10 / 28
10
しおりを挟む
王宮の朝は、ジュリアン殿下の絶叫と共に明けました。
「な、なんだこれはぁぁ! 『市場を救うバゲットの聖女』だと!? ふざけるな、あの女はただの食いしん坊の婚約破棄令嬢だろうが!」
殿下が叩きつけた新聞には、泥棒をバゲットで撃退し、民衆に囲まれて笑う私の姿がデカデカと掲載されていました。
その横で、メアリー様が顔を真っ青にして震えています。
「王子様、このままではチューナ様が民衆の味方になってしまいますわ! わたくし、怖いです……彼女、次は何を武器にして戦うおつもりかしら」
「フン、調子に乗らせておくか。……メアリー、いい案がある。貴族の義務として、彼女に『貧民街での炊き出し』を命じるのだ」
ジュリアン殿下は、邪悪な笑みを浮かべました。
「汚物と悪臭に満ちた場所だ。食にうるさいあいつのことだ、あまりの不潔さに泣いて逃げ出すに違いない。そうなれば『民衆を見捨てた高慢な令嬢』として、その評判も地に落ちるだろう!」
そんな策略が巡らされているとは露知らず。
私は、公爵邸の地下室で、例の「発酵ソース」の熟成具合を確認して、一人でニヤニヤしていました。
数日後。私は王命により、王都の隅にある貧民街……いわゆるスラムへと送り込まれました。
「お嬢様、ここはおやめください。空気が重いですし、何より衛生的ではありませんわ」
アンナが鼻をつまんで訴えますが、私は馬車を降りた瞬間、鋭い目つきで周囲を観察しました。
「いいえ、アンナ。見てごらんなさい。あそこに積み上げられた、家畜の骨の山を!」
「……え、骨、ですか?」
「そうよ! お肉屋さんが『売り物にならない』と捨てていった関節の骨や、髄の詰まった太い骨! あれこそが、世界を救う『出汁』の源泉ですわ!」
私は、ジュリアン殿下が用意した「水のような薄いスープ」の材料を無視し、自ら大鍋を抱えてスラムの広場に陣取りました。
「さあ、そこのお兄さん! その捨ててある骨、全部洗ってこの鍋に入れてちょうだい! 代わりに、この特製クッキーを一枚あげるわ!」
私の呼びかけに、最初はおどおどしていたスラムの住人たちが、クッキーの香りに誘われて集まり始めました。
「……おい、貴族様。本当にこんな骨を煮て食うのかよ?」
「ええ、そうですわ。これは魔法のスープになりますの。さあ、火をもっと強くして! 骨が砕けて、白濁したスープになるまで煮込むのですわ!」
私は、持参した巨大な木べらを手に、大鍋をかき混ぜました。
数時間後。
スラムの悪臭を完全に上書きするような、濃厚で暴力的なまでの「肉の香り」が広場中に漂い始めました。
「……な、なんだこの匂いは……。腹の底が震えるような、いい匂いだ……」
「まだですわ! ここで、メアリー様特製の『発酵ソース』を投入しますわよ!」
私がドロリとした褐色の液体を鍋に注ぎ入れると、スープは黄金色に輝き、香りはさらに複雑で官能的なものへと進化しました。
「さあ、皆様! 器を持って並んでちょうだい! グラッセ公爵家特製、『骨まで愛して・濃厚ポタージュ』ですわ!」
住人たちが我先にと列を作ります。
一口飲んだ男が、その場に膝をつきました。
「……う、うめぇ……! なんだこれ、体が熱くなる! 生きててよかったぁぁ!」
「お嬢ちゃん、あんた、女神か!? こんなに腹が膨れるスープ、初めてだよ!」
広場は、瞬く間に歓喜の渦に包まれました。
そんな中、様子を見に現れたジュリアン殿下とメアリー様は、目を見開いて絶句していました。
「な、なぜだ……!? あいつ、泥にまみれて泣いているはずではなかったのか!?」
「どうして皆様、あんな臭いスープを美味しそうに飲んでいますの……!?」
そこへ、いつの間にか住民に混じってスープを完食していたゼノス様が、口元を拭いながら現れました。
「……殿下。残念ながら、貴方の作戦は今回も裏目に出たようです」
「ゼノス! 貴様、なぜここにいる!」
「監視ですよ。……しかし、このスープは驚異的だ。捨てられるはずの骨と、不気味な発酵ソースを組み合わせ、究極の栄養食を作り上げるとは。彼女はもはや、炊き出しの域を超え、スラムの英雄……いえ、聖母として君臨しています」
ゼノス様の言葉通り、周囲の住人たちは私に向かって手を合わせ、「聖母チューナ様!」「お肉の女神様!」と拝み始めていました。
「……皆様、落ち着いてくださいまし! これはただの、食材への愛の結果ですわ!」
私は木べらを振り回しながら叫びました。
「それより、殿下! ちょうどよかったですわ。このスープ、まだ少しコクが足りませんの。殿下の持っているその高級な『マント』、羊毛ですよね? 少しだけ、出汁取り用に貸していただけません?」
「貸すかぁぁ! なんだその恐ろしい出汁の取り方は!」
ジュリアン殿下は悲鳴を上げて逃げ出しました。
メアリー様も、住民たちの「おかわり」の熱気に押され、腰を抜かして退場していきました。
「……ふぅ。お騒がせな方々ですわね。ねえ、ゼノス様、もう一杯いかが?」
「……いただきます。……ただし、マントは貸しませんよ」
ゼノス様は、少しだけ和らいだ表情で私を見つめました。
その視線には、もう「監視対象」としての冷たさは微塵も残っていませんでした。
その夜。ゼノスの手帳には、神聖な面持ちでこう記されていました。
『報告:チューナ・フォン・グラッセ。彼女は、最も貧しい場所で、最も豊かな奇跡を起こした。……彼女が微笑むだけで、世界から飢えが消えるかもしれない。……そんな彼女を、私は誰にも渡したくないと強く感じている』
炊き出しは大成功。
私の名声は、城下町だけでなく、王都の闇にまで響き渡ることになったのです。
「な、なんだこれはぁぁ! 『市場を救うバゲットの聖女』だと!? ふざけるな、あの女はただの食いしん坊の婚約破棄令嬢だろうが!」
殿下が叩きつけた新聞には、泥棒をバゲットで撃退し、民衆に囲まれて笑う私の姿がデカデカと掲載されていました。
その横で、メアリー様が顔を真っ青にして震えています。
「王子様、このままではチューナ様が民衆の味方になってしまいますわ! わたくし、怖いです……彼女、次は何を武器にして戦うおつもりかしら」
「フン、調子に乗らせておくか。……メアリー、いい案がある。貴族の義務として、彼女に『貧民街での炊き出し』を命じるのだ」
ジュリアン殿下は、邪悪な笑みを浮かべました。
「汚物と悪臭に満ちた場所だ。食にうるさいあいつのことだ、あまりの不潔さに泣いて逃げ出すに違いない。そうなれば『民衆を見捨てた高慢な令嬢』として、その評判も地に落ちるだろう!」
そんな策略が巡らされているとは露知らず。
私は、公爵邸の地下室で、例の「発酵ソース」の熟成具合を確認して、一人でニヤニヤしていました。
数日後。私は王命により、王都の隅にある貧民街……いわゆるスラムへと送り込まれました。
「お嬢様、ここはおやめください。空気が重いですし、何より衛生的ではありませんわ」
アンナが鼻をつまんで訴えますが、私は馬車を降りた瞬間、鋭い目つきで周囲を観察しました。
「いいえ、アンナ。見てごらんなさい。あそこに積み上げられた、家畜の骨の山を!」
「……え、骨、ですか?」
「そうよ! お肉屋さんが『売り物にならない』と捨てていった関節の骨や、髄の詰まった太い骨! あれこそが、世界を救う『出汁』の源泉ですわ!」
私は、ジュリアン殿下が用意した「水のような薄いスープ」の材料を無視し、自ら大鍋を抱えてスラムの広場に陣取りました。
「さあ、そこのお兄さん! その捨ててある骨、全部洗ってこの鍋に入れてちょうだい! 代わりに、この特製クッキーを一枚あげるわ!」
私の呼びかけに、最初はおどおどしていたスラムの住人たちが、クッキーの香りに誘われて集まり始めました。
「……おい、貴族様。本当にこんな骨を煮て食うのかよ?」
「ええ、そうですわ。これは魔法のスープになりますの。さあ、火をもっと強くして! 骨が砕けて、白濁したスープになるまで煮込むのですわ!」
私は、持参した巨大な木べらを手に、大鍋をかき混ぜました。
数時間後。
スラムの悪臭を完全に上書きするような、濃厚で暴力的なまでの「肉の香り」が広場中に漂い始めました。
「……な、なんだこの匂いは……。腹の底が震えるような、いい匂いだ……」
「まだですわ! ここで、メアリー様特製の『発酵ソース』を投入しますわよ!」
私がドロリとした褐色の液体を鍋に注ぎ入れると、スープは黄金色に輝き、香りはさらに複雑で官能的なものへと進化しました。
「さあ、皆様! 器を持って並んでちょうだい! グラッセ公爵家特製、『骨まで愛して・濃厚ポタージュ』ですわ!」
住人たちが我先にと列を作ります。
一口飲んだ男が、その場に膝をつきました。
「……う、うめぇ……! なんだこれ、体が熱くなる! 生きててよかったぁぁ!」
「お嬢ちゃん、あんた、女神か!? こんなに腹が膨れるスープ、初めてだよ!」
広場は、瞬く間に歓喜の渦に包まれました。
そんな中、様子を見に現れたジュリアン殿下とメアリー様は、目を見開いて絶句していました。
「な、なぜだ……!? あいつ、泥にまみれて泣いているはずではなかったのか!?」
「どうして皆様、あんな臭いスープを美味しそうに飲んでいますの……!?」
そこへ、いつの間にか住民に混じってスープを完食していたゼノス様が、口元を拭いながら現れました。
「……殿下。残念ながら、貴方の作戦は今回も裏目に出たようです」
「ゼノス! 貴様、なぜここにいる!」
「監視ですよ。……しかし、このスープは驚異的だ。捨てられるはずの骨と、不気味な発酵ソースを組み合わせ、究極の栄養食を作り上げるとは。彼女はもはや、炊き出しの域を超え、スラムの英雄……いえ、聖母として君臨しています」
ゼノス様の言葉通り、周囲の住人たちは私に向かって手を合わせ、「聖母チューナ様!」「お肉の女神様!」と拝み始めていました。
「……皆様、落ち着いてくださいまし! これはただの、食材への愛の結果ですわ!」
私は木べらを振り回しながら叫びました。
「それより、殿下! ちょうどよかったですわ。このスープ、まだ少しコクが足りませんの。殿下の持っているその高級な『マント』、羊毛ですよね? 少しだけ、出汁取り用に貸していただけません?」
「貸すかぁぁ! なんだその恐ろしい出汁の取り方は!」
ジュリアン殿下は悲鳴を上げて逃げ出しました。
メアリー様も、住民たちの「おかわり」の熱気に押され、腰を抜かして退場していきました。
「……ふぅ。お騒がせな方々ですわね。ねえ、ゼノス様、もう一杯いかが?」
「……いただきます。……ただし、マントは貸しませんよ」
ゼノス様は、少しだけ和らいだ表情で私を見つめました。
その視線には、もう「監視対象」としての冷たさは微塵も残っていませんでした。
その夜。ゼノスの手帳には、神聖な面持ちでこう記されていました。
『報告:チューナ・フォン・グラッセ。彼女は、最も貧しい場所で、最も豊かな奇跡を起こした。……彼女が微笑むだけで、世界から飢えが消えるかもしれない。……そんな彼女を、私は誰にも渡したくないと強く感じている』
炊き出しは大成功。
私の名声は、城下町だけでなく、王都の闇にまで響き渡ることになったのです。
0
あなたにおすすめの小説
お飾り王妃の死後~王の後悔~
ましゅぺちーの
恋愛
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。
王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。
ウィルベルト王国では周知の事実だった。
しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。
最後に王宛てに残された手紙を読み王は後悔に苛まれる。
小説家になろう様にも投稿しています。
旦那様には愛人がいますが気にしません。
りつ
恋愛
イレーナの夫には愛人がいた。名はマリアンヌ。子どものように可愛らしい彼女のお腹にはすでに子どもまでいた。けれどイレーナは別に気にしなかった。彼女は子どもが嫌いだったから。
※表紙は「かんたん表紙メーカー」様で作成しました。
誰も愛してくれないと言ったのは、あなたでしょう?〜冷徹家臣と偽りの妻契約〜
山田空
恋愛
王国有数の名家に生まれたエルナは、
幼い頃から“家の役目”を果たすためだけに生きてきた。
父に褒められたことは一度もなく、
婚約者には「君に愛情などない」と言われ、
社交界では「冷たい令嬢」と噂され続けた。
——ある夜。
唯一の味方だった侍女が「あなたのせいで」と呟いて去っていく。
心が折れかけていたその時、
父の側近であり冷徹で有名な青年・レオンが
淡々と告げた。
「エルナ様、家を出ましょう。
あなたはもう、これ以上傷つく必要がない」
突然の“駆け落ち”に見える提案。
だがその実態は——
『他家からの縁談に対抗するための“偽装夫婦契約”。
期間は一年、互いに干渉しないこと』
はずだった。
しかし共に暮らし始めてすぐ、
レオンの態度は“契約の冷たさ”とは程遠くなる。
「……触れていいですか」
「無理をしないで。泣きたいなら泣きなさい」
「あなたを愛さないなど、できるはずがない」
彼の優しさは偽りか、それとも——。
一年後、契約の終わりが迫る頃、
エルナの前に姿を見せたのは
かつて彼女を切り捨てた婚約者だった。
「戻ってきてくれ。
本当に愛していたのは……君だ」
愛を知らずに生きてきた令嬢が人生で初めて“選ぶ”物語。
白い結婚を告げようとした王子は、冷遇していた妻に恋をする
夏生 羽都
恋愛
ランゲル王国の王太子ヘンリックは結婚式を挙げた夜の寝室で、妻となったローゼリアに白い結婚を宣言する、
……つもりだった。
夫婦の寝室に姿を見せたヘンリックを待っていたのは、妻と同じ髪と瞳の色を持った見知らぬ美しい女性だった。
「『愛するマリーナのために、私はキミとは白い結婚とする』でしたか? 早くおっしゃってくださいな」
そう言って椅子に座っていた美しい女性は悠然と立ち上がる。
「そ、その声はっ、ローゼリア……なのか?」
女性の声を聞いた事で、ヘンリックはやっと彼女が自分の妻となったローゼリアなのだと気付いたのだが、驚きのあまり白い結婚を宣言する事も出来ずに逃げるように自分の部屋へと戻ってしまうのだった。
※こちらは「裏切られた令嬢は、30歳も年上の伯爵さまに嫁ぎましたが、白い結婚ですわ。」のIFストーリーです。
ヘンリック(王太子)が主役となります。
また、上記作品をお読みにならなくてもお楽しみ頂ける内容となっております。
【完結済】婚約破棄から始まる物語~真実の愛と言う茶番で、私の至福のティータイムを邪魔しないでくださいな
をち。「もう我慢なんて」書籍発売中
恋愛
約束の時間に遅れ、さらには腕に女性を貼り付けて登場したアレックス殿下。
彼は悪びれることすらなく、ドヤ顔でこう仰いました。
「レティシア。君との婚約は破棄させてもらう」
婚約者の義務としての定例のお茶会。まずは遅れたことに謝罪するのが筋なのでは?
1時間も待たせたあげく、開口一番それですか? しかも腕に他の女を張り付けて?
うーん……おバカさんなのかしら?
婚約破棄の正当な理由はあるのですか?
1話完結です。
定番の婚約破棄から始まるザマァを書いてみました。
大好きな旦那様はどうやら聖女様のことがお好きなようです
古堂すいう
恋愛
祖父から溺愛され我儘に育った公爵令嬢セレーネは、婚約者である皇子から衆目の中、突如婚約破棄を言い渡される。
皇子の横にはセレーネが嫌う男爵令嬢の姿があった。
他人から冷たい視線を浴びたことなどないセレーネに戸惑うばかり、そんな彼女に所有財産没収の命が下されようとしたその時。
救いの手を差し伸べたのは神官長──エルゲンだった。
セレーネは、エルゲンと婚姻を結んだ当初「穏やかで誰にでも微笑むつまらない人」だという印象をもっていたけれど、共に生活する内に徐々に彼の人柄に惹かれていく。
だけれど彼には想い人が出来てしまったようで──…。
「今度はわたくしが恩を返すべきなんですわ!」
今まで自分のことばかりだったセレーネは、初めて人のために何かしたいと思い立ち、大好きな旦那様のために奮闘するのだが──…。
敗戦国の元王子へ 〜私を追放したせいで貴国は我が帝国に負けました。私はもう「敵国の皇后」ですので、頭が高いのではないでしょうか?〜
六角
恋愛
「可愛げがないから婚約破棄だ」 王国の公爵令嬢コーデリアは、その有能さゆえに「鉄の女」と疎まれ、無邪気な聖女を選んだ王太子によって国外追放された。
極寒の国境で凍える彼女を拾ったのは、敵対する帝国の「氷の皇帝」ジークハルト。 「私が求めていたのは、その頭脳だ」 皇帝は彼女の才能を高く評価し、なんと皇后として迎え入れた!
コーデリアは得意の「物流管理」と「実務能力」で帝国を黄金時代へと導き、氷の皇帝から極上の溺愛を受けることに。 一方、彼女を失った王国はインフラが崩壊し、経済が破綻。焦った元婚約者は戦争を仕掛けてくるが、コーデリアの完璧な策の前に為す術なく敗北する。
和平交渉の席、泥まみれで土下座する元王子に対し、美しき皇后は冷ややかに言い放つ。 「頭が高いのではないでしょうか? 私はもう、貴国を支配する帝国の皇后ですので」
これは、捨てられた有能令嬢が、最強のパートナーと共に元祖国を「実務」で叩き潰し、世界一幸せになるまでの爽快な大逆転劇。
三回目の人生も「君を愛することはない」と言われたので、今度は私も拒否します
冬野月子
恋愛
「君を愛することは、決してない」
結婚式を挙げたその夜、夫は私にそう告げた。
私には過去二回、別の人生を生きた記憶がある。
そうして毎回同じように言われてきた。
逃げた一回目、我慢した二回目。いずれも上手くいかなかった。
だから今回は。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる