幼なじみとルームシェアする事になりました。

メロン箱

文字の大きさ
21 / 127

無意識

しおりを挟む
「裕翔が遅刻なんて珍しいな!」
「あぁ、真夜の用事に付き合わされた。」
「幼なじみも、大変だな」

俺は基本的に急用はない。
だから、涼太には真夜の用事って事で口裏を合わせることにした。
花梨には、目覚ましのかけ忘れって事にした。
実際にそうだけど、厳密には2度寝だ。


お昼にはまた、4人で集まった。

 「へぇ、裕翔も遅刻して、真夜の用事だったんだぁ~」

ご飯を運んでテーブルに着くと、花梨はニヤニヤしながら、話しかけてきた。
涼太はまだ、揚げ物待ちで配膳場で待っている。

 「真夜がリップ塗ってなくて、教えてあげてから塗ったから、2人で寝坊したんでしょ~?」
「花梨…するどいよな?」
「サスペンス好きって言ってたもんね…」
 「推理物が好きなんだよね!でも、仲良くなると真夜って分かりやすいから。」
「それは、わかるな。嘘つけないタイプだしな。」
「花梨に、騙すテクニック教わってるけどね」

遅れて涼太も、テーブルに着いた。

 「なになに??真夜ちゃん、人を騙そうとしてるの??」
「そうゆうのじゃないよ!ポーカーフェイスってやつ??」
 「真夜ちゃんなら、微笑むだけで男子は騙せるから大丈夫だよ!」
 「へぇ、涼太は私だと騙せられないって思ってるのかな?」
 「えっ…さっ、急いで食べなきゃ!………」

いつも通り、4人で笑いながらご飯を食べていると、1組のカップルが隣のテーブルに座った。

「おっ!裕翔たちは、いつも楽しそうだな!」

話しかけてきたのは、同じ中学に通っていた 柏木直人かしわぎなおとだった。
「真夜たんと花梨たんも一緒なんだねぇ~」
「あっ優ちゃん!」

隣にいて、真夜に話しかけたのも同じ中学の坂本優さかもとゆうだ。
真夜と花梨と同じクラスらしい。
2人は真夜と同じ高校に通っていて、高校の時に付き合い始めたって聞いた事がある。

「相変わらず、裕翔と倉石は一緒にいるんだなっ!」
「まぁ、幼なじみだからな。ちなみにこっちは、同じクラスの涼太っていうんだ。よろしくしてやってな。」
 「鈴本涼太っていうんだけど、よろしくね。裕翔とは同じクラスなんだよね。」
「俺は柏木直人っていうんだけど、直人って呼んでな。んで、こっちが」
「坂本優だよ~!よろしくね。」

各々の自己紹介が、終わって6人でご飯を食べる事になった。
「なおと~!私の唐揚げ1つあげるねっ!」
「おっ、サンキュー!」

優が直人のお皿に唐揚げを乗せて、直人は美味しそうに食べていた。

「あっ、お前らカップルのイチャイチャ初めて見たわ!」
「私は高校の時に見てたけど、相変わらずラブラブだねっ!」

俺と真夜の言葉に花梨と涼太はこっちを見てから。
2人で顔を合わせていた。
もしかして、この2人もそうゆう関係か?

「花梨と涼太まで見つめ合ってたら。俺と真夜が浮いちゃうだろ…」

俺の言葉に花梨は反応した。

「はい?言っておくけど、真夜と裕翔はとっくに浮いてるからね、、、ね~涼太!」
「うん。残念ながら…」

「えっ、そうだったの??」
真夜もビックリしている。

「やっぱ、こいつらは相変わらずか。中学から変わんねーな」
「何がだよ?」
「花梨たんも涼たんも何もないんでしょ~?」
「有るわけないでしょ!」

ちょっと残念そうな顔をしている涼太…
なんだ、何も無いのか…話がよくわからん。

花梨と、直人が呟いていた
「無意識って怖いわ」
「間違いねーな。」


「また、みんなでご飯を一緒に食べたいなぁ!」
「うん!2人のお邪魔じゃなかったら、優ちゃん達も一緒に食べようよ!」
「いいね!真夜も優ちゃんも一緒に食べようね~!」
女子3人組は盛り上がって、その日の昼食は終わった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

10年ぶりに再会した幼馴染と、10年間一緒にいる幼馴染との青春ラブコメ

桜庭かなめ
恋愛
 高校生の麻丘涼我には同い年の幼馴染の女の子が2人いる。1人は小学1年の5月末から涼我の隣の家に住み始め、約10年間ずっと一緒にいる穏やかで可愛らしい香川愛実。もう1人は幼稚園の年長組の1年間一緒にいて、卒園直後に引っ越してしまった明るく活発な桐山あおい。涼我は愛実ともあおいとも楽しい思い出をたくさん作ってきた。  あおいとの別れから10年。高校1年の春休みに、あおいが涼我の家の隣に引っ越してくる。涼我はあおいと10年ぶりの再会を果たす。あおいは昔の中性的な雰囲気から、清楚な美少女へと変わっていた。  3人で一緒に遊んだり、学校生活を送ったり、愛実とあおいが涼我のバイト先に来たり。春休みや新年度の日々を通じて、一度離れてしまったあおいとはもちろんのこと、ずっと一緒にいる愛実との距離も縮まっていく。  出会った早さか。それとも、一緒にいる長さか。両隣の家に住む幼馴染2人との温かくて甘いダブルヒロイン学園青春ラブコメディ!  ※特別編6が完結しました!(2026.1.21)  ※小説家になろう(N9714HQ)とカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録や感想をお待ちしております。

隣人の女性がDVされてたから助けてみたら、なぜかその人(年下の女子大生)と同棲することになった(なんで?)

チドリ正明@不労所得発売中!!
青春
マンションの隣の部屋から女性の悲鳴と男性の怒鳴り声が聞こえた。 主人公 時田宗利(ときたむねとし)の判断は早かった。迷わず訪問し時間を稼ぎ、確証が取れた段階で警察に通報。DV男を現行犯でとっちめることに成功した。 ちっぽけな勇気と小心者が持つ単なる親切心でやった宗利は日常に戻る。 しかし、しばらくして宗利は見覚えのある女性が部屋の前にしゃがみ込んでいる姿を発見した。 その女性はDVを受けていたあの時の隣人だった。 「頼れる人がいないんです……私と一緒に暮らしてくれませんか?」 これはDVから女性を守ったことで始まる新たな恋物語。

処理中です...