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7 浅はかな私、髭を剃った彼
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しかし私の輝かしい寄宿学校生活は、ある日突然、終わりを告げる。
「ヒラリー、聞いてくれ」
「なんですか?」
図書室を出たところでクロフト教授に鉢合わせ、彼は私に用があるようだったので、借りた本を抱えたままもじゃもじゃの髭を見あげた。
目を見ようとしても、まず見てしまうのだ。髭を。
「順を追って説明するよ」
「はい」
何事だろう。
「簡潔にね」
「はい。それで、どうされました?」
なにか発見したのだろうか。
……哲学の教授が?
クロフト教授は少し、思い詰めたような、切羽詰まった雰囲気を纏っている。
「私はこの寄宿学校で哲学を教えているが、実は訳があって、ある意味現実逃避というか自己防衛というか、とにかく自分のために身分を隠して教授をやってきたんだ」
「身分、ですか?」
打ち明け話?
急に?
「ああ。それでね、もちろん学長や一部の人間は事情を知っているのだが、基本的に女学生たちには秘密なんだ」
「もう少し要点を絞ってお話して頂けますか? 本が重くて」
「ああ。持つよ」
「ありがとうございます」
クロフト教授に本を渡した。
一応は殿方とあって、片手で抱える事が可能なようだ。
「つまり私はドウェイン領を統べる伯爵なんだ」
「──はい?」
唐突な暴露。
たしかに、要点を絞ってとは言ったけど……
「実は、ドウェイン伯爵だと?」
「ああ、そうだ」
「それは秘密なのですね?」
「ああ、頼むよ」
重大だ。
でも、守秘義務は弁えている。
「それで、どうなさったのです? 伯爵?」
一応、声を潜めて、手まで添えてみる。
それに合わせてクロフト教授も、わずかに身を屈め、髭に手を添えた。
あ、口に手を添えた。
「今、領地は、頑なに譲渡を拒み私を待ってくれている弟が治めている」
「はい」
「その弟に、正式にドウェインを任せる事になった」
「はい」
「その理由は」
「はい」
「伯父のブルック侯爵が老齢で、私が継ぐ事になったからなんだよ」
「──は、はい?」
伯爵と知った30秒後に、侯爵になった。
「そういう訳で、私は今月末にここを去らなければならない」
「……」
唐突に、寂しさが、私を襲った。
「そう、ですか……」
「だから、ヒラリー」
「教授には本当にお世話になりま──」
「私と結婚してほしい」
「──」
時が止まった。
思考も止まった。
そして私の息も止まった。
私は息を止めたまま、クロフト教授の髭の先を見つめた。
「ヒラリー?」
「……スゥーーー……」
まず、大きく息を吸い込んでみた。
酸素が大量に入ってきたので、私の思考回路は再び循環を始めた。
掌でクロフト教授を指し示し、念押しで尋ねる。
「教授と?」
「ああ」
「私が?」
「ああ」
「結婚?」
「ああ。君と離れたくないんだ」
「……」
クロフト教授の、妻に。
私が。
「スゥーーー……」
「ヒラリー。私は人生に絶望していた。そしてここは、安らぎの地だった。そのここで出会ったんだ。君こそが人生の答えだ」
「年の差が……、その……」
「6つしか違わないよ」
「むっ、むっつ!?」
思わず叫んでいた。
私は驚きのあまり、高速瞬きでクロフト教授の光る眼鏡を見つめた。
眩しいわけではない。ただ、動揺している。
「むっ、6つですか!?」
「ああ。さっき言った件だけど、素性を伏せていたのは、万が一にも女学生と間違いがあってはいけないという学長の判断で老人を装っていたんだよ」
「6つ……」
「ああ、6つだ」
「髭……」
私の語彙力は壊滅状態にあった。
求婚された事なんてすっかり頭から抜けて、クロフト教授の年齢だけが、大問題として目の前に鎮座している。
クロフト教授が自ら髭をむんずと掴んだ。
「ああ。そうか」
「……」
髭を掴んだ手は、次に人差し指を立てた。
「剃って来るよ。20分後にトゥーレの木の下で会おう」
「……」
「ヒラリー?」
「ヒッ、髭をっ、お剃りになるんですか……っ!?」
「ああ。愛する人に、本当の姿を見て判断してもらいたい」
「愛する人ッ!?」
私は珍しく混乱していた。
その混乱している私に、クロフト教授は本を返し、20分後トゥーレの木の下で……と念を押して歩いて行った。
しばらく放心状態にあった私だけれど、とにかく足を動かし自室へ戻って本を置いて、約束の場所へ向かう事だけはできた。
バーサはふしぎそうな顔で私を見送った。
そして、20分後。
髭を剃ったクロフト教授が、トゥーレの木の下にやってきた。
「私はとんでもなく浅はかな女だったんだわ!!」
私はスカートの襞を掴んで叫んだ。
「なっ、なんだい? ヒラリー?」
「あなたが髭を剃った顔を見た瞬間に恋に落ちたのよっ!」
「ほんと!? やったぁ!!」
「こっちは嬉しさと悲しさが半々だわ!!」
クロフト教授は、普通に綺麗な顔をした年相応な殿方だった。
つまり、私の6つ上の殿方という意味で。
「ああ、ヒラリー……! それじゃあ結婚してくれるんだね?」
「こっ、こんな浅はかな私でいいって言うの!? さっきお爺ちゃん扱いした女なのよッ!?」
「私は変装していたんだよ!」
「そうれはそうだけど!」
「愛してるよ、ヒラリー!」
彼が私を抱きしめた。
私は硬直した。
「いいかい? 君は浅はかなんかじゃあない。私たちの間には確実に絆が育まれていたんだよ。相手が老人だという先入観があっただけなんだ。私が髭を剃った事でその先入観が吹き飛び、心の中に育ったあたたかな愛に初めて気づいたんだ。髭を剃ってよかったよ」
「きょっ、きょうじゅ……ッ」
「どうか君の口から聞かせてくれ。私の、なにに、なってくれるのかを」
「……」
彼のぬくもりが、私に真理を閃かせた。
「あなたの妻に」
「ありがとう……!」
バタン。
頭上で、窓の閉まる音がした。
「……」
バーサが、見ていたのだ。
私は笑いがこみあげてしまい、クロフト教授の腕の中で肩を震わせた。
そしてクロフト教授は、感涙に、打ち震えているようだった。
「ヒラリー、聞いてくれ」
「なんですか?」
図書室を出たところでクロフト教授に鉢合わせ、彼は私に用があるようだったので、借りた本を抱えたままもじゃもじゃの髭を見あげた。
目を見ようとしても、まず見てしまうのだ。髭を。
「順を追って説明するよ」
「はい」
何事だろう。
「簡潔にね」
「はい。それで、どうされました?」
なにか発見したのだろうか。
……哲学の教授が?
クロフト教授は少し、思い詰めたような、切羽詰まった雰囲気を纏っている。
「私はこの寄宿学校で哲学を教えているが、実は訳があって、ある意味現実逃避というか自己防衛というか、とにかく自分のために身分を隠して教授をやってきたんだ」
「身分、ですか?」
打ち明け話?
急に?
「ああ。それでね、もちろん学長や一部の人間は事情を知っているのだが、基本的に女学生たちには秘密なんだ」
「もう少し要点を絞ってお話して頂けますか? 本が重くて」
「ああ。持つよ」
「ありがとうございます」
クロフト教授に本を渡した。
一応は殿方とあって、片手で抱える事が可能なようだ。
「つまり私はドウェイン領を統べる伯爵なんだ」
「──はい?」
唐突な暴露。
たしかに、要点を絞ってとは言ったけど……
「実は、ドウェイン伯爵だと?」
「ああ、そうだ」
「それは秘密なのですね?」
「ああ、頼むよ」
重大だ。
でも、守秘義務は弁えている。
「それで、どうなさったのです? 伯爵?」
一応、声を潜めて、手まで添えてみる。
それに合わせてクロフト教授も、わずかに身を屈め、髭に手を添えた。
あ、口に手を添えた。
「今、領地は、頑なに譲渡を拒み私を待ってくれている弟が治めている」
「はい」
「その弟に、正式にドウェインを任せる事になった」
「はい」
「その理由は」
「はい」
「伯父のブルック侯爵が老齢で、私が継ぐ事になったからなんだよ」
「──は、はい?」
伯爵と知った30秒後に、侯爵になった。
「そういう訳で、私は今月末にここを去らなければならない」
「……」
唐突に、寂しさが、私を襲った。
「そう、ですか……」
「だから、ヒラリー」
「教授には本当にお世話になりま──」
「私と結婚してほしい」
「──」
時が止まった。
思考も止まった。
そして私の息も止まった。
私は息を止めたまま、クロフト教授の髭の先を見つめた。
「ヒラリー?」
「……スゥーーー……」
まず、大きく息を吸い込んでみた。
酸素が大量に入ってきたので、私の思考回路は再び循環を始めた。
掌でクロフト教授を指し示し、念押しで尋ねる。
「教授と?」
「ああ」
「私が?」
「ああ」
「結婚?」
「ああ。君と離れたくないんだ」
「……」
クロフト教授の、妻に。
私が。
「スゥーーー……」
「ヒラリー。私は人生に絶望していた。そしてここは、安らぎの地だった。そのここで出会ったんだ。君こそが人生の答えだ」
「年の差が……、その……」
「6つしか違わないよ」
「むっ、むっつ!?」
思わず叫んでいた。
私は驚きのあまり、高速瞬きでクロフト教授の光る眼鏡を見つめた。
眩しいわけではない。ただ、動揺している。
「むっ、6つですか!?」
「ああ。さっき言った件だけど、素性を伏せていたのは、万が一にも女学生と間違いがあってはいけないという学長の判断で老人を装っていたんだよ」
「6つ……」
「ああ、6つだ」
「髭……」
私の語彙力は壊滅状態にあった。
求婚された事なんてすっかり頭から抜けて、クロフト教授の年齢だけが、大問題として目の前に鎮座している。
クロフト教授が自ら髭をむんずと掴んだ。
「ああ。そうか」
「……」
髭を掴んだ手は、次に人差し指を立てた。
「剃って来るよ。20分後にトゥーレの木の下で会おう」
「……」
「ヒラリー?」
「ヒッ、髭をっ、お剃りになるんですか……っ!?」
「ああ。愛する人に、本当の姿を見て判断してもらいたい」
「愛する人ッ!?」
私は珍しく混乱していた。
その混乱している私に、クロフト教授は本を返し、20分後トゥーレの木の下で……と念を押して歩いて行った。
しばらく放心状態にあった私だけれど、とにかく足を動かし自室へ戻って本を置いて、約束の場所へ向かう事だけはできた。
バーサはふしぎそうな顔で私を見送った。
そして、20分後。
髭を剃ったクロフト教授が、トゥーレの木の下にやってきた。
「私はとんでもなく浅はかな女だったんだわ!!」
私はスカートの襞を掴んで叫んだ。
「なっ、なんだい? ヒラリー?」
「あなたが髭を剃った顔を見た瞬間に恋に落ちたのよっ!」
「ほんと!? やったぁ!!」
「こっちは嬉しさと悲しさが半々だわ!!」
クロフト教授は、普通に綺麗な顔をした年相応な殿方だった。
つまり、私の6つ上の殿方という意味で。
「ああ、ヒラリー……! それじゃあ結婚してくれるんだね?」
「こっ、こんな浅はかな私でいいって言うの!? さっきお爺ちゃん扱いした女なのよッ!?」
「私は変装していたんだよ!」
「そうれはそうだけど!」
「愛してるよ、ヒラリー!」
彼が私を抱きしめた。
私は硬直した。
「いいかい? 君は浅はかなんかじゃあない。私たちの間には確実に絆が育まれていたんだよ。相手が老人だという先入観があっただけなんだ。私が髭を剃った事でその先入観が吹き飛び、心の中に育ったあたたかな愛に初めて気づいたんだ。髭を剃ってよかったよ」
「きょっ、きょうじゅ……ッ」
「どうか君の口から聞かせてくれ。私の、なにに、なってくれるのかを」
「……」
彼のぬくもりが、私に真理を閃かせた。
「あなたの妻に」
「ありがとう……!」
バタン。
頭上で、窓の閉まる音がした。
「……」
バーサが、見ていたのだ。
私は笑いがこみあげてしまい、クロフト教授の腕の中で肩を震わせた。
そしてクロフト教授は、感涙に、打ち震えているようだった。
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