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第163話 ご当地
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~織原朔真視点~
冷や汗がドッと出た。周囲の何人かの男子達が騒いでいるのは聞こえていたが、まさか新界さんとルブタンさんがここに来ているとは思わなかった。
「ルブタンじゃね?」
「いやご当地ルブタンだろ?」
「誰がご当地じゃ!?」
ルブタンさんは配信と変わらない反応をヒソヒソと話していた男子生徒達に見せる。変な感じがした。配信で何度もコラボをして、向こうも親しみを持って話してくれているのに、この現実世界で彼等は僕のことを知らない。
僕は出来上がったタピ焼きの2つを新界さんに渡した。
「どーも」
新界さんはそう言って受け取ると、お金を払う。僕はお釣りを渡して、お礼を言おうとした。
「…ぁ、ありがとうござぃました……」
消え入るような声で言うと、ルブタンさんが突っ掛かってくる。
「あん?なんて?」
僕は彼等に目を合わせられない。恥ずかしいからとか発作が起きるからとかそういうのではないし、目があったからと言って僕がエドヴァルドであることがわかるわけではない。だけど目を見て話すことができなかった。
ルブタンさんが覗き込むようにして僕を見ると、彼等の後ろから2人組の女性が話しかけてきた。
「ちょっと!絡まないでよ私の後輩に!」
「ルブタンさんは毒なんだから、純粋な男子高校生と関わっちゃダメだって」
20代前半の女性達はルブタンさんと親しげに話す。
「毒ってなんやねん!?」
ルブタンさんのツッコミを無視して女性2人が僕に言った。
「ごめんねぇ~、この人ゲームのやりすぎで頭壊れちゃってて」
「そうそう、だから気にしないでね?」
2人の声を僕は知っていた。
「あっ……」
僕はそう声を漏らすと、2人の顔が2次元に変化していくのが見えた。
──Vユニのキリカさんと零夏さんだ……
その2人と神楽坂さんと僕でフォートトゥナイトの配信をしたことがある。キリカさんに至っては田中カナタ杯で1V1をしている。
僕は2人にもお礼を言った。高めの声で。
「ぁ、ぁりがとうござぃます……」
キリカさんが口を開く。
「良いの良いの!あっ、一応私この学校のOGだから!!宜しくね♪」
すると零夏さんが横から口を挟んだ。
「ちょっとぉ~男子高校生に媚びて何が目的ぃ?」
「失敬だな!私は後輩には甘々な先輩だったんだぞ!?それに私には好きな推しが……」
キリカさんが内股気味になってそう言うと、零夏さんが言った。
「エドヴァルドさんね」
「うっ!!……ゴホッゴホッ!!」
僕はむせ返り、2人にも品物を渡した。
「だ、大丈夫?」
キリカさんは少し驚きながら僕に声をかける。
──コラボした時はそんなことひとっつも言わなかったのに……
僕は大丈夫であると激しく頷いて表現し、その場を濁した。キリカさんと零夏さんは最後まで僕の心配をしてくれたが、会計を終えると新界さんとルブタンさんの方へと歩いていった。しかしその4人組は廊下には出ずに教室のイートインスペースに座り出した。
「懐かしいぃ~、この机に椅子!」
「どこも一緒やろ?てかなんでエドが好きなん?」
「それはやっぱりぃ~」
流石のキリカさんもここは小声で話した。耳を澄ましていないと聞こえない程度のボリュームだ。
白状すると僕はこの時、接客1対キリカさんの話9の割合で聞いていた。
「カナタ杯があったじゃないですか?その時の1V1でボコられて…好きになっちゃった……」
「ドMか!?」
ルブタンさんのツッコミが教室内に響き渡る。
「だってあの時、私に負けてたら優勝なんて出来なかったんですよ?なのに果敢に私に挑んできて…めちゃくちゃ格好よくないですか?」
「確かにエドは格好良いかもな、歌も上手いし」
新界さんの言葉に僕はついにやついてしまう。それを松本さんに見られて釘を刺された。
「ちょっ、何にやついてんの?もしかしてさっきの女の人に優しくされて……」
僕は首を横に振りながら否定して再び新界さん達の話しに集中した。勿論、レジをキチンとこなして。
「そう!そうそう!!」
「聴いた聴いた!私もまたコラボしたいなぁ~……てか新界さんは昨日コラボしてましたよね?」
「あ~、田山君と一緒にね」
「とうとうVも国民的アイドルとコラボするようになったんだよなぁ」
零夏さんがそう溢すと、教室に一ノ瀬さんが入ってきた。僕らと同じクラスTシャツを着ていた。
「あのっ!」
「やっほ~!」
「MANAMIちゃ~ん!」
「ぉ、ぉっす~……」
「お疲れ様です」
どうやらこの4人を文化祭に誘ったのは一ノ瀬さんのようだ。一ノ瀬さんは4人の座るテーブルに近付いてから小声で話した。
「こ、ここではVの話しはちょっと……」
「え~別にバレないよ?」
「大丈夫だって!!」
Vユニの2人がそう言うと、一ノ瀬さんは僕の方をチラチラと見ながら言った。
「そ、その…特にエドヴァルドさんの話はですね……あまりしない方が……」
「え~なんでぇ?」
キリカさんが疑問を投げ掛けると零夏さんが言った。
「あっもしかして!!MANAMIちゃんも好きだとか?」
一ノ瀬さんはレジをしている僕を真っ直ぐ見つめた。僕は視線を逸らすが、一ノ瀬さんの顔が赤くなるのが一瞬見えた。一ノ瀬さんはきっと、ここで否定してしまうと本人の僕を否定することになってしまう為、気を遣っているのだが、上手く言葉を見つけられないでいるのだろう。
──僕に構わず否定してくれれば良いのに……
すると、新界さんが言った。
「かたりんでしょ?」
その言葉にキリカさんが反応する。
「そっか!ここかたりんが通ってる高校なんだよね?え、私の後輩ってこと!?やばくない??」
「おるおる、そうやってイキる奴」
「はぁ?」
キリカさんがルブタンさんを睨み付けると、零夏さんが口を開く。
「でもぉ、かたりんがV好きだって聞いて凄く嬉しかったなぁ」
「わかる!でも私はあの放送を見て、複雑だった」
「なんで?」
「だってあんなに可愛くて若い子がエドヴァルドさん推してるんだもん。私に勝ち目ないじゃん?」
「そこはぁ、私達の強味を活かすべきでしょ?」
「強味って?」
「Vの力を存分に発揮する!ということでMANAMIちゃん?この子入れてエドヴァルドさんとコラボ配信してあげてよ?」
「えっ?……そ、それは──」
「新界さんからもお願いします!!」
新界さんはタピ焼きを頬張りながら喋った。
「ん~まぁ、エド次第だけど今度話してみるよ。てかこれ結構旨い」
「あ、ありがとうございます!!B組のツブツブアイスも美味しいですから行きましょう?」
一ノ瀬さんはそう言って、4人を廊下に出した。そして僕に向かって手を合わせながら礼をして4人を案内する。
その時、僕のスマホが震えた。
恐る恐る確認すると、カミカさんからだった。
『着いたよん^^』
冷や汗がドッと出た。周囲の何人かの男子達が騒いでいるのは聞こえていたが、まさか新界さんとルブタンさんがここに来ているとは思わなかった。
「ルブタンじゃね?」
「いやご当地ルブタンだろ?」
「誰がご当地じゃ!?」
ルブタンさんは配信と変わらない反応をヒソヒソと話していた男子生徒達に見せる。変な感じがした。配信で何度もコラボをして、向こうも親しみを持って話してくれているのに、この現実世界で彼等は僕のことを知らない。
僕は出来上がったタピ焼きの2つを新界さんに渡した。
「どーも」
新界さんはそう言って受け取ると、お金を払う。僕はお釣りを渡して、お礼を言おうとした。
「…ぁ、ありがとうござぃました……」
消え入るような声で言うと、ルブタンさんが突っ掛かってくる。
「あん?なんて?」
僕は彼等に目を合わせられない。恥ずかしいからとか発作が起きるからとかそういうのではないし、目があったからと言って僕がエドヴァルドであることがわかるわけではない。だけど目を見て話すことができなかった。
ルブタンさんが覗き込むようにして僕を見ると、彼等の後ろから2人組の女性が話しかけてきた。
「ちょっと!絡まないでよ私の後輩に!」
「ルブタンさんは毒なんだから、純粋な男子高校生と関わっちゃダメだって」
20代前半の女性達はルブタンさんと親しげに話す。
「毒ってなんやねん!?」
ルブタンさんのツッコミを無視して女性2人が僕に言った。
「ごめんねぇ~、この人ゲームのやりすぎで頭壊れちゃってて」
「そうそう、だから気にしないでね?」
2人の声を僕は知っていた。
「あっ……」
僕はそう声を漏らすと、2人の顔が2次元に変化していくのが見えた。
──Vユニのキリカさんと零夏さんだ……
その2人と神楽坂さんと僕でフォートトゥナイトの配信をしたことがある。キリカさんに至っては田中カナタ杯で1V1をしている。
僕は2人にもお礼を言った。高めの声で。
「ぁ、ぁりがとうござぃます……」
キリカさんが口を開く。
「良いの良いの!あっ、一応私この学校のOGだから!!宜しくね♪」
すると零夏さんが横から口を挟んだ。
「ちょっとぉ~男子高校生に媚びて何が目的ぃ?」
「失敬だな!私は後輩には甘々な先輩だったんだぞ!?それに私には好きな推しが……」
キリカさんが内股気味になってそう言うと、零夏さんが言った。
「エドヴァルドさんね」
「うっ!!……ゴホッゴホッ!!」
僕はむせ返り、2人にも品物を渡した。
「だ、大丈夫?」
キリカさんは少し驚きながら僕に声をかける。
──コラボした時はそんなことひとっつも言わなかったのに……
僕は大丈夫であると激しく頷いて表現し、その場を濁した。キリカさんと零夏さんは最後まで僕の心配をしてくれたが、会計を終えると新界さんとルブタンさんの方へと歩いていった。しかしその4人組は廊下には出ずに教室のイートインスペースに座り出した。
「懐かしいぃ~、この机に椅子!」
「どこも一緒やろ?てかなんでエドが好きなん?」
「それはやっぱりぃ~」
流石のキリカさんもここは小声で話した。耳を澄ましていないと聞こえない程度のボリュームだ。
白状すると僕はこの時、接客1対キリカさんの話9の割合で聞いていた。
「カナタ杯があったじゃないですか?その時の1V1でボコられて…好きになっちゃった……」
「ドMか!?」
ルブタンさんのツッコミが教室内に響き渡る。
「だってあの時、私に負けてたら優勝なんて出来なかったんですよ?なのに果敢に私に挑んできて…めちゃくちゃ格好よくないですか?」
「確かにエドは格好良いかもな、歌も上手いし」
新界さんの言葉に僕はついにやついてしまう。それを松本さんに見られて釘を刺された。
「ちょっ、何にやついてんの?もしかしてさっきの女の人に優しくされて……」
僕は首を横に振りながら否定して再び新界さん達の話しに集中した。勿論、レジをキチンとこなして。
「そう!そうそう!!」
「聴いた聴いた!私もまたコラボしたいなぁ~……てか新界さんは昨日コラボしてましたよね?」
「あ~、田山君と一緒にね」
「とうとうVも国民的アイドルとコラボするようになったんだよなぁ」
零夏さんがそう溢すと、教室に一ノ瀬さんが入ってきた。僕らと同じクラスTシャツを着ていた。
「あのっ!」
「やっほ~!」
「MANAMIちゃ~ん!」
「ぉ、ぉっす~……」
「お疲れ様です」
どうやらこの4人を文化祭に誘ったのは一ノ瀬さんのようだ。一ノ瀬さんは4人の座るテーブルに近付いてから小声で話した。
「こ、ここではVの話しはちょっと……」
「え~別にバレないよ?」
「大丈夫だって!!」
Vユニの2人がそう言うと、一ノ瀬さんは僕の方をチラチラと見ながら言った。
「そ、その…特にエドヴァルドさんの話はですね……あまりしない方が……」
「え~なんでぇ?」
キリカさんが疑問を投げ掛けると零夏さんが言った。
「あっもしかして!!MANAMIちゃんも好きだとか?」
一ノ瀬さんはレジをしている僕を真っ直ぐ見つめた。僕は視線を逸らすが、一ノ瀬さんの顔が赤くなるのが一瞬見えた。一ノ瀬さんはきっと、ここで否定してしまうと本人の僕を否定することになってしまう為、気を遣っているのだが、上手く言葉を見つけられないでいるのだろう。
──僕に構わず否定してくれれば良いのに……
すると、新界さんが言った。
「かたりんでしょ?」
その言葉にキリカさんが反応する。
「そっか!ここかたりんが通ってる高校なんだよね?え、私の後輩ってこと!?やばくない??」
「おるおる、そうやってイキる奴」
「はぁ?」
キリカさんがルブタンさんを睨み付けると、零夏さんが口を開く。
「でもぉ、かたりんがV好きだって聞いて凄く嬉しかったなぁ」
「わかる!でも私はあの放送を見て、複雑だった」
「なんで?」
「だってあんなに可愛くて若い子がエドヴァルドさん推してるんだもん。私に勝ち目ないじゃん?」
「そこはぁ、私達の強味を活かすべきでしょ?」
「強味って?」
「Vの力を存分に発揮する!ということでMANAMIちゃん?この子入れてエドヴァルドさんとコラボ配信してあげてよ?」
「えっ?……そ、それは──」
「新界さんからもお願いします!!」
新界さんはタピ焼きを頬張りながら喋った。
「ん~まぁ、エド次第だけど今度話してみるよ。てかこれ結構旨い」
「あ、ありがとうございます!!B組のツブツブアイスも美味しいですから行きましょう?」
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