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第三話 マルティナ視点
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「セレドニオ殿下。私を選んで下さってありがとうございます」
セレドニオはマルティナの手を取った。
「マルティナ。もうきみしかいないんだよ。許嫁の隣国の王女は虚飾が激しく、贅沢ばかりしていた。次に婚約破棄した幼馴染は何のスキルも無い。そしてきみのお姉さんは背が低い上に魔法が使えない。そうだよ。背が高くて魔法が使えて容姿端麗なきみしかいない」
そう言って頭の縁を丸く円を描いた。
「セレドニオ殿下。私も殿下しかいません」
「だから、俺にはマルティナしかいないんだ。さあ、左手の薬指を出して」
マルティナは左手を差し出した。
セレドニオは左手をやさしく包むともう片方の手で指輪をはめた。
「マルティナ。婚約しよう。俺はもうマハーティーナに決めたんだから」
と言ってセレドニオはウインクした。
婚約……。
花嫁の条件が厳しい人に選ばれた。
マルティナは胸が踊った。
「セレドニオ殿下、ありがとうございます」
「ふふふ。マルティナったら可愛いんだから」
セレドニオがマハーティーナの身体を抱きしめる。
そしてやさしくキスをした。
「セレドニオ殿下……」
「マルティナ。俺が愛したマルティナ。どうしてあの姉の妹がこんななかいい女なのだろうか。信じられない位だ」
セレドニオは頭を愛撫した。
「また条件の良い人が現れて私と婚約……破棄しないですよね?」
「当たり前じゃないか。マルティナほど条件のいい女は未だに見た事が無い」
「本当に信じて良いんですね?」
「勿論だよ。しかも、婚約指輪も今までで一番高価な婚約指輪だよ」
マルティナは婚約指輪をよくよく見てみた。
「希少ダイヤが使われているんだ。いや~これを求めにかなり遠くの国まで行ってきたんだよ。それもマルティナのために」
マルティナは上機嫌になった。
「本当に?」
「本当だ。マルティナ、きみに誠意を見せないと……と思ってね」
「わあい! セレドニオ殿下万歳!」
セレドニオは左右非対称の顔を嘲笑ってみせた。
「しかも、今まで婚約破棄した女性達に贈った婚約指輪は皆国内で調達した。その差だよ」
「私のだけ遠い国から調達してきた指輪。なんだかその重みを感じるわ」
「お姉さんにはナイショだよ。お姉さんにあげた婚約指輪も確かに上質ではあるけれど、王侯貴族なら誰でも買える代物だからね」
マルティナは自分が高価な婚約指輪をもらったことを誇りに思った。
「マルティナ。俺の本気をわかってくれたか?」
「勿論よ」
そう言って二人は抱きしめ合い、唇を合わせてキスをした。
セレドニオはマルティナの手を取った。
「マルティナ。もうきみしかいないんだよ。許嫁の隣国の王女は虚飾が激しく、贅沢ばかりしていた。次に婚約破棄した幼馴染は何のスキルも無い。そしてきみのお姉さんは背が低い上に魔法が使えない。そうだよ。背が高くて魔法が使えて容姿端麗なきみしかいない」
そう言って頭の縁を丸く円を描いた。
「セレドニオ殿下。私も殿下しかいません」
「だから、俺にはマルティナしかいないんだ。さあ、左手の薬指を出して」
マルティナは左手を差し出した。
セレドニオは左手をやさしく包むともう片方の手で指輪をはめた。
「マルティナ。婚約しよう。俺はもうマハーティーナに決めたんだから」
と言ってセレドニオはウインクした。
婚約……。
花嫁の条件が厳しい人に選ばれた。
マルティナは胸が踊った。
「セレドニオ殿下、ありがとうございます」
「ふふふ。マルティナったら可愛いんだから」
セレドニオがマハーティーナの身体を抱きしめる。
そしてやさしくキスをした。
「セレドニオ殿下……」
「マルティナ。俺が愛したマルティナ。どうしてあの姉の妹がこんななかいい女なのだろうか。信じられない位だ」
セレドニオは頭を愛撫した。
「また条件の良い人が現れて私と婚約……破棄しないですよね?」
「当たり前じゃないか。マルティナほど条件のいい女は未だに見た事が無い」
「本当に信じて良いんですね?」
「勿論だよ。しかも、婚約指輪も今までで一番高価な婚約指輪だよ」
マルティナは婚約指輪をよくよく見てみた。
「希少ダイヤが使われているんだ。いや~これを求めにかなり遠くの国まで行ってきたんだよ。それもマルティナのために」
マルティナは上機嫌になった。
「本当に?」
「本当だ。マルティナ、きみに誠意を見せないと……と思ってね」
「わあい! セレドニオ殿下万歳!」
セレドニオは左右非対称の顔を嘲笑ってみせた。
「しかも、今まで婚約破棄した女性達に贈った婚約指輪は皆国内で調達した。その差だよ」
「私のだけ遠い国から調達してきた指輪。なんだかその重みを感じるわ」
「お姉さんにはナイショだよ。お姉さんにあげた婚約指輪も確かに上質ではあるけれど、王侯貴族なら誰でも買える代物だからね」
マルティナは自分が高価な婚約指輪をもらったことを誇りに思った。
「マルティナ。俺の本気をわかってくれたか?」
「勿論よ」
そう言って二人は抱きしめ合い、唇を合わせてキスをした。
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