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灰かぶりの少年28
しおりを挟むギチ ギチ
皮膚にくい込む太い縄
足を大きく拡げる為に固定され縛られた
少しでも身動きすれば擦れて傷だらけ
「良い格好だ、よく君に映ている」
「つぅ……」
「そのまま、尻に入れてる鞭用グリップを自分で出してごらん」
グリップは奥深くに刺さっている
手も縛られたので両手が使えない分、お腹に力を名一杯いれないと出す事は不可能だ
「ンんっ…ふぅ….う」
「面白いな、出産みたい」
「はぁっんんっ…でないぃ…」
「腹と尻に力を入れて」
「ふぅ…ぁ…んっ」
ズルツ
「おっ、動き出した。その調子」
「痛くて力が…っ入らない…ぅぅ」
「えー、やっと出てきているのに…少しは頑張れよな」
ボコツ!!!
「あぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎」
ズルゥゥッ ドボドボッ!
腹を蹴られて鞭用グリップと体液混じりの血が勢いよく出てきた
一気に出したせいで肛門内側と外側に傷が入り出血がひどい
「すごい、ほんと出産みたいだよ」
「…ぁ…ぁ…」
声が出せない
「ん~、もっと色んな事して楽しみたいけどここまでか…団長も来るしね」
従士は残念そうに言い素早く縄をゆるめる
やっと終わりがきたのかと思うと安堵の涙がたくさん出て地面に倒れ込む
「っうぅ…うっく…ぇっ」
もう下半身はボロボロだ
「楽しかったよ、また機会があったら遊ぼう」
笑顔でそっと優しく頭を撫でられた
「ありが…とう…ございま…した」
仕事が終わるとよろけながら脱いだ衣服を着直す
身体をふく物を持ってきていないので仕方なく汚れたまま服をきた
じんわりとやはりズボンが濡れる
「終わったか?」
団長様の声がした
「はい…すぐに出ます」
建物から出ると外の空気が爽やかに感じる
まるで何も無かったような気分
「約束の賃金だ、受け取れ」
「本日は僕をご利用して下さりありがとうございました」
ペコっとお辞儀をして体の向きを変えた瞬間
足が前に動かず転んでしまった
「あっ!」
「おいっ大丈夫か!?」
「申し訳ございません、大丈夫です。ついよろけてしまって…お手を煩わせてすみません」
団長が咄嗟に灰かぶりの腰に手をかける
「んっ?何だコレは」
団長の手にドロッと血が滲んでいる
それを見て灰かぶりは真っ青になった
自分の汚いモノが団長様の手を汚したのだ
「…っごめんなさい、すぐにお手のモノを拭います!」
自分の袖を急いで破ろうと指先に力を込めた
「待てっ、もしかしてお前怪我をしているんじゃないか?これは血だろう?」
「ぇ…いえ…違います、お気になさらないで下さい。それよりも団長様のお手が…!」
「何を言う!…怪我をしているのなら早く言え」
「あっ…怪我なんかしていないです!」
団長が服の裾を持ち上げようとしたのでサッと後退りしてその場から逃げた
背後からまだ声がしたので振り返らず全力で走る
失礼な事をしてしまった 団長様に…
でももう会う事もないだろう…
次もし偶然に会った時は罰を受けて処刑されるかもしれない
無理に走ってお尻から血がしたたり落ちる
処刑はこの程度の血では終わらないのはわかっている
稼いだお金をギュッと握りしめた
お金の返済ー
とりあえず先にお金を渡さないと…
考え事をしながらトボトボと俯き気味に歩き、来た道を帰った
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