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第175話 昇天
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~文化祭実行委員視点~
舞台袖にて私はマイクの管理をしていた。既に多くの生徒達がワイヤレスマイクを使って自分の作った曲、有名アーティスト達のカバーをそれで歌った。
これから学校の、そして日本を代表するアイドル、音咲華多莉ちゃんにマイクを渡す。なんでも彼女は、事故に巻き込まれたらしく遅れており、既にLIVEの開始時間の5分が過ぎていた。
正直、私とは住む世界が違いすぎて、彼女にあまり興味を抱けなかった。女としてのそもそもの種族が違うんだと勝手に思っていたがしかし、夏休み最後のワイドデショーに私の最推しであるエドヴァルドが出た回で、私は彼女に共感してしまった。
話を聞く限り彼女の方が古参であることは間違いない。エドのグッズがあるなんて知らなかった。無名の頃の彼を応援してくれて感謝しているくらいだ。LIVEが始まる直前、私が彼女にマイクを渡す時に同じエドの民であることをアピールしようとも考えている。
エドヴァルドの話を彼女としたい。議題をあげるとすれば、今後どのような配信をすればエドヴァルドの魅力を最大限に活かすことができるか、だ。
しかし既に私の中で答えは出ている。
それはASMR配信だ。
あの声で囁かれたらおそらく天に昇る。今まで幾度となく男性声優やイケボと呼ばれる配信者のASMR動画で昇天しかけたことがあった。しかしエドヴァルドなら確実に飛ぶ自信がある。
その時のセリフは何が良いだろうか?
命令口調?それとも子どもを叱るような言い方で『悪い子だな』って言われたい?いや『良い子だ』って誉めて貰いたいかも。
──あぁ、決められない!!やってくんないかな……でもASMR用のマイクってめちゃくちゃ高いって聞くし……まだまだ先の話かな?
私は机の上に置いてある今まで何度も手渡したワイヤレスマイクを見た。するとそのマイクを持ち出す男子生徒が突如として現れた。
当然、私は注意をする。
「ちょっと!?勝手に触らないでよ!!」
ここはステージの照明を間接的に浴びた暗い舞台袖だ。その為、マイクを持ち出す男子生徒の顔はよく見えなかった。私の注意によりその男子生徒は近付いてくる。
──なに!?襲うつもり!?
恐くなった私は目を瞑ると、その男子生徒は耳元で囁いた。
「良い子だから。静かにしていてくれ」
耳から爪先にかけて痺れるような低音が突き抜けたかと思うと、その瞬間私は力が抜けてその場にへたり込んでしまった。そして力の抜けた返事をする。
「は、はひぃ……♡」
──────────────────────────────────────────────────
~東堂キリカ視点~
SNSでの発信を眺めながら、かたりんの到着を今か今かと母校の懐かしい体育館で待っていた。それはまるで24時間テレビのマラソンのような感じだった。体育館にいる観客達は期待を募らせる。既に予定していたであろう時刻を過ぎているが、誰も文句を言わない。そんな観客達とは対照的に運営に回った生徒達は不安そうに走り回っていた。
私の所属する『V verse union』略してVユニも初めてのリアルイベントを約1ヶ月程前に行った。その時の運営スタッフ達がてんやわんやしていたのを思い出す。
私があの時のことを思って、うっすら笑みを浮かべると、隣にいる零夏が訊いてきた。
「どうしたの?」
「いや、この前のイベント思い出してさ」
「あ~、大変だったよね。けど──」
「楽しかった」
零夏は自分の台詞を奪われたことに、はにかむ。
「あの時のお客さん達もこんな感じで待ってたのかな?」
「そうだと嬉しい」
私達の会話にルブタンさんが入ってきた。
「なんや?」
零夏は応える。
「ううん。内緒」
「はぁ?」
配信のノリで悪態をつこうとするルブタンさんだが、舞台を踏み鳴らす音が聞こえてきた為に私達は会話を中断する。
照明で照らされた舞台に注目した。
かたりんとは似ても似つかない男の子がワイヤレスマイクを握り締めて舞台中央に立った。いよいよ始まる。よく見るとその男の子はMANAMIちゃんのクラスにいたルブタンさんがダル絡みをしていた見るからに陰キャっぽい男の子だった。
その男の子はマイクを口元に運び、喋る。初めはその男の子も文化祭の実行委員の1人かと思った。てっきりこれから始まるかたりんのLIVEの注意事項をアナウンスするものだとそう予想していた。しかしその予想は外れる。
「待てよ」
どうやら注意事項のアナウンスをしにきたわけじゃないようだ。周囲にいた運営スタッフ達も慌てた様子だ。
男の子は続ける。
「まだだろ?」
初めこそ気付きはしなかったものの、その二言目で男の子の持つ声が思いのほか、良い声だと気が付いた。
私は零夏を見た。零夏も私を見る。お互いがこの会場内の空気を察知し始めたのだ。配信の癖からか、ヤバい空気感っていうのを熟知している。きっとこれからよくない空気になるだろうと私達は無言で確かめ合った。
するとスピーカーから音楽が流れ始める。カチャッという昔ながらのテープを再生するような音が聞こえたかと思うと、シンセサイザーのような電子音が一定の旋律を奏で始めた。
「うわぁー」
「あちゃー」
私と零夏は舞台上にいる男の子から目を覆った。文化祭あるあるというか、なんというか。陰キャがイキって学生最後の思い出を刻みにきた。それが普通の文化祭ならまだしも、かたりんのLIVEをジャックするなんて考えられない。空気の読めなさがエグい。どことなく迷惑系のユーチューバーを見ているような感覚に陥った。
「やりよったぁ~!!」
ルブタンさんはその光景を楽しむように煽る。最早、そうやって笑いにしてあげなければ彼が余計に惨めになってしまうかもしれない。はしゃぐルブタンさんの横で新界さんが怪訝な表情をしている。流石の新界さんもこれには苦言を呈するだろうと思ったが、新界さんは意外なことを発言した。
「なんかさ、聞いたことない?」
私は訊いた。
「この曲ですか?」
「違う違う、あの子の声だよ」
シンセサイザーの音からベースとギターのアンサンブル。ドラムがリズムを叩き始めた。男の子はそのリズムを確かめるように乗りながらマイクに声を吹き込んだ。
英語の歌詞だった。
零夏は言う。
「洋楽かよー!!もう本当に空気読めないなぁ~!!」
知っている洋楽ならまだしも知らない洋楽はカラオケ等で歌うのは御法度である。私も零夏の発言に賛成だ。しかし思ったよりも男の子の歌は上手かった。いやかなり上手い。
「上手くね?」
ルブタンさんがそう言うと、私は男の子の歌をまともに聴く姿勢となった。
「うまっ……」
私がそう溢すと零夏も賛同する。
「え?めっちゃ格好良くない?」
その反応は私達以外にも波及していた。
「え?誰!?」
「うっま!!」
「思ったよりも上手くてうけるんだけど!?」
やるじゃん陰キャ男子と舞台にいるその子を見上げていると、新界さんが呟いた。
「エド?」
それを受けてルブタンさんが言う。
「わかる!エドヴァルドの声にめっちゃ似てるわ」
そう言われるとそのように聞こえてくる。私は目を瞑って男の子の声に集中した。
オレンジ色の髪、挑発的な目に低音が遠くまで響くその声。彼のたった1回の歌枠を今まで何度も聴いてきた。違う、そんなわけない、突然のことで信じられない自分と彼の歌声を聞いてきた自分の感覚が喧嘩し始める。しかし冷静になると徐々に1つの答えに絞りこまれた。これはもう疑う余地はない。
「えっ!?本人!!?」
舞台袖にて私はマイクの管理をしていた。既に多くの生徒達がワイヤレスマイクを使って自分の作った曲、有名アーティスト達のカバーをそれで歌った。
これから学校の、そして日本を代表するアイドル、音咲華多莉ちゃんにマイクを渡す。なんでも彼女は、事故に巻き込まれたらしく遅れており、既にLIVEの開始時間の5分が過ぎていた。
正直、私とは住む世界が違いすぎて、彼女にあまり興味を抱けなかった。女としてのそもそもの種族が違うんだと勝手に思っていたがしかし、夏休み最後のワイドデショーに私の最推しであるエドヴァルドが出た回で、私は彼女に共感してしまった。
話を聞く限り彼女の方が古参であることは間違いない。エドのグッズがあるなんて知らなかった。無名の頃の彼を応援してくれて感謝しているくらいだ。LIVEが始まる直前、私が彼女にマイクを渡す時に同じエドの民であることをアピールしようとも考えている。
エドヴァルドの話を彼女としたい。議題をあげるとすれば、今後どのような配信をすればエドヴァルドの魅力を最大限に活かすことができるか、だ。
しかし既に私の中で答えは出ている。
それはASMR配信だ。
あの声で囁かれたらおそらく天に昇る。今まで幾度となく男性声優やイケボと呼ばれる配信者のASMR動画で昇天しかけたことがあった。しかしエドヴァルドなら確実に飛ぶ自信がある。
その時のセリフは何が良いだろうか?
命令口調?それとも子どもを叱るような言い方で『悪い子だな』って言われたい?いや『良い子だ』って誉めて貰いたいかも。
──あぁ、決められない!!やってくんないかな……でもASMR用のマイクってめちゃくちゃ高いって聞くし……まだまだ先の話かな?
私は机の上に置いてある今まで何度も手渡したワイヤレスマイクを見た。するとそのマイクを持ち出す男子生徒が突如として現れた。
当然、私は注意をする。
「ちょっと!?勝手に触らないでよ!!」
ここはステージの照明を間接的に浴びた暗い舞台袖だ。その為、マイクを持ち出す男子生徒の顔はよく見えなかった。私の注意によりその男子生徒は近付いてくる。
──なに!?襲うつもり!?
恐くなった私は目を瞑ると、その男子生徒は耳元で囁いた。
「良い子だから。静かにしていてくれ」
耳から爪先にかけて痺れるような低音が突き抜けたかと思うと、その瞬間私は力が抜けてその場にへたり込んでしまった。そして力の抜けた返事をする。
「は、はひぃ……♡」
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~東堂キリカ視点~
SNSでの発信を眺めながら、かたりんの到着を今か今かと母校の懐かしい体育館で待っていた。それはまるで24時間テレビのマラソンのような感じだった。体育館にいる観客達は期待を募らせる。既に予定していたであろう時刻を過ぎているが、誰も文句を言わない。そんな観客達とは対照的に運営に回った生徒達は不安そうに走り回っていた。
私の所属する『V verse union』略してVユニも初めてのリアルイベントを約1ヶ月程前に行った。その時の運営スタッフ達がてんやわんやしていたのを思い出す。
私があの時のことを思って、うっすら笑みを浮かべると、隣にいる零夏が訊いてきた。
「どうしたの?」
「いや、この前のイベント思い出してさ」
「あ~、大変だったよね。けど──」
「楽しかった」
零夏は自分の台詞を奪われたことに、はにかむ。
「あの時のお客さん達もこんな感じで待ってたのかな?」
「そうだと嬉しい」
私達の会話にルブタンさんが入ってきた。
「なんや?」
零夏は応える。
「ううん。内緒」
「はぁ?」
配信のノリで悪態をつこうとするルブタンさんだが、舞台を踏み鳴らす音が聞こえてきた為に私達は会話を中断する。
照明で照らされた舞台に注目した。
かたりんとは似ても似つかない男の子がワイヤレスマイクを握り締めて舞台中央に立った。いよいよ始まる。よく見るとその男の子はMANAMIちゃんのクラスにいたルブタンさんがダル絡みをしていた見るからに陰キャっぽい男の子だった。
その男の子はマイクを口元に運び、喋る。初めはその男の子も文化祭の実行委員の1人かと思った。てっきりこれから始まるかたりんのLIVEの注意事項をアナウンスするものだとそう予想していた。しかしその予想は外れる。
「待てよ」
どうやら注意事項のアナウンスをしにきたわけじゃないようだ。周囲にいた運営スタッフ達も慌てた様子だ。
男の子は続ける。
「まだだろ?」
初めこそ気付きはしなかったものの、その二言目で男の子の持つ声が思いのほか、良い声だと気が付いた。
私は零夏を見た。零夏も私を見る。お互いがこの会場内の空気を察知し始めたのだ。配信の癖からか、ヤバい空気感っていうのを熟知している。きっとこれからよくない空気になるだろうと私達は無言で確かめ合った。
するとスピーカーから音楽が流れ始める。カチャッという昔ながらのテープを再生するような音が聞こえたかと思うと、シンセサイザーのような電子音が一定の旋律を奏で始めた。
「うわぁー」
「あちゃー」
私と零夏は舞台上にいる男の子から目を覆った。文化祭あるあるというか、なんというか。陰キャがイキって学生最後の思い出を刻みにきた。それが普通の文化祭ならまだしも、かたりんのLIVEをジャックするなんて考えられない。空気の読めなさがエグい。どことなく迷惑系のユーチューバーを見ているような感覚に陥った。
「やりよったぁ~!!」
ルブタンさんはその光景を楽しむように煽る。最早、そうやって笑いにしてあげなければ彼が余計に惨めになってしまうかもしれない。はしゃぐルブタンさんの横で新界さんが怪訝な表情をしている。流石の新界さんもこれには苦言を呈するだろうと思ったが、新界さんは意外なことを発言した。
「なんかさ、聞いたことない?」
私は訊いた。
「この曲ですか?」
「違う違う、あの子の声だよ」
シンセサイザーの音からベースとギターのアンサンブル。ドラムがリズムを叩き始めた。男の子はそのリズムを確かめるように乗りながらマイクに声を吹き込んだ。
英語の歌詞だった。
零夏は言う。
「洋楽かよー!!もう本当に空気読めないなぁ~!!」
知っている洋楽ならまだしも知らない洋楽はカラオケ等で歌うのは御法度である。私も零夏の発言に賛成だ。しかし思ったよりも男の子の歌は上手かった。いやかなり上手い。
「上手くね?」
ルブタンさんがそう言うと、私は男の子の歌をまともに聴く姿勢となった。
「うまっ……」
私がそう溢すと零夏も賛同する。
「え?めっちゃ格好良くない?」
その反応は私達以外にも波及していた。
「え?誰!?」
「うっま!!」
「思ったよりも上手くてうけるんだけど!?」
やるじゃん陰キャ男子と舞台にいるその子を見上げていると、新界さんが呟いた。
「エド?」
それを受けてルブタンさんが言う。
「わかる!エドヴァルドの声にめっちゃ似てるわ」
そう言われるとそのように聞こえてくる。私は目を瞑って男の子の声に集中した。
オレンジ色の髪、挑発的な目に低音が遠くまで響くその声。彼のたった1回の歌枠を今まで何度も聴いてきた。違う、そんなわけない、突然のことで信じられない自分と彼の歌声を聞いてきた自分の感覚が喧嘩し始める。しかし冷静になると徐々に1つの答えに絞りこまれた。これはもう疑う余地はない。
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