幼なじみとルームシェアする事になりました。

メロン箱

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これからも2人で

閑話 寂しがり屋の花梨

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ずっとおばあちゃんと暮らしてて。
ずっと一緒にいたのに。

叔母さんは大好きだけど、忙しそうだし。
ショッピングを楽しむとか…そうゆう事が出来ない。
邪魔をしないようにすると、変に気を使っちゃう。

年末に駿くんと別れてから、心に穴が空いちゃった感じがしてる。
元には戻れないけど…寂しい

バイトが終わったら、真夜は裕翔のお迎えが来てるし。
2人の邪魔って考えちゃって。
用事があるって言って、別々に帰ることにしてた。

はぁ。寂しいなぁ

温もりが欲しい・・・・・

家に帰ると、叔母さんも叔父さんよ待っててくれていて。
ご飯を一緒に食べる。
甘えてはいないけど、私にとっての団欒。
従兄弟が寝た後は叔母さんにとってもゆっくり出来る一時で、一緒にお酒を飲んだりもしてる。

これで寂しいなんて言ったら失礼だよね。

そのままお風呂に入ってから、部屋に行ってストレッチをしている。毎日の私のルーチン。

だけど、寝る時には真夜にも言っていない秘密がある。

基本的に真夜や裕翔は、私が寂しがり屋って知ってるけど。
他の人には寂しがり屋ってバレていない。

普段は元気に振舞ってるし、カッコよく見られたくて。
時にはクールを演じているつもりだから。
ましてや、最近は駿くんと付き合ってたし、お姉さんタイプに見られる事も多くなった

そんな私の秘密・・・・・
小さい頃におばあちゃんが布団に用意してくれていたウサギのぬいぐるみが無いと1人で眠れない事…

駿くんにはヨシヨシしてたけど、ウサギのぬいぐるみを抱いてないと眠れない・・・・・

10年以上、一緒にいるウサギのうさぴょん。
うさぴょんには可哀想だけど、たまに背中を切って綿を入れ替えてる。
じゃないと、うさぴょんが萎れちゃう…

うさぴょんを抱いてないと眠れないなんて、友達にバレたらなんて思われちゃうんだろう。

寂しいとか、甘えたい!って素直に言えたらどんなに楽なんだろうなぁ。

きっと、真夜がぬいぐるみが無いと眠れないっていうと。みんなは納得するとおもうけど、私の場合は嘘だ!って言われそうだし…

うさぴょんを抱いて、考え事をしてしると大体は寝てしまって朝になってる。

うさぴょんも大切だけど。
やっぱり人肌が恋しい。

真夜も今は幸せそうだし、泊まりに行って邪魔は出来ないよね?


朝起きて、リビングに行くと叔母さんがいた。

「あら、おはよう。もう1月になっちゃったけど。叔母さんがお金出してあげるから運免許取りに行きなさいね!」
「おはよう!そんな…高いし悪いよ」
「何を遠慮してるの?車があったら、向こうに行っても帰って来やすいでしょ?早めに予約いれなさいね」

私は叔母さんの好意で自動車学校に通う事になった。
いつか、真夜達とドライブ出来るかな?

「あとは、おじさんに車を買ってもらいましょうね!」
「そこまでは…」
「いいのよ!叔父さんだって、花梨が家から出ていくのは寂しがってるんだから。私たちにも出来ることをさせて頂戴ね!」

もう1月で…そんなに時間も無いから早めに予約を入れることにした。
最悪・・・・・引っ越してからも自動車学校の為にこっちに来る事になりそう…

「間に合わなくても、花梨の部屋はそのままだからね!安心して頂戴ね?布団は新しく買ってあげるから、今の布団はそのままま置いて行きなさいね」

「うん。ありがとう!」

「あとは…買ったお店に行ったんだけど、同じ物が売ってなかったんだけどね?新しいウサギのぬいぐるみも買ったから、一緒に寝てあげてね?」

「えっ…うさぴょんは叔母さんが買ってくれたの?」
「そうよ?おばあちゃんに花梨に渡してってお願いしてたのよ?」

おばあちゃんが用意してくれる服もオシャレで可愛い物になった時期があった。
それも叔母さんが買ってくれてたみたい…

本当に昔から可愛がってくれてたんだ…
嬉しい。


「あら?花梨、泣かないの!」
叔母さんは笑いながら抱きしめてくれた。

なんで、私は寂しかったんだろう。
近くにこんなに思ってくれてる人がいるのに。

行為を寄せてくれる人にすがっていたい自分がいて…
それを叶えてくれるのが駿くんだった。
裕翔にあんな事を言うから…決別するしかなくて。
でも寂しくて。

だけど、叔母さんの愛情を感じてから、私は駿くんへの思いを断ち切る事が出来た。




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