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四葉のクローバーを身に着けて
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それからも、眉目秀麗なアレイド様は、その見た目のみで、数多くのご令嬢を魅了し続けましたが、これまでのアレイド様とは違い、私への惜しげもない愛情表現に加え、他の女性の香水を極端に気にするようになってしまったせいか、それはもう、神経質に思える程、女性との距離を取るようになったのでした。あんなに隙だらけだった彼が、今では一瞬たりとも女性に近づかぬよう、ピリピリと神経を張り巡らせているのですから、そんな姿を見かける度に、頑張ればできるのねと、密かに感心するのでした。
しかし、アレイド様の口下手は相変わらずで、無理して会話をしようとするたびに様々な問題を引き起こすので、側に居る私とライナーは、アレイド様とは別の意味で、ピリピリと神経を尖らせなくてはいけないのでした。
「アレイド、女性に対して臭いから近づくな、とか言ったら駄目だ。いつも言ってるだろう、思ったことをそのまま口にするんじゃない!! なんでお前はわからないんだ!」
「ライナーの言う通りです!今の人、泣いてましたよ!?自分が言われて嫌なことは、人に言ってはいけません!!」
「なんだよ、二人して、僕は彼女の香りが移るから近寄らないでくれと言っただけだ。 僕は、もう、二度とユニに誤解されたくないんだ。仕方がないだろう!!」
「香りって・・・、いや、お前、彼女にクサイってはっきり言ってたぞ!!いくらなんでも、臭いは、可哀想だぞ!」
「なんだよ・・・僕だってユニに、臭いって言われたぞ・・・。」
「だからって、お前も言うな!!」
「もう、アレイド様は、お義兄様にお願いして人間関係の勉強をした方がいいと思いますよ。」
「・・・でも、義兄上は、この前行った時に、僕の顔を見て嫌な顔をしたんだ・・・。」
「え? そんなのいつもですよね? 今更それを気にするのですか?」
「は!?」
「え?」
そんなアレイド様ですが、あの事件以来、私への気持ちだけは、包み隠さず伝えてくれるようになったので、意地っ張りで思い込みの激しい私との関係も、今までのように変に拗れることもなく、仲良く過ごせるようになったのでした。
私とアレイド様は、卒業後すぐに結婚しました。
その後、三人の子宝にも恵まれ、幸せに暮らしています。数年に一度、辺境地からジャスティン様が家族とお見えになります。ジャスティン様は、あれ以来、私との約束をきちんと守ってくれているのです。
夫のアレイド様は、私が約束のダンスを踊るたびに機嫌を損ね、悪酔いしてジャスティン様に絡んで周りから呆れられていますが、ジャスティン様がお帰りになる際には、ふて腐れるアレイド様を尻目に、また二人で次の約束を交わすのです。
(次も生きてお会い致しましょう。)
子供達の手が離れたら、アレイド様と一緒に、リヴェル辺境地に旅行に行く計画を立てています。
そう、この四葉のクローバーのブローチを身に着けて。
それが、今、私の一番の楽しみなのです。
四葉のクローバーの花言葉は
「私のものになって」
END
しかし、アレイド様の口下手は相変わらずで、無理して会話をしようとするたびに様々な問題を引き起こすので、側に居る私とライナーは、アレイド様とは別の意味で、ピリピリと神経を尖らせなくてはいけないのでした。
「アレイド、女性に対して臭いから近づくな、とか言ったら駄目だ。いつも言ってるだろう、思ったことをそのまま口にするんじゃない!! なんでお前はわからないんだ!」
「ライナーの言う通りです!今の人、泣いてましたよ!?自分が言われて嫌なことは、人に言ってはいけません!!」
「なんだよ、二人して、僕は彼女の香りが移るから近寄らないでくれと言っただけだ。 僕は、もう、二度とユニに誤解されたくないんだ。仕方がないだろう!!」
「香りって・・・、いや、お前、彼女にクサイってはっきり言ってたぞ!!いくらなんでも、臭いは、可哀想だぞ!」
「なんだよ・・・僕だってユニに、臭いって言われたぞ・・・。」
「だからって、お前も言うな!!」
「もう、アレイド様は、お義兄様にお願いして人間関係の勉強をした方がいいと思いますよ。」
「・・・でも、義兄上は、この前行った時に、僕の顔を見て嫌な顔をしたんだ・・・。」
「え? そんなのいつもですよね? 今更それを気にするのですか?」
「は!?」
「え?」
そんなアレイド様ですが、あの事件以来、私への気持ちだけは、包み隠さず伝えてくれるようになったので、意地っ張りで思い込みの激しい私との関係も、今までのように変に拗れることもなく、仲良く過ごせるようになったのでした。
私とアレイド様は、卒業後すぐに結婚しました。
その後、三人の子宝にも恵まれ、幸せに暮らしています。数年に一度、辺境地からジャスティン様が家族とお見えになります。ジャスティン様は、あれ以来、私との約束をきちんと守ってくれているのです。
夫のアレイド様は、私が約束のダンスを踊るたびに機嫌を損ね、悪酔いしてジャスティン様に絡んで周りから呆れられていますが、ジャスティン様がお帰りになる際には、ふて腐れるアレイド様を尻目に、また二人で次の約束を交わすのです。
(次も生きてお会い致しましょう。)
子供達の手が離れたら、アレイド様と一緒に、リヴェル辺境地に旅行に行く計画を立てています。
そう、この四葉のクローバーのブローチを身に着けて。
それが、今、私の一番の楽しみなのです。
四葉のクローバーの花言葉は
「私のものになって」
END
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