241 / 317
第十一章 ヘタレリゾート
第一話 リゾート地に行こう!
しおりを挟む
第二十九話 リゾート地に行こう! <ファンアート エマ>
初夏も過ぎ、ファルケンブルクにも本格的な夏がやってきた。
学校は夏季休暇に入り、王都や周辺領地から来ている寮生は送迎馬車に乗って里帰りをする。そうなると当然、我が家には騒がしい連中が一日中居座ることになるのだ。
寮にはまだ王都や周辺諸侯領から集められた孤児や託児所組が残って生活をしているから、寮母はじめ職員は交代制で休暇に入る。
「でじゃトーマ」
「なんだよ爺さん。というかいつの間に家に入ってきてるんだ。そして当たり前のように飯を食うな」
そんなある日の朝、朝食を食っている俺に爺さんが話しかけてくる。
「ほれ、ドラゴン祭りのときの素材買取金と引き換えに全面協力したリゾート開発があったじゃろ?」
「引き換えじゃなくて一部免除な」
「細かいのうトーマは。でじゃ、送迎バスを用意したから早速これを食べたら行くぞい」
「なんでだよ」
「今日から開業すると言うとったじゃろうが」
「夏季休暇に間に合うように開業するとは聞いてたけどな」
「それが今日じゃ」
「ついにボケたのか爺さん、話がつながらないぞ。開業と送迎バスになんの関係があるんだよ」
「お前たちと一緒に、学校に残ってる寮生と職員も招待すると言うておったじゃろ」
「聞いてないぞ」
朝から話の通じない爺さんと不毛な会話をしていると、飯を食い終わったらしい一号がぽてぽてと俺のもとにやってくる。
「兄ちゃん聞いてなかったのかよ、今日からそのりぞーとほてるってところに一週間行くって姉ちゃんたちが言ってたぞ」
「マジかよ、いつそんな話が出た?」
「先々週くらいかな?」
「初夏のドラゴン祭りのすぐあとくらいじゃねーか」
「だから俺も師匠に許可取って一足先に休暇を取ったんだぞ」
「そういや一号はもう普段なら出勤してる時間だな」
「そうだぞ。もうばっちり準備も終わってるぜ!」
一号はがばっと服を脱いで水着になる。いつの間にか結構鍛えられてるな。鍛冶場で働いているから常に汗だくだろうし。
っていうか違う! あまりにも一号がアホだから一瞬思考がアホになっていた。
「一号お前アホだろ、さっさと服を着ろ。というか俺はまだ飯を食ってるんだし埃が立つだろ」
「ごめんな兄ちゃん!」
一号が脱いだ服をまとめて自室へ向かう。
あいつ水着で出発してパンツ忘れたりしそうだな。もしそんな事態になったら笑ってやろう。
「お兄ちゃんの分の準備は終わってるよ!」
「でかした嫁」
「えへへ!」
俺の準備をしてくれたのはありがたいけど、なんで二週間一度も今日のことを話題にしなかったんだ?
サプライズというよりイジメじゃないのかこれ。
「というわけでトーマよ。送迎バスが今着いたんじゃが」
「マジかよ、急いで食っちゃうわ」
「でな、トーマよ。儂ら頑張ったから、もしリゾートホテルやビーチの出来が良かったら債務を少し減らしてほしいんじゃが」
「俺にはそんな決定権は無いぞ」
「領主じゃろ!」
「大まかな政策提案をするからあとは専門家のお前たちに任せたぞ、責任は俺が取るから。というスタンスだからな」
「随分と雑じゃのう」
「政治に詳しくない俺が政治に口出しをしても邪魔するだけだろ、うちの官僚は有能だから安心だしな。ちょっと過激なところはあるが」
「まあそれでも頼むトーマよ! 債務を減らしてくれい!」
「だから竜の素材で使わないところは市場に流せばいいだろ。割安で売ってるんだから全部の素材を右から左に流すだけで濡れ手に粟状態だろ」
「嫌じゃ嫌じゃ! 竜の素材は全部儂らで使うんじゃ!
「めんどくせー! わかったよ! アイリーンに一応言ってやるから!」
「おお! 流石トーマじゃ!」
「リゾート開発の出来次第だぞ! そこで利益を生み出せると判断したら貢献度を産出して債務からいくらか引いてやるようにアイリーンに言ってやるから」
「わかったぞい! さあトーマよ早速向かうぞい! 早く送迎バスに乗るんじゃ!」
「まだ食ってんだよ!」
爺さんがやたらと急かすので、ばっさばっさと朝食を口に放り込む。めんどくさいな爺さんは。
それにリゾート開発区域って城壁内の南東部分だからな。魔導駆動バスなら一時間もかからん距離だ、そんなに焦っても逃げないだろ。
「旦那様、寮生と職員の方は準備が整ったとのことで先行していかせますね」
「頼むクリス。全員連れて行く前提なら魔導駆動バスも複数台来てるだろうし、家の前を長時間塞ぐのもな」
「かしこまりましたわ旦那様。シルヴィア参りますわよ」
「えっ! 待ってくださいまだお代わりをしていません!」
「……もうそれくらいでいいでしょう。貴女このあと水着になるのですよ?」
「そうでしたっ!」
クリスに諭されたシルはささっと自分の使った食器を片付けて自室に向かう。
相変わらずアホなシルを眺めながら俺も食事を終え、食器を片付ける。
「はいお兄ちゃん!」
「さんきゅエリナ」
「うん!」
エリナに渡されたバッグを抱え、すでにもぬけの殻となっていたリビングを出る。
リゾート地って過去一度も行ったこと無いんだよな。江の島の海水浴場をリゾート地としてカウントするなら何度か行ったことになるが、少なくともリゾートホテルは初めてだ。民宿すら行ったこと無いからな。
少しだけ、浮つく心を抑えながらエリナと家を出て、最後の一台になっていた魔導駆動バスに乗り込む。
うん。楽しみだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
――次回、水着回!
本作は小説家になろう、カクヨムでも掲載しております。
よろしければそちらでも応援いただけますと励みになります。
また、小説家になろう版は、序盤から新規に挿絵を大量に追加したうえで、一話当たりの文字数調整、加筆修正、縦読み対応の改稿版となります。
ファンアート、一部重複もありますが、総数で100枚を超える挿絵を掲載し、九章以降ではほぼ毎話挿絵を掲載しております。
是非挿絵だけでもご覧くださいませ。
特に前々回から連載しております水着回は必見です!絵師様の渾身のヒロインたちの水着絵を是非ご覧ください!
小説家になろう版やカクヨム版ヘタレ転移者の方でもブクマ、評価の方を頂けましたら幸いです。
初夏も過ぎ、ファルケンブルクにも本格的な夏がやってきた。
学校は夏季休暇に入り、王都や周辺領地から来ている寮生は送迎馬車に乗って里帰りをする。そうなると当然、我が家には騒がしい連中が一日中居座ることになるのだ。
寮にはまだ王都や周辺諸侯領から集められた孤児や託児所組が残って生活をしているから、寮母はじめ職員は交代制で休暇に入る。
「でじゃトーマ」
「なんだよ爺さん。というかいつの間に家に入ってきてるんだ。そして当たり前のように飯を食うな」
そんなある日の朝、朝食を食っている俺に爺さんが話しかけてくる。
「ほれ、ドラゴン祭りのときの素材買取金と引き換えに全面協力したリゾート開発があったじゃろ?」
「引き換えじゃなくて一部免除な」
「細かいのうトーマは。でじゃ、送迎バスを用意したから早速これを食べたら行くぞい」
「なんでだよ」
「今日から開業すると言うとったじゃろうが」
「夏季休暇に間に合うように開業するとは聞いてたけどな」
「それが今日じゃ」
「ついにボケたのか爺さん、話がつながらないぞ。開業と送迎バスになんの関係があるんだよ」
「お前たちと一緒に、学校に残ってる寮生と職員も招待すると言うておったじゃろ」
「聞いてないぞ」
朝から話の通じない爺さんと不毛な会話をしていると、飯を食い終わったらしい一号がぽてぽてと俺のもとにやってくる。
「兄ちゃん聞いてなかったのかよ、今日からそのりぞーとほてるってところに一週間行くって姉ちゃんたちが言ってたぞ」
「マジかよ、いつそんな話が出た?」
「先々週くらいかな?」
「初夏のドラゴン祭りのすぐあとくらいじゃねーか」
「だから俺も師匠に許可取って一足先に休暇を取ったんだぞ」
「そういや一号はもう普段なら出勤してる時間だな」
「そうだぞ。もうばっちり準備も終わってるぜ!」
一号はがばっと服を脱いで水着になる。いつの間にか結構鍛えられてるな。鍛冶場で働いているから常に汗だくだろうし。
っていうか違う! あまりにも一号がアホだから一瞬思考がアホになっていた。
「一号お前アホだろ、さっさと服を着ろ。というか俺はまだ飯を食ってるんだし埃が立つだろ」
「ごめんな兄ちゃん!」
一号が脱いだ服をまとめて自室へ向かう。
あいつ水着で出発してパンツ忘れたりしそうだな。もしそんな事態になったら笑ってやろう。
「お兄ちゃんの分の準備は終わってるよ!」
「でかした嫁」
「えへへ!」
俺の準備をしてくれたのはありがたいけど、なんで二週間一度も今日のことを話題にしなかったんだ?
サプライズというよりイジメじゃないのかこれ。
「というわけでトーマよ。送迎バスが今着いたんじゃが」
「マジかよ、急いで食っちゃうわ」
「でな、トーマよ。儂ら頑張ったから、もしリゾートホテルやビーチの出来が良かったら債務を少し減らしてほしいんじゃが」
「俺にはそんな決定権は無いぞ」
「領主じゃろ!」
「大まかな政策提案をするからあとは専門家のお前たちに任せたぞ、責任は俺が取るから。というスタンスだからな」
「随分と雑じゃのう」
「政治に詳しくない俺が政治に口出しをしても邪魔するだけだろ、うちの官僚は有能だから安心だしな。ちょっと過激なところはあるが」
「まあそれでも頼むトーマよ! 債務を減らしてくれい!」
「だから竜の素材で使わないところは市場に流せばいいだろ。割安で売ってるんだから全部の素材を右から左に流すだけで濡れ手に粟状態だろ」
「嫌じゃ嫌じゃ! 竜の素材は全部儂らで使うんじゃ!
「めんどくせー! わかったよ! アイリーンに一応言ってやるから!」
「おお! 流石トーマじゃ!」
「リゾート開発の出来次第だぞ! そこで利益を生み出せると判断したら貢献度を産出して債務からいくらか引いてやるようにアイリーンに言ってやるから」
「わかったぞい! さあトーマよ早速向かうぞい! 早く送迎バスに乗るんじゃ!」
「まだ食ってんだよ!」
爺さんがやたらと急かすので、ばっさばっさと朝食を口に放り込む。めんどくさいな爺さんは。
それにリゾート開発区域って城壁内の南東部分だからな。魔導駆動バスなら一時間もかからん距離だ、そんなに焦っても逃げないだろ。
「旦那様、寮生と職員の方は準備が整ったとのことで先行していかせますね」
「頼むクリス。全員連れて行く前提なら魔導駆動バスも複数台来てるだろうし、家の前を長時間塞ぐのもな」
「かしこまりましたわ旦那様。シルヴィア参りますわよ」
「えっ! 待ってくださいまだお代わりをしていません!」
「……もうそれくらいでいいでしょう。貴女このあと水着になるのですよ?」
「そうでしたっ!」
クリスに諭されたシルはささっと自分の使った食器を片付けて自室に向かう。
相変わらずアホなシルを眺めながら俺も食事を終え、食器を片付ける。
「はいお兄ちゃん!」
「さんきゅエリナ」
「うん!」
エリナに渡されたバッグを抱え、すでにもぬけの殻となっていたリビングを出る。
リゾート地って過去一度も行ったこと無いんだよな。江の島の海水浴場をリゾート地としてカウントするなら何度か行ったことになるが、少なくともリゾートホテルは初めてだ。民宿すら行ったこと無いからな。
少しだけ、浮つく心を抑えながらエリナと家を出て、最後の一台になっていた魔導駆動バスに乗り込む。
うん。楽しみだ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
――次回、水着回!
本作は小説家になろう、カクヨムでも掲載しております。
よろしければそちらでも応援いただけますと励みになります。
また、小説家になろう版は、序盤から新規に挿絵を大量に追加したうえで、一話当たりの文字数調整、加筆修正、縦読み対応の改稿版となります。
ファンアート、一部重複もありますが、総数で100枚を超える挿絵を掲載し、九章以降ではほぼ毎話挿絵を掲載しております。
是非挿絵だけでもご覧くださいませ。
特に前々回から連載しております水着回は必見です!絵師様の渾身のヒロインたちの水着絵を是非ご覧ください!
小説家になろう版やカクヨム版ヘタレ転移者の方でもブクマ、評価の方を頂けましたら幸いです。
0
あなたにおすすめの小説
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる