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第5章 皇帝編
第181話 同盟の失敗 ~アッバース朝の命脈~
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マムルーク朝の地方統治もだいぶ安定してきた。
これを踏まえ、フリードリヒはカイロを訪れ、シャジャルに言った。
「地方都市の統治もだいぶ安定してきたので、駐留軍については、暫時削減していこうと思う」
「そうね。それが良いと思うわ」
「だが、アレッポとダマスカスについては、軍事顧問を駐留させることにする」
「確かに、駐留軍は撤退したとしても、監視・監督役はおいた方が無難化もしれないわ。でも、危険も伴う任務よ。適任者はいるの?」
「アビゴール配下の悪魔を駐留させようと思う。悪魔ならば、そう簡単に人族に出し抜かれることもあるまい」
「そう。ならば安心ね」
そこでフリードリヒは話題を変える。
「ところで、対モンゴル帝国の最前線はアッバース朝だ。そういう意味ではアッバース朝に踏ん張ってもらってモンゴル帝国をはね返してもらえれば、これに越したことはない。
そこでアッバース朝と軍事同盟を締結できないかと思うのだが、いかがか?」
「アッバース朝のムスタアスィムは信仰心に篤い温厚な人物ではあるけれど、吝嗇で、優柔不断なところがあると聞くわ。私の即位の時も圧力をかけてきたし、成功する可能性は低いと思うわ」
「確かにそれもそうだろう。だが、ダメ元でもやってみる価値はあるだろう。そんなダメ君主に統治されるアッバース朝の民も哀れだしな」
「まあ、あなたも人が良いわね…交渉をすること自体はかまわないわ」
「だが、異教徒の神聖ローマ帝国が前面に出るのは難しい。マムルーク朝のしかるべき者を前面に立て、それに神聖ローマ帝国の使者が随従する形が良いと思うが…」
「そうね…アイバクは武闘派なところがあるから、経験豊富なアクターイが適任と思うわ」
「わかった。神聖ローマ帝国からは外務卿のミュラー卿を出そう。まずは宰相イブン・アルアルカミーと交渉するのがいいだろうな」
「確かに、相手が相手だけにカリフよりも宰相から懐柔するのが良いと思うわ」
「では、そういうことで…」
◆
ムスタアスィムの父ムスタンスィル・ビッラーは、モンゴル帝国の進出がイラクにまで広がるようになり、対モンゴル戦を聖戦として戦おうとしたが、その用意を整えている大事なときになって急死した。
彼の死後、勇敢な性格であるムスタンスィルの弟ハファージーを疎んだ廷臣たちによって、ムスタアスィム・ビッラーがカリフに擁立された。
廷臣たちは、より懐柔しやすい君主を望んだのであろうが、それは失敗だったと言わざるを得ない。
ムスタアスィムは、信仰心に篤い温厚な人物であり、書道も嗜んだ。しかし、体力、忍耐力、思考力といった指導者に必要な資質に欠け、国政は平民から取り立てた側近たちに一任し、自らは娯楽と読書に耽っていた。
しかも、モンゴルが進出するまでは、父の時代から治世を通して平穏であったこともあり、モンゴル帝国がイラクに進軍する報告を聞いても気にもかけず、宰相イブン・アルアルカミーの忠告に対しても耳を傾けなかった。
これは異常な事態に直面していながら、危険や脅威を軽視してしまうという典型的な正常性バイアスである。
正常化バイアスは誰もが陥りやすいものであり、これから逃れるには日ごろから危険や脅威を意識して訓練するしかない。彼の性格から言って、これを求めるのは難しいことでもあった。
◆
アクターイとミュラー外務卿は、アッバース朝の首都バクダットで宰相イブン・アルアルカミーと同盟締結のための会見を行った。
アクターイはイブン・アルアルカミーに言った。
「モンゴル帝国の脅威はそこまで迫っている。ついては、貴国と対モンゴルの軍事協定を結びたいところなのだか、いかがか?」
「我が国としても協定を結べれば安心なのですが…おそらくカリフは耳を貸さないのではないかと…」
「それはどういうことで?」
「変に信仰心に篤いところがありましてな。未だに女のスルターナが治める国など認められないという始末でして…それにモンゴル帝国の脅威を説きましても耳を傾けてくれませぬ。ずっと平穏な時代が続いただけにモンゴル帝国の脅威が実感できないようでして…」
──陛下が言うところの正常化バイアスというやつだな…
「それは困りましたな…」
「どにかく一度カリフに会っていただけませんか。外国の使者の言うことならばあるいは耳を傾けるかもしれませぬ」
「わかりました。会うだけ会ってみましょう」
◆
アクターイとミュラー外務卿は、ムスタアスィムとの会見に臨んだ。
だが、ムスタアスィムはいきなり不機嫌そうに言った。
「異教徒とつるんだ女の治める国の言うことなど予は聞く耳をもたぬ。おとなしく我が国が派遣する男子をスルターンにすればいいものを…」
アクターイは反論する。
「カリフよ。モンゴル帝国の脅威を侮ってはなりませぬ。あの精強なホラズムでさえ滅ぼされたのですぞ。
今は異教徒だの女だのにこだわっている事態ではありません。イスラムが大同団結してモンゴルに対抗せねば貴国は滅びますぞ」
「何を大袈裟な。我が国は現状の軍事力で長い間の平穏を保ってきたのだ。それで十分なはずだ。国が亡ぶなどあるはずがない。単に貴殿らが臆病なだけではないのか?」
ミュラー卿が指摘する。
「カリフ。慎重と臆病をはき違えてはなりませぬ。慎重な人は、いったん決断すれば大胆なのに、臆病な人は決断しても優柔不断なのです」
「貴殿らは臆病ではないと?」
「そうです。現に神聖ローマ帝国はモンゴル帝国に挑み、これを撃退した実績もございます。モンゴル帝国を撃退するにしても、陛下は最小限の被害でこれを実行したいご意向なのです。それには貴国の協力が必要です」
「異教徒の言うことなど信用できぬな。結局は臆病者が我が国の軍事力をあてにしているだけなのだろう?」
「そうではございませぬ。今、対モンゴルの最前線に立たされているのは貴国なのですぞ。危機感をもたないと国が滅びますぞ」
「だから我が国は大事ないと言っているであろう。我が国が亡ぶことなど起こりうるものではないのだ」
──ダメだ…このカリフは現実を認識する能力が決定的に欠如している…これでは話にならないな…
アクターイは言った。
「カリフのお考えは良くわかりました。その旨スルターナにはお伝えし、善後策を検討いたしまする」
「ああ。それがいいだろう。我が国の軍事力をあてにされても困るからな」
会見を終わり、退出するとイブン・アルアルカミールに会った。
随分と気落ちしている様子で、一回り小さく見えた。
アクターイは言った。
「力になれなくて、済まない」
「いえ。こちらこそ…言いたいことは全部言っていただけました。これでダメなら我が国はそれまでということなのでしょう…」
ミュラー卿が励ます。
「ここで諦めては国の終わりです。粘り強くカリフを説得し続けなさい」
「はあ。やるだけはやってみます…」
◆
ミュラー卿は、ナンツィヒに戻ると、交渉結果をフリードリヒに復命した。
「そうか…交渉は失敗か…朕が出て行っても余計にこじらせるだけだろうしな…アッバース朝の命脈もこれで尽きたか…」
「そうでございますね」
「カリフなど自業自得なのだからどうでも良いのだが、可哀そうなのはアッバース朝の民だな…マムルーク朝で遺民を受け入れる用意くらいはしておいてもらおうか…」
「承知いたしました。その点は手配しておきます」
「うむ。よろしく頼む」
しかし、ミュラー卿は立ち去ろうとしない。
しばしの沈黙のあと、意を決したようにミュラー卿は言った。
「思い切ってムスタアスィムを暗殺するという手もありますが…」
「うむ。朕も考えないではなかったが、奴の息子はまだ10代であろう。それでは国が安定しまい。
叔父を立てるという手もあるが、民たちからはカリフ位の簒奪にも見えるだろうしな…
いずれにしてもかえって国を混乱させてモンゴルに付け入る隙を与える恐れがある。
結局は、宰相のイブン・アルアルカミールに踏ん張ってもらうしかないな」
「これは出過ぎたことを申しました…」
「いや。アイデアがあれば些細なことでも言ってもらえるとありがたい。朕が見落とすことも多々あろうしな」
「承知いたしました」
◆
結局、アッバース朝は何の準備もないまま、モンゴル史上最大規模の征西軍を迎え打つことになる。
カリフがカリフなら、民も民で、あらかじめ危険を察知して国外に脱出を図るような民はほとんどいなかった。
これを踏まえ、フリードリヒはカイロを訪れ、シャジャルに言った。
「地方都市の統治もだいぶ安定してきたので、駐留軍については、暫時削減していこうと思う」
「そうね。それが良いと思うわ」
「だが、アレッポとダマスカスについては、軍事顧問を駐留させることにする」
「確かに、駐留軍は撤退したとしても、監視・監督役はおいた方が無難化もしれないわ。でも、危険も伴う任務よ。適任者はいるの?」
「アビゴール配下の悪魔を駐留させようと思う。悪魔ならば、そう簡単に人族に出し抜かれることもあるまい」
「そう。ならば安心ね」
そこでフリードリヒは話題を変える。
「ところで、対モンゴル帝国の最前線はアッバース朝だ。そういう意味ではアッバース朝に踏ん張ってもらってモンゴル帝国をはね返してもらえれば、これに越したことはない。
そこでアッバース朝と軍事同盟を締結できないかと思うのだが、いかがか?」
「アッバース朝のムスタアスィムは信仰心に篤い温厚な人物ではあるけれど、吝嗇で、優柔不断なところがあると聞くわ。私の即位の時も圧力をかけてきたし、成功する可能性は低いと思うわ」
「確かにそれもそうだろう。だが、ダメ元でもやってみる価値はあるだろう。そんなダメ君主に統治されるアッバース朝の民も哀れだしな」
「まあ、あなたも人が良いわね…交渉をすること自体はかまわないわ」
「だが、異教徒の神聖ローマ帝国が前面に出るのは難しい。マムルーク朝のしかるべき者を前面に立て、それに神聖ローマ帝国の使者が随従する形が良いと思うが…」
「そうね…アイバクは武闘派なところがあるから、経験豊富なアクターイが適任と思うわ」
「わかった。神聖ローマ帝国からは外務卿のミュラー卿を出そう。まずは宰相イブン・アルアルカミーと交渉するのがいいだろうな」
「確かに、相手が相手だけにカリフよりも宰相から懐柔するのが良いと思うわ」
「では、そういうことで…」
◆
ムスタアスィムの父ムスタンスィル・ビッラーは、モンゴル帝国の進出がイラクにまで広がるようになり、対モンゴル戦を聖戦として戦おうとしたが、その用意を整えている大事なときになって急死した。
彼の死後、勇敢な性格であるムスタンスィルの弟ハファージーを疎んだ廷臣たちによって、ムスタアスィム・ビッラーがカリフに擁立された。
廷臣たちは、より懐柔しやすい君主を望んだのであろうが、それは失敗だったと言わざるを得ない。
ムスタアスィムは、信仰心に篤い温厚な人物であり、書道も嗜んだ。しかし、体力、忍耐力、思考力といった指導者に必要な資質に欠け、国政は平民から取り立てた側近たちに一任し、自らは娯楽と読書に耽っていた。
しかも、モンゴルが進出するまでは、父の時代から治世を通して平穏であったこともあり、モンゴル帝国がイラクに進軍する報告を聞いても気にもかけず、宰相イブン・アルアルカミーの忠告に対しても耳を傾けなかった。
これは異常な事態に直面していながら、危険や脅威を軽視してしまうという典型的な正常性バイアスである。
正常化バイアスは誰もが陥りやすいものであり、これから逃れるには日ごろから危険や脅威を意識して訓練するしかない。彼の性格から言って、これを求めるのは難しいことでもあった。
◆
アクターイとミュラー外務卿は、アッバース朝の首都バクダットで宰相イブン・アルアルカミーと同盟締結のための会見を行った。
アクターイはイブン・アルアルカミーに言った。
「モンゴル帝国の脅威はそこまで迫っている。ついては、貴国と対モンゴルの軍事協定を結びたいところなのだか、いかがか?」
「我が国としても協定を結べれば安心なのですが…おそらくカリフは耳を貸さないのではないかと…」
「それはどういうことで?」
「変に信仰心に篤いところがありましてな。未だに女のスルターナが治める国など認められないという始末でして…それにモンゴル帝国の脅威を説きましても耳を傾けてくれませぬ。ずっと平穏な時代が続いただけにモンゴル帝国の脅威が実感できないようでして…」
──陛下が言うところの正常化バイアスというやつだな…
「それは困りましたな…」
「どにかく一度カリフに会っていただけませんか。外国の使者の言うことならばあるいは耳を傾けるかもしれませぬ」
「わかりました。会うだけ会ってみましょう」
◆
アクターイとミュラー外務卿は、ムスタアスィムとの会見に臨んだ。
だが、ムスタアスィムはいきなり不機嫌そうに言った。
「異教徒とつるんだ女の治める国の言うことなど予は聞く耳をもたぬ。おとなしく我が国が派遣する男子をスルターンにすればいいものを…」
アクターイは反論する。
「カリフよ。モンゴル帝国の脅威を侮ってはなりませぬ。あの精強なホラズムでさえ滅ぼされたのですぞ。
今は異教徒だの女だのにこだわっている事態ではありません。イスラムが大同団結してモンゴルに対抗せねば貴国は滅びますぞ」
「何を大袈裟な。我が国は現状の軍事力で長い間の平穏を保ってきたのだ。それで十分なはずだ。国が亡ぶなどあるはずがない。単に貴殿らが臆病なだけではないのか?」
ミュラー卿が指摘する。
「カリフ。慎重と臆病をはき違えてはなりませぬ。慎重な人は、いったん決断すれば大胆なのに、臆病な人は決断しても優柔不断なのです」
「貴殿らは臆病ではないと?」
「そうです。現に神聖ローマ帝国はモンゴル帝国に挑み、これを撃退した実績もございます。モンゴル帝国を撃退するにしても、陛下は最小限の被害でこれを実行したいご意向なのです。それには貴国の協力が必要です」
「異教徒の言うことなど信用できぬな。結局は臆病者が我が国の軍事力をあてにしているだけなのだろう?」
「そうではございませぬ。今、対モンゴルの最前線に立たされているのは貴国なのですぞ。危機感をもたないと国が滅びますぞ」
「だから我が国は大事ないと言っているであろう。我が国が亡ぶことなど起こりうるものではないのだ」
──ダメだ…このカリフは現実を認識する能力が決定的に欠如している…これでは話にならないな…
アクターイは言った。
「カリフのお考えは良くわかりました。その旨スルターナにはお伝えし、善後策を検討いたしまする」
「ああ。それがいいだろう。我が国の軍事力をあてにされても困るからな」
会見を終わり、退出するとイブン・アルアルカミールに会った。
随分と気落ちしている様子で、一回り小さく見えた。
アクターイは言った。
「力になれなくて、済まない」
「いえ。こちらこそ…言いたいことは全部言っていただけました。これでダメなら我が国はそれまでということなのでしょう…」
ミュラー卿が励ます。
「ここで諦めては国の終わりです。粘り強くカリフを説得し続けなさい」
「はあ。やるだけはやってみます…」
◆
ミュラー卿は、ナンツィヒに戻ると、交渉結果をフリードリヒに復命した。
「そうか…交渉は失敗か…朕が出て行っても余計にこじらせるだけだろうしな…アッバース朝の命脈もこれで尽きたか…」
「そうでございますね」
「カリフなど自業自得なのだからどうでも良いのだが、可哀そうなのはアッバース朝の民だな…マムルーク朝で遺民を受け入れる用意くらいはしておいてもらおうか…」
「承知いたしました。その点は手配しておきます」
「うむ。よろしく頼む」
しかし、ミュラー卿は立ち去ろうとしない。
しばしの沈黙のあと、意を決したようにミュラー卿は言った。
「思い切ってムスタアスィムを暗殺するという手もありますが…」
「うむ。朕も考えないではなかったが、奴の息子はまだ10代であろう。それでは国が安定しまい。
叔父を立てるという手もあるが、民たちからはカリフ位の簒奪にも見えるだろうしな…
いずれにしてもかえって国を混乱させてモンゴルに付け入る隙を与える恐れがある。
結局は、宰相のイブン・アルアルカミールに踏ん張ってもらうしかないな」
「これは出過ぎたことを申しました…」
「いや。アイデアがあれば些細なことでも言ってもらえるとありがたい。朕が見落とすことも多々あろうしな」
「承知いたしました」
◆
結局、アッバース朝は何の準備もないまま、モンゴル史上最大規模の征西軍を迎え打つことになる。
カリフがカリフなら、民も民で、あらかじめ危険を察知して国外に脱出を図るような民はほとんどいなかった。
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