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第四話:千ポイントの閃光と、銀貨五枚の価値
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母さんの指が快方に向かい、家族の食卓がほんの少しだけ豊かになった。その事実は、俺の心に確かな自信と、次なる目標への焦燥にも似た渇望を植え付けた。
次の目標は、スキル『鑑定』の取得。必要ポイントは、千。
救急セットの時よりも少ないとはいえ、五歳の子供が稼ぐには依然として大きな壁だ。だが、俺の心は不思議と焦ってはいなかった。むしろ、明確な目標とそれを達成するための道筋が見えていることに、かつての先の見えない仕事では決して感じたことのない、確かな充実感を覚えていた。
俺はポイント稼ぎのルーティンをさらに最適化した。最も効率が良いのは、やはり妹マキナの世話だ。彼女が笑えば、俺のポイントも増える。まさにウィンウィンな関係だった。次に、母さんの手伝い。水運びや薪拾いなど、少し体を使う手伝いは安定して2ポイントがもらえる。そして、時間が空けば畑の雑草抜き。これはポイント効率こそ悪いが、塵も積もれば山となる。それに、父さんが黙々と働く姿を間近で見ていると、自然と身が引き締まる思いがした。
「ルークスは働き者だな」
「マキナも、お兄ちゃんが大好きみたいね」
父さんと母さんは、俺が以前にも増して手伝いをするようになったことを、ただただ喜んでくれた。二人のその笑顔は、俺にとって何よりのボーナスポイントのようなものだった。
そして、来る日も来る日も地道な努力を続けた結果、あの日から二週間後、その瞬間は訪れた。
――ピロン♪
【妹の世話をしました。貢献度:小。3ポイントを獲得しました。】
【現在の所持ポイント:1,001 pt】
「……よし!」
マキナをあやしながら、俺は心の中で小さく、しかし力強く拳を握った。ついに、ついに千ポイントの壁を越えたのだ。
その夜、家族が寝静まったのを見計らい、俺はそっとベッドを抜け出した。月明かりが差し込む部屋の片隅で、俺は意識を集中させ、目の前にスキルリストを呼び出す。
『鑑定 (Lv.1) [1,000pt]』
その項目が、まるで俺を誘うかのように淡く、しかし強く光っている。俺は、ゴクリと喉を鳴らし、取得の意思を固めた。
【スキル『鑑定 (Lv.1)』を取得しますか? 1,000ptを消費します】
【YES / NO】
迷わず【YES】を選択する。
その瞬間、俺の脳内に、今まで知覚できなかった世界の“裏側の情報”が奔流となって流れ込んでくるような、めまいのする感覚に襲われた。石ころの組成、草の水分量、空気の流れ、土の中の微生物の活動。ありとあらゆる情報が、俺の認識をこじ開けてなだれ込んでくる。そして――。
俺の両の瞳が、網膜の裏から焼かれるかのように、カッと青白い閃光を放った。その瞬間、俺には見えた。部屋にある全てのモノに、まるでスーパーの値札のような、淡く光る『価値(プライス)』のタグが幻視できたのだ。
それはほんの一瞬の出来事で、月明かりの作る影が揺らめいただけのようにも見えた。だが、俺には分かった。俺の世界は、今、根底から変わったのだと。
【1,000ptを消費し、スキル『鑑定 (Lv.1)』を取得しました。】
【現在の所持ポイント:1 pt】
ポイントはほとんど空になったが、それとは比べ物にならないほどの全能感を俺は得ていた。
「これが……鑑定……」
俺は、試しに足元に転がっていた、ただの小石に意識を集中させてみた。
【鑑定】
すると、目の前に半透明のウィンドウがポップアップする。
【ただの石】
【特筆すべき点はない、ごく普通の石。】
【売却時の参考価格:なし】
(……おお!)
声が出そうになるのを、慌てて手で押さえる。次に、壁に立てかけてあった父さんの古い鍬に視線を移す。
【鑑定】
【使い込まれた古い鍬】
【長年使われており、刃がこぼれている。手入れをすればまだ使えるだろう。】
【売却時の参考価格:銅貨1枚】
(……銅貨一枚か。新品なら銅貨二十枚 はする代物だが、父さんが長年使い込んだものだからな。これだけ刃こぼれしていれば、妥当な値段か)
銅貨一枚は、日本円にして約百円。決して大金ではない。だが、あらゆる存在が持つ『価値』が、換金可能な『数字』として可視化される。その事実は、俺のポイントゲッターとしての魂を芯から震わせた。世界が、まるで巨大なポイントサイトの案件リストに見えてくる。前世で、案件のポイント数を血眼で比較していた時の、あの乾いた興奮が鮮やかに蘇る。
だが、こんなもので満足している場合ではない。このスキルの真価は、未知のものの価値を暴き出すことにあるはずだ。
(そうだ、森へ行こう)
俺たちの村は、広大な森に隣接している。村の大人たちは薪や獲物を求めて森に入るが、子供は危険だからと、あまり深く入ることは禁じられていた。だが、森の入り口付近なら、五歳の俺でも問題はないはずだ。そこには、俺の知らない高額ポイント案件、つまり「お宝」が眠っているかもしれない。
◇
翌日の昼下がり。俺は薪拾いの手伝いという名目で、母さんの許可を得て森の入り口へとやってきていた。
ひんやりとした空気が、土と木の匂いを運んでくる。木漏れ日が地面にまだら模様を描き、鳥の声がどこかから聞こえてくる。前世では決して味わえなかった、深く、濃い自然の気配だ。
俺は、手当たり次第に鑑定スキルを使い始めた。
地面に生えている、ありふれた草。
【鑑定】→【ネコジャラシ】【特に価値はない】
木の幹に生えている、キノコ。
【鑑定】→【ワライダケ】【毒アリ。食べると笑いが止まらなくなる】
(危なっ!鑑定がなかったら、食用のキノコと間違えていたかもしれない……。このスキル、リスク回避にも絶大な効果を発揮するのか)
俺は感心しながら、さらに森の奥へと足を進める。といっても、まだ家から声が聞こえるくらいの距離だ。
いくつかの薪を拾い集めながら、俺は鑑定を続けた。だが、めぼしいものはなかなか見つからない。銅貨数枚の価値がある薬草はいくつか見つけたが、それでは劇的なポイント収入には繋がらない。
(やはり、そんなに甘くはないか……)
諦めかけた、その時だった。
大きな樫の木の根元に、他とは少し違う、奇妙な植物が生えているのが目に入った。人の形にも似た、歪な葉が数枚、地面から直接生えている。
(なんだ、あれは……?)
俺は、胸の高鳴りを感じながら、その植物にそっと近づいた。そして、意識を集中させる。
【鑑定】
――ピロン♪
これまでとは違う、少しだけ高い電子音と共に、ウィンドウが表示された。そこに書かれていた文字列に、俺は目を疑った。
【マンドラゴラ】
【特殊な魔力を宿した植物。引き抜く際に絶叫を上げ、聞いた者を麻痺させる。その根は、高品質な麻痺薬や鎮痛剤の材料となり、高値で取引される。】
【売却時の参考価格:銀貨5枚】
「……ぎ、銀貨……ごまい……?」
声が、震えた。
銀貨5枚……ごせんえん……。父さんが一年間、汗水たらして働いて、ようやく手にできる現金が金貨1枚か2枚。つまり、1万円かそこらだ。それが、なんだ?目の前にあるこの奇妙な植物一本が、父さんの年収の、良くて四分の一、悪ければ半分近くにもなるっていうのか……?嘘だろ……。
(お宝だ……とんでもない、大当たり案件だ……!)
俺の心臓が、早鐘のように鳴り響く。これを売れば、ポイントに換算すれば、どれほどのことができるだろう。新しい農具、暖かい服、そして、もっと美味しい食事……。俺が夢見るスローライフが、一気に現実味を帯びてくる。
俺は、興奮に任せて、そのマンドラゴラに手を伸ばした。
だが、その寸前で、俺はハッと我に返った。鑑定結果の説明文を、もう一度思い出す。
(……『引き抜く際に絶叫を上げ、聞いた者を麻痺させる』……)
危ない。ただ引き抜けばいいというものではないらしい。麻痺している間に、森の獣にでも襲われたらひとたまりもない。
(……そうか。この世界のお宝は、知識がなければ手に入れることすらできないのか)
俺は、マンドラゴラからそっと手を引いた。
興奮で火照っていた頭が、急速に冷静になっていく。そうだ、慌てるな、俺。前世でだってそうだった。高額ポイントの案件には、必ず細かい規約や条件という名の「罠」があったじゃないか。
俺は、マンドラゴラの場所を忘れないように、近くの木に石で印をつけた。だが、これ見よがしな印は、他の誰かに獲物を横取りされるリスクを生む。俺はさらに数本の木に、角度を変えれば全く意味が変わる、自分にしか分からない形の印を複数刻んだ。(情報は、常に漏洩と改竄のリスクを伴う。一つの情報源に依存するのは、三流の仕事だ)ブラック企業で叩き込まれた猜疑心が、こののどかな異世界でも警鐘を鳴らしていた。
(待ってろよ、マンドラゴラ。お前を安全かつ確実に採取するための“攻略法”は、必ず見つけ出してやる。俺のスローライフのためにな!)
心に新たな目標を灯し、俺は拾った薪を背負って、森を後にした。
鑑定スキルを手に入れたことで、俺の世界は、ただのどかな田舎から、可能性に満ちた宝の山へと変わった。
【読者へのメッセージ】
第四話、お読みいただきありがとうございます!
ついに手に入れた鑑定スキルで、ルークスは大きなお宝を発見しました!でも、そこには危険な罠も……。
「作戦を練る主人公、賢い!」「マンドラゴラ編、楽しみ!」と思っていただけましたら、ぜひ下の評価(☆)や感想、ブックマークで応援していただけると、今後の展開を考える上で大変参考になります!
次回、ルークスの知恵が試される!ご期待ください!
次の目標は、スキル『鑑定』の取得。必要ポイントは、千。
救急セットの時よりも少ないとはいえ、五歳の子供が稼ぐには依然として大きな壁だ。だが、俺の心は不思議と焦ってはいなかった。むしろ、明確な目標とそれを達成するための道筋が見えていることに、かつての先の見えない仕事では決して感じたことのない、確かな充実感を覚えていた。
俺はポイント稼ぎのルーティンをさらに最適化した。最も効率が良いのは、やはり妹マキナの世話だ。彼女が笑えば、俺のポイントも増える。まさにウィンウィンな関係だった。次に、母さんの手伝い。水運びや薪拾いなど、少し体を使う手伝いは安定して2ポイントがもらえる。そして、時間が空けば畑の雑草抜き。これはポイント効率こそ悪いが、塵も積もれば山となる。それに、父さんが黙々と働く姿を間近で見ていると、自然と身が引き締まる思いがした。
「ルークスは働き者だな」
「マキナも、お兄ちゃんが大好きみたいね」
父さんと母さんは、俺が以前にも増して手伝いをするようになったことを、ただただ喜んでくれた。二人のその笑顔は、俺にとって何よりのボーナスポイントのようなものだった。
そして、来る日も来る日も地道な努力を続けた結果、あの日から二週間後、その瞬間は訪れた。
――ピロン♪
【妹の世話をしました。貢献度:小。3ポイントを獲得しました。】
【現在の所持ポイント:1,001 pt】
「……よし!」
マキナをあやしながら、俺は心の中で小さく、しかし力強く拳を握った。ついに、ついに千ポイントの壁を越えたのだ。
その夜、家族が寝静まったのを見計らい、俺はそっとベッドを抜け出した。月明かりが差し込む部屋の片隅で、俺は意識を集中させ、目の前にスキルリストを呼び出す。
『鑑定 (Lv.1) [1,000pt]』
その項目が、まるで俺を誘うかのように淡く、しかし強く光っている。俺は、ゴクリと喉を鳴らし、取得の意思を固めた。
【スキル『鑑定 (Lv.1)』を取得しますか? 1,000ptを消費します】
【YES / NO】
迷わず【YES】を選択する。
その瞬間、俺の脳内に、今まで知覚できなかった世界の“裏側の情報”が奔流となって流れ込んでくるような、めまいのする感覚に襲われた。石ころの組成、草の水分量、空気の流れ、土の中の微生物の活動。ありとあらゆる情報が、俺の認識をこじ開けてなだれ込んでくる。そして――。
俺の両の瞳が、網膜の裏から焼かれるかのように、カッと青白い閃光を放った。その瞬間、俺には見えた。部屋にある全てのモノに、まるでスーパーの値札のような、淡く光る『価値(プライス)』のタグが幻視できたのだ。
それはほんの一瞬の出来事で、月明かりの作る影が揺らめいただけのようにも見えた。だが、俺には分かった。俺の世界は、今、根底から変わったのだと。
【1,000ptを消費し、スキル『鑑定 (Lv.1)』を取得しました。】
【現在の所持ポイント:1 pt】
ポイントはほとんど空になったが、それとは比べ物にならないほどの全能感を俺は得ていた。
「これが……鑑定……」
俺は、試しに足元に転がっていた、ただの小石に意識を集中させてみた。
【鑑定】
すると、目の前に半透明のウィンドウがポップアップする。
【ただの石】
【特筆すべき点はない、ごく普通の石。】
【売却時の参考価格:なし】
(……おお!)
声が出そうになるのを、慌てて手で押さえる。次に、壁に立てかけてあった父さんの古い鍬に視線を移す。
【鑑定】
【使い込まれた古い鍬】
【長年使われており、刃がこぼれている。手入れをすればまだ使えるだろう。】
【売却時の参考価格:銅貨1枚】
(……銅貨一枚か。新品なら銅貨二十枚 はする代物だが、父さんが長年使い込んだものだからな。これだけ刃こぼれしていれば、妥当な値段か)
銅貨一枚は、日本円にして約百円。決して大金ではない。だが、あらゆる存在が持つ『価値』が、換金可能な『数字』として可視化される。その事実は、俺のポイントゲッターとしての魂を芯から震わせた。世界が、まるで巨大なポイントサイトの案件リストに見えてくる。前世で、案件のポイント数を血眼で比較していた時の、あの乾いた興奮が鮮やかに蘇る。
だが、こんなもので満足している場合ではない。このスキルの真価は、未知のものの価値を暴き出すことにあるはずだ。
(そうだ、森へ行こう)
俺たちの村は、広大な森に隣接している。村の大人たちは薪や獲物を求めて森に入るが、子供は危険だからと、あまり深く入ることは禁じられていた。だが、森の入り口付近なら、五歳の俺でも問題はないはずだ。そこには、俺の知らない高額ポイント案件、つまり「お宝」が眠っているかもしれない。
◇
翌日の昼下がり。俺は薪拾いの手伝いという名目で、母さんの許可を得て森の入り口へとやってきていた。
ひんやりとした空気が、土と木の匂いを運んでくる。木漏れ日が地面にまだら模様を描き、鳥の声がどこかから聞こえてくる。前世では決して味わえなかった、深く、濃い自然の気配だ。
俺は、手当たり次第に鑑定スキルを使い始めた。
地面に生えている、ありふれた草。
【鑑定】→【ネコジャラシ】【特に価値はない】
木の幹に生えている、キノコ。
【鑑定】→【ワライダケ】【毒アリ。食べると笑いが止まらなくなる】
(危なっ!鑑定がなかったら、食用のキノコと間違えていたかもしれない……。このスキル、リスク回避にも絶大な効果を発揮するのか)
俺は感心しながら、さらに森の奥へと足を進める。といっても、まだ家から声が聞こえるくらいの距離だ。
いくつかの薪を拾い集めながら、俺は鑑定を続けた。だが、めぼしいものはなかなか見つからない。銅貨数枚の価値がある薬草はいくつか見つけたが、それでは劇的なポイント収入には繋がらない。
(やはり、そんなに甘くはないか……)
諦めかけた、その時だった。
大きな樫の木の根元に、他とは少し違う、奇妙な植物が生えているのが目に入った。人の形にも似た、歪な葉が数枚、地面から直接生えている。
(なんだ、あれは……?)
俺は、胸の高鳴りを感じながら、その植物にそっと近づいた。そして、意識を集中させる。
【鑑定】
――ピロン♪
これまでとは違う、少しだけ高い電子音と共に、ウィンドウが表示された。そこに書かれていた文字列に、俺は目を疑った。
【マンドラゴラ】
【特殊な魔力を宿した植物。引き抜く際に絶叫を上げ、聞いた者を麻痺させる。その根は、高品質な麻痺薬や鎮痛剤の材料となり、高値で取引される。】
【売却時の参考価格:銀貨5枚】
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声が、震えた。
銀貨5枚……ごせんえん……。父さんが一年間、汗水たらして働いて、ようやく手にできる現金が金貨1枚か2枚。つまり、1万円かそこらだ。それが、なんだ?目の前にあるこの奇妙な植物一本が、父さんの年収の、良くて四分の一、悪ければ半分近くにもなるっていうのか……?嘘だろ……。
(お宝だ……とんでもない、大当たり案件だ……!)
俺の心臓が、早鐘のように鳴り響く。これを売れば、ポイントに換算すれば、どれほどのことができるだろう。新しい農具、暖かい服、そして、もっと美味しい食事……。俺が夢見るスローライフが、一気に現実味を帯びてくる。
俺は、興奮に任せて、そのマンドラゴラに手を伸ばした。
だが、その寸前で、俺はハッと我に返った。鑑定結果の説明文を、もう一度思い出す。
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危ない。ただ引き抜けばいいというものではないらしい。麻痺している間に、森の獣にでも襲われたらひとたまりもない。
(……そうか。この世界のお宝は、知識がなければ手に入れることすらできないのか)
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興奮で火照っていた頭が、急速に冷静になっていく。そうだ、慌てるな、俺。前世でだってそうだった。高額ポイントの案件には、必ず細かい規約や条件という名の「罠」があったじゃないか。
俺は、マンドラゴラの場所を忘れないように、近くの木に石で印をつけた。だが、これ見よがしな印は、他の誰かに獲物を横取りされるリスクを生む。俺はさらに数本の木に、角度を変えれば全く意味が変わる、自分にしか分からない形の印を複数刻んだ。(情報は、常に漏洩と改竄のリスクを伴う。一つの情報源に依存するのは、三流の仕事だ)ブラック企業で叩き込まれた猜疑心が、こののどかな異世界でも警鐘を鳴らしていた。
(待ってろよ、マンドラゴラ。お前を安全かつ確実に採取するための“攻略法”は、必ず見つけ出してやる。俺のスローライフのためにな!)
心に新たな目標を灯し、俺は拾った薪を背負って、森を後にした。
鑑定スキルを手に入れたことで、俺の世界は、ただのどかな田舎から、可能性に満ちた宝の山へと変わった。
【読者へのメッセージ】
第四話、お読みいただきありがとうございます!
ついに手に入れた鑑定スキルで、ルークスは大きなお宝を発見しました!でも、そこには危険な罠も……。
「作戦を練る主人公、賢い!」「マンドラゴラ編、楽しみ!」と思っていただけましたら、ぜひ下の評価(☆)や感想、ブックマークで応援していただけると、今後の展開を考える上で大変参考になります!
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