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68話
「最上位の魔物なんかは、魔力を認識させないように魔力探知をくぐり抜ける、魔力隠蔽などがあるからな。我とアクアがその例だ。強すぎる魔力は、周りを萎縮させてしまうからだ」
そういえば、密売者との戦いでアクアが少し怒ってた。その時、少しビリビリした。あの感覚が、アクアの魔力なんだ。てこと、感情的になったりしたら魔力が溢れちゃうのかな。
「気をつけるよ」
あ、でもどんな魔物がいるのか気になる。
お父様が危ない魔物に遭遇でもしちゃったら危険だし。きっと大丈夫だとは思うけど、念の為念の為ー。
「ここから近いところにさ、ちょっと魔力感じるところがあるから、そこだけ見に行こうよ。ちょっとだけだからー」
「まぁ、いいが。強力な魔物が出たとしても我達がいるから、問題ないしな」
アクアとルーナは、魔力を擬装しているんだ。僕も魔力が強いらしいけど、周りに感じさせちゃってるのかな。
「僕の魔力って人より多いらしいけど、僕の魔力感じる?」
「ウィリアムの魔力は一切感じない。人間のアイテムのおかげだろう」
アイテム?ってなんの事。僕何も使ってないけど。
「分からないって顔してるね、ウィル。その腕輪のことだよ」
え、これのこと?
ウィリアムは、自分の腕に身につけている腕輪を目元に近づけた。太陽に照らされ、ピカっと煌めいた。
これは、神殿での魔法属性検査の後にお父様から貰った腕輪。宝石がひとつ入ってるみたいでかっこいいからずっと付けてたやつ。
「これで、魔力が感じないの?」
「そうだ。ロザンは、ウィリアムのことを心配してつけさせたのではないか?ルーカスは、自力で魔力隠蔽ができているから、問題ないのだろうが、ウィリアムは幼いからな。心配させないように、なにも説明しなかったのだろう」
「たしかに、外出する時とか普段から身につけておくように言われたかも」
「そこの石ころに、魔法が刻まれている」
「え、そうなの?見た目からじゃ、わかんないよ」
「普通の宝石に見えるように、細工しているのだろう。魔法陣が何重にも刻まれているから、強力なアイテムだな」
お父様は、一体どこまで僕のこと考えているのかな。やっぱり、今日僕も頑張るしかない。
「よーし、僕はお父様のために頑張るぞー!」
「おー!」
「ふっ」
アクアは僕の掛け声に合わせて同意したが、ルーナは鼻で笑っていた。
(ロザンも周りの騎士も強い。強者の覇気を感じる。特にロザンからは。ウィリアムが思っているようなことは、中々起きないと思うがな。)
そういえば、密売者との戦いでアクアが少し怒ってた。その時、少しビリビリした。あの感覚が、アクアの魔力なんだ。てこと、感情的になったりしたら魔力が溢れちゃうのかな。
「気をつけるよ」
あ、でもどんな魔物がいるのか気になる。
お父様が危ない魔物に遭遇でもしちゃったら危険だし。きっと大丈夫だとは思うけど、念の為念の為ー。
「ここから近いところにさ、ちょっと魔力感じるところがあるから、そこだけ見に行こうよ。ちょっとだけだからー」
「まぁ、いいが。強力な魔物が出たとしても我達がいるから、問題ないしな」
アクアとルーナは、魔力を擬装しているんだ。僕も魔力が強いらしいけど、周りに感じさせちゃってるのかな。
「僕の魔力って人より多いらしいけど、僕の魔力感じる?」
「ウィリアムの魔力は一切感じない。人間のアイテムのおかげだろう」
アイテム?ってなんの事。僕何も使ってないけど。
「分からないって顔してるね、ウィル。その腕輪のことだよ」
え、これのこと?
ウィリアムは、自分の腕に身につけている腕輪を目元に近づけた。太陽に照らされ、ピカっと煌めいた。
これは、神殿での魔法属性検査の後にお父様から貰った腕輪。宝石がひとつ入ってるみたいでかっこいいからずっと付けてたやつ。
「これで、魔力が感じないの?」
「そうだ。ロザンは、ウィリアムのことを心配してつけさせたのではないか?ルーカスは、自力で魔力隠蔽ができているから、問題ないのだろうが、ウィリアムは幼いからな。心配させないように、なにも説明しなかったのだろう」
「たしかに、外出する時とか普段から身につけておくように言われたかも」
「そこの石ころに、魔法が刻まれている」
「え、そうなの?見た目からじゃ、わかんないよ」
「普通の宝石に見えるように、細工しているのだろう。魔法陣が何重にも刻まれているから、強力なアイテムだな」
お父様は、一体どこまで僕のこと考えているのかな。やっぱり、今日僕も頑張るしかない。
「よーし、僕はお父様のために頑張るぞー!」
「おー!」
「ふっ」
アクアは僕の掛け声に合わせて同意したが、ルーナは鼻で笑っていた。
(ロザンも周りの騎士も強い。強者の覇気を感じる。特にロザンからは。ウィリアムが思っているようなことは、中々起きないと思うがな。)
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