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彼氏をダシに合コンして詰んでる
しおりを挟む碧斗の家での一件から、俺たちの距離はまた少し縮まった気がする。
いや、縮まったというか……。
『出来るよ』
あの事件以来、碧斗のスキンシップがさらに堂々としたものになった気がする。
「碧斗、手繋いで学校行こう?」
「誰が行くか!」
俺たちは順調に(?)カップルごっこ……いや、カップルを続けているわけだが……俺の本来の目的を忘れてはいけない。
そう、俺は可愛い彼女を作って、キラキラした青春を送るんだ!
別れたい気持ちは十分にあるのに、なかなか行動にうつせてないのが現状だ。
今日はどんなことを試そうか……。
そんなことを考えていた放課後。
教室に碧斗の姿はなかった。
あれ、どこにいたんだ……?
俺がカバンを持って教室を出ると、廊下がやけに騒がしかった。
「おい、見たかよ!3年の水野先輩!」
「まじか!あの学校一の美女が久遠に告白なんてな」
……は?
碧斗に告白?
「バカ、知らねえのか?ずっと狙ってたらしいぜ。しょっちゅう俺らの学年のところ来てたじゃん」
マジか……。
また碧斗は告白を受けてんのかよ。
廊下で話してる男たちの会話を聞いて窓に視線を向ける。
するとちょうどふたりが見えるところにいた。
水野先輩って……あのモデルみたいな人だよな。
碧斗と、遠目にも分かるほどの美女……水野先輩が向かい合って立っている。
先輩が顔を赤らめてなにかを伝えている。
まあ、でも碧斗は告白受けねぇからなあ。
なんたって俺のことが好きなんだし。
俺って罪なオトコ……。
なんて余裕をぶっこいていたら、碧斗はめずらしくふわりと笑った。
……は?なんだよ、その楽しそうな雰囲気。
普通告白失敗したらこうはならないよな。
もしかして、いい感じになってるわけ?
胸の奥がチリッと焦げ付くような感覚になる。
……なんだよ。俺が好きなんじゃねぇの?
俺にはあんな告白しておいて、他の女子にもいい顔すんのかよ。
けっきょく誰でもいいんじゃん!
やっぱり女子の方がかわいいってか?そりゃそう思うよな。
俺にはかわいいもころもないし?
碧斗に釣り合うような美貌もねぇし!
なぜかわからないが、無性に腹が立った。
俺がイライラしながらその場を離れようとした時。
「凪」
俺は誰かに呼びとめられる。
「おお、健司!」
振り返ると、そこには中学時代の友人である健司がいた。
「なぁ凪、お前さぁ……久遠と仲いいよな?」
「おう、まぁ仲はいいけけど」
今や彼氏だけどな。
心の中でツッコミを入れる。
健司は周りをキョロキョロと見回してから、声を潜めて言った。
「実はさ、今度の土曜に合コンやるんだけど……メンツが足りなくてさ」
「合コン!?」
その甘美な響きに、俺の耳がピクリと反応する。
「相手は西高の女子! メンツもかなりレベル高いらしいんだよ」
「マジかよ!」
西高といったら、可愛い制服で有名な女子高じゃねぇか!
俺のテンションは一気に跳ね上がった。
「行く!俺行くわ!」
即答する俺に、健司は申し訳なさそうに手を合わせる。
「いや、ありがたいんだけどさ……実は向こうの幹事から条件出されてて」
「条件?」
「一人でいいから、S級のイケメン連れてきてって……」
「……」
S級のイケメン。
そう、それが俺ではないことは確かだ。
俺の脳裏に、涼しい顔をした長身の男が浮かんだ。
「お前なら久遠呼べるだろ? あいつが来てくれねぇと合コンが流れちまう!お願いだ、呼んでくれ!」
健司が俺の肩をガシッと掴む。
「む、無理だよ!あいつそういうのマジで興味ねぇから」
「頼む凪! お前だけが頼りなんだ!」
必死に俺に頼んでくる健司。
合コン……俺も久しぶりに行きたい。
可愛い女子と知り合いたい。
でも、そのためには碧斗が必要だ。
今の俺と碧斗の関係を考えると、これはかなりリスクが高い。
誘っても絶対来ないだろうし……。
ん?
ちょっと待てよ。
前に碧斗とデートした時に言ってたよな。
『凪が俺をダシに使って女の子に会うのは嫌だな』
……まさにこれじゃね?
あいつの嫌がることをする=別れたいと思う。
そうだ!これだ!
どーせ碧斗だって水野先輩にうつつを抜かしてるんだ!
だったら俺だって女の子と合コン行ってもいいよな?
「分かった!んじゃ、出来るだけ頑張って碧斗のこと誘ってみるからよ」
「まじか……!救世主!頼んだぞ、凪」
健司は俺の肩をポンっと叩くと、ご機嫌にその場を去っていった。
健司には悪いが、碧斗は誘ったというていにして……当日は熱があるとか言えば合コンは無事開催されるだろう。
企むような笑みを浮かべていると、碧斗が戻ってくる。
「凪、お待たせ。帰ろう」
なんか、機嫌いいな。
いつもと違う碧斗にまたモヤモヤしてしまう。
なんだよ、水野先輩といい感じになったってわけ?
「……つーか。水野先輩どうだったんだよ」
俺はできるだけ平静を装って聞いた。
「ああ、水野先輩? すごくいい人だったよ」
ふわりと笑う碧斗。
……は?
いい人だった?
そんなこと聞きてぇんじゃねぇし!
俺の胸の中はイラだちでいっぱいになった。
「あっそ」
そう吐き捨てると歩き出す。
しばらく沈黙で歩いていると。
「……凪」
後ろから、碧斗が心配そうな声で俺を呼んだ。
「……なんだよ」
俺は、足を止めずにぶっきらぼうに返す。
「どうかしたの?」
「別に」
お前のせいだよ……!
普通分かるだろ。
その日はイライラしたまま家に帰った。
それから碧斗と連絡をとることもなく、土曜日の夕方。
合コンの日がやってきた。
だがしかし……駅前のイタリアンの個室は、お通夜みたいに静まり返っていた。
「……で? 久遠くんは?」
正面に座るボブカットの女子、ミナちゃんが冷ややかな声で尋ねる。
俺は冷や汗をダラダラ流しながら、用意していた言い訳を口にした。
「あー……それがさ! 急に熱出しちまって」
「はあ?」
「来る気満々だったんだけどな~!いやー残念!」
俺が必死に場を盛り上げようとするが、空気は凍りついたままだった。
「帰っていい?」
「えっ」
「久遠くん来ないなら意味ないし」
女子たちは露骨にスマホをいじり始めた。
健司が慌てて「ま、まぁここ料理も美味しいしさ、ゲームでもして楽しもうぜ」とフォローを入れるが完全に手遅れだ。
「ゲームとか興味ないし、まぁいいや。食べたら行こう」
興味なさそうに言う女子。
俺に向けられる視線は、道端の石ころを見るようなそれだった。
(……地獄だ)
俺は端っこで縮こまりながら、ぬるくなったウーロン茶を啜った。
会話に入ろうとしても「ふーん」で流され、料理を取り分けようとしても「自分でやるからいい」と拒絶される。
これが、俺が求めていたキラキラした青春なのか?
いや、違う。
こんな空気、ちっとも楽しくない……っ。
ふと、碧斗の顔が頭をよぎった。
あいつなら、俺がどんなくだらない話をしても「うんうん」って聞いてくれるし、俺がボケたら笑ってくれる。
無言の時間さえ心地いいと思えるのに。
(……俺、なにやってんだろ)
碧斗をダシに使おうとして、結局ウソついて。
そのバチが当たったんだ。
こんな気まずい合コンにいるくらいなら、碧斗の家で漫画読んで、くだらないことで笑い合ってる方が百億倍楽しかったな……。
こうして地獄のような二時間がようやく終わった。
「じゃあ、ごちそうさまー」
店を出た瞬間、女子たちは先を歩いて駅まで向かってしまう。
しかし、駅まで送らないわけにもいかず、俺たちは後ろを歩くように駅まで歩いていた。
するとその時。
「あれ? あれって……」
女子の一人、ミナちゃんが足を止めて前方を指差した。
その先をみてみると、街灯の下で碧斗がスマホを眺めている。
う、ウソだろ!?
あれは間違いなく碧斗だ。
なんでこんなところにいるんだよ!
俺が隠れようとするよりも早く、ミナちゃんが声を張り上げた。
「あー! 久遠くんいるじゃん!」
その声に碧斗が顔を上げた。
俺たちに気づき、目を丸くする。
これ、まずくないか!?
さあっと血の気が引いていく。
その時、女子たちはすぐさま碧斗に駆け寄っていった。
やばい、やばい、やばい!
「久遠くん! 大丈夫なの?」
「え、なにが?」
碧斗は訳が分からないといった顔で、取り囲む女子たちを見回す。
そして奥にいた俺と目が合った。
「……凪?」
その瞳が何かを探るように俺を捉える。
やめろ、見ないでくれ。
俺の心臓が嫌な音を立てる。
「だって凪くんが言ってたよ? 久遠くん急に熱出しちゃって来れなくなったって」
ミナちゃんが不満げに口を尖らせる。
「そうそう!私たち久遠くん来るって聞いたから来たのにさー」
「こんな元気そうなら連絡してくれればよかったのに」
女子たちの言葉が鋭いナイフみたいに俺に突き刺さる。
終わった。
全部、バレた。
「……熱?」
碧斗が小さく呟く。
その視線がゆっくりと俺の方へ移動した。
「俺、聞いてないけど。どういうこと?」
女子たちが一斉に俺を振り返る。
「は? どういうこと?」
「凪くん、ウソついたの?」
「サイテー」
ヒソヒソと交わされる陰口。
普段なら傷つく言葉も、今はどうでもよかった。
ただ、碧斗の視線だけが痛い。
「凪」
碧斗が俺の前に立つ。
逃げ場なんてどこにもなかった。
「来て」
俺は碧斗に手を掴まれ、人の少ない裏路地に連れていかれた。
碧斗……怒ってる。
手の掴み方がいつもより強い。
ここまで連れてくると、ようやく碧斗は手を離した。
「説明してくれる?」
碧斗がまっすぐに俺を見つめて言う。
「あ、いや……」
もうこれ以上、ウソを突き通すことは出来ない。
言うしかない……。
「その……合コン誘われてて……碧斗も誘ってて言われたんだけど……」
「俺には黙ってたんだ」
突き刺さるような視線が痛い。
空気が重い……。
どうしよう。
どうにかこの空気を変えなくちゃ。
俺はこの重圧に耐えきれず、わざ茶化すような口ぶりで言った。
「あー、悪かったよ!お前もやっぱり行きたかった?今日かわいい子多かったもんなあ」
「凪」
──ビクッ。
「俺が本当に女子と合コンしたくて怒ってると思ってる?」
地をはうような低い声。
いつもの優しい碧斗の姿はここにはない。
「だとしたら陽は俺の気持ち、全然分かってない」
ああ、やばい。
選択を間違えた。
今まで見たことのない碧斗の表情に俺は何を言っていいか分からなかった。
「俺をダシに使って女の子と関われて楽しかった?」
「ち、違うんだ!だから、その……」
だって……碧斗だって水野先輩といい感じだった、から。
あの時、告白は断ったよってハッキリ言ってくれなかったから。
だから俺、なんかむしゃくしゃして……。
何を言ってもいいわけにしかならない。
分かっているけど、目の前の碧斗が怖くてなにかを探してしまう。
「前、凪はさ……俺に聞いたよね。なにをされるのが一番嫌いかって」
「そ、それは……」
碧斗の顔が明らかに怒っていることだけが分かる。
「俺は答えたはずだよ。自分をダシに使って女の子と遊ばれたくないって」
たしかに言っていた。
あれは碧斗から聞き出せた唯一の嫌なことだった。
それを俺は、してしまったんだ。
「……そんなに、俺と付き合うの、嫌だったんだね」
碧斗の顔は今にも泣きそうな顔をしていた。
「ち、ちが……そうじゃなくて」
俺は慌てて言葉を探すけど、なにも出てこない。
喉の奥がからからに乾いて、声すらまともに出なかった。
「……もう、いい。別れよう」
えっ……。
俺は頭の中が真っ白になった。
ずっと望んでいた言葉だった。
碧斗から「別れよう」って言わせるんだって意気込んで、それを実行するために今日もその行動をとったはずだ。
そしてその願いが今叶ったのに。
(なんだ……?胸が苦しい)
「あお、と」
「これが凪が望んでいたことだもんな。……無理矢理付き合わせてごめんね」
碧斗は力無く腕を下げた。
「待って、くれ……」
声が震える。
何か言え。
引き止めろ。
このままじゃダメだ。
分かっていてもその先の言葉が出てこない。
「もう話しかけないから安心して」
碧斗は最後に悲しげに伝えると、俺に背中を向けた。
「待てって……俺……」
引き止めようとするが、碧斗は一度もこちらを振り向かない。
そしてその場を立ち去ってしまった。
……終わった。
碧斗との特別な関係が。
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