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第四話
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翌日早朝。
外には紅葉が舞っている。
これから来る冬に備え、葉を落としている。
「セレドニオ王子と婚約破棄とはな。おまえなんぞ隣国へ追放だ」
父、アルフレッドは隣国へ向かうよう、馬主に言った。
「お前なんかどこでも行っちまいな!」
リディアはアルフレッドに蹴飛ばされ、倒れた。
「そうよ、リディア。あなたは国の恥なの。隣国に行ってもらうわ」
母親のクレアもやはり味方ではない。
リディアは馬車に乗った。
馬主が馬に手綱を打つと馬車は出発した。
これからどうしよう?
隣国のユカタンの事なんか全然わからない。
野宿するしか……ないか。
馬車の中で色々な事が頭を巡る。
夢を見ているようだ。
だけど、皮肉にも夢ではない。
幼い頃からも父から勘当された事があった。
だからこそ、夢ではない、とわかった。
あてもない旅が始まった。
「これより先、隣国ユカタンへ行きます」
国境の警備隊がそう言うと馬主が
「リディア様。ここで降りてもらえますか?」
と言った。
「ご用件は聞いております。ゴンザレス公爵令嬢リディア様の事ですね?」
「そうです」
リディアは毅然とした態度で接した。
「リディア様。公爵様のご命令です。申し訳ございません」
リディアは首を2回縦に振った。
国境のそばでも広葉樹が葉を落としている。
肌寒い。
「隣国へ引き渡します」
と言って国境の橋を渡った。
「リディア様、いえ、リディア。この国ではそう呼ばせて頂く。公爵から追放されたあなたはもう平民だからだ」
ユカタンの国境警備隊の1人がそう言った。
そうか……もう平民なのか、とため息をついた。
「これから先どうすれば? 話は聞いていませんか?」
リディアは警備員に話かけた。
「何も聞いていない!」
「そう……ですか」
そう言ってリディアはあてもなくユカタンを彷徨う事となった。
国境近くは平原になっている。
街がどこにあるのか皆目見当がつかない。
「リディア様」
警備隊の一人が背後から呼んだ。
「私はリディア様の味方です。ここから南西の方向へ向かうとロダンという街があります。そこを訪れてみるといい」
そう言った。
見たところ、まだあどけない少年のような警備員だった。
「ありがとう。南西に向かっていけば良いのですね?」
「はい。南西の方角です」
と言って警備員は南西の方角を指差した。
もう一度「ありがとう」と言うとリディアは南西の方角を目指す事にした。
ロダンに行けば何かしらの情報が得られるかも!?
リディアは期待を胸に膨らませた。
と、そこへ。
「嬢ちゃん。女の子がこんなところを一人で歩くとはいい度胸だな」
どうやらならず者の集団に囲まれてしまったようだ。
外には紅葉が舞っている。
これから来る冬に備え、葉を落としている。
「セレドニオ王子と婚約破棄とはな。おまえなんぞ隣国へ追放だ」
父、アルフレッドは隣国へ向かうよう、馬主に言った。
「お前なんかどこでも行っちまいな!」
リディアはアルフレッドに蹴飛ばされ、倒れた。
「そうよ、リディア。あなたは国の恥なの。隣国に行ってもらうわ」
母親のクレアもやはり味方ではない。
リディアは馬車に乗った。
馬主が馬に手綱を打つと馬車は出発した。
これからどうしよう?
隣国のユカタンの事なんか全然わからない。
野宿するしか……ないか。
馬車の中で色々な事が頭を巡る。
夢を見ているようだ。
だけど、皮肉にも夢ではない。
幼い頃からも父から勘当された事があった。
だからこそ、夢ではない、とわかった。
あてもない旅が始まった。
「これより先、隣国ユカタンへ行きます」
国境の警備隊がそう言うと馬主が
「リディア様。ここで降りてもらえますか?」
と言った。
「ご用件は聞いております。ゴンザレス公爵令嬢リディア様の事ですね?」
「そうです」
リディアは毅然とした態度で接した。
「リディア様。公爵様のご命令です。申し訳ございません」
リディアは首を2回縦に振った。
国境のそばでも広葉樹が葉を落としている。
肌寒い。
「隣国へ引き渡します」
と言って国境の橋を渡った。
「リディア様、いえ、リディア。この国ではそう呼ばせて頂く。公爵から追放されたあなたはもう平民だからだ」
ユカタンの国境警備隊の1人がそう言った。
そうか……もう平民なのか、とため息をついた。
「これから先どうすれば? 話は聞いていませんか?」
リディアは警備員に話かけた。
「何も聞いていない!」
「そう……ですか」
そう言ってリディアはあてもなくユカタンを彷徨う事となった。
国境近くは平原になっている。
街がどこにあるのか皆目見当がつかない。
「リディア様」
警備隊の一人が背後から呼んだ。
「私はリディア様の味方です。ここから南西の方向へ向かうとロダンという街があります。そこを訪れてみるといい」
そう言った。
見たところ、まだあどけない少年のような警備員だった。
「ありがとう。南西に向かっていけば良いのですね?」
「はい。南西の方角です」
と言って警備員は南西の方角を指差した。
もう一度「ありがとう」と言うとリディアは南西の方角を目指す事にした。
ロダンに行けば何かしらの情報が得られるかも!?
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どうやらならず者の集団に囲まれてしまったようだ。
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