幼なじみとルームシェアする事になりました。

メロン箱

文字の大きさ
22 / 127

キスとチューは違うんです

しおりを挟む
 家に帰った俺はバイトに行く準備をしていた。
今日は俺がバイトで真夜は休み。
「帰ってきてからご飯食べる?」
「うん。先に食べてていいからな?たぶん9時半くらいになるし。」
「待ってるよ!」

俺はバイトに行く為に玄関に向かった。
真夜も玄関までお見送りをしてくれた。
「いってらっしゃい」

いってらっしい のチューをしてきた。

「いってきます。」

子供の頃、バイバイのチューを良くしていた事を思い出した。
それが、今はいってらっしゃいのチューに変わった。


3時間のバイトを終えて、帰宅する。

玄関のドアを開けると、真夜はお出迎えしてくれる。
「おかえりなさい」
「ただいま」

ちょっと長めのチューをした。

「子供の頃に戻った気分になるね!」
「そうだな、懐かしく思えるな」

真夜が生姜焼きを焼いてくれて、遅めの夕食だった。
「やっぱり、真夜のご飯は美味いな!」
「うん、ありがとう!」
「直人達みたいなカップルってどうゆう感じなんだろうな?」
「私もちょっと気になる!」
「俺は彼女と遊んでも、カラオケとか行ったくらいだし。触れるとかしてないな。」
「私も遊んだりしてなかったけど、学校帰りに手を繋がれて、直ぐに離しちゃったし。」

「小さい頃からだし、真夜以外と手を繋ぐって違和感しかないんだよな。」
「うん!私も嫌で離しちゃったからね。キスしたいって言われて、無理って思って別れる事にしたし。」
「彼氏彼女のキスってハードル高いよな。幼なじみのチューの方がしっくり来るんだよなぁ。」
「キスってなると緊張するよね」
「真夜?キスしてみる?」
「えっ…やだぁ!恥ずかしいもん」
「言っみたけど、俺も恥ずかしくて無理だな」

ちょうどご飯を食べ終えて、食器を2人で下げた。
「ごちそうさまでした!今日も美味しかったぞ」

ごちそうさま、のチューをする。

「私たちって子供の時より、今の方がチューしてるよね」
「嫌か?」
「嫌なわけないじゃん!」

布団の中でも、おやすみのチューをした。

「1日何回チューしてるんだろうな?」
「え~、わかんない」
「明日数えてみるかな」
「数えてみて~!」

そして、眠りについた。

最近はチューで起こされるようになった。
「おはよ!1回目だな。」
「えっ、私は起きた時と、布団出る時と今で3回目だよ!」
「俺が寝てる時はノーカンだろ!」
「じゃあ、1回目でいいよ。」

朝ごはんを食べて、ごちそうさまのチュー
「2回目だねっ!」

学校に行く前の玄関でチュー
「3回目だな!」

学校では流石にしない。

お昼ご飯は6人で集まった。

直人の腕を優が掴んでいる。
相変わらずのラブラブカップルだ。

帰りは待ち合わせのコンビニで真夜と合流した。
道路の反対側に直人と優が居た。こっちには気付いてないが、腕を組んで歩いている。

「あれ優ちゃんだよね?」
「そうだな、腕組んでラブラブだなっ、恥ずかしくないのか?」
「絶対恥ずかしいよね。でも2人の世界なんだろうね?」
「俺らも帰るぞ!」

真夜の手を握って歩き始めた。

家に着いて、学校お疲れ様のチュー
「4回目かな?」
「だな」

ソファに座って、スマホでゲームをしている。
真夜は俺によしかかって来てSNSを見ている。
「見てぇ!この犬可愛いよ!」
「おっホントだ!」
真夜と目が合ったから、チュー
「5回目だな」

「トイレに行ってくるね」
真夜が立ち上がって、チュー
「6回目は私からね」

戻ってきて、隣に座ったからチュー
「7回目は俺からな」

ご飯支度するのに、立ち上がる時に8回目。

しばらく空いて、ご馳走様のチュー
「お粗末さまでした!9回目ね」

「先にシャワーいくね!10回目ね」
真夜が上がってきてチュー
「歯磨きしただろ!ずるい!11回目」

シャワーの、後に歯磨きした。
「裕翔も歯磨き粉の味する!12回目ね」

「そろそろ寝るか?」
「うん」

ふかふかのベッドに入ってチュー
「13回目だね。子供の頃より断然してるよね」
「直人たちカップルなら、もっとしてるよな。きっと」
「直人と優ちゃんは付き合ってるし、チューじゃなくてキスなんじゃない?」
「それもそうだな。」

「あっ、そうだ。ゴールデンウィークに涼太が温泉に行ったんだって。来月の休みに俺達も温泉いかないか?」
「えっ、行きたい!」
「よし!じゃあ行こう!」
「やったー!ありがとう!」
14回目のチュー
ラストはおやすみのチューで15回。

温泉に行くために、次の日から食費を削った。
買い食いも出来なかった日々…

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

幼馴染の生徒会長にポンコツ扱いされてフラれたので生徒会活動を手伝うのをやめたら全てがうまくいかなくなり幼馴染も病んだ

猫カレーฅ^•ω•^ฅ
恋愛
ずっと付き合っていると思っていた、幼馴染にある日別れを告げられた。 そこで気づいた主人公の幼馴染への依存ぶり。 たった一つボタンを掛け違えてしまったために、 最終的に学校を巻き込む大事件に発展していく。 主人公は幼馴染を取り戻すことが出来るのか!?

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

マッサージ

えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。 背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。 僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。

友達の妹が、入浴してる。

つきのはい
恋愛
 「交換してみない?」  冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。  それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。  鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。  冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。  そんなラブコメディです。

処理中です...