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第2章 学園・学校編
第15話 戦略指導 ~女神アテナ~
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フリードリヒは女神アテナのもとを訪れていた。
母ガイアとの再会を無事すませ、これから神界に出入りするうえで、フリードリヒは神界を代表するオリュンポス12神に挨拶しておきたかった。
アテナはオリュンポスの主神ゼウスの娘で12神のうちの1柱でもあるから、神々を紹介してもらうのに適任であるということが半分。
あとの半分は、ただひらすらアテナに会いたかったからである。
フリードリヒは、アテナに一目会った時からアテナのことが脳裏を離れなくなっていた。
しかし、これを恋というのかフリードリヒは計りかねていた。
実を言うとフリードリヒは前世を含めて自分から女性を好きになって告白をしたという経験がない。
女性サイドからフリードリヒの方に寄ってくるパターンばかりだったのだ。
前世の場合、紅葉がいつもひっついていたので、事実上の防波堤になっており、女性が寄ってくることがあっても、修羅場となることはなかった。
現世では防波堤的な存在がいなかったので、女性が多数すり寄ってきてたいへんな状況になっているが、皆中途半端な関係にあり、公認カップルとは言えない。
あえて言えばヴィオランテが近いが、その身分差を考えると現実的ではない。
そういう意味では、アテナは神であり、しかも処女神でもある。現実的ではないという意味ではヴィオランテ以上である。
前世でいえば、アイドルを好きになってしまったというパターンに近いかもしれない。
それを恋と言ってしまっていいのだろうか?
アイドルという仮想世界の存在に憧れていると考えるのが普通ではないか。
だとすると、ある日当然現実に目覚めて熱が冷めるということもいかにもありそうではある。
しかし不幸なのは仮想世界の住人とリアルで知り合いになってしまったということだ。
そうなった場合にいつか熱は冷めるのだろうか?
「会わなければいい」とも思うのだが、今の精神状態ではできそうもない。
ならば「しばらくは会ってみて様子を見よう」と自分に言い訳をするフリードリヒであった。
◆
アテナの方から話しかけてきた。
「あら。今日はどうしたの?」
「実は神界に出入りするに当たり、オリュンポス12神に挨拶しておきたいと思いまして、アテナ様にご紹介いただけないかと…」
「確かにそれもそうね。気難しい神も中にはいるから…。わかったわ。私が案内してあげましょう」
「ありがとうございます」
アテナは主神のゼウス夫妻を皮切りに12神にそれぞれ紹介してもらったが、アテナの方ばかりに注意が向いてしまって、気もそぞろになってしまった。
中には美の女神アフロディーテもいたのだが、アテナに対するような気持ちは抱かなかった。かつての三美神のヘラ、アテナ、アフロディーテの審判で勝利したアフロディーテなのにだ。
単に美しいという他に何かあるのか?
それともアテナが初めて会った神だからすり込みのような原理で慕っているということなのか?
考えれば考えるほどわからない。
「アテナ様。今日は労をとっていただき感謝いたしまします」
「あなたを神界に連れてきた責任もあるから当然のことよ」
そこでフリードリヒは次に会う口実を口にしてみる。
「ところで、アテナ様。アテナ様は戦略の女神様でいらっしゃるとか。私も食客たちが増えてきたので、集団戦闘と指揮する戦略技術を学びたいのですが、お知恵の一端を披露していただくことはできませんか?」
「あなたならいいんじゃないかしら。私は将来有望な人材だと踏んでいるのよ」
「ありがとうございます。では、また日を改めてお伺いいたします」
「ええ。いつでもいらっしゃい」
フリードリヒは内心ガッツポーズをとっていた。
これでアテナとのつながりがしばらくは継続できる。
結局辛抱がたまらず、ほぼ毎日のようにアテナのもとを訪れることになってしまった。
アテナは毎回嫌な顔を一つせず、対応してくれる。
──これは脈ありということなのか?
不毛なのかもしれないが、フリードリヒは期待してしまう。
不思議なことに、アテナが不在のことは一度もなかったので、そのことを問いただしてみると、神というのは、アバターのようなものを無数に飛ばすことができ、それぞれが意識を共有できるということらしかった。ということで、本体が神界の館を留守にすることはほとんどないということだった。
なんどか通って浮ついた気持ちも治まってきたので、本格的に戦略の勉強に打ち込むことにする。
戦略を学びたいというのも口からの出まかせではなく、本心であったからだ。
この時代の軍隊は、騎士にその面倒をみる複数の従者が従うという形をとっていた。その意味では日本の武士が足軽をしたがえていた形態と似たところがある。
つまり、近代の軍隊のように武器に応じた機能別の編成になっていなかったのである。これではそれぞれの武器の特性が活かせない。
この時代の戦闘形態は騎馬突撃戦法全盛期だった。貴族同士の決闘のように長槍のランスを構えて突撃するのである。しかも、集団で歩調を合わせるのではなく、個々の判断で突撃する形なので、戦争というよりも、集団決闘といったほうが近かった。
それから戦争の規模も近代の総力戦と比べると桁違いに少なかった。動員数は多くても2~3万人程度だったし、死傷者が1から2千人程度出ればそれで決着がつく感じだった。相手を全滅させるようなことは基本的にない。これは一種の戦争の作法のようなものだった。
そういう意味では、2度の世界大戦を経験している現代人の戦争観とはだいぶかけ離れているのが実態だった。
フリードリヒは、アテナに機能別に編成した部隊を連携させて敵をたたく方法を提案してみた。
アテナはその方法に理解を示してくれた。
事実、古代のローマ軍などはそれに近い用兵を行っていたということもある。
フリードリヒが一番力をいれたいと思っているのが、騎馬だけで編成された部隊の活用である。その機動力・破壊力には大きいものがある。
現に、今まさに騎馬民族であるモンゴル族を率いるチンギスハンが東方で大帝国を築き上げているが、その一番の原動力となっているのが騎馬部隊であることは間違いない。
アテナは、部隊を表す駒をつかって、チェスのような模擬戦を行うことで戦略を教えてくれた。
編成数の多寡や編成内容を変えながらの模擬戦だったので、無数のパターンがあり、とても数カ月で終わるようなものではなかった。
それをいいことに、フリードリヒは、毎日のようにアテナのところへ通った。
幸い、神界での時間の流れは地上とズレていて、地上での1時間はおおむね神界での10時間に相当するようだった。
これをいいことに、フリードリヒは、毎日就寝前の1時間をアテナと過ごすパターンを繰り返していた。
神界へは幽体離脱していくので、その間の無防備となる肉体はパールに守ってもらうことにした。
ある日。パールに問いただされてしまった。
『主殿は、幽体離脱してどこに行かれているのですか?』
『神界へ行ってアテナ様に戦術を教えてもらっているのだ。だが、女子連中には言うなよ。神とはいえ女のところに通っていると知れるとうるさいからな』
『御意』
そして1年が過ぎようとしたころ、模擬戦の方もほぼ拮抗した結果が出せるようになってきた。
「うーん。もうあなたには教えることがないな」
──まさかそれってもう来るなという意味なのか?
「それはもう来る必要はないという意味ですか?」
「毎日来られても教えることがないということだ。時間を置くと腕が鈍ることもあるだろうから、その際はいつでも顔をだすがいい」
──いちおう振られたわけではないと理解してよさそうだ。
「今まで頑張った褒美に、あなたにはこれを貸してあげよう」
そういうとアテナは盾を取り出した。
それを見た瞬間、フリードリヒの手足が石化し始めた。慌ててレジストするとともに、リカバリーの魔法で石化を治す。
「おっと。これは失礼した」
「これはまさかあの有名なイージスの盾では?」
イージスの盾は、ゼウスが娘の女神アテナに与えたもので、ありとあらゆる邪悪・災厄を払う魔除けの能力を持つとされている。盾にはメデューサの首が取り付けられており、それを見たものを石化する能力も備えている。
「このような大切なものを私がお借りしてよろしいのですか?」
「私が持っていても使うことがないのでな。将来の見込みがあるあなたが持っていた方が有効活用できるだろう。私はそれだけあなたを買っているということだ」
「しかし…」
「人の一生など神からすれば瞬きをするくらい短いものだ。気にする必要はない」
「ならばありがたくお借りいたします」
──これは脈ありということなのかな?いや恋愛に引き付けて考えるのはよそう。純粋な善意と受け止めるべきだ。
毎日は行けなくなったものの、それからもフリードリヒは機会をとらえてアテナのもとを訪れている。
どうやら熱は当分下がりそうもない。
母ガイアとの再会を無事すませ、これから神界に出入りするうえで、フリードリヒは神界を代表するオリュンポス12神に挨拶しておきたかった。
アテナはオリュンポスの主神ゼウスの娘で12神のうちの1柱でもあるから、神々を紹介してもらうのに適任であるということが半分。
あとの半分は、ただひらすらアテナに会いたかったからである。
フリードリヒは、アテナに一目会った時からアテナのことが脳裏を離れなくなっていた。
しかし、これを恋というのかフリードリヒは計りかねていた。
実を言うとフリードリヒは前世を含めて自分から女性を好きになって告白をしたという経験がない。
女性サイドからフリードリヒの方に寄ってくるパターンばかりだったのだ。
前世の場合、紅葉がいつもひっついていたので、事実上の防波堤になっており、女性が寄ってくることがあっても、修羅場となることはなかった。
現世では防波堤的な存在がいなかったので、女性が多数すり寄ってきてたいへんな状況になっているが、皆中途半端な関係にあり、公認カップルとは言えない。
あえて言えばヴィオランテが近いが、その身分差を考えると現実的ではない。
そういう意味では、アテナは神であり、しかも処女神でもある。現実的ではないという意味ではヴィオランテ以上である。
前世でいえば、アイドルを好きになってしまったというパターンに近いかもしれない。
それを恋と言ってしまっていいのだろうか?
アイドルという仮想世界の存在に憧れていると考えるのが普通ではないか。
だとすると、ある日当然現実に目覚めて熱が冷めるということもいかにもありそうではある。
しかし不幸なのは仮想世界の住人とリアルで知り合いになってしまったということだ。
そうなった場合にいつか熱は冷めるのだろうか?
「会わなければいい」とも思うのだが、今の精神状態ではできそうもない。
ならば「しばらくは会ってみて様子を見よう」と自分に言い訳をするフリードリヒであった。
◆
アテナの方から話しかけてきた。
「あら。今日はどうしたの?」
「実は神界に出入りするに当たり、オリュンポス12神に挨拶しておきたいと思いまして、アテナ様にご紹介いただけないかと…」
「確かにそれもそうね。気難しい神も中にはいるから…。わかったわ。私が案内してあげましょう」
「ありがとうございます」
アテナは主神のゼウス夫妻を皮切りに12神にそれぞれ紹介してもらったが、アテナの方ばかりに注意が向いてしまって、気もそぞろになってしまった。
中には美の女神アフロディーテもいたのだが、アテナに対するような気持ちは抱かなかった。かつての三美神のヘラ、アテナ、アフロディーテの審判で勝利したアフロディーテなのにだ。
単に美しいという他に何かあるのか?
それともアテナが初めて会った神だからすり込みのような原理で慕っているということなのか?
考えれば考えるほどわからない。
「アテナ様。今日は労をとっていただき感謝いたしまします」
「あなたを神界に連れてきた責任もあるから当然のことよ」
そこでフリードリヒは次に会う口実を口にしてみる。
「ところで、アテナ様。アテナ様は戦略の女神様でいらっしゃるとか。私も食客たちが増えてきたので、集団戦闘と指揮する戦略技術を学びたいのですが、お知恵の一端を披露していただくことはできませんか?」
「あなたならいいんじゃないかしら。私は将来有望な人材だと踏んでいるのよ」
「ありがとうございます。では、また日を改めてお伺いいたします」
「ええ。いつでもいらっしゃい」
フリードリヒは内心ガッツポーズをとっていた。
これでアテナとのつながりがしばらくは継続できる。
結局辛抱がたまらず、ほぼ毎日のようにアテナのもとを訪れることになってしまった。
アテナは毎回嫌な顔を一つせず、対応してくれる。
──これは脈ありということなのか?
不毛なのかもしれないが、フリードリヒは期待してしまう。
不思議なことに、アテナが不在のことは一度もなかったので、そのことを問いただしてみると、神というのは、アバターのようなものを無数に飛ばすことができ、それぞれが意識を共有できるということらしかった。ということで、本体が神界の館を留守にすることはほとんどないということだった。
なんどか通って浮ついた気持ちも治まってきたので、本格的に戦略の勉強に打ち込むことにする。
戦略を学びたいというのも口からの出まかせではなく、本心であったからだ。
この時代の軍隊は、騎士にその面倒をみる複数の従者が従うという形をとっていた。その意味では日本の武士が足軽をしたがえていた形態と似たところがある。
つまり、近代の軍隊のように武器に応じた機能別の編成になっていなかったのである。これではそれぞれの武器の特性が活かせない。
この時代の戦闘形態は騎馬突撃戦法全盛期だった。貴族同士の決闘のように長槍のランスを構えて突撃するのである。しかも、集団で歩調を合わせるのではなく、個々の判断で突撃する形なので、戦争というよりも、集団決闘といったほうが近かった。
それから戦争の規模も近代の総力戦と比べると桁違いに少なかった。動員数は多くても2~3万人程度だったし、死傷者が1から2千人程度出ればそれで決着がつく感じだった。相手を全滅させるようなことは基本的にない。これは一種の戦争の作法のようなものだった。
そういう意味では、2度の世界大戦を経験している現代人の戦争観とはだいぶかけ離れているのが実態だった。
フリードリヒは、アテナに機能別に編成した部隊を連携させて敵をたたく方法を提案してみた。
アテナはその方法に理解を示してくれた。
事実、古代のローマ軍などはそれに近い用兵を行っていたということもある。
フリードリヒが一番力をいれたいと思っているのが、騎馬だけで編成された部隊の活用である。その機動力・破壊力には大きいものがある。
現に、今まさに騎馬民族であるモンゴル族を率いるチンギスハンが東方で大帝国を築き上げているが、その一番の原動力となっているのが騎馬部隊であることは間違いない。
アテナは、部隊を表す駒をつかって、チェスのような模擬戦を行うことで戦略を教えてくれた。
編成数の多寡や編成内容を変えながらの模擬戦だったので、無数のパターンがあり、とても数カ月で終わるようなものではなかった。
それをいいことに、フリードリヒは、毎日のようにアテナのところへ通った。
幸い、神界での時間の流れは地上とズレていて、地上での1時間はおおむね神界での10時間に相当するようだった。
これをいいことに、フリードリヒは、毎日就寝前の1時間をアテナと過ごすパターンを繰り返していた。
神界へは幽体離脱していくので、その間の無防備となる肉体はパールに守ってもらうことにした。
ある日。パールに問いただされてしまった。
『主殿は、幽体離脱してどこに行かれているのですか?』
『神界へ行ってアテナ様に戦術を教えてもらっているのだ。だが、女子連中には言うなよ。神とはいえ女のところに通っていると知れるとうるさいからな』
『御意』
そして1年が過ぎようとしたころ、模擬戦の方もほぼ拮抗した結果が出せるようになってきた。
「うーん。もうあなたには教えることがないな」
──まさかそれってもう来るなという意味なのか?
「それはもう来る必要はないという意味ですか?」
「毎日来られても教えることがないということだ。時間を置くと腕が鈍ることもあるだろうから、その際はいつでも顔をだすがいい」
──いちおう振られたわけではないと理解してよさそうだ。
「今まで頑張った褒美に、あなたにはこれを貸してあげよう」
そういうとアテナは盾を取り出した。
それを見た瞬間、フリードリヒの手足が石化し始めた。慌ててレジストするとともに、リカバリーの魔法で石化を治す。
「おっと。これは失礼した」
「これはまさかあの有名なイージスの盾では?」
イージスの盾は、ゼウスが娘の女神アテナに与えたもので、ありとあらゆる邪悪・災厄を払う魔除けの能力を持つとされている。盾にはメデューサの首が取り付けられており、それを見たものを石化する能力も備えている。
「このような大切なものを私がお借りしてよろしいのですか?」
「私が持っていても使うことがないのでな。将来の見込みがあるあなたが持っていた方が有効活用できるだろう。私はそれだけあなたを買っているということだ」
「しかし…」
「人の一生など神からすれば瞬きをするくらい短いものだ。気にする必要はない」
「ならばありがたくお借りいたします」
──これは脈ありということなのかな?いや恋愛に引き付けて考えるのはよそう。純粋な善意と受け止めるべきだ。
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