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魔王、小学校へ行く
魔王
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『大丈夫なのじゃ。我輩の愛龍は大人しいので、滅多に子どもの頭をかじったりしないのじゃ。カッカカカァ!!』
また魔王は地鳴りのような爆笑をした。
「いやいや、滅多《めった》にってなんだよ。たまには子どもの頭をかじるのか?」
ビーナスは心配げに聞き返した。
『まァ、ごく稀に甘噛みすることもあるが心配せんで良いのじゃァ』
魔王は、あいまいな応えでごまかした。
「なんだよ。ドラゴンの甘噛みって」
『まァ敵の出方次第じゃなァ。敵の番長に舐められんよう専守防衛なのじゃァ』
「いやいや、昭和か。二十一世紀の小学校に番長なんているワケないだろう」
『いやァ、まだまだ影の大番長が潜んでおるのじゃ。魔王のように強い影の大番長がなァ!』
「ぬゥ影の大番長なんか潜んでるかァ。だいたい小学校へ何をしに行くんだよ!」
『拳ひとつで小学校を占めるのじゃァ!』
不敵に顔の前でギュッと拳を握りしめた。
「おバカさんなのか。クローズじゃァねえェんだから。札付きの不良ばっか集まる小学校じゃァないんだよ」
また魔王は地鳴りのような爆笑をした。
「いやいや、滅多《めった》にってなんだよ。たまには子どもの頭をかじるのか?」
ビーナスは心配げに聞き返した。
『まァ、ごく稀に甘噛みすることもあるが心配せんで良いのじゃァ』
魔王は、あいまいな応えでごまかした。
「なんだよ。ドラゴンの甘噛みって」
『まァ敵の出方次第じゃなァ。敵の番長に舐められんよう専守防衛なのじゃァ』
「いやいや、昭和か。二十一世紀の小学校に番長なんているワケないだろう」
『いやァ、まだまだ影の大番長が潜んでおるのじゃ。魔王のように強い影の大番長がなァ!』
「ぬゥ影の大番長なんか潜んでるかァ。だいたい小学校へ何をしに行くんだよ!」
『拳ひとつで小学校を占めるのじゃァ!』
不敵に顔の前でギュッと拳を握りしめた。
「おバカさんなのか。クローズじゃァねえェんだから。札付きの不良ばっか集まる小学校じゃァないんだよ」
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