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これからも2人で
花梨の男運
しおりを挟む「学生生活最後のクリスマスだね」
「だな。まぁ、飯食ってテレビ見て。いつもと変わらんけど・・・・・」
「うん・・・・・後でイルミネーション見に行くよ?」
「えっ…雪降ってるぞ?」
「うん…後でイルミネーション見に行くよ?」
「寒いぞ?」
「うん、後でイルミネーション見に行くよ?」
「わかったよ!!行くよ!行きますよ!!」
「暖かい格好してね?」
「俺のセリフだ!」
今年はサンタコスプレは無いらしい…
真夜はチェックのロングスカートとセーターに着替えていた。
上からコートを羽織って…
「もう行くの?」
「うん」
「後でって…」
「もう後でだよ?お風呂に入る前に行かないと!」
「たしかに…」
ショッピングモールに大きなクリスマスツリーが有ったよな。
そこにしよう!暖かいし
真夜とショッピングモールのクリスマスツリーを見に行った。
周りにはファミリーが多く、賑わっている。
「あれ??真夜と裕翔じゃん!」
「あっ!花梨も来てたの??」
「うん!」
「そういえば、裕翔と駿君って初めてだよね?」
花梨と彼氏が付き合って1年経つけど、未だに会ったことが無かった。
軽く会釈をしたけど、真夜の言っていた通り真面目そう…
そして、オドオドしてる。
「駿君、ちゃんと挨拶しないとダメだよ?裕翔はこんなんでも先輩だからね?」
「あっ、どうも。北村 駿です。」
俺も自己紹介をした。
すぐに、そっぽ向かれたけど…
「裕翔ごめんね、駿君は人見知りなの。」
「別に俺もだし。」
真夜と花梨は仲良く話しているけど、やっぱり花梨の表情は明るくなったと思う。
彼氏が出来たからなんだろうけど。
大切な友達の幸せは嬉しい事だな。
2人を眺めていると。
花梨の彼氏が近寄ってきた。
女同士で話してるからコミュニケーションを取ろうと思ってるのかな?
真夜と花梨は親友だし、俺も彼氏と仲良くした方がいいだろう。父さん達みたいに。
花梨の彼氏が話しかけてきた。
「あの~あまり花梨ちゃんの事をジロジロ見ないでくれますか?僕の彼女なんで…」
それだけ言って離れていった・・・・・
ムカッ!!!
話を終えて真夜が戻ってきた
「裕翔ごめんね、お待たせ!行こっか! てか何かあった?怖い顔してるよ?」
「いや、別に…」
「じゃあ、花梨と駿君、じゃあね!」
「うん!真夜、また明日バイトでね!」
「それじゃあ、真夜さん!また会いましょうね」
ムカムカムカッ!!
何が真夜さん!また会いましょうね!・・・・・っだ!!
俺は無言で振り返って歩き始めた。
「ちょっと…裕翔?どうしたの?」
「いや、別に。」
あいつはダメだ!大切な友達の花梨を預けられない!!
って俺が言うことじゃないけど。
とりあえず、涼太と直人に相談だな…
「何怒ってるの?待たせちゃってごめんね?」
「怒ってねーよ?」
「顔みたら分かるんだから!」
まだ、真夜には言わない方がいい気がした。
あれが束縛でヤキモチ焼きって奴だろう。
真夜にはそんな素振り見せてないから、言っても理解してくれ無さそうだし。
てか、真夜もあいつに会わせたくないな。
翌日俺は涼太と直人に連絡して3人でファミレスに集まった。
そして、花梨の彼氏について話をした。
「えっ、マジで?そんなこと言われたんだ。やばくない??直人はどう思うの?」
「無いな。でも、花梨にDVまで発展はしてなさそうだから良いけど、危ないかもしれないよな」
涼太も直人も無い派だった。
直人のDV発言を聞いて、たしかに危ないって思ったから、どうにかしないといけないかも…
「俺も優に言ってDVの予兆が無いか探らせるけど、裕翔も倉石経由で聞いてくれな」
「うん、聞くけど。アイツら仲良いからな。真夜が変な心配しなきゃいいけど。」
「俺たち3人とも心配してるから、みんな同じじゃない?裕翔だって、変な心配になってるよ?」
「俺は変な心配とかじゃなく、言われた当事者だからな。ムカつくだけだぞ?」
「まぁ、殴らなかっただけ良いだろ。それでいて、ゲームの課金で授業料も手を付けたなら、夢中になった事への歪んだ執着心はあるよな。花梨を見ててやらないと危険だな。」
やっぱり直人は冷静に物事を見れる奴だな。
俺と涼太は感情論で物事を見てるけど、直人は先を考えてる感じがする。
涼太にルームシェアを打ち明けた時はかなりビックリしてたのに対して、直人は・・・・・
「やっぱりか。そんな気がしてたから、驚かないぞ。」
冷静に返されて、反応をワクワクと楽しみにしてた俺と真夜が撃沈した過去がある。
さらに、優にまで
「てかさぁ、2人とも弟も妹もいないじゃん!分かりやすいよねぇ~、引っかかるのなんて涼たんだけじゃないの??花梨たんも分かったみたいだしぃ」
涼太も撃沈していた。
「ただ、裕翔も涼太も心配なのは同じだけど、最後に決めるのは花梨だからな?本当にヤバいなら俺達は助けるし。とりあえず様子見だぞ。」
てか、花梨は男運がないんじゃないか?
まぁ、とりあえず花梨の事は気にかけていこうと思う。
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