幼なじみとルームシェアする事になりました。

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後日談

目覚めました!

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「真夜!まひろ!準備は出来たか?」
「うん!まひろは出来たよ~!」
「私も大丈夫だよ!」

「裕翔、安全運転で行っておいでね!」
「久しぶりの長距離運転だからな…ゆっくり安全にいくよ。花梨も夜翔もお土産楽しみにしてろよ!」

「うん!裕翔パパ、僕は鉄砲のオモチャが欲しい!」
「ないと、鉄砲は危ないからダメなんだよ!花梨ママも言ってたでしょ!」
「ちがうよ!まひろ。音が出て光るやつだよ!前に持ってたの壊れちゃったんだもん。」

「よし、じゃあ夜翔のお土産は音の出る鉄砲にしようか!」
「やったー!ありがとう裕翔パパ!」

「ほんと、この子達は学生時代の真夜と裕翔みない会話するね」
「うん。私が裕翔のお姉さんみたいな感じだったからねぇ」
「俺がお兄ちゃんだろ?」

「真夜もまひろも楽しんできてね!」
「はーい!」

「おい!無視すんな!」
「ほらっ!裕翔行くよ!」

後部座席のチャイルドシートにまひろを乗せてまひろの隣に真夜が乗った。

目的地はあの日、たどり着けなかった温泉に行く事。

結婚した時も女将さんは色んな事をやってくれた。
俺が目覚めた日も温泉に行く計画を立てていたらしいけど、キャンセルをしたらしい。
電話は女将さんでは無かったらしく伝える事が出来なかった。

だから俺達はたまにはビックリさせたくて。
澤口ではなく、倉石で予約を入れた。


「女将さん裕翔の顔を見たらびっくりするんじゃない??」
「幽霊と間違われないよな?」
「どうだろうねぇ~!でも、いつも裕翔の事を気にかけてくれてたよ。あの日、話を聞いて病院にまで来てくれたんだって。」
「マジか…とりあえず元気な姿と親子3人で挨拶しないとな!」

そして俺達は温泉へと向かって走り出した。

テーマパークとペアに大型のリゾート施設がそろそろオープンするらしい。
それに伴ってバイパス道路が作られていた。
補強されたらしいが、バイパス道路のおかげで、あのトンネルは通らなくなった。

3人で話しながら楽しい道のり。
まひろは寝ちゃったけど、真夜といつも通り仲良く話して。
あっという間に温泉についた。

「ついたぞ~!久しぶりなんだけど、久しぶりって感じがしないなぁ」
「パパはずっとお寝んねしてたからでしょ~」
「そうだな。まひろは頭いいなぁ!」
「やったぁ!パパに褒められたぁ!!」
「まひろ良かったねぇ!ママと手を繋いで行こうか!」
「うん!こっちはパパも繋いでぇ!」

まひろを真ん中にして手を繋いで温泉のロビーへ入った。

「いらっしゃいま・・・・・」
「女将さん!お久しぶりです」

「せぇ~・・・・・」

目を見開いて俺の事を見てくる女将さん。

「やっと目が覚めましたよ!」

「裕翔君・・・・・」

そこからは、女将さんは息が出来なくなるくらい泣いちゃって。
温泉に来る途中の事故だったし、関係ないのに責任を感じてしまっていたらしい。

「良かった…本当に良かった」
「親子3人の姿を見てもらいたくて。リハビリが終わって来ちゃいました!」

号泣したまま、部屋に案内されて。

「パパ!お風呂あるよ~!すごい!!入ろうよぉ~」
「まひろはこっちの部屋は入った事ないもんね!いつもじいじ達もいたから他の大きな部屋に泊まってたからねぇ」
「じゃあ、先に入るか!」
「うん!」

俺はまひろを連れて早速お風呂に入った。
まひろの髪の毛や身体を洗ってあげて。

幸せだな。

まひろとお湯の中に入って。
まひろは俺の膝の上に座ってる。

「裕翔!ビール買ってきたから飲んでいいよ!」

振り返ると真夜がお風呂に入ってきた。

子供を産むとおっぱいが垂れるとか乳首が黒くなるって思ってたけど。
真夜はしっかりと上向きのおっぱい。
学生時代ほどピンクではないけど。綺麗な乳首。

「子供の前でジロジロ見ないの!」
「そうゆう発想を持つな!」
「裕翔は絶対にそうゆう発想だったでしょ~!」
「いや?そんな事あるわけ、ないだろ。」
「ホントかなぁ~??」
「おう!真夜はいつまでも綺麗だなって思っただけだぞ!」
「見てるじゃん!!嬉しいけど」

親子3人で温泉に入って。
まひろは真夜に抱っこされながら、はしゃいでいた。

「久しぶりに小川も行くか!」
「行きたーい!」
「じゃあ、パパにお魚とってもらおうね!」

お風呂から出て、小川へ向かった。
ここは変わらないな。
ベンチが増えただけ。

防波堤を作って魚を誘き出してまひろに見せてあげた。

「すっごーい!お魚さん入ってるよ!!」

真夜も最初ははしゃいでだよな。
川でしゃがんで、お尻を濡らせて。

「ちょっと裕翔…そんなにニヤニヤして昔の事を思い出してたでしょ~!!」
「俺からするといい思い出なんだから。」
「私は黒歴史だよ…」

「まひろ?川でしゃがんだらお尻が濡れちゃうからな?」
「うん!大丈夫だよ~。ちゃんと見てるもん!そんなに馬鹿じゃないもん!!」

真夜は絶句していた。


しばらく遊んで、部屋に戻って3人で遊んでると夜ご飯の時間になった。

部屋で食べるように予約していたけど、女将さんの希望で食堂で女将さんとご飯を一緒に食べる事になった。

なのに・・・・・

写真屋さんや神父さん。街の人達が集まってくれて。
快気祝いとして宴会を開いてくれた。

みんなで食べて飲んで。
まひろもお腹いっぱいになって、真夜に抱かれながら寝ていた。

「本当に裕翔君の目が覚めて良かった。もう私も思い残す事はないわ」
「女将さん…嬉しいけど何を言ってるんですか!まひろの子供も見てもらわないと困りますよ!」
「あらあら、私は何歳まで死ねないのでしょうね?」

やっぱり、この街の人も女将さんも温泉の人も。みんな温かい。
まひろと夜翔をテーマパークに連れて行ってあげたいし。
この先もずっと。この温泉に俺達は通うだろう。


決して綺麗な温泉ではない。
だけど、最初は無かった売店が出来たり。
大浴場を改装したり。

老舗だけど進化する温泉。

俺たち家族も温泉に負けないように進化して、仲良くやっていこう!

てか…まひろの子供??
自分で言ったけど・・・・・
俺の元を離れていく時がくるのか・・・・・

仕方ない事だし。
まひろの為にも意識の無かった5年分も真夜とまひろを愛していこうと思う。





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