「第10回BL小説大賞」で奨励賞をいただきました!
応援してくれた皆様のお陰です。
ご投票いただけた方、お読みくださった方、本当にありがとうございました!!
☆☆☆
2024.3.13 書籍発売&レンタル開始いたしました!!!!
応援してくださった読者さまのお陰でございます。本当にありがとうございます。書籍化にあたり連載時よりも読みやすく書き直しました。お楽しみいただけたら幸いです。
「オレの番は、いちばん近くて、いちばん遠いアルファだった」
星井 悠里
BL
大好きだった幼なじみのアルファは、皆の憧れだった。
ベータのオレは、王都に誘ってくれたその手を取れなかった。
番にはなれない未来が、ただ怖かった。隣に立ち続ける自信がなかった。
あれから二年。幼馴染の婚約の噂を聞いて胸が痛むことはあるけれど、
平凡だけどちゃんと働いて、それなりに楽しく生きていた。
そんなオレの体に、ふとした異変が起きはじめた。
――何でいまさら。オメガだった、なんて。
オメガだったら、これからますます頑張ろうとしていた仕事も出来なくなる。
2年前のあの時だったら。あの手を取れたかもしれないのに。
どうして、いまさら。
すれ違った運命に、急展開で振り回される、Ωのお話。
ハピエン確定です。(全10話)
2025年 07月12日 ~2025年 07月21日 なろうさんで完結してます。
運命の番は僕に振り向かない
ゆうに
BL
大好きだったアルファの恋人が旅先で運命の番と出会ってしまい、泣く泣く別れた経験があるオメガの千遥。
それ以来、ずっと自分の前にも運命の番があらわれることを切に願っていた。
オメガひとりの生活は苦しく、千遥は仕方なく身体を売って稼ぐことを決心する。
ネットで知り合った相手と待ち合わせ、雑踏の中を歩いている時、千遥は自分の運命の番を見つけた。
ところが視線が確かに合ったのに運命の番は千遥を避けるように去っていく。彼の隣には美しいオメガがいた。
ベータのような平凡な見た目のオメガが主人公です。
ふんわり現代、ふんわりオメガバース、設定がふんわりしてます。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる