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第176話 乱反射
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~鷲見カンナ視点~
『待てよ』その台詞を聞いてもしやと思った。音楽がかかり、周囲の冷ややかな声を嘲笑うかのように歌うその姿勢とその声はエドヴァルド・ブレインそのものだった。
「エドヴァルドさん!?」
私がそう溢すと、彼の歌声に魅せられ乗っていた後輩のレレとエミル、パウラが言った。
「本人ですか!?」
「うっそぉ~!?どうりで上手いわけだよ」
「え~~!」
彼の歌声に盛り上がる観客は彼がVチューバーエドヴァルド・ブレインであることをまだわかっていない。大人しいオタク男子が歌で無双している光景に対して盛り上がっているだけである。一体何人の観客が彼が有名Vチューバーであることに気付くのだろうか。
後輩のエドヴァルドさん推しのマリアが涙を流しながらドラムの音に合わせてリズミカルに頷いている。
「号泣かよ!?」
私はもう片一方の隣にいるカミカさんと恋さんに視線を向けた。カミカさんと恋さんは舞台にいるエドヴァルドさんを心配そうに見つめていた。
「知ってたんですか?彼がエドヴァルドさんだって」
2人は頷く。
「良いんですか!?ここで歌っちゃってても?」
カミカさんが言った。
「わからない。何か理由があって歌ってると思うんだけど、正直かなりリスクのある行為だよね?」
素晴らしい歌声よりも元々正体を知っている2人にとってはこの先の彼の行く末の方が気掛かりなのだろう。かくいう私もこれから彼に待ち受ける未来を想像できなかった。
不安に駆られた私は、最早彼の歌に集中できなかった。そして先程まで見ていたスマホを見る。このLIVEは現在生配信中である。私はそのチャンネルに飛んだ。
「46万!!?」
同時接続者数が46万人もいた。私は恐る恐るコメント欄を覗いた。コメントの流れの早さに溺れそうになりながら視聴者の反応を見た。
〉うまっ
〉やるやん
〉光を浴びた陰キャ
〉エドっぽくね?
〉これ何の曲?
〉かたりんのLIVE汚すな
〉歌上手くて草
〉早く舞台おりろ
〉エドヴァルドか?
〉英語の発音悪い
〉上手すぎwww
〉たしかにエドヴァルドっぽい
〉エドじゃなくね?
〉映画の劇中歌だったと思う
〉力入りすぎじゃね?
〉上手いな
〉かたりんってエドヴァルド好きだったからそういうこと?
〉歌うますぎんだろ!!
〉どう聞いたってエドヴァルドだろ?こんな歌い手日本に2人もいてたまるかよ
コメント欄もエドヴァルドさんに気付き始めた一方で、歌はサビに入り更に盛り上がり始める。
彼のサビを聞いて私の不安の感情は一気に消え去った。心が震え、視線をスマホに写るエドヴァルドさんからステージ上のエドヴァルドさんに移す。彼だけに焦点が絞られていく感覚に陥った。私と彼しかいない空間。握っていたスマホを持つ腕がだらりと弛緩し、手からスマホが離れた。私は呼吸も忘れて彼の歌声とその姿に釘付けとなった。
──────────────────────────────────────────────────
~音咲鏡三視点~
力が入りすぎている。彼の実力はこんなものではない。それに気付いている観客は皆無だ。
私は溜め息を漏らす。彼が表現しようとしているのはこの曲ではない。私への、親への怒りだ。
このままでは、いくら彼の歌と言っても聴く価値はない。
──1番が終われば帰ろう。
そう思い、私は一歩後退した。しかしその時、この曲のサビに入った。そこで私は足を止めた。
──集中し始めたか……
この曲のサビに思い入れがあるのだろうか、ようやく怒りからこの曲を使って、自分自身を表現し始めた。
全身の細胞が震える感覚。一体いつぶりだろうか。つい口元が緩んでしまう。
「素晴らしい……」
──────────────────────────────────────────────────
~織原朔真視点~
がむしゃらに怒りをぶつけた。ふざけるなと言いたかった。だからこそ人の視線はあまり気にならなかったのかもしれない。怒りの感情が僕を包む。しかし、この曲のサビに入って我に返った。
「~can be anything♪︎」
直訳で『何にでもなれる』だ。それは別人にだって、理想の人にだって、Vチューバーにだってなれることを意味している。何かに塞ぎ込んでしまった人、そこから脱したいと願う人、自分のことが嫌いになってしまった人、自分のことを好きになりたい人、そんな人達を僕は応援したい。君はなんにでもなれる。そう伝えたい。そして僕自身もそうでありたい。
僕は1番を歌いきった。お客さん達の声援が聞こえる。顔が見える。いつもならここで動悸が起きるものだが、そんなものを待ち構える気も起きない。自分が歌に集中しているのがわかる。
カミカさんがいる。恋さんがいる、鷲見さんや新界さん、ルブタンさんもいる。舞台袖には薙鬼流や一ノ瀬さんがいる。
その時僕は不思議な感覚に陥った。夢のような感覚。彼等彼女等の顔がネット越しの2次元のアイコンに変換されたのだ。
そしてそのまま2番に突入する。
Vチューバーやストリーマーだけではない。ここにいる生徒達全員が持つもう一つの顔が見えてくるような気がした。
僕は2番の歌詞を歌いながら音咲さんのことを想う。
──今君はどんな想いでここに来ているんだろうか?エドヴァルドの正体が僕でガッカリしていないだろうか?でもね、これだけは言いたいんだ。ありがとうって、君がいなければ今の僕はいない。
──────────────────────────────────────────────────
~松本美優視点~
織原が舞台上で歌うのを、定点カメラ越しから視線を外して、自分の目で見た。
私の周りにいる生徒は口々に言っていた。
「エドヴァルドじゃね?」
「Vチューバーの?」
「確かに似てる……」
「アイツ誰だっけ?」
「隣のクラスのやつだよな?」
初めこそ織原の歌声に反応を示していた生徒達もサビが終わり、2番に入ると歌に集中し始めた。
私は呟く。
「やっぱり、織原ってエドヴァルドだったんだ…似てるなとは思ってたけど、まさか本人だったなんて」
私の呟きに茉優が反応した。
「私は気付いてたけどね」
「えっ!?」
「あれだけ有名になれば、わかるでしょ?」
茉優の観察眼?には驚いた。そして私は織原の歌を聴きながら込み上げてくる想いを吐露する。
「Vチューバーのことってあんまりわかってないんだけど、こうやって正体を明かす事ってよくあることなの?」
「ん~私もそこまで詳しくないけど、たぶんないと思うよ」
「じゃあさ、なんで織原はこうやって人前に出てきたんだと思う?」
「それは……」
茉優は華多莉のお父さんを見た後に、俯き言い淀む。私はそんな茉優に言った。
「華多莉のためだよね……」
「そうと決まった訳じゃなくない!?」
悲観的になる私を茉優は否定してくれる。しかし私は茉優に言った。
「織原の歌を聴いてたらさ、伝わってくるんだぁ。アイツ……華多莉のこと好きなんだなぁって……」
溢れてくる私の涙に比例するように、どんどんと煌めきを増す織原の歌声。それに乱反射する私の涙が、織原を輝かせるせめてもの一助になれるようにと、私は祈った。
『待てよ』その台詞を聞いてもしやと思った。音楽がかかり、周囲の冷ややかな声を嘲笑うかのように歌うその姿勢とその声はエドヴァルド・ブレインそのものだった。
「エドヴァルドさん!?」
私がそう溢すと、彼の歌声に魅せられ乗っていた後輩のレレとエミル、パウラが言った。
「本人ですか!?」
「うっそぉ~!?どうりで上手いわけだよ」
「え~~!」
彼の歌声に盛り上がる観客は彼がVチューバーエドヴァルド・ブレインであることをまだわかっていない。大人しいオタク男子が歌で無双している光景に対して盛り上がっているだけである。一体何人の観客が彼が有名Vチューバーであることに気付くのだろうか。
後輩のエドヴァルドさん推しのマリアが涙を流しながらドラムの音に合わせてリズミカルに頷いている。
「号泣かよ!?」
私はもう片一方の隣にいるカミカさんと恋さんに視線を向けた。カミカさんと恋さんは舞台にいるエドヴァルドさんを心配そうに見つめていた。
「知ってたんですか?彼がエドヴァルドさんだって」
2人は頷く。
「良いんですか!?ここで歌っちゃってても?」
カミカさんが言った。
「わからない。何か理由があって歌ってると思うんだけど、正直かなりリスクのある行為だよね?」
素晴らしい歌声よりも元々正体を知っている2人にとってはこの先の彼の行く末の方が気掛かりなのだろう。かくいう私もこれから彼に待ち受ける未来を想像できなかった。
不安に駆られた私は、最早彼の歌に集中できなかった。そして先程まで見ていたスマホを見る。このLIVEは現在生配信中である。私はそのチャンネルに飛んだ。
「46万!!?」
同時接続者数が46万人もいた。私は恐る恐るコメント欄を覗いた。コメントの流れの早さに溺れそうになりながら視聴者の反応を見た。
〉うまっ
〉やるやん
〉光を浴びた陰キャ
〉エドっぽくね?
〉これ何の曲?
〉かたりんのLIVE汚すな
〉歌上手くて草
〉早く舞台おりろ
〉エドヴァルドか?
〉英語の発音悪い
〉上手すぎwww
〉たしかにエドヴァルドっぽい
〉エドじゃなくね?
〉映画の劇中歌だったと思う
〉力入りすぎじゃね?
〉上手いな
〉かたりんってエドヴァルド好きだったからそういうこと?
〉歌うますぎんだろ!!
〉どう聞いたってエドヴァルドだろ?こんな歌い手日本に2人もいてたまるかよ
コメント欄もエドヴァルドさんに気付き始めた一方で、歌はサビに入り更に盛り上がり始める。
彼のサビを聞いて私の不安の感情は一気に消え去った。心が震え、視線をスマホに写るエドヴァルドさんからステージ上のエドヴァルドさんに移す。彼だけに焦点が絞られていく感覚に陥った。私と彼しかいない空間。握っていたスマホを持つ腕がだらりと弛緩し、手からスマホが離れた。私は呼吸も忘れて彼の歌声とその姿に釘付けとなった。
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~音咲鏡三視点~
力が入りすぎている。彼の実力はこんなものではない。それに気付いている観客は皆無だ。
私は溜め息を漏らす。彼が表現しようとしているのはこの曲ではない。私への、親への怒りだ。
このままでは、いくら彼の歌と言っても聴く価値はない。
──1番が終われば帰ろう。
そう思い、私は一歩後退した。しかしその時、この曲のサビに入った。そこで私は足を止めた。
──集中し始めたか……
この曲のサビに思い入れがあるのだろうか、ようやく怒りからこの曲を使って、自分自身を表現し始めた。
全身の細胞が震える感覚。一体いつぶりだろうか。つい口元が緩んでしまう。
「素晴らしい……」
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~織原朔真視点~
がむしゃらに怒りをぶつけた。ふざけるなと言いたかった。だからこそ人の視線はあまり気にならなかったのかもしれない。怒りの感情が僕を包む。しかし、この曲のサビに入って我に返った。
「~can be anything♪︎」
直訳で『何にでもなれる』だ。それは別人にだって、理想の人にだって、Vチューバーにだってなれることを意味している。何かに塞ぎ込んでしまった人、そこから脱したいと願う人、自分のことが嫌いになってしまった人、自分のことを好きになりたい人、そんな人達を僕は応援したい。君はなんにでもなれる。そう伝えたい。そして僕自身もそうでありたい。
僕は1番を歌いきった。お客さん達の声援が聞こえる。顔が見える。いつもならここで動悸が起きるものだが、そんなものを待ち構える気も起きない。自分が歌に集中しているのがわかる。
カミカさんがいる。恋さんがいる、鷲見さんや新界さん、ルブタンさんもいる。舞台袖には薙鬼流や一ノ瀬さんがいる。
その時僕は不思議な感覚に陥った。夢のような感覚。彼等彼女等の顔がネット越しの2次元のアイコンに変換されたのだ。
そしてそのまま2番に突入する。
Vチューバーやストリーマーだけではない。ここにいる生徒達全員が持つもう一つの顔が見えてくるような気がした。
僕は2番の歌詞を歌いながら音咲さんのことを想う。
──今君はどんな想いでここに来ているんだろうか?エドヴァルドの正体が僕でガッカリしていないだろうか?でもね、これだけは言いたいんだ。ありがとうって、君がいなければ今の僕はいない。
──────────────────────────────────────────────────
~松本美優視点~
織原が舞台上で歌うのを、定点カメラ越しから視線を外して、自分の目で見た。
私の周りにいる生徒は口々に言っていた。
「エドヴァルドじゃね?」
「Vチューバーの?」
「確かに似てる……」
「アイツ誰だっけ?」
「隣のクラスのやつだよな?」
初めこそ織原の歌声に反応を示していた生徒達もサビが終わり、2番に入ると歌に集中し始めた。
私は呟く。
「やっぱり、織原ってエドヴァルドだったんだ…似てるなとは思ってたけど、まさか本人だったなんて」
私の呟きに茉優が反応した。
「私は気付いてたけどね」
「えっ!?」
「あれだけ有名になれば、わかるでしょ?」
茉優の観察眼?には驚いた。そして私は織原の歌を聴きながら込み上げてくる想いを吐露する。
「Vチューバーのことってあんまりわかってないんだけど、こうやって正体を明かす事ってよくあることなの?」
「ん~私もそこまで詳しくないけど、たぶんないと思うよ」
「じゃあさ、なんで織原はこうやって人前に出てきたんだと思う?」
「それは……」
茉優は華多莉のお父さんを見た後に、俯き言い淀む。私はそんな茉優に言った。
「華多莉のためだよね……」
「そうと決まった訳じゃなくない!?」
悲観的になる私を茉優は否定してくれる。しかし私は茉優に言った。
「織原の歌を聴いてたらさ、伝わってくるんだぁ。アイツ……華多莉のこと好きなんだなぁって……」
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