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67話
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帰りの道中、お兄様は僕の顔色を伺うように優しい声色で話しかけてきた。僕はなんともないのに。お父様とお母様のお話を聞いてしまった時は、すごく悲し悲しかったし衝撃が大きかったけど。
今は正直、なんともない。
気まずい空間の中、何とか家に帰ってきた。
「ちょっと準備するから待っててー」
「はーい」
「準備ってなにするんだ?」
ウィリアムは、自分が背負えるくらいの小さなリュックに植物の本と、瓶と、布を詰めている。
最後に、紙とペンとちょっとしたおやつ持っていこっと。僕の大好きなクッキー!
「せっかく行くんだから、ちょっと採集もしたいのー」
ウィリアムは、全て持ち物を入れるとリュックを背負った。自分の体が持てる重さギリギリなため、よろよろとしてしまった。
「ウィリアム大丈夫か?」
「うん!大丈夫だよー!出発しよう!」
何事もなければいいな。自分の身を守りつつ、お父様の取引きに有力な情報を掴めればいいんだけど。
ウィリアムは、不安そうにしながらも引き戻ろうとはしなかった。
「ここがミネリアの人々が住んでいる森だ。この先の奥深くにある集落がミネリア村だ」
「ウィリアム、微細だけどここからでも若干魔力を感じない?」
「魔力?」
「そう!よーく集中して、遠くを感じるようにしてみて」
よく、集中するか。できるかな、魔力なんて感じないけど。
「深く息を吸って、目を閉じて、遠くを意識する」
アクアの言う通りに全てを行う。
深く息を吸う、目を閉じ、遠くを感じるように。
山全体を感じるように集中をした。すると、大きな一点に魔力が集中しているのがわかった。あれがミネリア村なのかな。バラバラと魔力が散らばっている中で、あの密集地はやっぱりそこか。
「どう?わかった?」
アクアは、目をキラキラと輝かせ魔力を認識することができたか楽しみにしている。
「うん。ここの奥に魔力を感じた」
「そこまで認識出来たのなら、もう完璧だね。ウィリアムはすごいや!」
(ウィリアムはまだ5歳だ。魔力を認識することなど不可能に近い。たしかに、この奥に魔力を持つものが多く集まっているのは事実。1度やり方を教えただけで、あんなアクアの簡略的な説明だけでか?さすが、エレン様の加護持ちと言ったところか)
「魔力がバラバラに広がっているけど、この魔力達はなんなのー?」
「それは魔物だよー。たまーに精霊とかもいるけど。強そうな魔力がらあるところは、避けていこう」
「うん、そうだね」
「魔力を感じない魔物もいるから、単に自分の感覚だけを信じるのは、危ないがな」
「魔力を感じない魔物なんているの!?」
今は正直、なんともない。
気まずい空間の中、何とか家に帰ってきた。
「ちょっと準備するから待っててー」
「はーい」
「準備ってなにするんだ?」
ウィリアムは、自分が背負えるくらいの小さなリュックに植物の本と、瓶と、布を詰めている。
最後に、紙とペンとちょっとしたおやつ持っていこっと。僕の大好きなクッキー!
「せっかく行くんだから、ちょっと採集もしたいのー」
ウィリアムは、全て持ち物を入れるとリュックを背負った。自分の体が持てる重さギリギリなため、よろよろとしてしまった。
「ウィリアム大丈夫か?」
「うん!大丈夫だよー!出発しよう!」
何事もなければいいな。自分の身を守りつつ、お父様の取引きに有力な情報を掴めればいいんだけど。
ウィリアムは、不安そうにしながらも引き戻ろうとはしなかった。
「ここがミネリアの人々が住んでいる森だ。この先の奥深くにある集落がミネリア村だ」
「ウィリアム、微細だけどここからでも若干魔力を感じない?」
「魔力?」
「そう!よーく集中して、遠くを感じるようにしてみて」
よく、集中するか。できるかな、魔力なんて感じないけど。
「深く息を吸って、目を閉じて、遠くを意識する」
アクアの言う通りに全てを行う。
深く息を吸う、目を閉じ、遠くを感じるように。
山全体を感じるように集中をした。すると、大きな一点に魔力が集中しているのがわかった。あれがミネリア村なのかな。バラバラと魔力が散らばっている中で、あの密集地はやっぱりそこか。
「どう?わかった?」
アクアは、目をキラキラと輝かせ魔力を認識することができたか楽しみにしている。
「うん。ここの奥に魔力を感じた」
「そこまで認識出来たのなら、もう完璧だね。ウィリアムはすごいや!」
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「それは魔物だよー。たまーに精霊とかもいるけど。強そうな魔力がらあるところは、避けていこう」
「うん、そうだね」
「魔力を感じない魔物もいるから、単に自分の感覚だけを信じるのは、危ないがな」
「魔力を感じない魔物なんているの!?」
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