107 / 317
第七章 ヘタレ学園都市への道
第六話 蜜柑勝負
しおりを挟む
肉屋で鶏つくね団子を回収しに行ってくると言うと、エリナとサクラも何故かついてきた。
まあいいかと、サクラが肉好きで大量に食うのも分かったので、ついでに豚バラ肉も追加で購入して帰宅する。
「ただいま!」
「ただいま戻りましたっ!」
「兄さま、姉さまたちお帰りなさい!」
今日のお出迎えはミコトと手をつないだクレアだけだ。
炬燵を設置して以来、ガキんちょどもは出迎えるという行為をしなくなった。クリスやシルもガキんちょどもに捕まっているんだろう。
ま、出迎えなんていちいちしなくてもいいんだけどな。
「さくねー! さくねー!」
クレアとつないだ手を放してミコトがぽてぽてとサクラの方へと向かう。
「わわっミコトちゃんただいまですっ!」
するっとマフラーを解いたサクラがしゃがみ込んで、歩いてきたミコトをキャッチしてハグをする。
「さくねー! おみみ!」
「はいはい。どうぞっミコトちゃん!」
サクラが頭をミコトに向けてけもみみをもふりやすいようにすると、ミコトがきゃっきゃともふって超絶ご機嫌だ。
なるほど、ミコトが一日足らずで懐いたのはこれが原因か。
「兄さま姉さま、おこた暖かいですから早く温まってくださいね。すぐにお茶を持っていきますから」
「ありがとークレア」
「いつもありがとなクレア」
「いえいえ。サクラ姉さま、ミコトちゃんの相手をしてもらってすみません。痛かったらやめさせますので言ってくださいね」
「クレアちゃん大丈夫ですよっ! ミコトちゃん、さくねえと一緒におこた行こうねっ!」
「あい!」
サクラがミコトを抱っこしてリビングに向かう。こいつ適応早いな、すっかり家族の一員じゃないか。
俺たちも体が冷えているので、早速リビングに行って炬燵に入る。エリナが「お兄ちゃん、マフラーを外すね」とマフラーを解いたのでマジックボックスに収納する。
「はい、兄さま、姉さまお茶が入りましたよ」
俺とエリナの前にお茶を置き、蜜柑が盛られた籠を置くと、クレアはエリナとは逆の俺の隣に座る。
エリナは妊婦なので、カフェインの摂り過ぎは良くない。なので家でお茶といえば今はホット麦茶かカフェインレスのハーブティーなのだ。
「ありがとークレア。お兄ちゃん、みかんの皮を剥いてあげるね!」
「あ、姉さまずるいです。私も兄さまにみかんの皮を剥いてあげたいです」
「じゃあどっちのみかんが美味しいかお兄ちゃんに判定してもらおう!」
「わかりました! 負けませんよ姉さま!」
なんかしらんが俺の両脇に座る嫁のバトルが始まった。
「むむむ 糖度計測!」
「あっクレアずるい! 何その魔法⁉」
「兄さまのために甘いみかんを探す魔法を考えました!」
「ずるいずるい! クレア私にも教えて!」
「この勝負が終わったら姉さまにも教えてあげます」
「えっなにその才能の無駄遣い」
むむむと手のひらを光らせたクレアが蜜柑を一つずつ吟味していく。エリナも負けじと蜜柑を一つ一つ手に取って、少し揉んでは、柔らかいのを探している。
「これです! 糖度が十三を超えてます!」
「これかなあ、柔らかくて皮が浮いてるから多分甘いと思う!」
糖度十三超えの蜜柑ってプレミアムな高級ブランド品にしかなかったんじゃなかったっけ。というか数値の基準が俺の世界と同じではないと思うが。
「じゃあ皮を剥いてお兄ちゃんに食べてもらおう!」
「わかりました! 熟成!」
「ちょっとクレアさっきからずるいよ!」
「魔法を使ってはダメだって言われなかったですよ姉さま」
なんなのこの子。容赦なさすぎない? あと魔法の才能ヤバいだろ。
エリナが負けじとひたすら蜜柑を揉む。揉んだら甘くなるって良く知ってるなこいつ。
「はい兄さま!」
クレアは揉むことなく、白いスジのみ取り除いた状態で俺に渡してくる。
変な魔法を二度もかけられた蜜柑にちょっとドキドキしながら一房口に入れてみる。
「うわ……滅茶苦茶甘いぞこれ……。と言って腐りかけの蜜柑みたいに酸味が無くなってるわけじゃないから、すごく美味い! すごいぞクレア。正直魔力の無駄だと思うけど!」
「わー! 兄さまありがとうございます!」
「むー! お兄ちゃん次はこれ!」
エリナの差し出す蜜柑も白いスジが完全に取り除かれている。この世界の白いスジは随分と嫌われてるのな。一房手に取ってみると、ひたすら揉んだせいか人肌になっている。まあ食うけど。
「うん。甘いし美味い。でもクレアの勝ちだなこれは」
「わーい! 姉さまに勝ちました!」
「クレア! さっきの魔法教えて!」
「いいですよ姉さま」
早速クレアは蜜柑を手に取り、エリナの横に移動して魔法を教えている。「いいですか姉さま、糖分は一定の波長の光を吸収するんです。つまり……」「えっごめんクレアもう一回最初から」「いいですよ。波長によって……」とか言ってるけどなんなの、非破壊糖度計の概念を把握して魔法を使ってるの? 十一歳児だぞあいつ。異世界本で糖度計の知識をつけたとしてもそこまで理解できるんか?
もう良くわからんので考えるのを放置してサクラを見ると、ミコトに尻尾をもふられていた。
他のガキんちょどもは婆さんに計算を教わっているところだ。エリナとクレアよりガキんちょどもの方がしっかりしてるじゃないか。
いや一応今はエリナがクレアに魔法を教わっているのか。無駄な知識だけど。
クレアとエリナの選抜した蜜柑をそれぞれ半分食べた後、残りをサクラとミコトに渡して、俺は厨房へと向かう。
そろそろおやつを作らないとな。
厨房で大量のラスクを作る。一週間分くらい大量に作ってマジックボックスに収納したので、今週はいちいち揚げなくて済む。便利だなマジックボックス。
揚がったばかりのラスクが盛られた器をリビングに持っていくと、ちょうど授業が終わったのか、教科書類の片づけを始めていた。
「おーいガキんちょどもー、おやつだぞー。片づけが終わった奴から手を洗って来いよ。寒いからって適当に洗うなよ!」
「「「はーい!」」」
「いい返事だぞガキんちょども!」
テーブルにラスクの盛られた器を並べていると、エリナがぽてぽてと近づいてくる。
「お兄ちゃん! はいみかん!」
「お、魔法を覚えたのか?」
「んー、難しかったけどなんとなくね!」
「兄さま、飲み物を用意してきますね。今日はココアでいいですか?」
「エリナはカフェインをあまり摂ると良くないから牛乳を多めに入れてやってくれ」
「はい兄さま」
エリナが差し出してくる蜜柑を受け取る。
「ってこれ冷凍蜜柑か」
「そう! 果糖は凍らせると甘くなるってクレアが言ってたから!」
「十一歳児とは思えん知識量だな。たしかに昔そう教わったことはあるけどな」
皮を剥いたあとで凍らせてるから、そのまま一房分バリバリはがして口に入れる。
「甘いし美味すぎる。ちょうど半分凍った状態で蜜柑シャーベットみたいだ。すごいなエリナとクレアは」
「わーい! お兄ちゃんに褒められた!」
「せっかくだからいくつか凍らせてガキんちょどもにも食わせてやれ。あまり大量に食わせるなよ。体が冷えるし腹を壊すかもしれんからな。あとガキんちょどもには白いスジそのまま食わせたほうが良いかもしれんぞ。あれには食物繊維が豊富に含まれてるから体に良いし」
「わかった!」
エリナは蜜柑の盛られた籠から蜜柑をいくつか取り出すと「糖度計測!」と選別を始める。「うーんこれかな熟成!、そして皮を剥いてー冷却!」と冷凍蜜柑を量産していく。すごく無駄を無駄遣いしている光景を目の当たりにしてしまった……。
まあいいかと冷凍蜜柑製造機と化しているエリナを放置して、クレアのところに行ってココアの準備の手伝いをする。
優秀な嫁たちなのは良いんだけど、なんかちょっとズレてるんだよな……。
ココアを用意してリビングに置く。
そういえばサクラの生活用品を揃えないとな。
「サクラ、お前着替えとか生活に必要なものは持ってきてるのか?」
「少しですが持ってきてありますっ!」
「犬小屋を要求してくる価値観だから信用ならん。あとでお前の買い物に行くからついてこい」
「はいっ!」
「お兄ちゃん私も行く! 女の子の服とかお兄ちゃんは買えないでしょ?」
「そうだな……、今日は何度も外に出てるし寒さとか心配だが、エリナの体調が良いときはなるべく体を動かしたほうが良いかな。まだ報告してない人に報告したいんだろ?」
「うん! さすがお兄ちゃん、私のこと理解しすぎてるね!」
「当たり前だろ」
「えへへ!」
サクラの服ね。普段着以外にも農作業用の服も必要だし、登城用の服も必要か。
肉屋に注文した品物を回収しに行くついでに服屋に行けばよかったな。
まあいいかと、サクラが肉好きで大量に食うのも分かったので、ついでに豚バラ肉も追加で購入して帰宅する。
「ただいま!」
「ただいま戻りましたっ!」
「兄さま、姉さまたちお帰りなさい!」
今日のお出迎えはミコトと手をつないだクレアだけだ。
炬燵を設置して以来、ガキんちょどもは出迎えるという行為をしなくなった。クリスやシルもガキんちょどもに捕まっているんだろう。
ま、出迎えなんていちいちしなくてもいいんだけどな。
「さくねー! さくねー!」
クレアとつないだ手を放してミコトがぽてぽてとサクラの方へと向かう。
「わわっミコトちゃんただいまですっ!」
するっとマフラーを解いたサクラがしゃがみ込んで、歩いてきたミコトをキャッチしてハグをする。
「さくねー! おみみ!」
「はいはい。どうぞっミコトちゃん!」
サクラが頭をミコトに向けてけもみみをもふりやすいようにすると、ミコトがきゃっきゃともふって超絶ご機嫌だ。
なるほど、ミコトが一日足らずで懐いたのはこれが原因か。
「兄さま姉さま、おこた暖かいですから早く温まってくださいね。すぐにお茶を持っていきますから」
「ありがとークレア」
「いつもありがとなクレア」
「いえいえ。サクラ姉さま、ミコトちゃんの相手をしてもらってすみません。痛かったらやめさせますので言ってくださいね」
「クレアちゃん大丈夫ですよっ! ミコトちゃん、さくねえと一緒におこた行こうねっ!」
「あい!」
サクラがミコトを抱っこしてリビングに向かう。こいつ適応早いな、すっかり家族の一員じゃないか。
俺たちも体が冷えているので、早速リビングに行って炬燵に入る。エリナが「お兄ちゃん、マフラーを外すね」とマフラーを解いたのでマジックボックスに収納する。
「はい、兄さま、姉さまお茶が入りましたよ」
俺とエリナの前にお茶を置き、蜜柑が盛られた籠を置くと、クレアはエリナとは逆の俺の隣に座る。
エリナは妊婦なので、カフェインの摂り過ぎは良くない。なので家でお茶といえば今はホット麦茶かカフェインレスのハーブティーなのだ。
「ありがとークレア。お兄ちゃん、みかんの皮を剥いてあげるね!」
「あ、姉さまずるいです。私も兄さまにみかんの皮を剥いてあげたいです」
「じゃあどっちのみかんが美味しいかお兄ちゃんに判定してもらおう!」
「わかりました! 負けませんよ姉さま!」
なんかしらんが俺の両脇に座る嫁のバトルが始まった。
「むむむ 糖度計測!」
「あっクレアずるい! 何その魔法⁉」
「兄さまのために甘いみかんを探す魔法を考えました!」
「ずるいずるい! クレア私にも教えて!」
「この勝負が終わったら姉さまにも教えてあげます」
「えっなにその才能の無駄遣い」
むむむと手のひらを光らせたクレアが蜜柑を一つずつ吟味していく。エリナも負けじと蜜柑を一つ一つ手に取って、少し揉んでは、柔らかいのを探している。
「これです! 糖度が十三を超えてます!」
「これかなあ、柔らかくて皮が浮いてるから多分甘いと思う!」
糖度十三超えの蜜柑ってプレミアムな高級ブランド品にしかなかったんじゃなかったっけ。というか数値の基準が俺の世界と同じではないと思うが。
「じゃあ皮を剥いてお兄ちゃんに食べてもらおう!」
「わかりました! 熟成!」
「ちょっとクレアさっきからずるいよ!」
「魔法を使ってはダメだって言われなかったですよ姉さま」
なんなのこの子。容赦なさすぎない? あと魔法の才能ヤバいだろ。
エリナが負けじとひたすら蜜柑を揉む。揉んだら甘くなるって良く知ってるなこいつ。
「はい兄さま!」
クレアは揉むことなく、白いスジのみ取り除いた状態で俺に渡してくる。
変な魔法を二度もかけられた蜜柑にちょっとドキドキしながら一房口に入れてみる。
「うわ……滅茶苦茶甘いぞこれ……。と言って腐りかけの蜜柑みたいに酸味が無くなってるわけじゃないから、すごく美味い! すごいぞクレア。正直魔力の無駄だと思うけど!」
「わー! 兄さまありがとうございます!」
「むー! お兄ちゃん次はこれ!」
エリナの差し出す蜜柑も白いスジが完全に取り除かれている。この世界の白いスジは随分と嫌われてるのな。一房手に取ってみると、ひたすら揉んだせいか人肌になっている。まあ食うけど。
「うん。甘いし美味い。でもクレアの勝ちだなこれは」
「わーい! 姉さまに勝ちました!」
「クレア! さっきの魔法教えて!」
「いいですよ姉さま」
早速クレアは蜜柑を手に取り、エリナの横に移動して魔法を教えている。「いいですか姉さま、糖分は一定の波長の光を吸収するんです。つまり……」「えっごめんクレアもう一回最初から」「いいですよ。波長によって……」とか言ってるけどなんなの、非破壊糖度計の概念を把握して魔法を使ってるの? 十一歳児だぞあいつ。異世界本で糖度計の知識をつけたとしてもそこまで理解できるんか?
もう良くわからんので考えるのを放置してサクラを見ると、ミコトに尻尾をもふられていた。
他のガキんちょどもは婆さんに計算を教わっているところだ。エリナとクレアよりガキんちょどもの方がしっかりしてるじゃないか。
いや一応今はエリナがクレアに魔法を教わっているのか。無駄な知識だけど。
クレアとエリナの選抜した蜜柑をそれぞれ半分食べた後、残りをサクラとミコトに渡して、俺は厨房へと向かう。
そろそろおやつを作らないとな。
厨房で大量のラスクを作る。一週間分くらい大量に作ってマジックボックスに収納したので、今週はいちいち揚げなくて済む。便利だなマジックボックス。
揚がったばかりのラスクが盛られた器をリビングに持っていくと、ちょうど授業が終わったのか、教科書類の片づけを始めていた。
「おーいガキんちょどもー、おやつだぞー。片づけが終わった奴から手を洗って来いよ。寒いからって適当に洗うなよ!」
「「「はーい!」」」
「いい返事だぞガキんちょども!」
テーブルにラスクの盛られた器を並べていると、エリナがぽてぽてと近づいてくる。
「お兄ちゃん! はいみかん!」
「お、魔法を覚えたのか?」
「んー、難しかったけどなんとなくね!」
「兄さま、飲み物を用意してきますね。今日はココアでいいですか?」
「エリナはカフェインをあまり摂ると良くないから牛乳を多めに入れてやってくれ」
「はい兄さま」
エリナが差し出してくる蜜柑を受け取る。
「ってこれ冷凍蜜柑か」
「そう! 果糖は凍らせると甘くなるってクレアが言ってたから!」
「十一歳児とは思えん知識量だな。たしかに昔そう教わったことはあるけどな」
皮を剥いたあとで凍らせてるから、そのまま一房分バリバリはがして口に入れる。
「甘いし美味すぎる。ちょうど半分凍った状態で蜜柑シャーベットみたいだ。すごいなエリナとクレアは」
「わーい! お兄ちゃんに褒められた!」
「せっかくだからいくつか凍らせてガキんちょどもにも食わせてやれ。あまり大量に食わせるなよ。体が冷えるし腹を壊すかもしれんからな。あとガキんちょどもには白いスジそのまま食わせたほうが良いかもしれんぞ。あれには食物繊維が豊富に含まれてるから体に良いし」
「わかった!」
エリナは蜜柑の盛られた籠から蜜柑をいくつか取り出すと「糖度計測!」と選別を始める。「うーんこれかな熟成!、そして皮を剥いてー冷却!」と冷凍蜜柑を量産していく。すごく無駄を無駄遣いしている光景を目の当たりにしてしまった……。
まあいいかと冷凍蜜柑製造機と化しているエリナを放置して、クレアのところに行ってココアの準備の手伝いをする。
優秀な嫁たちなのは良いんだけど、なんかちょっとズレてるんだよな……。
ココアを用意してリビングに置く。
そういえばサクラの生活用品を揃えないとな。
「サクラ、お前着替えとか生活に必要なものは持ってきてるのか?」
「少しですが持ってきてありますっ!」
「犬小屋を要求してくる価値観だから信用ならん。あとでお前の買い物に行くからついてこい」
「はいっ!」
「お兄ちゃん私も行く! 女の子の服とかお兄ちゃんは買えないでしょ?」
「そうだな……、今日は何度も外に出てるし寒さとか心配だが、エリナの体調が良いときはなるべく体を動かしたほうが良いかな。まだ報告してない人に報告したいんだろ?」
「うん! さすがお兄ちゃん、私のこと理解しすぎてるね!」
「当たり前だろ」
「えへへ!」
サクラの服ね。普段着以外にも農作業用の服も必要だし、登城用の服も必要か。
肉屋に注文した品物を回収しに行くついでに服屋に行けばよかったな。
1
あなたにおすすめの小説
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。
音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、
幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。
魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。
そして再び出会う幼馴染。
彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。
もういい。
密かにやってた支援も打ち切る。
俺以外にも魔道具職人はいるさ。
落ちぶれて行く追放したパーティ。
俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる